« ダビデの音楽 | Main | ミッションC コットンな静寂 »

09. 05. 15

権兵衛―48 ジャックが小さな前ならえ!

今回の楽器は みっつのピッチが選択できる
フレンチ バロック モダン
なので ギャップスペーサーは ふたつ


Img_9646


ギャップスペーサーは 取り出しやすいように
奥端を 斜めにして 押し込めば 手前が上がり
手前には 取り出す 穴をあけてある


Img_9648


そんでもって 鍵盤と ジャックの位置が決定して
バック フロント 4'の順で ジャックにツメを入れて
音が出始める


Img_9649


この時は ダンパーが まだ無いので
ピアノの右のペダルを踏んだ状態と おんなじ
全ての音が ボワーン ボワーン


弦とツメの間隔を そろえたら
いよいよ ダンパーを入れて
やっとこ 楽器として 弾ける状態になる!


Img_9654


僕のヴォイシングは とても薄いツメを使って
幅を 精一杯 広くとる
そして 長さを 弦まで ギリギリを狙う


これは ジャックと レジスターの隙間
スプリングと ダンパーの位置
それらの協力なしでは うまくいかないヴォイシング


でも それが出来ると
とても 抜けの良いタッチが 可能になる
粘らないタッチが 僕の中の理想


今回は バック8’の低音部以外は
全て 0.3mmという とても薄いデルリン
それでも 音は しっかりしてる!


さぁ もうひとがんばりだ!

|

« ダビデの音楽 | Main | ミッションC コットンな静寂 »

Comments

The comments to this entry are closed.