FF-46 ジャック背面
ピアノのアクションには ふたつの種類がある
ひとつめは 突き上げ式 と言われている プッシング・アクション
ふたつめは 跳ね返り式 と言われている バンビング・アクション
で この強弱ジャックは バンパーをつけてるので バンビング・アクション
背面の0.2ミリくらいの突起を
レジスターにぶつけて
ジャックの速度に応じて ツメと弦の距離が変わるというもの
07年のモノは 0.6ミリくらいのテグスを
ジャック背面の 幅 いっぱいに取り付けていた
幅が広いと 安定感はあるけれど
戻ってくる時の摩擦も 大きくなる
なので 今回 最初は 上写真の左のように やや幅を狭めた
けれど 試していくうちに
もっと 狭くても強弱が出ることが分かり
最終的には 幅の1/3くらいのバンパーで決着
材質は 0.435ミリのテグス (7号の釣糸)
最初は金属を考えていたんだけれど
衝突させる時のノイズが うるさいから
ツルツルして 硬すぎない テグスを選択
バンパーは 溝が彫ってあって
そこに 半分 埋まっているので
背面から 飛び出ているのは 0.2ミリ
この 僅かな突起は
テコの原理で ツメの部分は もっと大きく振れる
ゆっくり押せば ノーマルなツメの位置のピアニッシモ
ちょっと早く押せば ツメは やや弦に近づき ピアノ~フォルテ
しっかり早く押せば ツメは 完全に弦を引掻きあげ フォルテッシモ
なーんて 簡単には いかないのだけれど・・・
The comments to this entry are closed.
Comments
いつの間にか立ち消えになってしまったと思っていましたが、出来上がりそうですね。楽しみにしています。
もし上手くいったら、元旦は・・・なーんて。
Posted by: おおぐま | 09. 11. 25 PM 8:15
Dear おおぐま
元旦・・・
こんなん持って行ったら
大塚君に殺される・・・ 塩尻に埋められたくない・・・
Posted by: アノニモス | 09. 11. 26 AM 6:39