哀れなるかなB1
先日 仕事へ向かう時
車の中で 後輩がクイズを出してくれた
「江戸時代に 江戸で流行った エドワズライという病気は 何でしょう?」
メモリーは 平均以下の頭脳だが
CPUは そこそこ優秀な私の頭脳は フル回転!
ヒントは 玄米でなく白米を食べることによって 起こったという・・・
『かっけ!』
「なんだ 知ってたんですか・・・ つまらないの」
『いや 知らなかったけど 考えたら かっけだと思ったんだ』
玄米と白米
ここで 著しく不足するのは ビタミンB1
ビタミンB1といえば かっけ
まあ こんな順序で はじき出したワケなのだが・・・
しかし そんな会話をしながら
ふと ビタミンB1に憐憫を抱いてしまった
何故 ビタミンB1だけが 不足すると すぐにバレてしまうのだろう
かっけの検査は ひざを ポコーンと叩いて
八分休符の後に アウフタクトで
ひざがピコーンと上がれば お咎めなし と あいなる
これは 他のビタミン不足でも
平等に検査されて然るべきではないだろうか
時代は 平等を謳った民主主義な時世である!
例えば ひじを叩けば ビタミンAの不足が分かり
肩を叩けば ビタミンEの不足が分かり
首を叩けば ビタミンCの不足が分かり・・・ そんなふうに
しかし 実際には ビタミンB1だけが
すぐにバレてしまうのである
嗚呼 哀れなるかな ビタミンB1
まあ こんなアホなことに
心底から同情し 憤慨するような男だからして
どこを叩いても ホコリが出る人間になってしまったのだが・・・