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09. 04. 30

権兵衛―44 そして下鍵盤

チェンバロの場合 鍵盤の白黒が 逆転するモノもあるので
白鍵 黒鍵 とは言わずに
いわゆる白鍵の ドレミファソラシが ナチュラルキー
いわゆる黒鍵の ド♯ ミ♭ ファ♯ ソ♯ シ♭ が シャープキー


ちなみに チェンバロの歴史的な順番で 地域を書き出していくと 
イタリアン  ナチュラル:白  シャープ:黒 (現代と同じ)
フレミッシュ ナチュラル:白  シャープ:黒 (現代と同じ)
フレンチ   ナチュラル:黒  シャープ:白


チェンバロって言えば 全部 鍵盤の白黒 逆転と思われがちだけれど
実際には フランスの影響なんだよね
だから 全体的に見れば 現代と同じ配色の方が 圧倒的に多いんだ


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今回 ナチュラルキーは 黒檀
でもさ 最近 真っ黒な黒檀(マグロ)が 入手しにくいんだよね
そういや 黒檀に塗料を塗って 真っ黒に染めてる製作家もいたっけ・・・


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チェンバロは こんなふうに 
まず しっかり長方形の 黒檀を貼ってから
シャープキーの為の隙間を 加工していくんだよね


でも 現代のピアノでは もう こういう形をした アクリライトが売っていて
それを貼って ちょこっと 削るだけで もう 完璧!
うーん 羨ましい!


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木口にも 黒檀を貼って メンを取って
そうやって チマチマと チマチマと 仕上げていくと・・・
だんだん 鍵盤らしくなっていくんだ!


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シャープキーは メープル!
ちょっと重たいんだけれど やっぱり メープル好きは 
メープルを あちこちで 使いたくて たまらんのだ!


ちなみに この写真は 26日 月曜日のもの
まだ 5日間あるから 間に合うと 思ってた頃のもの・・・
つーか 搬入 明日だよな?


・・・2007年に続いて 不参加か
ううう 手抜きしたくない場所だし・・・
でも まだ 上鍵盤 残ってるし・・・


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09. 04. 29

権兵衛-43 下鍵盤

さて 鍵盤です
まずは 下鍵盤から 作ります
理由は ありませんが 下からのほうが 作りやすいもので


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鍵盤は FFからf3の 5オクターブなので 61鍵
しかし フレンチピッチのために FisFisが不動の鍵盤なので
実際には 60鍵! (ちなみに現代のピアノは 88鍵 7オクターブ1/4)


今回の材料は イエローパイン
パインというのは 松 のことです
パインアップル ってさ 松ぼっくりに 似てるよね? 


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鍵盤オサは メープル
堅い木というのは 時に とても狂いやすいのですが
バランス 及び バックレールには 長年 工房で 直線を保っていた木材


で 鍵盤と オサを 合わせて 
バランスピンや バックピンの位置に 上からドリルで ぶっさす!
これで 鍵盤と オサは 同じ位置の合体関係に!


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オサとの 位置関係が決まったら とにかく切断!
シとドの間 ミとファの間 この直線を まず切って
それから ひとつ ひとつ 割いていきやす


現代ピアノって 黒鍵は全部 同じ幅 
そして 白鍵の テラスもコリドーも 全部 同じ幅
実は これ 隙間で調整してるんだよ


実際には 12個の音を 手前では7分割して
奥の方で 3分割したドレミを 5分割して
4分割した ファソラシを 7分割するから


白鍵の コリドー(黒鍵と黒鍵の間の長い部分)は
2種類の幅が 顕在してくるんだ


で 時々 シとド ミとファ の幅を合わせる設計の楽器があって
それは レ の音だけが やたら太い鍵盤に なってるんだ
今度 自分の楽器の鍵盤 じっくりと 見てあげてね


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もちろん バランスピンや バックピンも 全部 自家製
長さを切って レールに刺さる部分は 釘のように とんがらせて
上端は やんわりと メンをとって・・・ それが 下鍵盤だけで120本以上・・・


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ピアノでいう いわゆる「カマボコ」は メープルで製作
あんまり堅いと カチカチと 接触音が ちょっと気になるんだけれど
軟らかすぎると すぐにミゾが大きくなって ガタの原因になっちまう・・・


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バランスピンは 2ミリのステンレスなので 
鍵盤の穴も まずは 2ミリ
そして 底部以外は テコ運動のために6ミリの穴


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6ミリの穴だと 鍵盤は 3次元の動きだから
カマボコ (2.1mmの溝)によって 再び 2次元の運動へ
甲府って 明後日 搬入だよな・・・


 

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09. 04. 28

権兵衛-42 オオブタ コブタ

えー いよいよ 今週末 甲府のコンクールです
楽器 まだまだ 完成しておりませぬ
やってはいるんですがね・・・ まだ 鍵盤が出来てない・・・


周りからは 物理的に不可能の 太鼓判をいただいて
なもんで 天邪鬼な杣としては ますます燃えるのですが
燃えるだけで 楽器が完成するなら ブルース・リーは 燃えよドラゴン・・・


はい 壊れております


では 屋根の製作過程 いってみましょう!
屋根の名称は けっこう 様々
「大きな翼型の板」と 『小さな長方形の板』 に分かれております


「大屋根」 『小屋根 or 前屋根』  まあ 一般的ですかね
「大蓋」 『小蓋』 なんかブタがつくと ブーフーウーな気分になりますね
ちなみに 杣の周辺では 「フタ or ヤネ」 と 『フラップ』 という名称が普通です


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まずは 楽器に板をのせ 型を写し 大雑把に切断していきます
手持ちの ジグソーを使います


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それから ボディに乗せて 
ボディラインに合わせて 正確に形を整えます
トリマーを 使います


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それぞれの板の 2辺には 1ミリ程度の厚みの 
化粧板を 貼っていき
合板の断面を 隠します


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で 見える部分には 今回 モールディングをつけました
ここは 金色にするのですが
真平より 多少の凹凸の光の反射が オシャレかな・・・ とか思ってます


ま コリアン君と かなり似てますね


っていうか こんなトコで そんなコダワリ やってる場合じゃないっすね ハイ
甲府がダメでも このコンサート
デビューします! たぶんデビューすると思う! デビューするんじゃないかな・・・


ま ちょっと 覚悟はしておけ・・・

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09. 04. 27

「世界三大 七不思議!」


  全部で 21に なっちまうんですけど・・・


「三度の飯より 朝ごはん!」


  微妙に 禅問答的なんすけど 微妙に同意・・・


「この三人コンビ 仲いいね」


  俺 苦笑 ケンタ 爆笑 言った本人 ナニがおかしいのか???


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09. 04. 26

カルボネーラ

しっかりと 燃え尽きていれば
今頃 灰になって 風にのって
きれい さっぱり 消えていたのに


どこかで 不完全だったんだ
だから 炭になっちゃったんだ
だから おき火が グズグズと 燻ってるんだ


もっと しっかりと
笑ったり 泣いたり 怒ったり キズついたり
我侭を言ったり 我慢したり するべきだったんだ


そうやって しっかりと 燃えていれば
炭になんか ならなかったんだ


炭の中で 濃く薄く 深紅にうごめく おき火は
メラメラと 燃え盛る炎よりも 
はるかに高い温度なんだ


もっと しっかりと
眠ったり ハシャいだり 感じたり 考えたり
点燈したり 点滅したり するべきだったんだ


そうやって しっかりと 燃えていれば
炭になんか ならなかったんだ


まさか 炎が消えるとは 思ってなかったんだろうね
いつまでも 自然に 燃え続けていると 思ってたんだろうね
燃え尽きるまで 炎があると 信じてたんだろうね


あの時より 高い温度で ゆっくり燃えている おき火
あの時より 内側で 静かに燃えている おき火
でも 今度こそ しっかりと灰になろう


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09. 04. 25

ささくれた長針

えーと 何時になったかな・・・


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うん そっか 12時15分か・・・


ん?


え?


あれれ?


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ちょ 長針が・・・


割り箸だ・・・ 

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09. 04. 24

首チョンパ

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リストラ会場へ ようこそ

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09. 04. 23

ミッションR 録音終了

新潟 小出郷文化会館


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スカルラッティのソナタ
演奏するは チェンバロ 西山まりえ


膨大な数の ソナタから
緩急に 陰陽に そして 渇潤に富んだ曲を選択し
大胆な繊細さに満ちた響きが 湧き上がっては 吸収されていった


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今回は 客席に背を向けて
ステージの中の響きと 
客席の響きのバランスをとった


可動式反響板を 駆使し
客席前部には 椅子の上に山台を敷き詰め
何通りもの位置を試し 着地した響き


お疲れさま!

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09. 04. 22

ミッションR 録音中

新潟 小出郷文化会館


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録音 : オフィスENZO
エンジニア : 小坂 浩徳


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数年前 初めて ここに仕事に来た時
「小出郷文化会館物語」なる本を 購入し
地域の人々によって育まれる 文化施設というものに 感動したものだ


今回も 一緒に仕事をしていく中で
この会館のスタッフの 誠実さと 熱心さに 
心を打たれている


ノイズを除去するために 館内中を走り回り
ひとつ ひとつ 可能性をつきとめ
最終的には 電源を切り替えて 理想的な静寂に辿り着いた


演奏者は 非常用電源から 照らし出されている 
たった ひとつのライトの中で 音楽を紡いでいく
たった ひとつのライトには スタッフの懸命が詰まっている


つくづく ホールって 人だな と思う
つくづく 文化って 人だな と思う


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09. 04. 21

ミッションR 録音開始

新潟 小出郷文化会館


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まだ 桜が残っている越後路
そして 白い雪帽をかぶった連山
素晴らしい景観に 元気をもらいながら ホール入り


今日は演奏者の 誕生日ということもあって
スタッフ達と共に ささやかなセレモニー
そして 熱く 潤いのある イベリア半島の響


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初日 軽やかに終了

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09. 04. 20

誰もが秘めている錯覚

そう思っても 決して 言葉にすることはないのだろうが
本当は 誰もが 一瞬 そう思ったハズだ


人間は 新しい言葉を 既知の言葉に 
あてはめてしまう能力がある
それが 時には 錯覚を 引き起こすこともある


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たった これだけの為に
揺れる列車の中で ブレる度に 舌打ちしながら
何度も シャッターを押してる自分が やや 恥ずかしい


周囲の視線は カメラの先を見ていたが
恐らく この写真を撮りたい心境を
察していたことだろう・・・


だからこそ 余計に 恥ずかしい

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09. 04. 19

青空の下で ビッコになれる みっつの数式

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まったくもって 情けない
先週に続いて 二週連続の故障
オジサン ハッスルしすぎたようだ・・・


先週は 顔面のアザだった
もちろん 病院なぞ 行かなかった
これは 祖母の遺言だから 仕方ない


アフリカ人並みの視力は
おかげで アメリカ人並みまで 下がっているようだが
まあ そのうち なんとか回復するだろう


問題は 昨日のサッカーの試合で故障した 
右脚ふくらはぎの 肉離れである・・・
まあ 仕事には 支障が無いから いいのだが・・・


せっかく 4試合目で フォワードで出してもらえたのに
走ってる時に グギっと ふくらはぎが 振動した・・・
続けて 猛烈な痛み・・・


最初は ただ 脚がつっただけだと思ってた
しかし 伸ばしても治らず 選手交代・・・
うーん 情けない・・・ 悔しい・・・ しかし 痛い・・・


午後になって 家に帰宅して 湿布して 包帯グルグル
うーん やばいぞ こりゃ・・・
そんなワケで 小さなバイキング ビッコ である・・・


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何がやばいかというと
今 甲府に向けて 工房で 楽器製作の ラストスパートをしている
あと 2週間を切って 間に合うかどうかの瀬戸際


工房内の作業は 結構 多岐に渡っており
力仕事も 立ち仕事も 軽く動き続けることもあり
脚は 手よりも 活躍しているのだ


姿勢によっては 脚が痛い場面もあり
ウーム ムムムである・・・


まあ 仕方ない
ハッスルの代償は こういうものだ
しばらくは キントレに励みますか


あーあ 甲府 間に合うのかな・・・

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09. 04. 18

薄膜のニガリ

別に 絵だけを見てるワケじゃないよ
どっちかと言えば 絵の環境とか 絵を描いた人とか
そういうの 気にしてるかも


有名な絵画は 実物を見て ふうん て思うことがある
モナリザを見た時も ふうん だった
想像以上に 大きさが 小さかったからだと思う


額縁を よく 観察してる
この絵に この額縁は うるさすぎるんじゃないか とか
隣の 額縁と入れ替えたら どんな印象になるのかな とか


見てないようで 額縁の影響って もの凄く大きいんだよ
直接 見てなくて でも 視界に入ってるモノって
一番 センスが問われるし 大切にしなきゃ いけないモノだと思うんだ


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美術館の中の 天井からの照明の中で ふと思うんだ
この絵を描いた人は どんな光の中で この絵を描いたのかな って
太陽かな ロウソクかな ランプかな って


反射って 光の種類によって 凄く変わるんだ
だから 蛍光灯は 部屋で使わないし 照度も低くしてある
昔の人は どの位置からの どんな光の反射を 見つめて 何を感じてたんだろ


でね 視界の環境って 凄く変わったな って思うんだ
昔は 反射だけを見ていたのに 今は 発光を見てるんだ
例えば テレビとか パソコンとか


発光と 反射では 同じ色なんて 存在してないんだよ
それは 生の楽器の音と スピーカーからの音と 同じようなモノ
そっくりなだけに 厄介なくらい ぬぐえない差異が 残ってるんだ


光も 音も いつだって 反射の中に存在していて
反射を含めて ひとつだったのに 
液晶画面も ヘッドフォンも ただ網膜と鼓膜だけを 刺激するんだ


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反射ってさ 計れないくらい 僅かだけど 遅れてるんだ
パソコンの中の写真と あの丘の麦秋では 時差があるし
幾つもの壁の中で 複雑に屈折した音は 遅刻だらけなんだ


その 僅かな時差が にがり なんだよね きっと
  


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09. 04. 17

真中のモール

でもね 世界の真中は
いろんな意味で イスラエル


経済も 戦争も 芸術も ましてや 宗教も
領土よりも 民族の信念ってヤツが いかに強力かを
思い知らされてるんだ



希望という歌が こんなに短調
いつか エルサレムに行って
「死海のほとり」を 読み直すんだ


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09. 04. 16

東のモール

北も南も 極点があるのに
西と東は 延々と曖昧
でも 一応 極東な島 東の東は西



国歌としてでなく ひとつの作品として
君が代 は 密度の高い楽曲
これだけ短い 旋律と詩の中に でっかい宇宙


東のモールは なんて普段着
ポリエステルじゃなくて 木綿
コレギウムじゃなくて 口伝


わずか五・七・五の言葉とリズムの中に
長編小説より 大きな世界を 詠える民族
大きな世界を 感じ取ることができる民族


そんな極東


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09. 04. 15

西のモール

残された 欧州への憧憬は 西班牙と葡萄牙
どうやら いつの間にか 半島マニアになっているのかも
イベリアの空気の中で イベリアの音を聴いてみたいな



西の音楽は 短調の芳香が なんて透明
響きの長い空間の中で 洗練されたからこそ 貴品に満ちている
でもね 時々 あまりにも美しいだけで 脆弱に感じることもあるんだ 



人間って 儚いな
神を信じる 唯一の生物なのに
生きていくことの先に 意味を拵えるんだもん

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09. 04. 14

南のモール

あまりに 遠すぎるからかな
それほど 南に行きたいとは 思わない
それでも 欧州が蹂躙した遺跡には 立ってみたかった



南の音楽は 短調の躍動感が なんて鮮やか
侵略と陵辱の中で 耐えてこそ あの生臭さが漂う
駅前の フォルクローレを 何時間も見ていたっけ 



人間って 逞しいな
互いに殺戮し合う 唯一の生物なのに
生きていくことに こんなに こだわれるんだもん

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09. 04. 13

北のモール

寒いのが 嫌いだからかな
それほど 北へ行きたいとは 思わない
それでも ロシアが アジアなのか ヨーロッパなのかは 知りたかった


北の音楽は 短調の奥行きが なんて濃厚
様々な環境の圧縮があってこそ あの深い闇が描ける
音楽と文学が放つ 光の色が あまりにそっくりで ちょっと驚く 



人間って 凄いな
裸で生きてゆけない 唯一の生物なのに
生きていくことを これだけ 豊かにしようとするんだもん

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09. 04. 12

青空の下で お岩さんになれる みっつの数式 

「どうしたの? その顔のアザ!」
『いや ちょっと 階段で ころんじゃって・・・』
「大丈夫?」


よく ドラマなんかで 交わされるセリフである
どう見ても 殴られたアザなのだが 
だいたい 責任は 階段に転嫁されるものである


ちなみに 転嫁とは ヨメが転ぶようだ まさか階段で?


どう転んでも 階段で そんなアザを拵えるは 不可能なのだが
そこは 奥ゆかしい日本人同士である ワビサビな文化なのである
ははぁ と思っても 「お大事に」と 詮索ならびに追及なぞしないのが 粋なのである


がしかしだ
これは しばしば 由々しき問題が 無くも無い
それは 本当に 階段でころんだ人の場合である


『ちょっと 階段で ころんじゃって・・・』
(ははぁ さては・・・) 「そう 大丈夫? お大事にね」
『いや 本当に 階段でころんだんですよ!』
(ムキになるところが いよいよ怪しいわ) 「そう 気の毒にね」


まあ アザとは かような感じで
いろいろ 面倒臭いものである
で 今年 眼の上に 二度目のアザが出来ちまった・・・


もちろん 階段でころんだワケではない
ましてや 殴り合いをしたワケでもない
ケンカになりそうな瞬間には ボルトよりも早く逃げるほどの 臆病者である


杣の場合 顔にアザが出来るのは サッカーやフットサルの時である
もちろん 捻挫をするのも 骨折をするのも 蹴球中である
40を超えたオジンが 脳裏に20歳のイメージで張り切るから こうなるのだ


しかし ヘディングの競り合いで 勝ったことは無い
それなのに 顔面を 他人の後頭部にぶつけて よくアザを作る
この二つの現象の要因は 非常に簡潔である


つまり ボールが飛んでくる時に 
杣だけ タイミング早く ジャンプしちまうので
ボールの下降と共に 体も着地へ向っているのである


しかしながら 通常 ちゃんとタイミングが合ってる選手は
その時 ジャンプな跳躍をするものだから 
下る杣頭と 上がる頭が 交錯し 衝突し お岩さんが誕生するのである


前回は 右目だった 
著しい視力低下は やや修正したが 完治はしていない・・・ 
左目と比べると 視力が劣ったままである


今回は 左目である
著しい視力低下は 感じていないのだが
なんだか 右目と変わらない視界 ということは やや落ちたのか?


つまり お岩サンなお陰で 昨日の午後から 
右目と左目のバランスは 悪くないのである


そういや 
前回の右目アザ以来 右目は 遠くもボケたが
近くもボケ始めて なんだか老眼になった気分だった


で 今回
左目も 遠くも近くも ボケてる気がしている
つまり 両目とも強制老眼になったようだ


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昨日の練習で すっかり暑くなった青空の下で
汗だくになりながら コバケン選手が 一人ごちていた
「39になっても こんなふうにサッカーが出来る体に生んでくれた 親に感謝しなきゃ」


激しく同感である!
杣の場合 性格と 体格と 頭は 激しく悪いが
体力と 視力だけは 激しく良い! 顔も と書きたいのだが・・・プププ


なので 体力と視力と顔だけは 感謝するべく
大切にしていかなければ! なのである
痛みが引かなかったら 今回こそ 病院へ行ってみるか


あ でもなー 視力検査して もし とんでもない数値が出たら
ショックで うつ病になりそうだからな・・・ やめとこうかな・・・
真実を知ることを 迂回し続ける人生だよな・・・


見えない真実を回避するクセに
お岩さんな テメーのツラは 笑えるんだから
ま いっか


この脆弱で かつ 楽天的な心も 感謝しよう


 


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09. 04. 11

水曜日の自転車

自転車に乗って 気がつけば ここは坂道
ゆっくりと 下って ペダルは少し ラクチン
まだまだ下って 辿り着いたのは 水の通り道


車や電車に乗っていると つい うっかり
地球のデコボコなんて 知らないまま 通り過ぎてしまう


いつも 坂の下には 水の通り道
それから もっと きっと ずっと 
下る旅を 続けていく水


人間は 高きを望むらしい
低きを 忌み 蔑み 高きを望むらしい
ふうん


水は 低きを旅していく
人間とは 逆さま?
でも 本当は そうじゃないよね


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人間は 本当は 上にも 下へも いけないんだ
何かを蔑んでみても 高くはならないんだ
何かに蔑まれても 低くはなれないんだ


水は 低い旅をしてるんじゃないんだ
やがて 川に出て 海へ出て そして 天に昇るんだ
一番 高いトコへ 昇っていくんだ


重力へ 忠実に 下へ 下へ
そして 解放されて 上へ 上へ


魂の重力は 不公平なくらい平等で
だから 解放されることはなく
だから 上も下も なくなって ちょっとだけ歪な 真っ平


来た道を戻れば ゆっくりとした 上り坂
なんだ 水は ラクチンしてるだけじゃないか
ペダルにかかるのは 自分の体重なのか 地球の引力なのか


ちょっと 背中を丸めて ちょっと 息が切れて
ゴクゴクと 喉を鳴らす ・・・うんめー!
さ 家に帰ろう


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09. 04. 10

ミッションC サヨナラ そして ありがとう

千駄木 鷹羽スタジオ


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チェンバロ 西山まりえ


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鷹羽スタジオが 改築のため 5月に終焉を迎える
アントネッロの ホームとして 長きに渡って 響いていた空間
5夜連続の さよならライヴのトップバッターは チェンバロ・ソロ


西山は 学生時代の チェンバロとの出逢い 
そして アントネッロとの出逢い
更に 鷹羽スタジオで育った 回顧録を 豊かなユーモアと共に披露


初めて 人前で この 鷹羽スタジオで弾いたという フレスコバルディ
原点に回帰する というモチーフながら
恐らく 17年前のそれとは 大きく成長したであろう フレスコバルディ


しなやかで ユニークな トークと
サスペンスに近い 緊張感たっぷりの演奏の
その 鮮やかなコントラストに 彼女の熱を感じた


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数年前 このスタジオで 初めて 調律に来た時
正確に言えば 調律できなかったんだけれど


前夜のフットサルで 右手首を骨折し
早朝 後輩を電話で呼び出し 念のため 同行してもらって
結局 調律は後輩 自分は病院へ行ったんだ


あれは こもれびホールの コンサートのリハーサルだった
目の前で 調律を 人に依頼する 惨めさ
そして あまりに痛くて なんだか悔しくて 涙が チョチョ切れたものだ


最近では アントネッロの ファンキーライブで
スペイン語の 母を訪ねて三千里を 歌われて
思わず キュンとなったものだ


自分にとっては ほんの短い期間だったけれど
やっぱり さよなら そして ありがと
最後に 調律できて 嬉しかったよ


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09. 04. 09

オヒサマの味

例えば ある日の 晩御飯


アジの干物 ウドの白和え
ヒジキと 切干大根と 油揚げの 煮物
カブと 高野豆腐と 椎茸の 煮物

大根と ワカメと ネギの 味噌汁 そして 白米


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乾物の摂取量が やたらに多い
理由は明解
保存が効くから いつでも喰えるし なにより 美味い!


魚は 刺身もイイさ 
煮付けも イイさ
けど やっぱり 干物は 美味い


椎茸 切干大根 ヒジキ ワカメ 高野豆腐 
水で元して そして 熱を加えて・・・
生より 元した乾物は 味が凝縮している!


きっと その昔
乾物は オヒサマの味がしたんだろうな


今では きっと
人口乾燥とかしてるんだろうな


でも


やっぱり 乾物は美味い
その昔 オヒサマが 教えてくれた おいしさ!
失われた水分を ゆっくりと 復活させて・・・


失くしたモノを 奪われたモノを 追うのでなく 
内側を圧縮させて 新しい可能性を創って
腐敗への道のりを 遠回りさせてもらいながら 


復活した時は もっと オイシクなってやる! 
そんな 葛藤を オヒサマは 黙って見てるんだろうな
枯渇していく時より 数倍の速度で モドってゆく潤い

 
おっと いけねー 冷めちまうぜ!


いっただっきまーす!


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09. 04. 08

ミッションC 真演空如

上野 東京藝術大学 2ホール


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「ハイドン・モーツァルトのリート歌唱法」


講師 ドミニク・ヴェルナー


ソプラノ 関奈美
テナー 村上惇 坂口寿一
フォルテピアノ 羽賀美歩


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弦楽器や 管楽器 ましてや 鍵盤楽器
そうした奏者を見ていると 声楽家が 羨ましく思えたものだ
なんせ 楽器の 運搬も 調律も 必要ないのだから


ただ 声楽の言葉の発音に関しては 本当に気の毒になる
音大でのレクチャーというより 外国語大学かと思うほど
しっかり 英語や独逸語の発音を 矯正されていた・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・


人間の仕事は クオリティが 高くなればなるほど
当事者は 見えなくなり 消えていくものだ
例えば 今夜の 羽賀美歩のように


3時間に渡る レクチャーの間
最も 講師の言葉に頷き そして音楽をし続けていたのは
他ならぬ 伴奏していた フォルテピアノ奏者だった


表としては 3人の歌い手が レクチャーを受けている
しかし その言葉を注意深く聴き 全ての展開において 対応しているのは
裏を担っていた フォルテピアノ奏者だった


歌い手に 必要な音を さりげなく かつ 無駄なく プレゼントし
歌い手が 改善した表現には 同時にピアノも変化しながら 伴奏し
それでいて 繰り返される 同じフレーズを いちいち 音楽的に弾く


恐らく 今夜のレクチャーで
フォルテピアノ奏者の存在は それほど 認識されなかったことだろう
それほど 音楽的であり ひとつひとつが 当然のように 本気だった!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


旨い酒ほど アルコールを感じない
上手い人ほど 簡単に感じさせやがる
人間の仕事というのは きっと そういうモノなんだろう


その存在を 消せるほどの クオリティ


勉強会では 圧倒的な音楽力を放っていたが
だからこそ ソリストタイプだと 思っていたが
伴奏で ここまで 音楽をやり続けるとは・・・  


今夜のレクチャーで
一番 吸収して 表現していたのは
恐らく 彼女だったろう

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09. 04. 07

オレンジな朝

オレンジ色の 洗濯物
たった それだけのコトなんだけれど
なんだか いつもと違う朝


先日 サッカーの練習の時に
ビブスを返し忘れて 持って帰ってきてしまった
だから 洗濯をして 次の練習に 持って行くんだ


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家の中は 単調な色彩
ハデな色は 視界の中で うるさすぎるから
できるだけ 動きのない色彩で 空間を染める


一番 賑やかなのは 本棚かな 台所かな
商品のラベルは それだけで 主張が激しすぎて げんなり
出来るかぎり ステンレスの中に 閉じ込めてみる


朝 起きたら オレンジ色


自分で買わないモノが 部屋の中に存在してると
誰か 別な人がいるような 違和感に包まれる
自分の領域を 侵食されたような 錯覚に陥る


朝 起きたら オレンジ色


赤なら たくさん あるんだ
韓国 スペイン ポルトガル 各国のユニフォーム
でも オレンジは 似てるけど 違いすぎる色なんだ


早く 乾かないかな
早く たたんで カバンの中に 入れてしまおう
そうやって いつもと同じ朝に 戻ってきてもらおう


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09. 04. 06

春のヒグラシ

春らしくなった 先日の 昼下がり


と 突然 作業の途中 テレビが騒ぐ
いや 電話機能がついた 携帯テレビが騒ぐ
つまるトコ 電話が来た ということだ


ちなみに 音声着信は 
ヒグラシが カナカナとしぐれだす
(これ 夏になったら ホンモノの蝉時雨の中に 消えてしまいそうだな・・・)


もうひとつ ちなみに
杣は 絶対に 作業中に 携帯には出ない
祖父の遺言なのだから仕方ない! (20数年前に逝ったのだが・・・)


しかしながら 電話をかけてきたのは アネキである
( 奇遇ながら アネキは 杣の祖父の孫でもあり
  杣のイトコの父親と アネキの父親が兄弟という関係でもある )


アネキは知っている
弟が 電話に出ないことを!
だから 用事がある時は 必ずメールをしてくる


しかし 真昼間から イキナリ電話である!
ヒグラシ時雨が なかなか 鳴き止まない!
ムムム これは なんか 不幸な出来事があったか? ちょっと不安になる・・・


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プチッ! 「もしもし! マキちゃん?」
『ああ 君 今 どこにいるの?』
「え?今? 上野の杜だけど・・・ 何かあったの?」


『本当に 上野にいるの?』 
結構 声が マジである・・・ ナンだ 何があったんだ?
すぐ 常磐線に乗って帰ってこいとか そういうことか? 後頭部の温度が2℃下がる!


「うん 芸大でメンテ中だけど・・・ ナニ? どうしたの?」
さっきまでの 自然界の中で最高の音楽家な ヒグラシの余韻など すっとび
チチキトク とか ハハキトク とか ジローイエデ などというセリフを覚悟する


『いやね 今 目の前を歩いてる人が あまりに君にそっくりだからさ 君かと思って』


は? 危篤 じゃなくて 奇特なセリフに やや絶句・・・


『本当に上野にいるの? 表参道にいるんじゃない?』


「あのさ その人 今 携帯でしゃべってる?」
『いや 普通に歩いてるけど・・・ なんで?』
「あのね 僕は今 マキちゃんと電話してるでしょ?」
『うん だから?』


「だから 目の前の人が 電話してないってことは 僕じゃないと思うんだけど」
『あ! そっか! さすが 我が弟! 頭いいね!』
ウーム "さすが” という装飾は どこにカカるのだろうか・・・ 複雑である


まあ 確かに 杣ファミリーは 全体的に やや ボケている というか トボケている・・・
アルツ盛んな弟であるが やはり 姉は 負けていない・・・
いつだって優等生で 聡明なアネキだったが そのテンネンぶりも 弟を凌駕している!


「じゃ 切るよ 2時までにアゲなきゃいけないから」
『うん 分かった! ところで君 今日 休みなの?』
「・・・」 プチッ!


自分の身近な人々が 普段 どんな辛い思いをしているか よく分かったさ・・・
これからは 人の話を よく聴くことにするさ
そして やはり 祖父の遺言は 厳守するべきだ! 


見上げれば 桜が笑っていやがった!
 

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09. 04. 05

音の隠れんぼ

 日の音 門な音 暗闇


暗闇の中では いつもより
耳をすませて 音を頼りにするのだろう
闇にも 暗にも 音が隠れている


「解夏」の中で 乳白色の霧という表現の後 こう続く
光が見えるから 暗闇が見えるんだ
光が見えない者に 暗闇は見えない と


 言な音 諳誦


諳んじる時の主役は 声なのだろうか 記憶なのだろうか
うん いや やっぱり それは言葉なのかも知れない
言葉はいいね 瞳だけでも 耳だけでも 意味を連れてきてくれる


 疒な音 瘖唖


やまい垂れは いつだって 病な予感
音に疒をかけただけで ほら 聴こえなくなっちゃった
音が無いとこには 静寂も無いのかな


 郷の音 響めき

 
響という文字の カタチも オトも そして イミも好き
どよめきは なにも群衆だけのものではない
心の中の響めきも 確かに 聴こえない音が騒めく


 心の音 意趣


いろんな音は 耳から入って それから 心で漉されていく
心の濾紙の状態で 同じ音も 濾過されたり されなかったり
そんなふうに 意は いつだって不安定で 頑なに曖昧な 魂のオヘソ


・・・・・・・・・・・・・


いろんな音がある
意が 有るもの 無いもの
意を 感じたいもの そうでないもの


こんな季節の うららかな春の景色や光を
韶光 というらしい
いつだって 音は 光と 戯れている


鬼さん こちら 手の鳴る方へ

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09. 04. 04

インスブルックよ さようなら


そろそろ 旅立ちの時間だね きっと
そういえば 静かな朝を 
プレゼントする約束だったね


ほんのちょっと
清涼感と 透明感のある音が あった方が
静けさの密度って 高くなるよね


スイカに 塩を ふるみたいに
わずかな対照が 感度を上げてくれて
音という光の反対側に 静寂という影が 鮮やかに漂って 


高くて 大きくて ヒンヤリとした教会の中で
こういう響きが 満ちていた頃って
きっと 静けさの種類も 豊富だったんだろうな

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09. 04. 03

註文の多い料理屋

「なんだよ これ! 
 五目焼きソバなのに 
 具は みっつしか 入ってねーじゃねーかよ!」


『なにをっ?
 紅しょうがと ソバを合わせればっ
 ちゃんと 五目あるじゃねーかっ!』


そんな 素敵な客と店主がいる 場末の中華屋


店内には 何枚かの色紙が貼られていて
一番 新しい色紙のサインは なんと 「オバマ大統領」!
しかも カタカナで・・・


ヤニと油で 褐色になったスピーカーからは
何故か ストラビンスキーの 春の祭典・・・
もしかして バーンスタインが振ってる?


『へいっ ソース焼きソバ お待ちっ!』
具は キャベツと 豚肉と インゲンと ニンジンと シイタケと・・・
ベニしょうがを 合わせなくても 五目以上ある ソース焼きソバ


隣の客に 見つからないように 
ちょっと 不自然な姿勢になって パクパク フーフー パクパク
青海苔が 気管に飛び込んで ちょっとムセたりしながら


麒麟の絵が描いてある コップの中の水は
チンダル現象が起こってるくらい 透度が低くて
それでも いや だからこそ 勢いよく ゴクゴク ゴクゴク


わずか 半時間程度の シュールなトリップ
わずか 十畳程度の クールなトリック
ようこそ 万景軒へ!

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09. 04. 02

ミッションC 未来を消費してはならない

広尾 ドイツ大使館


「文化遺産の保存 その理由と意義」
   講演 ヨハンナ・ライッスナー


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ヴァイオリン 穎川晴子
チェンバロ  磯村叙子


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ベルリンの壁 崩壊から 20年
ドイツ再統一から 来年で 20年
そんな ドイツな大使館で ミッションだった!


ゲートでの手続きは 人相の悪い者には 執拗で
なんとか 潜入し 楽器搬入の経路などを確認


担当のダンディが 「ハイ コンニチワ」 と
流暢な日本語で 話しかけながら 握手をしてきたので
ここは ひとつ ドイツ語で挨拶を! と はりきる!


『やーやー あうふびだーぜん!』
「ソレハ サヨナラノ イミデスネ」
『おー そーりー いっつ えいぷりるふーる!』
「ソレハ キノウデスネ」


なんだ 完璧な日本語を話せるダンディじゃないか!
ノッケから 思い切り恥じをかきながらの搬入


なんつたって 自分の知っている ドイツ語で
一番 長い言葉は 「ボー イスト トワレット?」なので
それが口をつかなかっただけ ヨシとするか・・・


しかしながら 十にも満たない ドイツ語のボキャブラリーの中で
よりによって 全く反対の意味の言葉を 選んでしまうとは
天才的なくらい 天然なボケであり 本音を吐けば ちょっと怖い・・・


まあ いいや


大使館内は 治外法権 つまり 日本ではないのだ!
このまま 亡命とか出来るのかな?
そうすれば タダで ドイツに行けるのかな?


会場は とにかく 素晴らしい響きだった!
5階くらいの 吹き抜け 硬い壁 適度な凹凸
ヴァイオリンも チェンバロも 豊かな響きで 音楽を彩ってくれた!


そして しなやかで 体温のある演奏!
講演を挟んだりしながらも 高い集中力!
満たされた拍手も やはり 降り注ぐ空間! うーん ブンダバー!


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様々な要因で 過去の貴重な文化遺産が 消滅していっている
そして それを食い止め 復元に情熱を費やす人々がいる
その活動の中で生じる 様々な問題と その対処


未来を消費してはならない


過去の偉大な文化遺産を 将来へ贈ること
その難しさ そして その重要さ
普段 全く考えたこともないテーマと 出会った


音楽も カタチの無い 文化遺産
地球の反対側で 300年前の音楽を 今宵の演奏で聴くかぎり
しっかりと 現在という瞬間を経て 未来へ繋がっていることに 充足する


音楽は 演奏だけでなく
楽器や調律という領域も 一緒になって 音になる
歴史の中の一点として 未来を消費させないよう貢献しなければ・・・


『あうふびだーぜん!』
「アウフヴィーダーゼン!」
別れ際 ダンディは 笑顔で握手してくれた


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09. 04. 01

そうだ 甲府 行こう! ③

あぁ 昨日は途中で ごめんね


そうそう 古楽コンクールの話だったよね
どう? 行きたくなってきた? ん? 
あぁ そっか 凄いネタが何かって? ハハハ


ほら 君が敬愛する ヴァイオリニストと 
チェンバリストが コンクールに出場するんだよ!
アンサンブル部門で!


え? あ そっか まだ説明してなかったね
鍵盤楽器の年には 同時に アンサンブル部門のコンクールがあって
様々なグループが 出場するんだ


でね そこに このコンビが出場するんだ
それも 新しい編成で!
あ まだ これ オフレコだから ここだけの話だよ


二人はね バッハの全集を録音してる時
「そういえば バッハもそうだけれど 昔の音楽家は
一人で 幾つもの楽器が演奏できたよね」 ってことで


ある時 二人は それぞれの楽器を 取り替えてみたんだ
そしたら これが なんだか とても新鮮だったらしくてさ
実は ヘンデルの録音も 数曲 二人は 入れ替わって演奏してるんだ!


まあ 5月2日の予選は 軽く突破すると思うから
3日の本選で どんな演奏を聞かせてくれるかが 興味深深!


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オレ? 2日はいるけど 3日は仕事でいないんだ
夕方までには 楽器を取りに 戻ってくるけど・・・


え? ツタヤ往復連休 やめた? 甲府 行く気になった? そう来なくっちゃ!
うん 嬉しいよ! 会うのは 初めてだもんね!
そう 5月2&3日 甲府駅から ちょっと歩くけど山梨県民文化ホールだよ


え? 今日? 
うん まだ4月1日だけど・・・ なにか? 大丈夫?
そっか うん! じゃ 来月 甲府で会おう! うん ゴキゲンヨー!


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