空の玄関 夢の入口
韓国の空の玄関 仁川空港が
今日で 10周年を迎える
うーん もう そんなにたったんだ・・・
以前にも書いたのだが
私が 初めて 大韓民国の地に 足を踏み入れたのも
この 仁川国際空港だった
私は この時の旅を モチーフにして
日本ピアノ調律師協会 会報115号 (2001年7月号)に
「G戦場のコリア」という 創作を寄稿した
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ニッピの人にしか 伝わらない内容なんだけど・・・
この話の中に出てくる ユリサンジャという名称は
私が この初めての韓国旅行で 初めて買ったCD
男性2名のユニットで 韓国版オフコースのような音楽
そして 実際に 東海岸のソクチョから 北上した統一展望台や
板門店で経験した 終戦と休戦の 体感した違い
そんなものを ちりばめている
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ブログにも書いたように
私は 仁川空港に到着するまで
仁川空港の存在を 知らなかった
航空券を購入して そんなバカな! と思うだろうが
当時 購入した旅ガイドには 金浦空港しか載っておらず
ソウル行きのチケットで 別の空港に到着するなぞ 想像もしていなかった
仁川空港は 翌年 日本と韓国で開催される
Wカップに合わせて 建設されたそうで
私は 偶然 出来立ての 巨大な空港で ポツネンと佇んだのだ
あれから 10年
私は 当時
いつか韓国で 調律をしたい
そんな夢を 抱いたものだ
それから 10年
今では その夢が叶っている
友人もでき 言葉も少し話せるようになり
毎年 調律に行くことが出来ている
当時は すべてが漠然としていて
でも 強く 憧れと信念を抱き続けて
偶然も重なって 今に至っている
それは ある意味 とても勇気を与えてくれる経験
今から10年後
この現状から 眺めるに
自分は どうなってしまうのだろうか
不安なら 人間以外の動物にも抱ける
でも 希望は 人間だけが抱けるもの
こんな時だからこそ しっかり希望の力を信じていたい
おめでとう 仁川空港 10周年!
そして ありがとう 仁川空港!
10年後も 君の元に 行ってみせるよ!
夢の入口に 立ってみせるよ!
あの時 僕等は 何もなかった
でも 夢はあった
何もなかったからこそ
大きな 夢があった
The comments to this entry are closed.
Comments
僕が初めて韓国に行ったときは、まだ仁川空港はなかった。
もう間もなく11年になる。
うーん、韓国歴は僕の方が長いのに、言葉は一向に・・・
Posted by: おおぐま | 11. 03. 29 PM 9:21
Dear おおぐま
韓国での仕事は
おおぐまさまが起点になってくれたんだよね
カムサハムニダ!
また 日本語 韓国語 独語 英語が
チャンポンになった打ち上げ
ソウルで出来るといいね!
Posted by: anonymous | 11. 04. 12 AM 10:07