権兵衛-39 レジスター(ヘンテコシステム)
6本のレジスターの 穴加工終了
4フィートの アッパーだけ タングの接触を考慮して
少しだけ 中穴を大きくえぐる
ジャックが接触するトコは とにかく磨く
ヤスリで削るだけだと ただ穴が大きくなるだけなので
金属を押し付けて こすって 磨く
左右には レジスター位置を調整するためのネジも取り付ける
で 杣のレジスターは ちょっとヘンテコ
上と下を 連結させてある
普通 下のレジスターは 楽器に固定されていて
レバーで操作すると 上のレジスターだけが 左右に動く
さて この時 ジャックは僅かに 傾く
僅かに傾くと ジャックと穴の摩擦が 大きくなってしまう
この摩擦を感じさせないためには 穴を少し 大きめにしなければならない
杣の ヴォイシングと調整では この穴の隙間を 極力少なくし
なおかつ 摩擦を減らす という相反した条件が前提になるので
上下のレジスターを 同時に動かすというシステムを取らざるを得ない
もちろん 上下のレジスターが 一体になった
ボックススタイルのモノも イタリアンや ジャーマンにある
しかし ボックススタイルは ギャップスペーサーが 設置できず
弦の張力で ベリーレールとピン板との隙間が 狭くなる危険を回避できない
なもんで 上下一体で なおかつ ギャップスペーサー取付可能な
ヘンテコ方式を 導入している
さて いよいよ 弦を張るかな・・・
産声 聞けるかな・・・
オトコの子かな オンナの子かな・・・ ゲイだったら どうしよう・・・
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