FF44 ジャックの作り直し
07年に製作した 強弱ジャックは 写真の右
ジャックの動きに関しては
絵でも描かないと うまく説明できないから
おいおい
右と左のジャックを 見比べてみると
右の方が 鉛が入っていて 重そう・・・
そうなのです
この重量を減らす工夫を
この2年間 結構 考えて 考えて
ようやく 左のような スッキリしたものが 出来上がりました
強弱ジャックは 頭部(ヘッド)と胴部(ボディ)に 分かれてます
ボディは 鍵盤から バンパー(後述)までの距離が調整できるようになっており
ヘッドは レジスターから 弦までの距離を調整できるようになっております
ジョイントは 真鍮の2本のポスト
というか ピアノのセンターピン(#19)なんですが・・・
ピアノのメカニックでも
ワイヤーが使われているのは
曲げることによって 調整するため
なもんで この部分は
ヘッドの高さの調整だけでなく
弦とヘッドの距離を 変化させるためにも 重要なのです
あ
ちなみに ヘッドに書いてある番号は 関係ありません
というのも このヘッドは 99年に初めて製作した
19分割チェンバロのジャックの 再利用
分割君は 鍵盤とジャックだけ残して
朝霞市の処理場で 成仏したのでした・・・ 合掌
なので デビュー作の遺品を 再利用するのも 涙々
The comments to this entry are closed.
Comments