« ミッションC 音の戯れ | Main | Parabox ① 見えなくなってしまう始まり »

10. 08. 22

ミッションC ヴェネツィアの旋風

新宿 近江楽堂


Cimg0067


ソプラノ 湯下友菜

ヴァイオリン 影山優子 宮崎容子
ヴィオラ 原田純子
チェロ 浅岡理恵
ヴィオローネ 宇田川貞夫
チェンバロ 鴨川華子


822


倉沢ちあき女史が 編纂した ヴィヴァルディのオペラ・アリア集
いまだ 眠ったままの 手付かずの自筆譜を 現代譜に直して
この極東 日本で 300年ぶりに 陽の目を浴びているというのも 素晴らしい


私は アンサンブルのコンサートを
しばしば サッカーをイメージしながら
聞かせてもらっている


本日のように 重厚な低音群という 強固なディフェンダーに支えられ
変幻自在の チェンバロや弦の ミッドフィルダーから パスを受ける
ソリストで リベロなフォワードは 実に華やかにゴールを決める


キュートで 小柄な外見からは イメージしにくいのだが
湯下の声は ダイナミックレンジに富み
パワフルな ヴェネツィアの風を 吹き荒らしてくれた


|

« ミッションC 音の戯れ | Main | Parabox ① 見えなくなってしまう始まり »

Comments

The comments to this entry are closed.