小さくってもドデカゴン 作成中②
分析が終わると
なんだか ひとつひとつ
唸りまで算出してみたく なってしまった・・・
そうすれば
もしかしたら 実際に 珍しい音律で
調律してみたくなる人にも 役に立てるかも知れない・・・
なもんで 比率から 振動数を算出し
倍音を計算して 唸りを算出し始めたんだ
ちょうど その頃
今まで まったく気にもとめたことがない
それでいて 一般的には とても重要なことに遭遇しちまった!
それは 古典調律が Aの音を基準にした時
それぞれの音が 平均律と どれくらい差があるのか
それを知りたい という人が 結構 いたのだ!
ええー マジ?
そういうものなの?
しかし 言われてみると
僕は 平均律と 古典調律の差なんて
全く理解してないことに 愕然とした・・・
なもんで 唸りの算出と共に
平均律との差も 算出していったんだ
後で 分かったのだけれど
この平均律との差の セント値は
調律メーターに インプットする時に 役立つ数値らしい・・・
そして ようやく 100の音律の計算が終了した! イヒヒ
録音現場で こそこそと 電卓を叩いては
升目を埋めていた内職は
実は この作業だったのだ・・・ スマヌ
で こうなると せっかくだから
冊子にまとめようと 考えるようになったんだ
英語で 十二角形のことを 「ドデカゴン」というのは
逢坂剛の小説で知って
その時 なんだか ドデカゴンの響きが 面白かったので・・・ これだ!
で 今回 新しい五度圏図は 十二角形で 作成しようと思ってるんだ
だから 冊子のタイトルは 「小さくっても ドデカゴン」にした
というか まだ 出来上がってないのに タイトルだけ決めるなんて・・・
そして 後は 分かりやすいように まとめて
五度圏図を 描けば完成なのだけれど・・・
ここで ちょっとだけ 迷っているんだ・・・ つづく
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