権兵衛―48 ジャックが小さな前ならえ!
今回の楽器は みっつのピッチが選択できる
フレンチ バロック モダン
なので ギャップスペーサーは ふたつ
ギャップスペーサーは 取り出しやすいように
奥端を 斜めにして 押し込めば 手前が上がり
手前には 取り出す 穴をあけてある
そんでもって 鍵盤と ジャックの位置が決定して
バック フロント 4'の順で ジャックにツメを入れて
音が出始める
この時は ダンパーが まだ無いので
ピアノの右のペダルを踏んだ状態と おんなじ
全ての音が ボワーン ボワーン
弦とツメの間隔を そろえたら
いよいよ ダンパーを入れて
やっとこ 楽器として 弾ける状態になる!
僕のヴォイシングは とても薄いツメを使って
幅を 精一杯 広くとる
そして 長さを 弦まで ギリギリを狙う
これは ジャックと レジスターの隙間
スプリングと ダンパーの位置
それらの協力なしでは うまくいかないヴォイシング
でも それが出来ると
とても 抜けの良いタッチが 可能になる
粘らないタッチが 僕の中の理想
今回は バック8’の低音部以外は
全て 0.3mmという とても薄いデルリン
それでも 音は しっかりしてる!
さぁ もうひとがんばりだ!
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