猫の手を借りた前半戦
ししとうと エシャレットを
腹いっぱい 食った
幸せな季節がやってきた
明日から 2010の後半戦
延長もPKもない リーグ戦のような1年
どれだけ攻められるか どれだけ守れるか
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ししとうと エシャレットを
腹いっぱい 食った
幸せな季節がやってきた
明日から 2010の後半戦
延長もPKもない リーグ戦のような1年
どれだけ攻められるか どれだけ守れるか
小さくってもドデカゴン
そんなタイトルの
音律カタログを出版して
いろいろ いろいろ
この写真は
カノコどのが 編集してくれた
私の本来のイメージの表紙なのだが・・・
最初に 100冊 印刷してもらって
出来上がってみて 愕然とした・・・
表紙の色が 紫ではなかったのである・・・
当初 印刷屋に注文した時
色見本を見せていただき
表紙と裏は 紫の装飾にすることにしていた
が 出来上がったものは
なんと!
エンジ色だったのだ・・・
どれだけ 私が 落ち込んだか
想像していただけるだろうか
がしかし・・・
私の身近で支えてくださってる方々は
「紫より この色の方が いい!」 と
印刷屋のミスを 同憤するどころか 私のセンスを否定しやがったのである!
アイゴー
最近になって
どういったルートか 解せないのだが
この音律カタログの注文が 諸所で発生している
で 気づいたのだが
このカタログ
作成報告は このブログで公表していたのに
完成してからは 何も 発表していなかったのである・・・
すんまそん
とまれ
間もなく 第2回目の印刷に入る時期である
次回は 残念ながら 完璧な紫の表紙になることは確約する
古今東西 108の音律を
独自の 五度圏図で 紹介した音律カタログ
Chi-s akt temo Dodecagon = 小さくってもドデカゴン (日本語です)
御注文は anonymous.xxv@gmail.com
3000円です!
アジアの恵まれない工作員に 愛の手を!
60年前の今日 6月25日
午前4時 といえば
デンマーク戦に沸いていた頃
朝鮮民主主義人民共和国が
大韓民国へ侵略を開始した
朝鮮戦争が 始まった
1948年に成立したばかりの
2歳にもなっていない両国は
民族を分断する 本格的な殺戮状態に突入した
アメリカは 原子爆弾投下の可能性も視野に入れて
中国は 戦争を更に 泥沼化させた
終戦はなく 今でも 両国は休戦状態にある
この戦争での犠牲者は 一説によると350万人
これは 太平洋戦争で 犠牲になった日本人220万人より
はるかに多くの命が 失われたことになる
当時 経済力は
韓国より 北朝鮮の方が
はるかに高い水準だった
あれから 60年
韓国は 漢江の奇跡と ベトナム戦争特需で
大きく経済力を伸ばして 先進国に仲間入りし
88年に オリンピックを開催するまでの 世界のKOREAになった
しかし 今年に入って
朝鮮半島の関係は
今までで最悪の緊張状態に陥っている
私は この半島の両国が 大好きである
政治的に多くの問題を抱えていても
この半島の民族が 大好きなのである
世界の目が 世界の声が
もし 戦争を食い止める抑止力になるのであれば
無力な私でも 大騒ぎすることで 愛を伝えたいと思っている
今朝 ソウルの会長から
日本のW杯 決勝進出の お祝いメールが届いた
嬉しかった
いつの日か 朝鮮民主主義人民共和国でも
調律をしてみたい
穏やかな半島になって ソウルの仲間と
自動車でコンサートに 出張してみたい
そんな 60年目の 625
甚だしい誤解を招く危険を有している為
あらかじめ おことわり しておく必要が甚大だと思われる故
あえて 声を大にして 述べておこう
私は 同性好色家でも 女装趣味者でもない
数年来 私の上半身は ピチピチのシャツに覆われている
これは 野球のアンダーシャツなのだが
見る人からは 100% 不快な反応のみをいただいている
フットサルで このシャツを着ていた為
ゲイと確信され 陰でついたあだ名が さぶちゃん であり
そのまま サッカー部でも サブさんと呼ばれている・・・
しかし このピチピチシャツ
夏も冬も 見た目では想像できないほど 快適なのである
汗を吸収蒸発させ すこぶる涼しく
冬は皮膚が1枚増えた如く 暖かいのである
昨年の10月から このシャツの色が 紫になった
12枚購入し それぞれ 番号を書いてあり
毎日毎日 順番に着ているのである
と ここまでが 前置きである
ピチピチ圧迫ポリエステルが 大好きな私にとって
長年の懸案は 下半身だった
上半身のような素材で 下半身も覆ってしまえば
もっと 快適ではなかろうか・・・
しかし スポーツショップにある この手のパンツは
かるく5000円以上し
恵まれないアジアの調律屋としては 手が出ないのである
されど 簡単には諦めないスッポン気質である
1000円以下で 同じ効力のある ピチピチは・・・
そこで 思いついたのが レギンス すなわち スパッツである
もちろん 女性用である
告白するが 実は 私は ジーパンも すべて女性ものである
理由は簡単
男性のベルボトムのラインは カッチョ良くないからである
かように 女性ものを購入する時には
小心者な私 一人では叶わないのだが
とても 心強い見方が存在する
そう 後輩ウララ である
電話で ウララを呼び出し 買い物に行かないかと 誘い出す
重要なのは まず最初に 餌 じゃなかった
高級ゴハンを たんまりと御馳走することである
これだけで 機嫌はスコブル良くなる
今回は 500円もする 天麩羅そばだった・・・
しかし 紫ピチピチに 女性ジーパンに 紫のシューズを履いた
偉大な先輩とは 3メートルの距離を置いて歩きやがる
「知り合いと思われたくないので」
なので 今回は 黒のノースリーブを着てあげた
これで いたって普通のサラリーマンに化けたつもりだ
効果はテキメン 距離は2メートルに縮まった
「ところで 何を買いたいんですか?」
『うん 実は スパッツを履こうと思うのだが』
「帰ります」
瞬間で 断りやがる時には
スイーツか フランクフルトソーセージである
これで 交渉の席に座ってくれるのだから
キム・ジョンイルよりはちょろい
スーツを着ると ズボンが汗で張り付くから
長ズボンの下着があれば
もっと 快適に調律が出来るハズなんだと
快適に調律が出来れば
これ 即ち 音楽への多大なる貢献 間違いなし などと
強引な理論で ネジふせる
そして 女性下着売り場へ・・・
ここまで書いて 大いに悔いているのだが
ここからが 面白いのに 連載にしなかった・・・
あまりに長文になるので そのイキサツは またイズレ
そんなワケで ソバとスイーツで 800円の散財をして
500円のレギンスを 4本買ってきた
早速 パジャマ代わりに ピチピチ上下で寝てみたら・・・
トレビアーーーン!
見る夢だって違ったさ!
紫のターザンになりきって ジャングルで大活躍してると
声の低い 左ききの 美しいジェーンが現れて・・・アーアアー
感謝と 快適だった感想を 後輩に話すと
「でも もし 寝てる時に 災害とか起きて その格好で避難所に行ったら
きっと 助けてもらえませんよ」
そんなワケで 完璧な モジモジ君になって
この夏を 快適に乗りきれると思うと
ああ 猛暑よ来い!と 張り切っているのであった
韓国 予選リーグを2位で通過!
韓国のサッカー仲間
喜んでるだろーなー!
ヤン先輩 今日はニコニコ顔で調律するんだろーなー!
北朝鮮の 大量失点は
雨用のスパイクが なかったんだろーなー
滑りまくっちゃ サッカーは出来ないから・・・
次は 日本の番だね
FW 本田
MF 大久保 長谷部 松井 鈴木 稲本
DF 長友 闘莉王 中澤 内田
GK 川島
交代は ケガが無い限り
松井→森本 (本田をMFに下げる)
大久保→ケンゴ
残りは 疲弊したMFの代わりに 遠藤
あるいは 岡崎を入れて 森本とツートップ
シュンスケは 絶対NG
どうよ 岡ちゃん
この布陣で予選突破できなかったら
調律1年分 タダで行ってあげるよ! ウシシ
今夜は 韓国料理作って
隣国の友人へ おめでとう! って乾杯しよう!
百歳酒で コンベー! チュッカハムニダ!
鮎の塩焼きを 箸でついばみながら
ふと 遠い少年時代が蘇った
あれは 青臭い匂いがしていた 小学生の夏休み
夏になると オフクロの実家
長野県は上田へ
家族で旅行に行った
オフクロは 8人くらいの兄弟の
下から2番目だったから
イトコは 皆 年上で 僕と姉は 可愛がってもらえた
近くに 千曲川があった
当時 僕は 釣りが好きで
おじさんと一緒に
名も覚えてない魚を 釣りにいった
川のところどころに
竹で編んだ 大きなザルのようなものが
仕掛けてあって
そこに 川魚が打ち上げられて
元気よく キラキラしながら
飛び回っていたのを 眺めていた
昼御飯の時間にになると
その仕掛けの横にある 屋台で
とれたての魚を 塩焼きにして 食べさせてもらっていた
最終日 僕は 長野から帰りたくなくて
おじさんとか オフクロとかに
泣きじゃくりながら ダダをこねていた
「ずっと アユを食べてたい」
その日は 2匹 鮎を食べさせてもらった
まだ焼かれてない ピチピチした鮎は
青いスイカのような匂いがしていた
大きくなったら おじさんのように
鮎のトモヅリを やるんだ
胸まである 長靴を履いた おじさんを見ながら
僕は そんな憧れをもったものだった
やがて おばあちゃんが 亡くなり
おじさんも 亡くなって
僕も 少年ではなくなっていった
時々 スーパーで 鮎を見かけるけど
もう あの匂いはしていない
なんだか あの頃の夏の日々が
幻だったように錯覚しそうになる
でも あの時代の夏
確かに 青い匂いが 溢れていたんだ
今年の1月に 応募したんだよね
「もみじマーク」に変わる
高齢者ドライバーの 新しいマーク募集に・・・
長寿への敬意として 紫と金をフンダンに使用して
いたわり 尊敬 譲り合い という三つの心をハートで表現し
危険からの盾となってくれるカタチ
水戸黄門の印籠をモチーフにして
「in low」と命名し
ゆっくり走る車にも シャレたのに・・・
落選しました・・・
決勝に選ばれたのは これですよ・・・
はあ・・・
どれも カッチョ良くないじゃん
どれが選ばれても
こんなモン メルセデスにつけて
運転したくないわ・・・
これでまた 長生きする理由が ひとつ減った
むちゃくちゃ 素敵な食材屋を
後輩が教えてくれた!
すごく 探しにくい場所なのだが・・・
んでもって 早速
サムゲタン用の 幼鶏を2マリ購入!
(韓国では 1頭=ハンマリ 2頭=トゥマリ と数える)
先日 ビリヤード大会があったので
昼食を 我がアジトで開催した
もちろん メインはサムゲタン!
がしかし
朝鮮人参を買わなかった
参鶏湯で サムゲタンという名称なので
人参が無いと ただの鶏湯で ゲタン・・・
ケンタに それを詫びると
「すまん 人参が無いから 今日は ただのゲタンなんだ」
『いいですよ じゃ サブゲタンですね』
うーん いい切り替えしだ!
で 昼食後 ケンタとガタマリという 不思議なトリオで
近所の ビリヤード場で 玉突き 玉突き
合計24試合の 総当り戦の ナインボール
アモス 9勝
ケンタ 9勝
ガタマ 6勝
うん いい勝負だった
次回は ケンタが帰省から 帰ったら ということで
次回こそは 人参も買って サムゲタンで昼食会だ!
大型電気店に入って
買いもしないのに
テレビコーナーへ イソイソ
やはり やっていた!
世の中は W杯真っ盛り!
私はと言えば 携帯の小さな画面で
3ミリほどの パク・チソンに感動したりしたものだが・・・
しかし 電気店では 大型テレビが ズラリと並んで
その中の1台が サッカーをやっていた!
等身大のメッシが 悔しがる その迫力!
しばらく 見入っていて
ふと 視線を逸らすと
その先には ケッタイなシステムが・・・
画面は ブレており
その前に 屋上の双眼鏡みたいなモノが設置され
カップルが それを覗き込みながら 盛り上がっている・・・
はて
どうやら 3Dテレビというものらしかった
ああ 立体映像ね
うん 昔あったね 赤と青のフィルム眼鏡をかけるやつ・・・
しかし 技術は やたら進歩しているらしく
現代の立体映像は 旧名・天然色という
いわゆる フルカラーで 立体になるらしい・・・
ホヘー
好奇心が ムクムクと湧き上がり
なかなか どいてくれない バカップルの横で
非暴力強制退去作戦! おもむろに スカンクになりすまし・・・
スーーー
作戦成功!(勝因は昨夜のニンニク)
そして 眼鏡の向こうの画面を見れば!
おおお! 立体テレビじゃ! 嘘っぽい遠近感が ブンダバー!
デモビデオだったらしく
自転車の曲芸の後に
続いて流れてきた映像は ビーチバレーだった!
小麦色の 腹が割れた 美女が
浜辺で バレーボールをやっているのだが
あんなカッコや こんなカッコが アラレもない立体で・・・
ムフフ
この立体映像は
近いモノも 遠いモノも
妙にピントが合っているのが シュールだな うん
そして 確信した
遠くない将来 この技術は 成人男性が好んで コソコソと視聴する
その手のビデオにも 取り入れられるだろうな と
しかし 問題は
そうした題材の作品の中において
モザイクは どの距離でかけられるのだろうか
近すぎても 遠すぎても ・・・ねえ
そんなコトを 真剣に悩みながら
鼻の下だけ ゾウより長く伸ばして
ビーチバレーを鑑賞していたら・・・
ツンツン
店員がやってきて
「あまり長い時間 独占されませぬよう」
眼鏡から目を離して 回りを見れば・・・
家族連れが 二組ほど行列していた・・・
ああ オジサン はずかしい・・・
決して 水着姿のウーマンに見入っていたのではない!
来たるべく 立体映像の倫理について
深く深く 熟考していただけなのだが
そんなコト 言えるハズもなく・・・
エヘヘ と敗北しながら
去り際に 腹いせに
もう一度 静かに大きく スカンクになってみた
先日 実に数年ぶりに マーガリンを買った
実に数年ぶりに トーストを食べたくなったから
でも マーガリンはね・・・
実は マーガリンを 完食したことがないんだ
いつも 冷蔵庫の中で 賞味期限が切れる頃
まだ 半分以上 残っているのに 悲しい気持ちでポイ だったんだ
だから もう 一生 マーガリンを買うまいと決めてたのに
なんとなく 魔がさして 買ってしまったんだ
ホクホクのトーストを食べたくて
十年ぶりくらいかな
食パンをトースターでコンガリさせて
いざ マーガリンを塗ってみたら・・・
あらら
あまりに 久しぶりの作業だったらしく
うまく塗れなくて パンの表面はデコボコ
どうやら バターナイフの入射角が きつすぎたみたい
二枚目のトーストで ゆるやかな角度にしたら
まあ なんとか 陥没事故はなくなって
念願の ホクホクトースト!
冷凍庫には まだ4枚くらいのパンがあり
冷蔵庫には またもや 完食できそうもないマーガリン
次はいつ トーストが食べたくなるのかな・・・
・・・・・・・・・・
マーガリンの語源は
ギリシャ語の マルガリータなんだって
真珠?
ふうん
バターなら 時々 料理でも使うけど
マーガリンだと トースト以外に使わないから
どうしても 減らないんだよね
でも 料理でも使ってみようかな
アサリの真珠蒸し とかいうネーミングで
そしたら 少しは 雰囲気で食べられるかも
だいたい マヨネーズもケチャップも 買わないのに
いきなり マーガリンは やっぱり変だよね うん
嗚呼 ごめんよ 愛しのマルガリータ!
ナロ号・・・ まさかの墜落・・・
なんつっても こんなタイミングですから
何としても 国の威信をかけて 成功してほしかったんだけれど・・・
「音速突破」って 空しいテロップが 痛々しい
アナウンサーも 思わず 落胆のため息・・・
ふたつの動画を 同時再生してみて下さい
素敵なBGMになりますよ!
(17秒後に ふたつめの動画を再生すると なお完璧なタイミング!)
忘れてしまいたいことが 今の私には多すぎる
とんで とんで とんで とんで とんで とんで とんで・・・
まわって まわって まわって まわって 墜ちる・・・
もっと ゆっくりしてていいのに
4時とかに 目が覚めてしまうと
チェッ と思って 再びベッドにもぐりこむ
この時 すぐに眠れてしまえば
なんてことないんだけれど
まどろみながら 少しずつ眠りにつく時
そんな時 見る夢は 面白い
ウツツなのかユメなのか
分からない状態で 夢を見てるから
ゴチャゴチャした 意識のグラデーション
夢の中で テレビを見てると
その中の CMまで
どうやら 僕の空想が製作してるらしんだ
中学生の頃に作った曲が
BGMに使われていたりして
「あ! 盗作されてる!」と 本気で反応しちまった・・・
見たことのない お笑いの漫談も
「最近のテレビは すっかりつまらないなー」って
自分の中の 笑いのセンスが無いことに 起きてから気づく・・・
この まどろみの夢で いつも不思議なのは
住んだことの無い知らない家で
当たり前のように 生活してること
部屋の間取りは ちゃんと把握していて
探してるものは ウツツの世界に存在するものなのだけれど・・・
あれは 前世に住んでた家なのかな
そんな 微妙なリアルが詰まったユメから
ディミヌエンドしながら ウツツに戻って
いつもの天井に会えれば 「あれれ?」
ホッとしたり
クソッと思ったり
二度寝の時 見る夢で
まったく別の朝になる
髪と違って ヒゲは 簡単に剃れるし
簡単に伸ばせるから
アゴヒゲを 軽くたくわえていた
でも これが剃れなくなってしまったんだ
ヒゲを伸ばしたまま
日焼けしちまったから
ヒゲの部分だけ 白いまま・・・
試しに ちょっとだけ剃ってみたんだけれど
これが 滑稽である
今までヒゲで黒かったトコだけ 白くなってて・・・
自分の顔のネガを見ているようだった
幹に近い葉は
ほとんど 陽の光を浴びていない
それでも 枝の先端の葉と同じ大きさ
葉の大きさは
光の強さに比例してるワケじゃない
集めた光の栄養は 枝から幹へ
根と葉から 力を得た樹木は
全ての葉に 生きる権利を分配
全体が平等に生きて 成長してゆく
全く役割が違う部分の塊
それでも 全体でひとつの命
それは 人間の体も同じなのだけれど
でも 人間の集合となると
そんなふうには
生きてゆけないらしい
樹木の中には
成長が止まる冬に
全ての葉を 落とすものがある
やがて春になって
やわらかい緑の 小さな葉が生まれて
この季節には しっかりとした緑になって
東南の窓には 針葉樹
南西の窓には 広葉樹
静かな夜には 風に踊って サラサラ サラサラ
これで 本当に5メートル?
あまりにも小さな巻尺
手のひらに スッポリ
試しに 巻尺を出してみた
あれれ
センチのメモリが 半分以下
店員が 笑いながら近づいてきて言った
「伸縮性の特殊な素材なんです」
しっかり伸ばせば 本当の長さになるらしい
本当かどうか
しっかり伸ばしてみたら
1センチ以上になってしまった
「それは 引っ張りすぎですね」
だから ちょっと力を緩めたら
「それじゃ 弱すぎますね コツがあるんですよ」
終始 笑顔の店員に 巻尺を返した
『難しいんですね やっぱり遠慮しておきます』
「なんであっても 自分の力次第で 多少の大きさは変わるものですよ」
ふうん
長い夢だと思ったけれど
眼が覚めてみれば 5分しか経ってなかった
自分の感覚次第で 時間の長さも 多少は変わるものなのかも知れない
カンカン カンカン
続いて遮断機が 降りてきて
踏み切りの前で ふぅ
すでに 車内の照明がついている電車が
勢いよく 目の前を通過していく
線路の継目が リズムを刻んで
漫然と漠然と 電車を見てれば
電車は 流線の塊でしかないのだけれど
電車の速度に合わせて
首と視線を走らせば
クッキリと静止した車内が見えた
扉の窓から ボンヤリと外を見てる人
あの人だって 視点を動かさなければ
車窓は 流線の景色でしかないのだろう
再び 視線を静かにさせれば
凄い勢いで 流線が過ぎてゆく
どんな人が乗っているのか 分からないまま
全体は いつだって 漫然としか眺められない
部分は こちらも速度を合わせて 一瞬だけ
垣間見ることが出来るだけ
電車が過ぎて
カンカンも 鳴り止んで
静かになった視界に 遮断機が上がってゆく
遮断機の先端の延長には
泣き出しそうな雲が ぐったり
動き出した 人と車の流れの中で
しばらく 邪魔でしかない存在になった
暖かくなってくると
いろんなモノが
変わってゆく
お湯が沸く時間が 短くなったり
洗濯物が 早く乾いたり
掛け布団が 軽くなったり
生活の音も 変わってゆく
カエルや鳥が 賑やかになったり
夜 ランニングする人の靴音が増えたり
パソコンのファンの音が 耳障りになったり
寒くて玄い冬と
暑くて朱い夏と
その間のグラデーション
そうだ
ひまわりを植えなくちゃ
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