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09. 11. 30

FF-48 バンパーの取付

人は いつ死ぬか 分からないものだ
もし この楽器が完成前に あるいは 完成後でも
私が死んでも 誰かに 治してもらえるように 説明を 残しておこう


バンパーは 接着しない
では どのように ジャックの中に
留まっているかというと・・・


1


前面の穴から テグスを通したら
口細ペンチで テグスをつぶす


2


つぶされることにより 穴より大きくなるので 
背面から これを引っ張れば 硬いメープルの中で
テグスは 動くことなく留まる


3


背面で もうひとつの穴に テグスを通す


4


背面でも 同じように テグスをつぶし
前面から 引っ張る
これで テグスは ジャックに固定される


5


引っ張る力が弱いと
バンパーは 大きくなりすぎる可能性があるので
その デッパリ具合を確認しながら 引っ張る


6


前面の ふたつの穴から出たテグスは
ニッパーで 切断して 出来上がり

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09. 11. 29

密かに鍛えている年末宴会用一発芸の初めての成功

今日 生まれて初めて
眼を開けたまま 
クシャミ することが出来た!


誇らしかった!

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09. 11. 28

深夜の赤面

あ そういえば 足りないかも・・・
そう思いながらも ウインカーを左へ出し
深夜の ガソリンスタンドへ ハンドルをきった


退屈そうな店内から
慌てて 長い髪を揺らしながら
快活な 娘さんが 車へ走ってきた


窓を 開けると 冷気と一緒に
「いらっしゃいませ!」 が 飛び込んでくる
低い声の女性は それだけで素敵だ


『あ カード 使えますか?』
「ハイ 大丈夫ですよ!」
『じゃ カードで 現金マンタン!』


「・・・ハイ かしこまりました! カードでレギュラー満タン 入ります!」


ん?    ・・・    ああ・・・


またひとつ 入り難いガソリンスタンドを つくってしまった・・・


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09. 11. 27

接吻危機

先日 大量の書類を作成した
なんてことない
溜まっていた 請求書を エイヤ!と書いただけなのだが


で それぞれの書類を
宛名を書いた封筒に入れ
封をしようと スティックのりを着けていた


アレレ?


ノリに賞味期限ならぬ
使用可能期限なんて 
あったっけ?


ちっとも くっつかないじゃん


私は こういう時
頭を使わずに 力だけで解決しようとするタイプの人間である
だから 必死に封筒の封を 全力で 押さえつけた


やや 着いた


が しかし しばらくすると
ペローンと 剥がれてくる・・・
ウヌ! コヤツ! 封筒の分際で オレサマを愚弄しやがって! ケシカラン!


湿度が無いのかと思って
ノリを塗った部分を
もう一度 ペロリと舐めようかと思った その瞬間!


匂った!


メンソーレ!
じゃなかった
メンソール!


どうやら スティックのり と思っていたものは
ただの リップスティックだった・・・


ハッ!


私は 慌てて ダウンジャケットのポケットをまさぐった
あった!
スティックのり・・・


あやうく 私は
出先で 唇が乾燥したら
スティックのりを 塗りつけるところだった・・・


そのまま 接吻なぞ しようものなら・・・

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09. 11. 26

ミッションC みっつの小さなリサイタル

上野 東京藝術大学 2ホール


古楽科 修士リサイタル 第一夜


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フォルテピアノ 内田枝里
チェンバロ 林則子 流尾真衣


リサイタルを経験する・・・ というようなコンセプトで
未来の音楽家なる学生達の みっつのリサイタル
それぞれが 40分くらい 熱演を聞かせてくれた


面白いなぁ と思ったのは プログラム
三人が それぞれ 自分で作成したのかなぁ・・・
プログラムの書き方 字体 解説など それぞれ それぞれ


特に印象に残ったのは 内田が弾いたクレメンティ ソナタ40-2
初めて聞く曲だったけど むちゃくちゃ カッチョいい!
ケンタの5オクターブ半のブロードウッドピアノが完成したら
是非 もう一度 聞かせてもらいたいなー


学生さん達は 今夜の様々な経験を 肥やしにして
音楽家として ますます成長していくんだろうなー
ヒムネラー! 
 


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09. 11. 25

FF-47 下手な説明

「さっぱり 分からん」 
そんな お叱りメール いただきました
すんまそん


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ジャックだけでなく
ずいぶん前に 投稿した
強弱レジスターにも工夫があったわけで・・・


この 背面側の レジスターは
バンパーが 乗り越えられるように
上下のテーパーがついてるんです


このテーパー というか 三角を
よっこらっしょ と動くと
ジャックのヘッドは もっと大きく振れて
ツメと弦の距離が 変わるというもの なんですが・・・


どう? だめ? はぁぁ


ちなみに ボディ下の調整ネジは
バンパーと レジスターの距離を調整するもの


ボディとヘッドの間のポストは
弦とツメの高さを 調整するもの


この2箇所は 別々に調整できないと
なかなか 思った通りの動きにならないんだよね


Img_3301


実際の寸法は 上記の通り


これで ようやく ジャック製作に着手!
ボディは タフなメープル財を使用
穴 あけ終わったら ツルツルにバフをかけて 摩擦を軽減!


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お 今日は 切腹自殺の日だ!
合掌!

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09. 11. 24

FF-46 ジャック背面

ピアノのアクションには ふたつの種類がある
ひとつめは 突き上げ式 と言われている プッシング・アクション
ふたつめは 跳ね返り式 と言われている バンビング・アクション


で この強弱ジャックは バンパーをつけてるので バンビング・アクション


背面の0.2ミリくらいの突起を
レジスターにぶつけて
ジャックの速度に応じて ツメと弦の距離が変わるというもの


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07年のモノは 0.6ミリくらいのテグスを
ジャック背面の 幅 いっぱいに取り付けていた


幅が広いと 安定感はあるけれど
戻ってくる時の摩擦も 大きくなる
なので 今回 最初は 上写真の左のように やや幅を狭めた


Img_3228


けれど 試していくうちに
もっと 狭くても強弱が出ることが分かり
最終的には 幅の1/3くらいのバンパーで決着


材質は 0.435ミリのテグス (7号の釣糸)


最初は金属を考えていたんだけれど
衝突させる時のノイズが うるさいから
ツルツルして 硬すぎない テグスを選択


バンパーは 溝が彫ってあって
そこに 半分 埋まっているので
背面から 飛び出ているのは 0.2ミリ


この 僅かな突起は
テコの原理で ツメの部分は もっと大きく振れる


ゆっくり押せば ノーマルなツメの位置のピアニッシモ
ちょっと早く押せば ツメは やや弦に近づき ピアノ~フォルテ
しっかり早く押せば ツメは 完全に弦を引掻きあげ フォルテッシモ


なーんて 簡単には いかないのだけれど・・・ 

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09. 11. 23

FF-45 ジャック前面

ジャックのボディ
この前面には スプリングがある


このスプリングによって
ジャック背面は レジスターに密着し
独特の軌道を移動することになる


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この スプリングの力は
凄く微妙なのだが
とても 重要な意味を持ってくる


スプリングの力が 強ければ
より安定するのだが
ジャックの背面にあるバンパーによって 下降が妨げられる


スプリングは 太さや形状だけでなく
その長さも しなやかさに 大きく関係してくる


通常のチェンバロの タングのスプリングも
センターピンのすぐ上辺りを プッシュしている場合
スプリングのしなやかさは ほとんど無い状態なのだが
あまり この辺まで意識している製作家は いないようだ


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07年のジャックでは 真鍮で造っていたが
今回は アイアンも試して 
結局 スチールの0.25ミリになった


試行錯誤の結果
この太さ 長さ 形状が
安定感と しなやかさのバランスが 一番取れている


このスプリングのおかげで
今回のジャックは 鉛を入れる必要がなくなった


新しいメカニックは
試行錯誤している時間の方が長い
でも それだけに上手くいくと 凄く嬉しい


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09. 11. 22

ミッションC

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09. 11. 21

赤のワンダー

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今年 最後の赤の巡礼は ワンダーシート


午前中 サッカーの練習で 
見事に決定的チャンスの ふたつのゴールを外した
その無念さを抱いたまま 聖地 さいたまスタジアムへ乗り込んだ


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前半 赤が先制 
この辺りの動きを見る限り
今日も レッズ 勝てそうだと思っていた


しかし 後半に入って
青の動きが 俄然よくなっていて
同点 更に 逆転・・・


ま まさか・・・


残り時間 10分くらいで 
赤も同点に 追いつく!
この辺りで 声帯が壊れた


ロスタイム 3分


それでも 時間は過ぎていく・・・
おそらく ラストプレーとなる 赤のフリーキック
ゴール前から こぼれたボールを シュート これが ゴーーーーール!


脳内で かなりの毛細血管が破裂した
馬鹿丸出しで 獣のように 絶叫しながら泣く
見知らぬ 回りの人達と ハイタッチに抱擁!


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赤は残り 2試合
もう 観戦には行けないけれど
今日のような 素晴らしい試合をして欲しいな


赤いワンダー ありがとう!



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09. 11. 20

FF44 ジャックの作り直し

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07年に製作した 強弱ジャックは 写真の右


ジャックの動きに関しては 
絵でも描かないと うまく説明できないから
おいおい


右と左のジャックを 見比べてみると
右の方が 鉛が入っていて 重そう・・・


そうなのです


この重量を減らす工夫を 
この2年間 結構 考えて 考えて
ようやく 左のような スッキリしたものが 出来上がりました


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強弱ジャックは 頭部(ヘッド)と胴部(ボディ)に 分かれてます


ボディは 鍵盤から バンパー(後述)までの距離が調整できるようになっており
ヘッドは レジスターから 弦までの距離を調整できるようになっております


ジョイントは 真鍮の2本のポスト
というか ピアノのセンターピン(#19)なんですが・・・


ピアノのメカニックでも
ワイヤーが使われているのは
曲げることによって 調整するため


なもんで この部分は
ヘッドの高さの調整だけでなく
弦とヘッドの距離を 変化させるためにも 重要なのです



ちなみに ヘッドに書いてある番号は 関係ありません
というのも このヘッドは 99年に初めて製作した
19分割チェンバロのジャックの 再利用


分割君は 鍵盤とジャックだけ残して
朝霞市の処理場で 成仏したのでした・・・ 合掌
なので デビュー作の遺品を 再利用するのも 涙々

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09. 11. 19

けんしょうえん

私は パスタ屋で
フォークを クルクル回している時間より
タバスコを 懸命に振っている時間の方が
はるかに長い


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09. 11. 18

FF 冷やし中華 初めました

あまりに長いブランクがあった為
お忘れになられた貴兄に
あるいは 最近 遊びに来て下さり始めた諸兄へ


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


   前回までの あらすじ


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


このプロジェクトを開始したのは
なんと 4年前の秋だった
まだ このブログが誕生して2ヶ月くらいの頃である


御存知ない方の為に 少し説明をしておこう


このブログでも頻繁に登場する チェンバロ
英語のハープシコードの方が なじみのある方もいらっしゃるかも知れない
どちらも 同じ楽器で 弦をはじく鍵盤楽器である


この楽器は ピアノのように
タッチで強弱をつけることが出来ない
もっとも 強弱をつける必要がないほど 完成されたものなのだが


そこに 本部から指令が下ったのが 2005年10月
なんと 強弱がつくチェンバロを製作せよ と
つまり まだ世の中に存在していない楽器を 発明しろと


ふうん


ま 秘密工作員としては 本部の指令に背くことなど 出来るはずもなく
まもなく 秘密工作活動が 開始されたワケだ
「Fを製作せよ」というカテゴリーが その日々である


紆余曲折を経て 2007年5月
なんとなく 強弱の出る状態まで かこつけた
が トッカン工作だったので それは悲惨なものだった


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実は このトッカン工作は
2007年5月末から6月に 韓国はテグで開催された
世界の調律師が 大集合する国際大会への出展のタメであった


300年ぶりの 新しい鍵盤楽器を
韓国でデビューさせちまおうぜ! という 野心満々な挑戦だったのだが
世の中 そんなに甘くない  ・・・・大失敗だった


なもんで 2007年春から この楽器は
製作途中であるにも関らず
封印され 静かな眠りについていた


なんと この楽器を差し置いて
その間に 貸し出し用 2段チェンバロ権兵衛君も 作ったり・・・
どっちが兄貴で弟か もはや 私も分からない


071


私は 実にムラが多い
ムラムラの方が多い


しかし 本部から 度重なる催促を受け
いよいよ 秘密工作員の資格剥奪という憂き目に逢い
渋々 作業を再開することに あいなった


2年半ぶりの 強弱チェンバロは
ふてくされ すこぶる 御機嫌斜めだったが
なんとかピッチも安定し いよいよ 最終楽章に入る


予定では こんな感じだ


通常 強弱の出るバック8フィート 1本
右のペダルは ダンパー  
左のペダルは フロント8フィートのカプラー


音域は FF-f3 の5オクターブ
バフストップをかければ まるでハープ! (←妄想)
バロックピッチと モダンピッチの トランスポーズ可!


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本音も 付け加えておこう


本当は ちょっと怖い
完成しなかったら カッチョ悪いし
成功しない確率の方が高いし


プライド高いし ナルシストだし
そのくせ メンタル弱めで 躁鬱甚大


でも 成功失敗の結果は もう諦めて
ピアノ生誕300年の今年中に
とりあえず 終わらせることにしたいと思わなくなくもないけど・・・


そんなワケで 明日から 連載再開です


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09. 11. 17

八咫烏なトランジスタ

まだ テレビが 叩けば治っていた時代
僕は 電気が好きだった


初めて 電源無しで聞ける ゲルマニウムラジヲを作った時
イヤホンから聞こえた ノイズだらけの放送は
今まで聞いた どの放送より 感動したものだ


トランジスタ 抵抗 ダイオード コンデンサー トランス・・・
様々なパーツの 回路記号や 役割を覚えて
秋葉原の電気街へ 買い物へ行った


黄土色の基盤に 不器用にハンダ付けをしていく
3本足の トランジスタは 熱に弱くて
ハンダ付けの時間が長かったせいか いくつかダメにした


CDSを使って 光に反応する器械を作った
手をかざせば 豆電球が光り
手をどかせば 豆電球が消えた


アマチュア無線の免許を取りに 晴海に試験へ行った
小学校6年くらいだっただろうか
見事に落ちてしまった変わりに モールス信号が記憶された


やがて ICどころか LSIなんてものが登場して
あの 都市開発に失敗したかのような デコボコな基盤は
スッキリして スマートで でも どこか 味わいがなくなっていった


高校は 東京電気大学付属の電子科を受験した
これも見事に 落っこちて
近所の県立高校へ行き 徐々に 電気から離れていった


あのまま 電気の道を歩んでいたら
いったい 僕は今頃 どんな仕事をしていたのだろうか
全く異なった専門用語の中で 全く異なった人達と


今 こんなに パソコン音痴で
叩いてみても 「ハードディスクの保護」なんて文字が現れるだけで
僕は 電気が 一番苦手な分野になってしまった


今は いろいろ 完成されたものを いかに扱えるかの時代
ラジヲでも 楽器でも 自分で拵える喜びなぞ 日常にはない
初めて音が出る その感動を 味わうことも出来なくなったのかも知れない


僕が 電気を好きだった頃
テレビは 叩いて 治すものだった

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09. 11. 16

チギョヲ

8度目の投稿です
PCは かなり 重症です


つーか


リカバリーと デリバリーと デリカシーの
意味を間違えまして 


たぶん このPC
ヴァイオのP とかいうやつですが
この後 叩き壊す所存でございます

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09. 11. 15

奇数の落胆

アジトの PCは
無線ランで インターネットに繋がっている
なので 当然 トイレからも スカイプが可能である


PCで インターネットラジヲなどを聞いている時
携帯が鳴ると きまって ラジヲが中断される
つまり 携帯の電波は 無線ランの電波を妨害するのである


ふうん


電車の中 ペースペーカーの人の前で 携帯を操作しないとか
病院の中とか 飛行機の中とか
携帯が禁止されているのは こういうことなのか


携帯は 繋がっていなくても 電磁波を発しているから
枕元に置いておくと 脳に悪影響を与え
不眠症の人間には よくないとか ・・・まんざら 嘘ではないようだ


しかし


私にとって もっと由々しき問題は
洗濯モノを干している時に
初めて 靴下が奇数であることに 気づくことである


私は 理解を超える 見えない次元の 悪しき影響より
目の前の ささやかな 分かり易い 欠損の方が
大わらわし 辛く 悲しく 心が折れるのである

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09. 11. 14

ミッションC

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09. 11. 13

シューマンもビックリ!

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ピアニストも愛用!


ふうん 


本当かな・・・
例えば 誰かな?
嘘だったら ジャロに言っちゃうぞ!



おおお! こんなに鍛えられるのか!
買わなきゃ・・・

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09. 11. 12

2声の魚屋

我が町の ゴミ収集車は 
「カワイイ カワイイ サカナヤサン」のメロディーを
高らかに響かせて やってくる


だから サカナヤさんの歌が聞こえてきて
慌てて ゴミを捨てに行っても
十分間に合う という ありがたいものでもある


しかし なぜ 可愛い魚屋さんなのだろうか


ま 盲人用信号が 青になって
「とおりゃんせ」 を 流されるよりマシか
あのメロディを背負いながら 横断歩道を渡ると
なんだか 車に轢かれそうな気持ちになるものだ



資源ゴミの日
ビン カン ペット その他と
ゴミ収集車は それぞれ 専用の車が来る


普段 それぞれの収集車は 大きくタイムラグがある
(ラグタイムではないぞ)
なので 午前中 4回くらい 可愛い魚屋さん が聴ける


しかし 今朝 2台の収集車が ほぼ同時にやってきた
なかなか珍しいことだ


別に 窓から ゴミ収集車を待ちわびて 眺めているワケではない
2台 ほぼ同時というのは 可愛い魚屋さんが カノンになっていたのだ
ほぼ きれいに1小節ズレて カワイイ カワイイ サカナヤサン が かぶっている


ゴミを 積み込んでいる時は しばらく停車しているので
2声の サカナヤのカノンは 素晴らしい音量 素晴らしい和声
ジョン・ケージだって ロダンの彫刻よろしく 考え込んでしまうことだろう


せっかくの 新しい朝が 台無しである・・・




さ 試しに 1小節 ズラして 聴いてみてくれ

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09. 11. 11

雨の降る日に

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シュワーと 控えめな声を出しながら 蒸気を吐き出す
ゆっくりと 滑らせていけば 凪いでゆく木綿
時々 カチッ と 自制したりしながら


マシンというスペルで ミシンと呼んでみたり
アイアンというスペルで アイロンと呼んでみたり
舶来の言葉は カタカナのプリズムの中で
時々 不思議な屈折をしている


雨の降る日は 蒸気さえも 行方を失くして
少し やわらかいまま ぶるさがった白いシャツ
手抜きされた 袖口だけが ふてくされてる


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09. 11. 10

時間の絵具に体温を

今 これだけ 素晴らしい音楽が 溢れている時代
ジャンルを問わず うなってしまうほど
素晴らしい演奏と音楽が 溢れている時代


なのにだ


どうしたら こんな音楽を作れるのだろうか
どうしたら こんな音楽を探せるのだろうか
そう うなってしまう音楽を流している空間に 時々 遭遇する


例えば 大型スーパーで
例えば チェーン店のレストランで
例えば 本屋 薬屋 その他 諸所で・・・


あの 電子音で奏でられる
打ち込みだけで 音符が音に変換された
人間から 最も遠い音楽


聴覚への汚染 
BGMへの冒涜


恐らく 既成の音盤を使用するのには
著作権の問題とか いろいろあるのだろう
それにしてもだ ひどすぎる


例えば こんなシステムにしたら どうだろうか


様々な権利や利益は 放棄するから
数ヶ月間 あるCDと契約して
ずっと それを 流すというのは


買い物や 食事で 店内にいるのは
たかだか 1時間くらいなものだろう
だから 客にとっては 1枚のCDを繰り返しても 気にならないハズである


無名のミュージシャンや
なかなか 多くの人に 聞いてもらえない
クラシックの演奏家にとっても
良い機会になるのだと思うのだが


スーパーなどでは 陳列の仕方や チラシの作り方で
様々な工夫をして 売り上げ向上に 配慮しているらしいが
もはや 視覚でなく 聴覚を含めた 空間へ配慮する時代だろう


多目的というのは 無目的で終わる
無目的なものは 時に 無い方がマシなものである


どんなに まばゆい蛍光灯が輝いて
可愛い店員がいる コンビニに入っても
いきなり オデンの匂いに包まれると 
回れ右をしたくなるのは 私だけではあるまい


嗅覚と聴覚は ディフェンス出来ないのが人間である


ならば せめて 聴覚だけは 守らせて欲しい
存在しないものを どうしてくれ というのではない
現代は 素晴らしい音楽が 溢れている時代なのだから


 

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09. 11. 09

冷やし中華 終わりました

ある人が 教えてくれた
マクドナルドの三大悲劇


ビッグマックで アゴがはずれて
アップルパイで 火傷して
マックシェイクで 窒息死・・・


そんなワケで 携帯のアドレスが変わりました
@以後は 同じです


anonymous25


アクビがでかすぎて アゴがはずれかけて
駅蕎麦で 時間がなかったので 火傷しかけて
吸入を忘れて 窒息しかけた 今日この頃

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09. 11. 08

瞳の表面張力

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さいたまスタジアムに5回
ナック5スタジアムに2回
ソウルW杯競技場に1回


私は 今年 サッカーの応援に行って
まだ 負けた試合を 見ていない
行けば 必ず 勝利したイレブンへ 喉を潰して エールを送っている


なので 今日は 初めてのアウェイ
調布の 味の素スタジアムへ行き
浦和レッズへ 声帯の全てを賭けて 観戦に行ってきた


エジミウソンが ゴールを決めた瞬間
私は 初めて 脳内で化学反応が起こっているのを 感じるほど 
アドレナリンが放出され 声帯を破損した


そして 審判の ありえないジャッジに 声帯は崩壊し 
イエローを2枚もらって レッドカードになった選手を 拍手で送り 
10人になったレッズへ つぶれた声と 砕けんばかりの拍手で エールを贈った


勝った!


レッズサポーターは 勝利した試合の後
セーリングのメロディーで 勝利の合唱を スタジアムに響かせる
不覚にも 瞳を表面張力させながら 斉唱した


今夜は 私が出張先で知り合った サッカーファンのチーム
大分 名古屋 柏 全て勝利した!
それぞれの夜 みな 美酒に酔ったことだろう


音楽も スポーツも playするものは 現場が一番 
演奏というplayも スポーツのplayも
現場では 演奏者や選手だけでなく 観衆もplayするものなのだ!


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09. 11. 07

世界が広かった頃

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子供の頃 家に 足踏みミシンなるものがあった
ミシンが 何をするものかなぞ 分かるはずもなく
子供にとって それは 乗り物だった


不安定な座席に座って 
隙間から 小さな手で ハンドルを握れば
左右にグラグラ揺れる 不思議な乗り物


クラクションとか エンジン音は
自分の口で再現して
部屋の隅で いろいろなところへドライブへ行った


ミシンのドライブは 体の成長と共に 卒業した
やがて 自転車に乗って 活動領域は
少しずつ 広がっていった


大人になって 様々な乗り物で 様々な場所へ移動するようになった
でも あの頃のような 未知のドライブは できなくなった気がする
部屋の隅から発車した乗り物は 今より広い世界を 旅していた

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09. 11. 06

仮住まい調律師

その昔 偉大なるカリスマ調律師の
カバン持ちをしていた 先輩から
こんな エピソードを聞いたことがある


カリ調 お客さんの家に行き
工具カバンを忘れたことに気づいて 一言
「今日は 見に来ただけです」
そして 堂々と 帰っていったそうである


また ある時


カリ調 調律を始めたが いくらやっても 割り振りが上手くいかず
ミュートを外してしまって 一言
「今日は ここまでです」
そして 堂々と 帰っていったそうである


・・・・・・・・・・・


私は 1年ぶりに お伺いした お客さんの家で
ピアノを パラパラと弾き チェックした後
パネルを空けて さあ 調律 ということで 工具カバンを開けた


すると そこには お菓子がいっぱい・・・


ぎっしり詰まった お菓子だけが カラフルに笑い
工具など ひとつもなく
しかも 隣に立っていたお客さんに しっかり目撃されてしまった


私は カバンから ようやく視線を お客さんに向けると
お客さんも カバンから 私に視線を合わせ
双方 全く違った意味合いの沈黙


「カバンが軽いので おかしーなーとは 思っていたんです」
『はぁ』
「もし よろしければ 一緒に 召し上がりませんか?」


この後 私は お客さんと お菓子だけ食べて
堂々と帰ってきた


山の手線の中で 座れたばかりに うっかり ウタタ寝をしてしまい
こんな夢を見て ガバっと起きて ちょうど 池袋
慌てて工具カバンを抱えて 電車をダッシュで 降りるのだが


そのカバンの 重たかったこと 嬉しかったこと

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09. 11. 05

液体の盾

先日 灯油を買ってきた


昨シーズン つまり 去年の年末から 今年の春まで
一度も灯油を買わず ということは
全く 暖房無しの冬を過ごした


家の中でも ダウンジャケットを着込み
息を白くさせながら
長い冬が過ぎていくのを 震えながら待ったものだ


しかし この冬は
もう いつでも 暖房が使える状態にある


昨シーズン なぜ 暖房を使わなかったか


それは 部屋が あまりにも散らかっていて
石油ファンヒーターを稼動させようものなら
ほこりまみれになり 呼吸が出来なくなりそうだったから


今年は 春の大掃除により
居間には 大きなテーブルとイスしかない
実に快適である


工房も・・・


まもなく ブログでもシリーズを再開するが
強弱チェンバロの工作活動が
密やかに 進捗している

来い! 冬将軍! 今年は 負けないぞ!

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09. 11. 04

美しい予感

先日 ケンタの工房に立ち寄った
新しいピアノが 弾ける状態になったという


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ある意味 フォルテピアノらしくないくらい
しっかりとした 密度と輝きのある音がしている
よく ペラペラのフォルテピアノと出会うのだが
これは・・・


次高音の メロディー部分の音域も
しっかり立ち上がり バランスがいい


モダンピアノでも この音域は難しく
駒圧などを高くして 試行錯誤する音域なのだが
この5オクターブ半のピアノは なんなくクリアーしちまっている!


ケンタは 低音が まだ気に入らないという
まあ もう少し 真鍮の弦が安定してから
いろいろな選択をしようと 話してくれた


ハンマーは ひとつひとつの音に合わせて
皮の枚数や 硬さなどを 丁寧に調整してあり
その苦労の甲斐があって なめらかなグラデーションで 
音が繋がっている!


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アクションは もう完成しているのだが
まだまだ 改良するという
ノイズや ジャックの抜け・・・


ああ 楽しみだ!
恐らく 半年以内に このピアノは
どこかのホールで 美しい響きで 音楽を紡いでくれることだろう!


頑張れ ケンタ!

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09. 11. 03

ミッションC

府中の森 ウィーンホール


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やばい・・・
また ミッションの記事が 溜まってきた・・・
請求書も書かなければ・・・

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09. 11. 02

お知らせ


そんなワケで 日用動画劇場も よろしく お願いします!

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09. 11. 01

お知らせ


日用動画劇場も よろしく お願いします!

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