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09. 12. 11

変人よ

昔 調律学校で 非常勤講師をしていた頃
一人の学生が カセットテープをくれた
「僕の フェーバリットです」


彼は 70年代後半の生まれなハズなのに
何故か 河島英五やら 中島みゆきやら
私の世代の音楽ばかりで 不思議な気分だった


「僕 オヤジ趣味んなんですよ」
とはいいつつも 彼はイケメンで 調律も学科もトップクラス
ただひとつ 字が恐ろしく汚いのと 漢字が書けないということを除けば
バリバリの イケてる青年だった


『ん? 五輪真弓に こんな曲あったっけ?』
「あ これ有名じゃないですか 恋人よ って知らないんですか?」
『あほ この漢字は 変人よ って書いてあるじゃないか!』


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


私は 周りが思うほど 自分を変人だとは思っていない
何故なら 私の周囲には 
私なんかより 遥かに優秀な変人が たくさんいるからである


ふた月ほど前だったか
そんな変人達と 杯を酌み交わす機会があった
変人達の名前は ケンタ と うらら という


ケンタは 車の免許を取り始めた頃
すごくストレスが溜まるので
車の中に 木魚を積んでいたらしい


「なんで 木魚なの?」
『いやー あの音聞くと 心が落ち着くと思いましてね』
「で 落ち着いた?」
『それがですね 車の中の木魚の音って あまりに面白くて』


どうやら 面白くて笑ってしまって
効果は違ったが ストレスが溜まらないという結果は
功を奏したらしい…


で 話は展開していき


「でもさ 信号待ちとかで 隣の車の人が見たら
 びびっただろうね 
 木魚叩いてるドライバーに」


ガハハハハ ゲラゲラゲラ


「ビフォアー アフターでさ
 恐い顔してた運転手が いきなり木魚を叩いて
 笑顔に変化していくって なんだかね…」


ここで 二人の変人は 爆笑しすぎて
ケンタは お茶を気管の中に入れてしまって 激しくむせ
うららは 笑いすぎて 涙流したまま 鼻血を噴出してしまった!


「ほーら 木魚のバチが当たったんだぞ」


私は このような変人達のおかげで
自分が なんてマットウな人間なんだろうと
ヒシヒシと感じることができる


もし あなたが 周囲から変人扱いされているなら
それは あなたが変人なのではなく
変人の友人が いないだけなことである


持つべきものは 優秀な変人の友である

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Comments

メクソ、ハナクソノテンケイ、ダナ

Posted by: 愛宕町私設ライブラリラリ | 09. 12. 12 at 오전 9:32

そーかー( ̄ー ̄)ニヤリ
私の周りには変人がいないだけなんだ(笑)

Posted by: 笛吹きちゃん♪ | 09. 12. 12 at 오후 5:23

Dear 愛宕町私設ライブラリラリ

うん 二人に伝えておくよ
めくそ はなくそ ってAUが言ってたよって
あ ちなみに 私は耳くそなので


Dear 笛吹きちゃん

世の中には 何事においても
例外 というものがあります はい

Posted by: アノニモス | 09. 12. 13 at 오전 7:55

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