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09. 01. 31

素晴らしきモヤシ

昨年から 定期的に韓国の楽器メンテに 行くことにしたのだが
行ってみたら 次から次へと 予定が変わっていくので
今年は 完全予約制というスタイルを 試みている


でないと ひとつひとつの楽器に 
十分な時間をかけることが 出来ない! という
最悪な結果になってしまうのだ・・・


なもんで メールに 以下のような表を添付し
名前 住所等連絡先 希望日時 楽器の詳細を記入してもらい
返信してもらうことにした


Kore


基本的に 今回は 新規な人は いない予定だが
何度か行ったことのある家や スタジオも
できれば 駅まで 迎えに来てもらわなくても 自力で辿り着きたい


その為に 住所を書いてもらった


が 持っている 韓国全国の地図では
とうてい 細かい位置まで 探り出すことは出来ない・・・
で いろいろ 韓国のサイトをサーフィンして・・・


見つけた! コンナムル


住所から検索して 地図が分かるし
距離や (面積まで) 歩いて (自転車も) かかる時間まで
瞬時にして判明するという 素晴らし過ぎる サイトである!


最寄駅も 記入してもらったのだが
これで 位置や路線を把握して 無駄な移動をすることなく
効率よく メンテに行けるハズなのだが


地下鉄や タクシーは ほとんど問題なく 乗れるので
後は ここから プリントアウトした 地図を持って
冬の陣は ほぼ日本の仕事のように 家から家へ 渡り歩いてやる!


でも・・・ 寒いだろうな・・・ 

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09. 01. 30

蒼氓 (ノスタルジア⑤)

時々 よく分からなくなるんだよね
でも それは 真っ暗なんじゃなくて
深く蒼い たそがれみたいで・・・ 


弦の振動ってさ ヒトツの中に 幾つも存在してるんだ
縄跳びみたいな 大きなクルクルの中に
2分割されたり 3分割されたり 幾つもクルクルがあって


今 自分は 人生の幾つものクルクルの中の
どこの浮沈に いるんだろう
ささっ くじいたトコロには 湿布でも貼って 歩き続けますか



遠く翳る空から たそがれが舞い降りる
ちっぽけな街に生まれ 人混みの中を生きる
数知れぬ 人々の魂に 届く様に


凍りついた夜には ささやかな愛の歌を
吹きすさんだ風に怯え くじけそうな心へと


泣かないで
この道は 未来へと続いている


限りない 命のすきまを
やさしさは 流れて行くもの
生き続ける事の意味 誰よりも 待ち望んでいたい


さみしさは琥珀となり
ひそやかに輝き出す


憧れや 名誉は いらない
華やかな夢も 欲しくない


生き続ける事の意味 
それだけを 待ち望んでいたい


 

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09. 01. 29

イエスタデイ ワンス モア (ノスタルジア④)

明日と 未来は 違う言葉なのに
昨日と 過去が 同じ単語な英語に
ビビったもんだ・・・ 遠い中学時代だけどね・・・



お気に入りの歌が 
流れてくるのを 待ちながら
よく ラジオを聴いていた


その曲が かかる時には
それに合わせて よく歌った
そして 私を微笑ませてくれた


それは とても幸せなひと時だったけど
そんなに 昔のことじゃない


その歌が 何処へ行っちゃったのかなと
よく思っていたんだけれど ・・・でも また戻ってきた
まるで しばらく会ってなかった友達みたいに


どの歌も大好き


昔はどんなだったろうと 楽しく過ごした時を振り返ると
今はとても悲しく思える
何もかもが変わってしまった


その 昔のメロディは
今でも私には 心地よく聞こえる
年月を 徐々に消して行くかのように


最高の思い出 全てが
鮮やかに甦ってくる


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09. 01. 28

ホテル カリフォルニア (ノスタルジア③)

1969 
そっか ウッドストックが始まったんだっけ
ロックの本当のスピリッツが 失われた年らしい・・・



俺は支配人に言った
「ワインを持ってきてくれないか」
すると彼は言った 
『そのようなスピリットは 1969年以降 一切ございません』


それでも人々が 深い眠りについた 真夜中でさえ
どこからともなく 声が聞こえてくる


ようこそ ホテル・カリフォルニアへ
ここはステキなところ


お客様も いい人たちばかり
どなたも ホテルでの人生を 楽しんでいらっしゃいます
口実の許すかぎり せいぜいお楽しみください


鏡を張りめぐらせた天井
グラスには ピンクのシャンペン
誰もが 自分の意思で 囚われの身になった者達


やがて 大広間では 祝宴の準備がととのった
人々は 鋭いナイフを突き立てるけど 
誰ひとり 内なる獣を殺すことはできない


気がつくと 俺は 出口を求めて 走りまわっていた
もとの場所に戻る通路を
なんとかして 見つけなければ・・・


すると 夜警がいった
「落ち着いて 自分の運命を 受け入れるのです
チェック・アウトは自由ですが ここを立ち去ることは永久にできません」


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09. 01. 27

楓 (ノスタルジア②)

楓は 一番好きな樹木
だから 名刺を作る時は楓を使って 
だから 楽器を造る時も楓を使って



忘れはしないよ 時が流れても
いたずらな やりとりや 心のトゲさえも
君が笑えば もう 小さく丸くなっていたこと


代わる代わる のぞいた穴から 何を見てたかな?
一人きりじゃ 叶えられない 夢もあったけれど


さよなら・・・ 


君の声を 抱いて歩いていく
ああ 僕のままで どこまで届くだろう


探していたのさ 君と会う日まで
今じゃ 懐かしい言葉
ガラスの向こうには 水玉の雲が 散らかっていた あの日まで


風が吹いて 飛ばされそうな 軽いタマシイで
他人と同じような幸せを 信じていたのに


これから 傷ついたり 誰か 傷つけても
ああ 僕のままで どこまで届くだろう


瞬きするほど 長い季節が来て
呼び合う名前が こだまし始める 聴こえる?


さよなら・・・ 


君の声を 抱いて歩いていく
ああ 僕のままで どこまで届くだろう

 
ああ 君の声を・・・

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09. 01. 26

心はなれて (ノスタルジア①)

そっか オフコースが誕生して 今年で40年なのか
そっか オフコースが解散して 今年で20年なのか



出逢って 愛して 
二人だけは こんなふうに
あぁ あの頃 まだ若かったね


あなたが いたから 
立ち上がれたこともあった
もう 遅すぎる そこへは戻れない


いちばん哀しかった 
あの日さえ もう輝いている
やがて ひとり 窓の外は冬


ふたりで 追いかけた
青い日々が こぼれてゆく
やがて ひとり 窓の外は冬


心 はなれて
あなたのこと 見えなくなる
もう ここから先へは ゆけないね

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09. 01. 25

閃きのカタチ

意図的に 恣意的に 頑張ってみても
こんな複雑に コンガラガセることは 
簡単には出来ないのに


ポケットに入れておいた イヤホンのコードは
あっという間に 複雑に絡み合って
音楽を聞く前に しばらく ホドく作業に没頭させられる


恐らく 聡明な人であれば
この カラんだ理論を実証できるのだろうし
恐らく 賢明な人であれば
からみにくい 収納の仕方を 知っているのだろう


その どちらにも該当しない人間は
ポケットから出す度に
ゴチャゴチャなコードと 対峙しながら 音楽へ辿り着く


3


閃きとは こういうモノなんだろうな


ポケットの中のコードが
どんな動きで どんな結果が待ってるか 
そんなコトは 分からないんだけれど


取り出した時の コンガラガりみたいに
意図的でも 恣意的でもなく
偶然に限りなく近い 複雑な創造


閃きとは そういうモノなんだろうな


まるで 崇高な閃きの創造物を ほどきながら
ようやく 大好きな 薔薇の中の薔薇 を聴く
ヘッドフォンからは 崇高な閃きの創造物が 流れてくる

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09. 01. 24

心の双眼鏡

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もしも 未来が見えてしまったら
人類に 可能性という言葉は
必要なかったかも 知れない


もしも 未来が見えてしまったら
人類に 限界という言葉は
必要なかったかも 知れない


刹那と まだ見ぬ 未来には
可能性と 限界が ギッシリと詰まっている


風のように 過ぎ去っていく この瞬間の連続
人類にとって 類稀であり 恒常であり
確かなことは 全てが 過去になっていくこと


会えたことを 喜ぶべきか
会えたことを 悔やむべきか
それが問題だ

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09. 01. 23

ミッションC 聴衆三昧

つくば ノバホール ホワイエ


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アンサンブル音楽三昧


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音楽三昧といえば 「編曲」という濾紙を 濾した音を紡ぐ演奏 と云えよう


編曲を担当している 田崎瑞博は 
音楽史上 もっとも偉大な作曲家は誰か という問いに
それぞれの趣向を尊重する と回答している


が 


もっとも優れた編曲家は誰か
という問いに対して 自信を持って
「J.S.バッハである」と 回答している


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


コンサートは 冒頭 15分程のトッカータの後
休憩に入り
ゴールドベルク変奏曲が 90分


縦横の糸が織られた布の
その繊維を 一度 ほぐして
そして 再び 新しい色と太さを持った繊維で 織りあがられた音楽


90分は その新しい触感の生地のような音楽で敷き詰められている
曲を 追いかけるもよし 
演奏の粋に ニヤリとするもよし


演奏という アンサンブルの興しみ
そして 編曲のライバルである バッハを編曲する田崎の挑戦
聞き手も いろいろな聞き方三昧なコンサートだった!


東京公演も あるぜよ!

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09. 01. 22

再利用

Photo


輪廻というのは
魂の リサイクルなのかも知れない


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09. 01. 21

アシメトリックの烙印

美男美女ほど 顔面の左右は相似しているという
まぁ シンメトリックであるほど 均衡がとれた顔であり
異性の本能すら刺激する とも言われている


そうかなぁ 
真野あずさ は まぁまぁシンメトリックだとしてもだ
城戸真亜子なんざ アシメトリックだと思うんだがなぁ・・・


まぁ 美女の基準が 人それぞれだから そんなモンかなぁ
それに 左右対称でも マヌケな顔のやつは いるしなぁ・・・


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で テメーのツラの左右はというとだ・・・
ピカソが キュビズムな時代に描いたかと 思うほど
左右不対称で アシメトリックで・・・  それでも人間の領域に留まる範疇ではある


(母さん 怨んでなんか ないからね・・・)


最も顕著なのは 左目が二重で 右目が一重なことだろう
それに デコのハゲ具合が 右の方が天頂へ深く荒廃して寂寥している
モミアゲだって 右の方が短く ルパンと次元の中間に留まっている


つまるところ 左ツラは まあ 青の時代としても
右ツラは キュビズムであり ゲルニカであり・・・
まぁ 総合的に結論付けるなら 芸術的な顔面であることは 間違いない


(母さん 恨んでなんか ないからね・・・)


Guernica


美人は三日で飽きて ブスは三日で慣れる という
40年以上 同じツラと付き合っているワケだが
まだ テメーの顔に 飽きてはいない・・・ 慣れた というか 諦めた


しかし 時々 顔にも災害が訪れるものだ


先日 フットサルをやっている時 
ヘディングの競り合いで ジャンプした
前にいた長身なヤツも ジャンプした


次の瞬間 顔面に激痛が爆発した
(この時 貿易センタービルの気持ちが 初めて分かった気がする)


うずくまって フリーズしていたが なんとか顔をあげてみる
最初は ボールが顔面にぶつかったのかと思ったが
どうやら 長身なヤツの肩が 右目を直撃していたのである


足の故障だけは 今年は気をつけようと心がけ
捻挫しやすい足首には 包帯を巻き サポートしていたのだが
まさか 顔面を狙われるとは 銀座の母だって予測できまい


でだ 副作用というか 後遺症というか いろいろ出てきちまった


まずは 視力が 右目だけ 極度に落ちている
左目が アフリカ人並の視力なら 
右目は モンゴル人並の視力になっちまったようだ


そして 右目のマブタが 腫上がり 青黒いアザが残った
どうやら アザって野郎は カメレオンのように 保護色に変色するという
奥ゆかしいセンスは 持ち合わせていないようだ ・・・全くもって アザとい


おかげで シンメトリックが また 大きく遠のいた
泣き出さんばかりの タレ目の上に
ケンカで殴られたような アザが・・・ まるで4回戦ボーイである・・・


アシメトリックからの 脱出方法は ただひとつ!


今度は ヘディングの時に 左目を強打するだけだろう・・・
さすれば 左右対称な 目の上のアザ!
でも まるで キョンシーな調律屋って・・・ どんなもんかなぁ・・・


はぁ・・・

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09. 01. 20

ウォーリーを探せ

大豪邸に住んでいると 不便なコトもある
なんてたって 敷地は4000平方もあり (単位はcmだが)
床も見えないほど 調度品に溢れている


で 携帯を失くした


まあ 普通なら 家の電話で携帯を 呼び出せばいい
しかし 回線は引いてあるものの 家には 電話機が無い・・・


ま そこは ピンチに強い工作員である
「そうだ! パソコンから メールをすればいいんだ!」
テメーの クローバーじゃなかった クレーバーさに うっとりとする


フフフ
今に見てろよ 携帯め!
かくれんぼなんざ すぐに 終わらせてやるさ フフフ


しかし パソコンを開いて ハタと 手が止まる
テメーの携帯の メルアドが分からないのである・・・


いや メルアドの意味は 分かっている
モールス信号で 苗字を書いているのだが
-・- だったか ○×○ だったか lolだったか・・・


@の後ろも ソフトバンクにしてから ちゃんと記憶していない
なもんで 複合的に組み合わせ 7種類のメルアドを作成した


タイトル欄 「オレオレ」
本文欄 「百万振り込め! by ウォーリー」
そして 送信ボタンを ポチッ!


すかさず 全ての部屋のドアを 開け放ち
豪邸の中心で愛を叫ぶ じゃなかった 耳をすます
・・・10秒  ・・・30秒  ・・・あれれ???


静寂 というか 沈黙 というか サウンド・オブ・サイレンス・・・


おっかしーなー と訝しりながら 再びパソコンの前に座る
送受信ボタンを押すと 6種類のアドレスが 返信されてきていた
ということは ひとつだけ ヒットしたハズなのだが・・・


ん? よく見ると ヒットしたアドレスは 間違えている!
どう 考えても オレの携帯に届くハズないじゃん・・・
ってことは 誰か ソフトバンクな人のとこに 行っちまったのか?


「オレオレ」 「百万振り込め! by ウォーリー」
おまけに 署名がついてるから 本名も メルアドも 職業も晒したまま
「オレオレ」 「百万振り込め! by ウォーリー」


朝から とんだ失態である
慌てて 同じメルアドに 「間違えました すいません」 と再送するが
今考えるに 余計に 怪しくねーか?


しかし 携帯を探し出すことが 急務であるからにして
再び 携帯を鳴らすことを 考える


こんな朝早くから 知人の携帯にメールして
「すいませんが 電話orメールしてください」 などと書けるわけもなく
クレーバーだった自分が クレージーに格落ちした気分である


あ! そうだ! コメントすればいいんだ!


自分のブログにコメントすると 携帯にメールが届く
再び クレーバーなときめきと共に テメーのブログを開く
他の人にバレないように 昔の記事に こそこそと・・・


Name〈任意) 「ウォーリー」
Comments 「素晴らしいブログですね 感動しました!」
書きながら ちょっと赤面し やがて なんだか悲しくなった


「Post」 ポチっと押し 再び 屋敷の中心へダッシュ!


ファオ~~~~


お! 来た 寝室だ!
慌てて音源を探るが すでに着信音は 終了している


携帯メールの着信音は 尺八が 「ファオ~~~~ン」と 象のように嘶く
ちなみに 音声着信は 韓国人が 「ケーセッキヤー!」と叫ぶ
韓国で この着信音が流れると 半径178cmの人々は のけぞる!


そんなワケで 寝室に携帯があることは 分かった
まあ 本当言うと うすうす 寝室だろうな とは 思っていた
どうせ 酔っ払って ベッドに倒れこむ時に どこかに ポイしたのだろう


再び パソコンの前に座り 先ほどの記事に コメントを書く
Name〈任意) 「某閑人」
Comments 「Dearウォーリー 感動しても惚れるなよ!火傷するぜ!」 


ベン・ジョンソンに 劣るとも勝らない俊足で 寝室へダッシュ!
ファオ~~~~ン 
来たーーーー! みーーつけたーーー!


なんてことは無い
ベッドの上に脱ぎ捨てた ダウンジャケットのポケットに隠れていた
たまたま 半纏を羽織っていたので ダウンの存在を忘れていた・・・


つーか 灯油買ってくれば
この失態 防げたよな・・・
などと 寂しく 独りごちる


ま そんなワケで 一件落着したのだが 
唯一 不安なのが 「オレオレ」な「ウォーリー」である
いったい どこに行っちまったのだろうか


自動添付される 署名には 
メルアドと共に このブログのアドレスも記入してある
なもんで この記事を書くことにした


・・・・・・・・・・・・・・・・・


誤送してしまった貴女(まさか貴方?)へ


どうも ウォーリーです
朝から 変なメールをしてすいませんでした 
上述のような経緯により 御迷惑を おかけしました


ちなみに 私は 40代男性 独身です
豪邸に住んでいます
年収は 1千万以上です! (ウォンですが・・・)


よかったら 友達から始めませんか?

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09. 01. 19

カラーンラーン

狂った野獣のように 激しく踊る 真っ赤な炎
絶え間なく 吐き出される 真っ白な水
焦げる臭い 人々の喧騒 強力な照明・・・


火事を見たことがある


数週間後まで 火事場は 焦げた臭いがしていた
真っ黒になった 骨組みだけの 部屋の中に
無表情な 和風な人形が 二体 黙って立っていた


   ュォオーーーー ュォオーーーー


比較的 静かな この季節 
ケタタマしい消防車の サイレンの音
この音が 一番 嫌いかも知れない


炎がナニカを奪う時 それは あまりに歪んでいる
略奪でも 破壊でもなく 強引な変形であって 強力な消却であって
人間の犯せる罪など 稚拙にすら思えてくる


穏当な日々は なんて 狭い温度の領域なんだろう
太陽が あの位置に留まってることは なんて素敵なことなんだろう


人間は 火を使える唯一の動物ではなく
炎との距離を 唯一知っている動物に すぎないのかも知れない


   カラーンラーン カラーンラーン


この季節 鎮火した後の 消防車の鐘の音は まるで福音
野獣が どれだけ喰い荒したかは 分からないけれど
炎が鎮まれば また 静かな夜が来る また 平べったい明日が来る


   カラーンラーン カラーンラーン


通り過ぎる消防車に向かって 
凱旋する 軍隊のように
思わず 感謝と ねぎらいを 心で唱えてしまう 


   カラーンラーン カラーンラーン


あらゆる ドップラー効果の中で
この音が 一番 好きかも知れない

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09. 01. 18

パンティー プスッキング

服の名称というのは むつかしい


男性モノでさえも 
ジャンパーだの 襟巻きだのとは 現代では死語らしく
ブルゾンだの マフラーだの 名称が変わってしまった


ましてや 女性モノのファッション用語となっては
完全に お手上げである・・・
そもそも 横文字に弱いのであるからして・・・


Film25


時々 小説の中で 「パンプス」なるモノが 登場する


まあ パンプスの パンは パンチーのことだろうと考え
きっと パンストとかみたいに 
下着か ズボンの類だと想像して 話を 読み進めていった


ところが ナンだか 変なのである


小説の中の女性は 公衆の目前で パンプスを脱いでしまったり
怒って パンプスを 投げつける などというシーンが出てくるのだ


すっかり モモヒキとか スカートとか
あるいは ガーター(これだけは 何故か知っている)のようなものを
脱いだり 投げたりしてる 映像が 頭の中で展開してしまう・・・


で ケンタに聞いた
実は ケンタは 凄くオシャレで
服も オーダーメイドしているのだ!


「あのさ 恥ずかしいんだけどさ パンプスって どんな下着なの?」
『ナニ言ってるんですか 杣さん パンプスってのは 靴ですよ 靴!』


で 靴の種類も よく分からないので
ネットで調べてみた・・・


ただの ハイヒールじゃん!
なにが パンプスだよ!
パンツとは ナンの関係も無いじゃん!


なもんで 女性だけでなく
男性のファッション用語が たくさん出てくるシーンの小説は
かなり苦手である・・・


作者の 描いている 登場人物像と
自分が思い描く 人物像は
かなり ビジュアル的には 大きなギャップがあることだろう


ま タートルネックを 
トータルネックと 言い間違える人間である
嗚呼 昭和が懐かしい・・・

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09. 01. 17

We are Waters

今日は FCウォーターズ 今年 最初の 練習試合!


2_fcw2008
(写真は 昨年12月13日 紅白戦のものです)


1995年創立 F.C.Waters
今年で 14年目に突入だ!


さいたま市民 浦和サッカーリーグ 
昨年 ブロック2位で 見事3部に昇格した ウォーターズ
今年も 明るく 楽しい サッカーがスタート!


今年 最初の試合で 初得点を挙げたのは・・・・


オレだ!


ニャハハハハハハッハハハハッハハ!


がしかし


今日 決定的チャンスで 一番 ゴールを外しまくったのも ・・・オレだ!


ハ ハ ハ ハ 八 八 八・・・ スイマセヌ


えーと 去年は 試合で 1得点しかできませんでした
それも 足ではなくて チクビでのゴール・・・


今年は 年始早々 最初の試合で ゴール!
今回は チクビでも ヘッドでも ケツでもなく ましてや股間でもなく
ペナルティエリア外からの 右足の ミドルシュート!


ニャハハハハハ! ヒッヒッヒ!


キャプテン エメ選手の大量得点&アシスト
そして 守護神キーパー ミキ選手の完封
全員サッカーの ウォーターズ 初戦は 見事な勝利!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


実は 昨年の 忘年会で 
イヅッチー監督に アドヴァイスをいただきました
「シュートを外しても 凹むな!」


はい 


実は 試合早々 決定的チャンスを 外したのですが
今日は もう 凹みませんでした
イヂッチー監督の言葉が 脳裏でリフレイン!


へこまない へこまない ヘコマナイ


で 絶対 パス
というタイミングで 何故か 遠方からシュート!
それが キーパーに触られながらも ゴール!


ま ラッキーでした!
でも 嬉しかったし 楽しかった!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


2試合目と 4試合目 主審をやりました
で ウォーターズ創設メンバーの
コバケン選手の表情を じっくり観察できたんです


結構 タイトな状況で 必死に 懸命に プレーしてるんですが
その顔は 本当に 嬉しそうなんです!
満たされてるんです!


彼は 練習の時 いつも
「あー サッカーって 本当に楽しい!」と 
誰にともなく つぶやいているんです


楽器を演奏する という動詞も 
スポーツをする という動詞も
そして 楽しむ という動詞も Play なんですよね


それぞれの 能力は いろいろあっても
懸命に取り組んでいる プレイって
辛くて 楽しいんだなーと 体で教わってます


本当に いいチームに出会えて 嬉しい!
よーし! 来週も 決めてやるぜ!
We are Waters!


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09. 01. 16

ポニョポニョ

ふたつの丸と 一本の横棒があれば
なんとなく 顔を連想してしまうらしい
人間とは そんなものだ


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瞳が相似形なら 口の形などで
笑ってるだとか 感情を決め付けてしまうらしい
人間とは そんなものだ


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この魚達は
一人の人間が 一生の中で出会う 魚の総数より
はるかに沢山の 人類のツラを 眺めなら生きている


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人類って なんて 薄っぺらいヴァリエーションなのだろう
人生って なんて 平べったいグラデーションなのだろう
人間とは そんなものだ

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09. 01. 15

050という全国区

時々 こんなFAXが 送られてくる


番号 間違えてること 教えてあげないと
日替わりランチは どうなってしまうのだろうか
「お願い致します」と 書かなくて 良いのだろうか


Img_6648


アジトでは 電話 および FAXの機能は無い
電話は 電話機が無いので 携帯へ転送され
FAXは パソコンで操作するため 050で始まる番号になっている


しかし この番号に よく 間違いFAXが届く


自宅であれば 048で始まるので 
間違う領域も ある程度 狭められるのであろうが
050 で始まる番号は 全国区な勘違いが勃発する


大阪の局番から 「ネジの在庫 云々」
鳥取の会社から 「クレーム処理が出来ないなら 云々」
箕面ビジターセンター所長 宛てに 「忘年会の件 云々」


ちなみに 箕面ビジターセンター所長の名前は 木山雅博 というらしい


さて 12時26分の段階で
売り切れになってしまう 日替わりランチ と 日替わり膳 である
きっと すっげー おいしいに違いない


試しに 出前館に 注文してみようか


どこにある会社なのか 分からないのだが・・・

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09. 01. 14

逆光の時

心を 鍛えようと思うんだ


本人は ゴルゴのオーラを発してるつもりでも
「ゴルゴに狙われて オドオドしてる人みたい」 と 言われるくらい 
普段から 弱気なオーラを 発しているらしい


これは 問題だ


普段の生活の中で 弱気でも そこそこ 不自由することはない
ま 自覚が無いくらい 順調なのか 鈍感なのか
あるいは 周りが 優しいのか それくらい不自由ではない


しかし サッカーの時に この弱気が 一番露呈する


昨年 練習試合の時 ゴール2メートルくらい前で ボレーを外した
2メートルである 枠外に蹴るほうが 難しい位置である
それでも シュートは ラグビーのように バーの上を越えていった


その時 審判をしていた チームメイトが 終了後 言った
「サブさん パスが来た時点で もう動揺して ワメイてましたよね」
そうなのだ ボールが こっちに向かってきた時点で 焦っていた


つまり パスが来た時点で 「これをハズしたら どうしよう」 と
誰も期待なぞしていないのに 勝手にプレッシャーを感じ
果たして 見事に ハズしてしまうのである


なので 心を鍛えてみようと思うんだ


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


まずは 人と目が合った時 
すぐに 視線を 自分からズラさないようにしてみた


これは 意外に難しい
おっかないヤカラは ガン飛ばしてると思うらしく
新宿駅内で 絡まられかけた・・・


しかし 少し ニヤニヤして 目を合わせると
不思議と どんな人でも 相手から 視線を外してくれることが分かった


これはイケる と思い もっとニコニコして 独り言など つぶやきながら
おっかなそうなアンちゃん達にも ガンを飛ばしてみた
勝った! 連勝である!


しかし これは ただのイカレポンチと思われただけで
心は 鍛えられないことも 悟った


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


車を運転しながら 心を鍛えようと思うんだ


対向車の運転手に 挑発的な仕草をしてみよう
最初は 古典的ではあるが アカンベー
だいたいの人が 呆れた顔で 過ぎていった


何度目かの アカンベーの時に
恥をかくのに さほど抵抗が無い時もある自分を知り
これは 羞恥心のバランスに 問題があることを悟り始めた


なので 今度は レベルを上げて 
恐怖と対峙するべく 中指のみを天に突き上げてみる
これは 場合によっては 挑発そのもののポーズである


信号待ちで 停車していたので 勇気を持って 中指をオッ勃てる!
しかし あろーことか 対向車まで 信号待ちかなにかで 停車しやがった・・・
運転手は ヤンキーなニイちゃん・・・ こっちを見てる


ややややや やばい 
しししししし しかし この恐怖を乗り越えてこそ
心は鍛えられ 見事なゴールに繋がるハズである・・・


こっちを見てる
こちらは ビビって固まって 中指をオッ勃てたまま・・・ 動けない
しかーし ナニも起きない! やった! 勝った! オレ 自分に勝った!


これで 今年は ゴール量産 間違いなしである!
岡田監督から 声をかけられたら どうやって断ろうか 
などと ルンルンな気分になっていく!


がしかし


夕方になって 夕日に目を細めながら
信号待ちをしている時 気づいてしまった


朝のヤンキー兄ちゃんは ただ 逆光で
こちらが 見えなかっただけだったのでは なかろうか
とすると オレは 自分に勝ったワケではないのでは なかろうか


するってーと
ゴールの量産も 岡田ジャパンも 邯鄲の夢なのか
嗚呼嗚呼・・・ズブズブグジュグジュ


ま 分かったことは
こんなコトで 再び落ち込むのであるからして 
心は弱いままのようである 


 

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09. 01. 13

虹を見たかい?

Rain + Bow = Rainbow


ってことはさ 虹って
雨の弓 って意味なのかな


Rainbow


天から 幾重もの矢のような雨
その矢が 放たれ尽くすと
地上と空の間に 天に向かってしなる 七色の弓


Photo


透明な光の中に
こんなに たくさんの色が詰め込まれてるんだ
ふうん 透明って ギッシリしてるんだ


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09. 01. 12

ミッションC 天地創造

相模原 杜のホールはしもと


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09. 01. 11

南極放浪

武蔵野に居ながら 南極ライフを堪能する冬
そんなコンセプトのもと 暖房レスな日々は まだ続いている
しかし さすがは睦月である 


ついに 家の中でも 息が白くなってきた


こうなってくると ダウンジャケットだけでは
凍傷になり やがて 凍死してしまう
凍死というのも 孤独死に数えられるのだろうか


そんなワケで タンスを探索するのだが
夏の掃除で 冬物を大量に処分しちまったので
暖かそうな服など ナニもない


あるのは 運動会の時 ニギニギしく飾られる 万国旗の如く
カラフルな 各国の サッカーのユニフォームくらいで
こんなもん 重ね着しても 南極ライフには 虚しいだけである


そういや 南極ってのは 国なのか?
国旗とか あるのか?


んで 探しまわって いいものを発見した!
サウナスーツである!
消防隊員のような 銀色のピカピカした サウナスーツである!


ハッキリ言おう


サウナスーツと ダウンジャケットの ホットなコンビは
なかなかどうして 素晴らしい暖を 演出してくれる
自分の体温を 究極に温存してくれるのである!


何故 サウナスーツなんかが 家にあるのか?
その回答は アナタの家に ホコリを被った ビリー隊長のビデオがあるのと
同じ動機であり 同じ経過であり 同じ放置である


備えあれば ウレシイナ
じゃなくて 憂いなし である


さて 南極ライフの食事は 猫舌には 悪くない
味噌汁なんぞ 食卓に運んだ時には
すでに 猫舌最適温度になっているのである


しかし 汁モノが その速度であるからにして
固形物の冷却は ボルトか パウエルの如く 速やかで
韓国人が クッパにして ゴハンを食べたくなる理由も 理解に易い


で 昨日の朝


ホールに 9時搬入ということで 南極の朝は 6時に明け
メシを喰って ラジヲ体操な時間に 車に乗り込むつもりだった
家の鍵を閉めて 愛車 テポドンに乗り込む!


乗り込もうとしたが ドアが開かない・・・


なんと 車のドアが 凍って 開かなくなっていたのである・・・
埼玉だぜ ここ 朝霞だぜ ここ 
本当に 南極になっちまったのか?


仕方なく お湯を沸かして 運転席の扉だけ
まるで カップラーメンのように お湯を 注いでやる
・・・開いた!


こうなってくると ますます 南極ライフを続けたくなってくるから
友達がいない理由が よく分かってくる


あ でも 凍死した場合は 孤独死 じゃなくて
殉職とか 殉教とか そういう扱いにして欲しいな・・・
これって 信念の戦いだから

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09. 01. 10

酵素パワーに負けないポカン

まあ 確かに 幼い頃から 口のシマリは悪かった
鼻炎のため 口呼吸をしていたからなのか
いつだって 口は ポカンと開けながら生きてきた


しかし だらしない口元と共に生きるというのは
意外に 辛いものなのである


本人は ゴルゴ13のつもりで 渋い顔をしているイメージでも
油断すると つい ポカンとなっていて・・・
オツムの弱い人と思われてしまうのである


まあ 誰に ナンと思われようが
40年以上 苦楽を共にしてきた顔面である
そんなことは すっかり慣れてしまったさ



そんなコトでは 済まされない事態も 多々あり
その被害が 想像を超えるとなると
まったくもって ポカンな人生を 激しく嘆きたくなるのである


・・・・・・・・・・・・


口が ポカンと開いてるヤツの 92%は
まず 間違いなく うたた寝の際に
ヨダレを 垂らす


これは 農水省の出した統計であるから
まあ 間違いないのだが
そうなのだ ヨダレを垂らすという 悪癖がついてくるのだ


文部科学省の 職業と睡眠の関連調査 という統計によると
サラリーマンの 87%は 電車で イネムリをしたことがあり
調律師の 72%は リハーサル中に イネムリをしている らしい


さて 居眠りとヨダレの 形而上学的関連については 
なんの疑問を呈する余地も無いくらい 周知の事実であるが
由々しきことは リハーサルとヨダレの 積分的勃発率である


いや 違った
こんな恥 さらすために書いてんだじゃなかった
軌道修正・・・


なもんで 先日
何故か お気に入りのシャツに 
一筋の 白い痕跡が付着していた


恐らく 仕事中に したためられたモノなのだが
本人は 付着させた自覚が無く 同時に 気づくことなく
あろーことか 白い痕跡と共に 電車に乗り 帰宅した


自宅で シャツを脱ぐ際に ギョエー! という 
自分の悲鳴と共に 発見したのだが
これが なかなか どうして 素晴らしい


引力の存在は ナニもリンゴでなくても 
ヨダレの痕跡からも 発見できたであろうに


その痕跡が まだ液体だった頃
入射角度から察するに その源泉は 
容易に 口 と分からなくも無い


粘度にもよるが その量たるや なかなか凄い
台形や 平行四辺形の面積の算出は 容易なのだが
長細い 楕円のような面積は いささか困難である


まあ こんなヨダレ跡を 演奏家やら 聴衆やら スタッフやら
なおかつ 電車の中で 様々な人々に 披露しちまったのだから
もう きれいサッパリ 洗い流そうと 洗濯機に放り込んだのである


洗濯が終わり 干す時に やや気になって 
問題の位置を 入念にチェックしたのだが
まあ どうやら 白い痕跡は 消えていた


がしかし 翌朝


乾いた洗濯物を 取り入れていて・・・
ギョ!
白い痕跡が 朝日の中で 微笑んでいるではないか!


慌てて 今度は 漬け洗いしてみた


がしかし 翌朝
やはり ヨダレ跡は 消えることなく
白い微笑みを 湛えている


慌てて 今度は 
ワイシャツの襟なんかに シュっと 吹き付ける
強力な洗剤を ベチョー っと 塗りたくってやった


がしかし 翌朝
やはり 見事なシミは 消え去ることはなかったのである・・・


もはや こうなってくると
ただ単に ヨダレが浸み込んだ のではなく
繊維が 化学反応で変色した と思わなければならない


酵素にも負けない オレのヨダレって
一体 どんな成分で 出来ているのだろうか・・・
ポリエステルが 化学反応してしまうヨダレって・・・


これからは リハの時 ウツラウツラ出来ない・・・
ポカンと開け放たれた 口から タラーリと 一筋のヨダレが・・・
そのヨダレが 服に着地した瞬間! 煙がシュワー・・・


嗚呼 自分の才能が 恐ろしい!
じゃなかった
口 閉じられる人生を 歩きたい・・・


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09. 01. 09

権兵衛-41 張弦 8’

調律ピンに対して ピン板の穴の直径は
メープルの場合 0.1mm小さくする


ピンが埋まる長さにもよるのだが
このまま ピンを挿入すると
調律の為に 回転させるとき 結構 硬い


なもんで ピン穴の内壁に
テフロンの粉を アルコールで溶いたモノを塗っておく
これで トルクは そのままで 滑らかに回転するようになる


Img_6544


弦を張る時には とにかく 弦をねじらないように注意する
ヒッチピンに弦のループをかけたら
そこから もう一度 弦のネジレをとりながら 引っ張りなおす


弦がねじれていると 1本うなり という現象が起こる
弦自体が ホワンホワンと 勝手に唸ってしまうのである
これは 調律する時も 静かな曲の演奏も 厄介なものである


ねじらないよう弦を張ることは 
ピアノ技術者にとっては 常識なのだが
チェンバロの世界では あまり重要視されていない


Img_6546


調律ピンを植える時 重要視するのは 
ピンの高さでなく ナットから調律ピンまでの
弦の角度である


ナットから 調律ピンまでの間には
二つのベアリング つまり 二つの角度がある


ひとつは 設計の段階で決定する サイドベアリング
これは 上から見る時に確認できる角度


もうひとつは ピンを植える時に決定する ダウンベアリング
これは 横から見て確認できる角度


いろいろな考え方があるが
自分は サイドベアリングの角度を しっかりととっているので
ダウンベアリングは 極力 小さくする


大きすぎる ダウンベアリングは
木部に弦が食い込む要因となり 弦の渋滞や 音のつまり
更には 断弦の原因になってしまう


Img_6548


弦の振動というのは
弦が 静止した状態へ 戻ろうとする運動
元の 安定した状態へ 帰る行程


つまり 安定へ向かって 震えている弦を
いかに 大きく 長く 美しい 不安定にしてあげるか
そんなコトを考えながら 弦を張っていく

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09. 01. 08

権兵衛-40 張弦 4’

中高音の弦の材質で 確実に言えることは
スチール(鋼鉄)より アイアン(軟鉄)の方が 
音は 圧倒的に良い


これは 比べてみれば 誰でもわかるくらい
違いは ハッキリとしている


アイアンの音は 密度が高く ボディー感があるのだが
スチールの音は ちょっと しょっぱくて とんがっている


しかし 残念ながら 今回の楽器は スチールである


Img_6541


理由は簡単


スチールの方が 切れにくい
貸し出し専用楽器の場合 現場で弦が切れやすいことは
演奏者にも 聴衆にも 迷惑をかけてしまう


また 以前 代理の調律師に頼んだ現場で
調律中に 数本も弦が切れて 迷惑をかけたコトがある


なもんで しょっぱくて とんがった音は
ヴォイシングで 極力 ホローすることにして
泣く泣く スチールを張る


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まずは 4フィート


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09. 01. 07

空が高すぎる

老人が 空を見ていた


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人は 何故 空に憧れるのだろうか
まだ 無知な時代
空の上に 天があると 信じられていた時代


溢れる未知は 様々な夢を与えてくれた


でも 本当の創造力は
空の高さを 正確に知っていても なお
憧れ続けることが出来る人に 宿っているのだろう


ナニも無い 高すぎる空を 黙って見つめている老人
虚空に見えるのは 僕の心が カラッポだからなのだろう
心の視力は 老眼になった方が いいのかも知れない

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09. 01. 06

斜めな三々九度

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もう4年くらい前になるだろうか
ジムに行くまで かなりの暑がりだった
というか 鈍感なくらい 寒さに強かった


12月の初頭に ようやく長袖を着るくらい
半袖で へっちゃらな暑がりだった
たぶん 分厚い体脂肪に 全身 くまなく包まれていたからだろう


運動するようになって 極度の寒がりになった
自分自身でも とても同じ体とは 信じがたく
氷河期がやってきたのでは などと 密かに原因を転嫁していたものだ


寒がりになると 昆虫の気持ちが よく分かる
変温動物は こうも 不自由な体で 一生を過ごしているのか
同時に 太陽のありがたみも 文字通り 肌で感じている


ところが


この冬 まだ 暖房をつけていない
日々 家の中で ダウンジャケットを着て
寒さに耐え忍んでいると ふと 感じるものがある


なんとなく 寒さに 強くなってきたのだ


暑がり ではなく 寒さに耐えられるようになってくるのである
体が 少しずつ 変化しているのが 実感できるのである
変温動物から 恒温動物へ 進化しているのが分かるのである


ダーウィンだって たまげるだろうに


しかし いくら挑戦好きとはいえ このまま 冬を越すことはできない
家の中では 冷房暖房不要の1年 という アホな生活は可能だが
工房は 接着剤の関係で 木工作業になると どうしても暖房が必要になる


うーん なにかが 残念だ・・・


そんな アホなことを 真剣に悩んでいる 新年のスタートである
今年の目標は 「자기혁명」
心も体も しっかりと 自分らしくなれるだろうか・・・

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09. 01. 05

勝てぬ動物 食すべからず 

又聞きなので 多少 歪んだ情報かも知れない
人間の食についての 興味深い情報である


体調などによって 
食べたくなるモノ 食べたくなくなるモノ
いろいろ あると思う


野菜なんぞは 不足してくると
自然に体が 「野菜 食いてー!」と
サインを送ってくれるから ありがたい


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動物性蛋白質の摂取に関して
オモロイことを聞いた


人間は 戦って 勝てる動物のみを 食するべき だと


例えば 健康な時なら 牛も ガシガシ 喰えるかもしれない
しかし 体調が弱っていると 牛やら豚より
鶏やら魚しか 食べたくなくなる・・・ と まあ こういうコトだ


これは なかなかどうして 真理だと思う


少し 拡大解釈が 許されるならば
普段から ライオンや 虎を食わない理由も 分かるし
人間が 人間を 食わない理由も 説明できる


して ハタと考えた
普段から 牛豚よりも 鶏や魚が好きな自分は
健康な時であっても 弱っちい というコトではなかろうか・・・


さらに ハタと考えた
これは 精神的に弱っちいコトと 関係があるのではなかろうか
食べるということは 殺すということであり・・・ 血が 血が・・・


魚は 自分でサバくことができる
血に弱い自分でも 魚の鮮血は 不思議と平気なのである
やったことは無いが 恐らく ニワトリも 首チョンパできると思う


しかしながら 屠殺場で 牛豚の血を見てしまったら
・・・これを想像しただけで すでに貧血になるような男である
たぶん 実際に見てしまったら 一生 ベジタリアンになっちまいそうである


そういえば エビやカニも それほど 好きではない
きっと 刃物恐怖症&先端恐怖症な自分の中で
あの ハサミが すでに 戦意を喪失させているのでは なかろうか


人間は 戦って 勝てる動物のみを 食するべき 


いくら筋肉を鍛えたところで 
自分の場合 心の筋肉が脆弱すぎて
勝てる動物は そう 多くないかも知れない


ま でも そのオカゲで
年中 健康でいられるのなら
それも 良いのかも知れないが


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09. 01. 04

小さな産声

出た出た音が・・・


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しかし 明日から 外仕事だし
足首 捻挫して すげー痛いし


全部の弦 いつ 張り終われるかな・・・


嗚呼 旅に出たいなー
すっげー 小さなコビトになって
この楽器の中で イタズラとか冒険してみたいなー


手のひらに乗る ちっちゃな象の夢を見たのは いつだったかな


出た出た音が・・・


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09. 01. 03

権兵衛-39 レジスター(ヘンテコシステム)

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6本のレジスターの 穴加工終了
4フィートの アッパーだけ タングの接触を考慮して
少しだけ 中穴を大きくえぐる


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ジャックが接触するトコは とにかく磨く
ヤスリで削るだけだと ただ穴が大きくなるだけなので
金属を押し付けて こすって 磨く


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左右には レジスター位置を調整するためのネジも取り付ける


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で 杣のレジスターは ちょっとヘンテコ
上と下を 連結させてある


普通 下のレジスターは 楽器に固定されていて
レバーで操作すると 上のレジスターだけが 左右に動く


さて この時 ジャックは僅かに 傾く
僅かに傾くと ジャックと穴の摩擦が 大きくなってしまう
この摩擦を感じさせないためには 穴を少し 大きめにしなければならない


杣の ヴォイシングと調整では この穴の隙間を 極力少なくし 
なおかつ 摩擦を減らす という相反した条件が前提になるので 
上下のレジスターを 同時に動かすというシステムを取らざるを得ない


もちろん 上下のレジスターが 一体になった
ボックススタイルのモノも イタリアンや ジャーマンにある


しかし ボックススタイルは ギャップスペーサーが 設置できず
弦の張力で ベリーレールとピン板との隙間が 狭くなる危険を回避できない
なもんで 上下一体で なおかつ ギャップスペーサー取付可能な
ヘンテコ方式を 導入している


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さて いよいよ 弦を張るかな・・・
産声 聞けるかな・・・
オトコの子かな オンナの子かな・・・ ゲイだったら どうしよう・・・

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09. 01. 02

シバケンのワープ

犬も歩けば 棒にあたる

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頭 隠して 尻 隠さず

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ダックスフントみたいに ワープ! 

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ワープ終了!

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通り過ぎたのは
邪悪の意思の地獄の砂漠 


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09. 01. 01

早いもので 今年も 残すトコ 僅か1年になってしまいました!

太陽の分娩


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めでたく 新年の誕生


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来年も がんばりましょう!


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それでも地球は 回っている・・・


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