あの夏の415 ⑫ さよならミューズハウゼン
20.VIII .1999
ベッドから 落ちかけて 目が覚めた
まだ 朝の5時過ぎだ
やっと眠れたと思って まだ 2時間くらいしか経っていない
旅支度をすませて 9時半に食事に行く
食べ終えて リュックを階段の下に置いて
ブラジウス教会に行く
チェロとオルガンが リハーサルをしている
教会の この安らぐ ホッとできるのは 何故か
この 大きな容積が 適度に孤独を高めてくれるのかも知れない
そばに 人はいなくて
しかし 何かの中に 守られている安心感
雄大で いばっているかのような 様々な装飾は 信仰か権威か
けれども ふっと そうした人工的なものが それを超えて
自然物に感じる瞬間がある
その時 心地良い
狭い部屋が とても好きだが
この 圧倒的な広い空間も 心地良い
静寂と沈黙が凝固した 密度の高い空気は
ひんやりと 意識を明瞭にさせ
ゴテゴテした司会は ふっと自然のルールを 逸してはいないかのように
やわらかく見える
ミュールハウゼンの旅は ここで 折り返しとなる
日本人のいない街 ドイツのオヘソ
ヨーロッパの田舎 しかし 人の住む地
さよなら ブラジウス さよなら ミュールハウゼン
11時に戻るが 先生は インフォに行ってしまっていない
荷物を置いて インフォに行くが いない
土産物屋にもいない
結局 30分後に現れ その後も 30分 待ちぼうけ
1時間以上も ペンシオンの前で座っていた
あー まぬけ
1:10まで 約1時間 最後の自由時間
古物屋で いい灯台があったが 18マルクだったので
じっと我慢の子
ベトナムのアジア料理屋台で やきそばを食べ
1時に宿に戻る
するとタクシーが来ていて 荷物を積み終わったところ
約束は1時だと 言い出して・・・ ぐっと我慢
1:27のゴータ行きに急遽乗り
あとは ライプツィヒ 終点なので ゆっくりできる
ライプツィヒに着き タクシーでホテルまで行き チェックイン
少し休んで 別々に市街へ
結構 歩いて ニコライ教会でオルガンを聞いた
スーパーで ワインと 水と ヨーグルトを買った
ギネスのあるレストランで ギネスを飲んだ
泡のきめ細かさが ブンダバーだった
魚が美味かった 今日は アタリだったので 良かった
宿に帰って ワインを飲んだり 横になったりしたが
眠れなかった
8時の朝食に 起きれるか心配だったが
結局 眠れずに朝が来た
なんとなく 結局 時差なく
体が動いてる気がする
足の裏が切れて 出血しだして痛む
体調もよくない
しかし あと1日である
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