ミッションR 録音開始
千葉 美浜文化音楽ホール
今回の調律は バロック・ハープのみ!
初めての経験なので 緊張とワクワクで高揚しております!
ガット弦と 湿度の関係・・・ 初日は とても安定してくれました!
10:30 24.1℃ 45%
14:00 24.5℃ 44%
19:45 23.9℃ 41%
a1=441Hz ミーントーンEsGis
3列に張られた弦は 以下のようになっており
右手で調律ハンマーを 操作すると
左手だけで 弦をかいくぐって 右手の弦まではじいて 合わせてます
右 全音 c-----c1-----c2-----c3--e3
中 半音 Cis-------------------------es3
左 全音 GG--C-----c-----c1-----c2--f2
ハーピストに聞くと 高音のナイロンを 3列合わせてから
中音 低音 と 合わせているそうです
自分は 鍵盤楽器の調律師なので
割振りの音域から 広げていってます
まず 左 c-c1の 割振を メーターで合わせ 高音 そして 低音
そして 右のcから (左の弦に合わせて) ユニゾンで 高音へ
最後に 中の半音を 中音から高音 それから 低音へ
嬉しいのは 貫通ピンの位置が
だんだん 早く見つけられて ハンマーを
思ったトコロに 刺せるようになってきたこと!
チェンバロや ピアノなどと違って
バロックハープは 弦の長さが そのまま有効弦長
響板のヒッチピンと 調律ピンだけで 弦が維持されております
なもんで テンションバランスを 考える必要は無いのですが
ピッチを上げると そのまま響板を ひっぱり上げることになり
他の張力に 容易に影響してきます
実際に演奏する時の 弦のハジく強さも 重要です
フォルテで弾く時 結構 しっかり弦は ハジかれております
なもんで 調律する時も しっかりハジかないと 狂いやすそう・・・
よーし 明日も 頑張るぞ!
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