武満は言った 「防空壕の中で弾いていた 紙鍵盤の方が たくさんの音が聴こえていた」
出来上がった楽器よりも 作っている時の方が いろんな音が聴こえてくるんだ
Posted by アノニモス at AM 4:18 in 楽器工作 | Permalink Tweet
問題は そこに入れるかでなく 支点に 近づいていってしまうことなんだ 幾つもの条件が 黙ったまま変化してしまうんだ
それでも 犠牲と妥協を孕んだまま 次のステージへ 進んでゆく
残されたのは その犠牲と妥協が 最大公約数でなく 最小公倍数にすること あるいは その勇気
Posted by アノニモス at AM 10:12 in 楽器工作 | Permalink | Comments (0) Tweet
どうして ラの音が Aになっちゃったんだろう ドの音が Aだったら とっても便利なんだけれど 音叉だって ドの音だったら・・・
音叉が無い時代 調律は ドから始まっていた だから 様々な音律は もっと簡単な手順
ハニホヘトイロハだって CDEFGABに倣ってる ああ ややこしい!
Posted by アノニモス at PM 8:45 in 楽器工作 | Permalink | Comments (0) Tweet
今のジグソーパズルは きっと 本物のジグソーなんか 使ってないんだ
ノコギリの種類によって オガクズの種類も変わってくる 荒いもの 細かいもの イタいもの やわらかいもの
ヤスリや サンドペーパーも 含めて 僕は 糸ノコから出てくるオガクズが 一番 好きなんだ
硬い木 軟らかい木 軽金属… 糸ノコだって 材質に合わせて 刃の形も数も異なって それでも やっぱり 可愛いオガクズなんだ
Posted by アノニモス at PM 8:26 in 楽器工作 | Permalink | Comments (0) Tweet
シーソーには ふたつのピン ひとつめは 真ん中 上下の運動のために ふたつめは 後ろ 左右の抑制のために
もらえたのは 2ミリの隙間 あとは ギュっと詰め込んだ
グランドピアノも そうなんだけど 小さい楽器の方が 難しいんだ だから 面白いとも 言えるんだけどね
Posted by アノニモス at PM 7:55 in 楽器工作 | Permalink | Comments (0) Tweet
生まれた時から 一歩も動くことなく 長い年月の中で ゆっくり ゆっくり 高く 太く 成長していって
ある日 切断されて 最初の命が終わるんだ
それから 割かれて 切られて 遠い国にやってきた 長い年月の中で 細胞の中まで カラカラに乾いて
また ひとつにして 板になったよ でも もっと 細かく 切断するんだ 61本の鍵盤へ
そして 君は 新しい命が始まる 今度は 楽器としての命 だから 大切に 丁寧に
ありがとう 樹木くん
Posted by アノニモス at PM 7:46 in 楽器工作 | Permalink | Comments (0) Tweet
トランプは 知らんぷり スランプなら クランプをして くっついたら 離れない
ちょっとだけ 三次元 何が見えるの? 何が聴こえるの?
二次元のモノを 四次元にする時 たくさんの芸術が 生まれるんだ
羅列した おたまじゃくしに 音と時間という魂を注いだり
真っ白な キャンパスの上に 色と時間という魂を注いだり
無機質な マスの中に 文字と時間という魂を注いだり
Posted by アノニモス at PM 7:56 in 楽器工作 | Permalink | Comments (0) Tweet
右の頬を 打たれたら 左の頬を 差し出しなさい って言うけど
相手が 右利きなら 最初に打たれるのは きっと 左の頬だから
左の頬を 打たれたら 左の頬を 打ち返しなさい っていうのは どうだろう
もちろん グーで
Posted by アノニモス at PM 7:54 in 楽器工作 | Permalink | Comments (0) Tweet
今は まだ 平べったい 真っ平らを重ねていってるけど いずれ どうなるのかな
やがて 力が加わると きっと 歪んでいってしまうと思うんだ
でも 歪まないように たくさんの 言い訳を加えると たくさんの 慎重を重ねると
重くなってしまうから
ギリギリと思える 真っ平ら 後悔するのは 慣れているから このまま ギリギリの真っ平らを重ねてみよう
Posted by アノニモス at PM 7:03 in 楽器工作 | Permalink | Comments (0) Tweet
誰も見ない 背中なのに 自分でも見えない 背中なのに 綺麗な木目なんだよ
人ごみのせいにして 少し 距離を縮めて歩いてみれば 時々 肩とか腕とか 軽く くっついて
でも もう 背中が くっついたよ
誰も見ない 背中なのに 自分でも見えない 背中なのに ちゃんと いろんなモノを 感じてるんだ
Posted by アノニモス at PM 7:49 in 楽器工作 | Permalink | Comments (0) Tweet
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