ほむら
人類は 炎を使うことで
他の動物と 異なった道を歩きはじめたという
動物は 火を恐れる
でも 人間は
火を畏れて 恐れる
火を使うというけれど
人間は 最初 どうやって
炎を知って
炎を手に入れたのだろう
どうやって
火をおこすことを知ったのだろう
どうやって
火を消すことを知ったのだろう
今では 炎が無くても生活できる時代
暖を得るにも 熱を加えるにも
もはや 炎がなくても可能になった
水は 形を変えて
この地球の中を
大きく循環しているのだけれど
炎は 循環でなく
人工的に 生まれたり 消えたり
電気を消して ロウソクの炎を見つめていると
なんだか 名前の無い感覚が フラフラするのだけれど
それは 僕の中の野生なのかも知れない
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