« 9월 2008 | Main | 11월 2008 »

08. 10. 31

グルグルな世界

Img_4221


車に乗っても 列車に乗っても 自転車をこいでも
移動する手段は 転がっていく
毎日 どこかで 車輪の上で 生きている


楽器を運ぶ時 台車に乗せながら
この楽器の発明よりも
コロや 車輪の発明のほうが 偉大に思えてくる


コロコロ コロコロ


飛行機や 船でさえ
何かを回転させている
回転しなければ 前に行けない


音楽の再生装置が 回転しなくなって
いくばくかの 時間が過ぎている


ヨットや 馬のように
回転しない乗り物は
今では 噴射くらいなものかも知れない


グルグル グルグル


それでも地球は回っている
宇宙全体が 回っている
回っている球体の上で 小さく回転している

| | Comments (2)

08. 10. 30

死線を越えて

Img_4429


カラフルな時代になった


コピーも 写真も 天然色で
誰もが 容易に 撮影し 複写する
そして 誰もが 容易に 捨てていく


何か カメラに収めたい光景に出くわした時
自分の場合は その状況や 造形だったりする


カラー写真は そうした心情より
あまりに忠実な再現をしてしまうため
色がうるさくて うまく表現してくれない


単色の写真は
表情や アングルを 忠実に再現してくれる
カラフルさに 邪魔されることもない


・・・・・・・・・・・・・・・・


ステレオな時代になった


手のひらに 収まる ウォークマンでさえ
やたらリアルに 音を再現してくれて
ミスの無い 綺麗な音楽が 耳にだけ飛び込んでくる


リハーサルで 会場をうろつくと
様々な位置では 様々な響きが 聞こえる


演奏者の 細やかな魂が 
忠実に届く場所
演奏者の 大胆な解釈さえ
曖昧で 届いてこない場所


モノラルなレコードを 聞いていた頃
そこには 体温のある音楽だけがあった
鮮明さを超越する リアリティーがあった


・・・・・・・・・・・・


カラフルな時代になった
刺激的な時代になった
便利な時代になった


感じたものを 等身大に伝えるのは むつかしい
言葉を どれだけ沢山 知っていても
案外 沈黙の方が 雄弁に語ることさえある


レモン千個分の ビタミンが入った飲料よりも
たった1個のレモンの栄養を
完全に吸収できる臓器の方が うらやましい

| | Comments (0)

08. 10. 29

透明な速度

Img_4222_2


北へ向かう 高速道路を 走っていると
ほんの少し タイムマシンになる


稲刈りが終わった田んぼ
北上するにつれて
まだ 金色の田園が 広がっていたりする


息をひそめた緑の山
北上するにつれて
賑やかな 紅葉が騒いでいたりする


僅かな季節の移ろいを
時速 100kmで 追い抜いていく


季節は グルグル回っているのではなく
南と北を 行ったり来たりしているだけ


ささやかな タイムスリップは
透明な速度の時代の産物
飛行機も 列車も 車も 
透明な物質が無ければ その速度はむつかしい


| | Comments (0)

08. 10. 28

階段遊戯

『ジャンケン ポン!』 (パー!)
「パイナツプル」
スタスタスタスタスタスタ


『ジャンケン ポイ!』 (チョキ!)
「チヨコレイト」
スタスタスタスタスタスタ


Img_4089


『ジャンケン ポン!』
『アイコで ポン!』
『アイコで ポン!』 (グー!)


「グリコのおまけ」
スタスタスタスタスタスタスタ


ダイワハウスではないが 
なんで グリコなのだろう・・・
それも グリコだけが 7段も進めるのである・・・


この遊びは 企業名が入っているから
きっと NHKでは カットされてしまうシーンだろう
エド・ハルミなら 「グー!」と言って 一段しか進めないかも知れない


Img_4090


恐らく 楽屋では こうなるだろう


パデレフスキー
グレングールド
チョーヨンピル


| | Comments (3)

08. 10. 27

デンコな日々

「北に キョウと書いて なんて読むか?」
『ペキン!』
「ピンポーン!正解!」


「南に キョウと書いて なんて読むか?」
『ナンキン!』
「ピンポーン!正解!」


「じゃあ 東に キョウと書いて なんて読むか?」
『トンキン???』
「やー ひっかかった! トウキョウだよーん!」


こうした ひっかけゴッコは 
今 考えると 全くもって アホくさいものである


しかし 大人といえども 時々 恥ずかしい勘違いをする
「小間切」 と書いた肉を コカンセツ と読んでいた杣である
空港内の免税店を ダーティーフリー と読んでいた杣である


Annkou2


学生から テープを借りたコトがある
まだ若いくせに 実にオヤジ趣味な曲ばかり 
コレクションしていたヤツである


彼は まったくもって 漢字の読み書きがヘボかった
歌手名は 五輪真弓 
曲名は 「変人よ」 と 書かれていた


82a082f182b182a492dd82e982b590d882e


ある美女が 韓国食材屋で 春雨の成分を見ていた
「へー 材料は デンコなんだ!」
横から覗いて見ると そこには 「澱粉」 と表記されていた


恐らく ヨウ素液を垂らしても 紫になるどころか
「電気を大切にね!」 などと注意を促されそうな春雨である・・・

| | Comments (0)

08. 10. 26

利助の命日

99年前の今日 ハルビンで 
凶弾に散った 初代 総理大臣
彼も 韓国を愛していた 一人である


Photo


オズワルドもそうだったが
重人暗殺で容疑をかけられる人間は
多すぎる不可解さを着せられたまま 命を奪われていく


Img15496bae3dffs5


初代総理大臣は 初代韓国総督でもあった
そして 彼の暗殺は 韓国併合を助長させてしまった


僅か 100年前の日本とは そういう国だった
僅か 100年前の日韓とは そういう関係だった


金九の肖像が 印刷されるとか されないとか
10万ウォン札が出るのは いつになるのだろうか
韓国の英雄は いつだって 日本に抗った人々である


彼の 200回目の命日の頃には
もっと 素敵な英雄が誕生して
もっと 素敵な日韓であることを祈っている


僕も 韓国を愛している 一人である

| | Comments (0)

08. 10. 25

ミッションC 郷の音

福島 喜多方プラザ大ホール


    ソプラノ 井上由紀
 リードオルガン 相田南穂子
    ピアノ 志田智子


Img_4406


前半は リードオルガンと共に
大正 昭和の 童謡や唱歌


曲の背景や位置が とても分かりやすい解説が添えられ
1曲1曲 丁寧に歌いあげられてゆく
聴衆の高い集中力が 拍手を通して聞こえてくる


リードオルガンというのが
これほどに 表現力に満ちたものであることも
初めて知った

 
Img_4425


後半は 地元出身のピアニストと共に
昭和以降の歌曲を 熱唱


井上が 歌の道に歩むキッカケとなったコンサートで聞いた曲
「約束」を 彼女自身が 同じ場所で歌う


これには 網膜の湿度が上がり過ぎ
どうやら 結露したらしく 視界がにじんでしまった
素晴らしい音楽は 時に 心だけでなく 視界まで浄化してくれる


X25


年に一度 喜多方では こうした「Uターンコンサート」と称して
地元出身の音楽家が 故郷に錦を飾るコンサートが 催されているという


もしかしたら 今夜のコンサートを聞いて
かつての井上のように 
音楽家を志す 次の世代がいるかもしれない


演奏家 スタッフを含めて 本当に素敵な人々に出会い
素晴らしいコンサートを聴け
とても充実した 喜多方ミッションだった


「郷」の「音」 と書いて 「響」


3人の紡いだ音楽は 
故郷の空間だけでなく
耳をかたむけた人々の心にも 高く 深く 響いていた 

| | Comments (0)

08. 10. 24

望郷のバラード

会津の隣 喜多方へ出張で来ております
今回のミッションは ピアノと リードオルガン
一応 オルガンのリード抜き 持ってきてますが・・・ 役に立つのかな・・・


予定では 小ホールでの公演でした  ・・・が
あまりにチケットが売れてしまって
急遽 大ホールに 会場を変更という 嬉しいハプニング!


なもんで まだ これからでも 聞きに来れます!
会津藩の皆の衆! 明日 喜多方プラザで待っているぞな もし!


X20


本家が 長州山口にある 杣家としては
会津入りは いろいろと 複雑な気分になるのであります
勝てば官軍 会津を陵辱した かつての長州への恨みが 今でも存在するとか・・・


140年前 国内最後の 大規模な戦争 ・・・戊辰戦争


戦後の会津は 青森の斗南へ追いやられ
辛酸をなめさせられ 恨みを抱き続けたと いわれております


後の 日清戦争あたりでも 軍人の中では
出身が 会津と聞いただけで 蔑む 長州出身者がいたとか
様々な小説で そうした長引く傷跡に 心を痛めたものであります


鉄道は わざと 会津を通らないようにひかれたり
総理には 今でも 山口出身者が 多かったり
大東亜戦争の後に生まれた我々には 知らないトコで いろいろ いろいろ


ま 音楽には 関係ないことなんだけれどね
それに オレ 江戸っ子だし・・・


なもんで 喜多方ラーメン たくさん食べて
頑張ってこようと かように思うワケであります
良いコンサートに なりますように!


| | Comments (3)

08. 10. 23

インスタントな朝

毎朝 せっせと インスタント・コーヒーを 牛飲している
でかい マグカップで 大匙2杯ほど コーヒー粉を入れ
お湯を ドボドボと注ぎ 牛乳で温度調整をして 猫舌カフェの出来上がり


コーヒーなどというもの 凝りだしたらキリが無く
究極のコーヒーは やはり インスタントであった!
なんてコト 言うつもりは サラサラ無い


塗装で使うハケを 保存するのに
インスタント・コーヒーの 大瓶は とても重宝するのである
なもんで せっせと せっせと 猫舌カフェを飲まなければ ならない日々なのである


・・・・・・・・・・・・・・・


牛乳というのは ナマモノなので 賞味期限が短い
牛乳だけを飲むと 腹がハルマゲドンになるので
コーヒーの温度を下げる以外には ほとんど飲まない


で 先日 イタんだ牛乳を コーヒーに入れ
ナンプラーのような味にも 我慢して 完飲して
腹の中は 911の貿易センタービルになった


ちょっとショックだったので クリープを買った


「クリープのないコーヒーなんて」 などと謳っていた粉ミルクである
少年時代に この続きが気になって仕方なかったものだ
ちなみに 当時は クリープとクレープを混同していた


なんてコト 考えながら クリープコーヒーを
何十年ぶりかで 飲んでみた  


失敗だった


味がどうの というワケでは無い
猫舌にとって 牛乳を入れるのは 温度調整以外のナニモノでもないのだが
クリープは 温度が下がってくれないのである


せめて 「褐色の恋人」 スジャータにするべきだった


しかし 塗装に重宝しそうな どでかいクリープの瓶を 買ってしまったので
しばらくは オン・ザ・ロックな クリープコーヒーの日々が続く
どうやったら 楽しめるだろうか


メニューを考えた


アメリカン  ・・・コーヒー粉 1杯
ブレンド   ・・・コーヒー粉 2杯
エスプレッソ ・・・コーヒー粉 3杯


カフェオレ  ・・・コーヒー粉 2杯  クリープ 1杯
カプチーノ  ・・・コーヒー粉 2杯  クリープ 1杯 +ストローでブクブク


なもんで 毎朝 アジトはドトールの如く
様々な ヴァリエーションの珈琲が 楽しめ
時々 舌を火傷しながら 仕事にレッツラゴーしているのである

| | Comments (2)

08. 10. 22

紫の巡礼

本日は 大宮で 国際免許なぞを取得していた都合で
聖地には 浦和駅から バスに乗って・・・
なもんで いつもの裏側から 巡礼が始まります


Img_4124


アジアの王者をかけて
青のガンバと ガチンコ対決!
迎え撃つは 浦和のプライド 我等がレッズ!


Img_4131


今宵も 5万を超える信者が祈祷!
途中から 悲鳴!
最後は 怒号!


Img_4136


これで 今年の礼拝は終了・・・
次 この聖地に 足を運ぶのは
いつになることやら・・・アーメン


Img_4218


ポンテのテンポ

| | Comments (0)

08. 10. 21

権兵衛-32 調律ピンの穴あけ

調律ピンの直径は 4,5mm
なもんで 穴の直径は 4,4mm
でも いきなり その大きさのキリは使わない


最初は 2mmのキリで 下穴を開ける


Img_3655


それから 4.4mmのキリで 本穴を開ける


Img_3656


下穴を開けることにより 穴の角度は安定し
硬いメープルの木材にも 綺麗な内面の穴が開く


昔 いきなり 本穴を開けていたころ
調律ピンは アッチコッチを向いて 角度が揃わなくて 困惑したものだ


穴の径は しっかりピンより細くても
穴の内側の面が 綺麗であれば
ピンは 回しやすく それでいて 張力に対抗できる


ピン板の材質 ピンと穴の径の差
更に 無駄な摩擦を除くこと
調律屋が楽器を作ると 調律のしやすさを どこまでも追いかける

| | Comments (2)

08. 10. 20

太陽がいっぱい

青空の下で めいっぱい サッカーをする
雲が無い日は 太陽が 大いばり
メラニンが疼きだせば 顔の色まで アフリカ人


でも 服を着ているから 黒くなるのは
顔と 腕と 脚だけ
これじゃ まるで 出来損ないのパンダ


Img_3469


ジムには 日焼けマシンがある
15分 500円払って パンダを誤魔化す
服を着ているトコまで黒くなれれば さよならパンダ


日焼けマシンの中は 太陽がいっぱい
紫外線の蛍光灯と 紫外線のランプ
グリルの中の 秋刀魚の気分で 15分


チーン


秋になっても まだ パンダの痕跡は抹消できない
秋刀魚になっても まだ アフリカ人にはなれない
さぼってるメラニン達よ 頼むから グリズリーにしておくれ


Osk200810110038


イヒヒ こっちは カラーだぜ!

| | Comments (2)

08. 10. 19

前略 道の上より

Img_3295_3


時々 路上で調律をする


搬入して すぐリハが始まる時とか
工房で 調律のチェックが出来なかった時とか
なんだか 無性に調律がしたくなった時とか


車を 停めて
楽器を 引きずり出して
カバーを 引っ剥がして


時々 路上で調律をする


通り行く 人々の好奇な視線は
坊主でガングロなオヤジの 鋭い視線で一蹴して
チンチロ チンチロ チンチロリン


車には ピアノ椅子も積んであるから
疲れた時は 座りながら
チンチロ チンチロ チンチロリン


時々 路上で調律をする

| | Comments (0)

08. 10. 18

ミッションC 自然体の音楽

江戸川橋 ベアータ


チェンバロ 林則子


Img_4117


演奏は 時に 人を裸にしてしまう
紡ぎ出される音と 時間の彩色は
その人自身を クッキリと描いてしまう


林規子のチェンバロと 曲間の語りは
重心を伴いながらも 謙虚な自由を戯れ
しっとりとした空間を ベアータに満たしてくれた


虚飾の無い自然体な音楽は
その人柄を 描いては 消えていった


X18


ゴーヤは すでに収穫を終え
建築中だった 正面のビルは 営業を開始し
ベアータは 時の流れの中で 息をしていた


オルガンは 設置してから 1年ほど練習のみに使用するらしい
この空間で チェンバロのみならず
オルガンのコンサートが始まるまで あと半年くらいだろうか


極東の大都市 東京で
ひっそりと しかし 確実に
音楽のために成長をしている空間


これからの充実が ますます楽しみである


Img_3212


| | Comments (0)

08. 10. 17

百年の孤独

「名誉にかけて誓えるかね?」
『誓うよ! ただし 敵意にかけてだ!』


Img_3222


普段 読む本は 自分で選んでいる
しかし 今読んでいるのは ある女性から いただいたモノ
初めて出会う作家 いつもと違う読速度


オルガンのある部屋で メキシコの話を聞かせてくれた
そして メンテの帰りに この本を プレゼントしてくれた
読み始めて なんだか ゴチャゴチャな世界に 引きずりこまれた


Img_3211


小説を読んでいる時
ストーリーの展開よりも
作家の才能や技術を 追ってることのほうが多い


海外の作家というのは 翻訳という屈折を経て
ようやく 自分の目に 理解できるものになる
そこには ふたつの人間が 介入してくる


Img_3216


ロシアの作家に比べて 南米の作家というのは
カラフルであり 立体的である
中へ中へ 彫りこんでくるロシアと違い 外へ外へ 凹凸がツギハギされる


ゴチャゴチャのカオスは 読みにくいし 構築力も乏しい
行間から 何かを読み取る というよりは
とりとめのない おしゃべりを 聞かされている感じになってくる


Img_3230


ゴーヤは もっと大きくなっているだろうか
楽器は 元気で歌ってくれるだろうか
明日 ガルシア・マルケスについて 聞いてみよう


 

| | Comments (3)

08. 10. 16

ミッションC 歪んだ響

上野 旧奏楽堂


木曜コンサート

Img_4083


      チェンバロ 伊藤一人
     ヴァイオリン 鷲見明香
     トラヴェルソ 佐々木萌絵
    ヴィオラ・ダ・ガンバ 福澤宏


     フォルテピアノ 羽賀美歩
    カウンターテナー 上杉清仁


X16


前半が チェンバロとアンサンブル
後半が フォルテピノと歌


リハは 問題なかったのですが
休憩時 チェンバロとフォルテピアノを 入れ替えて
さて 調律をチェック・・・・


げ!  し しまった・・・


最近は 本番中の移動が無かったせいか
すっかり油断しておったのですが
この楽器 移動すると 調律がグニャリと ゴッソリと狂うんだった・・・


エリアで狂うので ユニゾンは 問題無いのですが
オクターブやら 内声のバランスが ゴッソリとグニャリ
時間的に 全部を手直しは 不可能・・・


諦めました


スンマソン

| | Comments (0)

08. 10. 15

青の巡礼

Img_4003


いつもなら 赤く浮かぶ サイスタが
今日は サムライブルー


Img_4030


年増のアッコちゃんが 君が代を 歌ってくれました


Img_4032


どこも かしこも ブルー ブルー
いつもとは違う 客席のサポーター
飛び交う声援も ヤジも レッズとは違います


後方7時の方向に マツキ的バカップルがいて
やたら けたたましく 解説をしておりました


「行けー トゥーリオー!」
で トゥーリオは グングン 前線へドリブル
すると すかさず 「どこまで行くんだ トゥーリオー!」


Img_4058


初めて 5万以上の人間を 目の当たりにしました


結果は 残念ながら ドロー
赤の聖地で 青への祈祷
2010 果たして 南アフリカへ 行けるのでせうか・・・


Img_4014


日の丸と ファミリーマートの試合に見えました・・・

| | Comments (0)

08. 10. 14

ミッションC サライ大賞!

帝国ホテル 孔雀西の間


アンサンブル音楽三昧 


Img_3864


このミッション
懐かしいなー


Img_3860


第7回 サライ大賞 CD・DVD部門で
アンサンブル音楽三昧の バッハのCDが受賞!
おめでとーーーー!


そんなメデタい ミッションでした!


Img_3932


談志師匠も登場!

えー 私もね 昔から チェンバロ・トリオは 良く聞いてたんですよ
ええ ええ ハリセン使ってね バシーンって ぶっ叩く アレですよ
え? それは チャンバラトリオだって?


んなコトは 言いませんでしたが・・・

 

| | Comments (2)

08. 10. 13

それゆけ ウォーターズ!

さ そんなワケで 今日は安息日


杣が所属する FCウォーターズの公式戦であります
相手は ランクがふたつも上の 美園FC
トーナメントなので 負ければ 今年の公式戦は終了です!


10時30分 キックオフ


今日の自分のテーマは 走りまくること
それから シュートを 積極的に打つこと
ヘボくても 外しても 来年に繋がる試合にできますように!


Img_3858


FCウォーターズ 0-1 美園FC


残念ながら 負けてしまいました・・・
決定的なチャンスで シュート外したのは
自分です・・・ 凹んでます はい


あれさえ 入っていたら 同点
PK戦に持ち込めば 勝利できたかも・・・
凹んでます はい

| | Comments (0)

08. 10. 12

120度の歌

Img_2675


フイフイフイフイ フイフイフイフイ


圧力鍋からは 蒸気が歌い続けている
音程も テンポも ほとんど変わらない
なんだか 蒸気機関車が 部屋の中 走ってるみたい


圧力鍋の中は 120度くらいになるらしい
ふうん


鶏がらを買ってきて とりあえず 鶏がらだけを フイフイフイフイ
それから 大量の野菜と鶏肉を フイフイフイフイ
今回は 子音の味はつけずに ただの母音だけのスープ


しかし 蒸気の歌は なんとも いい匂いがする
野菜も肉も 全部溶かしてしまって ポタージュにしよう
後は 一回一回 別の鍋で 違う味にして楽しもう


フイフイフイフイ フイフイフイフイ


昔 とある調律の先輩が 言っていた
「圧力鍋なんて使うのは 素人だけんなんだよ」
料理好きの先輩は 自分はプロ級だから 圧力鍋など使わないと豪語してた


ふうん


しかし この圧力鍋 もう10年以上も使ってるから
そろそろ 突然 ぶっ壊れるのでは ないだろうか・・・
やだな・・・ 圧力鍋の暴発で孤独死するなんて・・・


| | Comments (2)

08. 10. 11

すわっ 下克上

先日 後輩と猫橋に行った時
車の中で 驚かされた


9月の途中から ラジヲの ハングル講座を聞いていることは
本人からも聞いていたし ブログでも読んで 知ってはいた
ま どうせ すぐに飽きるだろうと タカをくくっていた


ところがである


車の中で 今日は こんな内容を勉強した と
誰も頼んでないのに 勝手に解説を始めた
それが 驚愕なのである


S と CH の区別がつかない オロカモノだったはずの後輩が
ペラペラと 韓国語を テキスト通りに しゃべりだすのである!
耳で覚えているので かなり 立派に聞こえる!


そして にくたらしいコトに 杣の知らない単語まで 覚えていやがっていて
「え? 知らないんですか? 日常的に よく使う言葉らしいですよ」
などと 講釈をタレるのである!


杣も 映画で韓国語を覚えたクチなので
基礎がなく なんとなくノリだけで 世渡りしているのだが
なんだか 先輩の威厳が失墜する日が 近くなる危機を感じている


ラジヲ講座と 同時進行して ウォークマンで 単語も記憶しているらしく
ボキャブラリーの キャパシティーの狭い頭は 
そのうち 日本語より 韓国語で 満たされることだろう


ウカウカしていられない
聖域を 乗っ取られる日は 遠くない


「大丈夫ですよ 先輩みたいに しゃべれるには あと何年もかかりますから」
こいつが こんな謙遜したセリフを吐くということは
とても 自信がある証拠である・・・ 鼻の穴も 広がってたし・・・


ま 日本では さっぱり モテない後輩が
何故か 韓国では モテモテだったので
もしかしたら 国際結婚とかしちまうかも知れない


そうなると 韓国語力の差は ますます 広がることになる
うーん まずい 遺憾だ 由々しい


そうだ 韓国で彼女を作ろう
そして 毎晩 スカイプかなんかで しゃべっていれば
こっちだって もっと ペラペラになるだろう イヒヒ


ライバルとは 本当に ありがたい

| | Comments (5)

08. 10. 10

権兵衛-31 調律ピンの位置だし

Img_3651


調律ピンの位置は サイドベアリングの角度を決定するものでもある
ベアリングの角度は 実は非常に 大きく 音色に影響する


写真の角度は チェンバロでは 大きい方だと思う
これ以上強くすると 音の伸びがなくなる
これ以上弱すぎると 音の輪郭がボケてくる


これも 大橋時代に体験したことなんだけれど
アップライトピアノは プレッシャーバーの高さで
ベアリングの角度を 調整することができる


で 上司の見ていない時に この高さを いろいろ変化させてみた
チッピングで その音を確認してみたんだけれど
これも わずかな角度の差で 大きく音色が変わることを知った


チェンバロでも パワーが無い楽器は
この角度が小さく ほぼ直線に見えるものすらある
指で その角度を変えるだけで 音色はハリが出てくるのだけれど・・・


これは 調律ピンだけでなく
ヒッチピンの角度にも 同じことが言える
ま あまり角度が強いと 渋滞して 調律しにくいんだけれどね

| | Comments (2)

08. 10. 09

権兵衛-30 ナットピン

Img_3654


ナットピンも 材質は真鍮


ナットには 2mmのステンレス棒が 横たわる (今はまだ無い)
ダウンベアリングがかかって 弦がナットに食い込むと
弦の渋滞につながり 断弦や 調律しにくさの要因となる


バフストップの バフの位置の関係を考慮して
出来るだけ ブリッジ側に ピンを打ちたいのだけれど
やはり限界がある・・・ 仕方ないか


しかし 今回の楽器は
いつになく 杣らしくなく
細かいトコまで 手をかけている


あのケンタでさえ
「どうしちゃったんですか? 杣さんらしくもない!」
という 言葉を発するほど・・・


なんか いつまでたっても 終わらない気がしてきた
今年中に 2台の楽器の完成は やはり不可能かな・・・

| | Comments (0)

08. 10. 08

ミッションC 魔法の邂逅

王子 北とぴあ つつじホール


カメラータ・アンティカ・ソウル


Img_3829


去年のミッションのメンバーと 久しぶりの再会
皆 口々に ヘアスタイルを変えたことに意見しやがる・・・
仕方ないから 刑務所から出たばかりだと言うと 結構 ウケていた


X08


終演後 舞台には 調律師協会の知人が数名・・・
な なんで ここに居るワケ?
ま 調律は 安定してくれてたから よかったものの・・・


めずらしく 打ち上げにも参加
日本のドラマオタクの韓国人と 韓国映画のオタクの日本人と
熱くトーキング!


なんでも 今 韓国では のだめ が
日本のオリジナルヴァージョンと 韓国のリメイク版が 同時放送してるとか・・・
やはり 韓国でも 音楽家は のだめ 楽しんでるようでした!


また 会おうね! と約束して
早々と宴会場を 抜け出して来ました!
うん 楽しかった!

| | Comments (0)

08. 10. 07

権兵衛-29 ブリッヂピン

Img_3653


駒ピンの材質は 真鍮
メッキがしてあるから 銀色だけど
これは ピアノのセンターピン


駒ピンが 音色に どれだけ影響があるかということ
それは 若い頃に 大橋ピアノで学んだ


大橋は 駒ピンも プレッシャーバーも 真鍮


けれど 駒ピンが折れて 駒ピン交換という修理をした時
全部 鉄ピンにしたことがあった
そして 鉄ピンのピアノは 大橋の音ではなくなっていた


鉄ピンは 真鍮より 折れにくいが
音が そのまま 硬くなる モロに 顕著に
なもんで 杣は チェンバロの有効弦長に関わるピンは 真鍮にしている

| | Comments (3)

08. 10. 06

ミッションR ふ ふ ふめくり

千駄木 鷹羽スタジオ


Img_3696


ヴァイオリン : パウル・エレラ  戸田薫
チェロ・ダ・スパッラ : ディミトリー・バディアロフ
チェンバロ : 西山まりえ

録音 : オフィスENZO


公開用ではないのだが
ヴィヴァルディのフォリアを収録


しかーし 会場に行って のけぞった!


「杣さん 譜めくり お願いできます?」
『!!!・・・  音符 読めないんすけど・・・』
「大丈夫ですよ 合図出しますから!」


急に オフクロを危篤に デッチあげようかと思ったが
調律の手直しの為には この場を去るワケにはいかない・・・
しかし ここにいたら 譜めくりしないワケにはいかない・・・


『あのー 何枚くらい めくるんですか?』
「10枚くらいだと思います」
この時点で もうダメだと思ったが 実際には 20枚近くあった


どうやら 初見らしい・・・


Img_3688


そんなワケで こんな視界でした


しかし ナンですなー
チェンバリストの位置で 他の楽器の音を聞くというのは
とても勉強になりましたわ


いつもは 正面で 楽器の音を聞いてるんですが
演奏者同士ってのは こんなふうな音を聞いているのかと
ふーん


メチャ緊張して 寿命が8年4ヶ月ほど 縮みました・・・


| | Comments (2)

08. 10. 05

金色の波

アジトでは 楽器製作が 再開された
また ここで紹介していこうと思う


先日 夢を見た


外側は 黒いのだけれど
内側は まっ金金! ゴールド! ゴージャス! 金日成!


フタの内側の文字と 響板が放射状なので
どうやら 自分で作った楽器らしかった
というか 内側 金色にしろって 夢のお告げか?


当初は 全部 黒で 金色の装飾を サラリと入れるつもりだった
しかし あの夢の中のチェンバロは 綺麗だった
どうしよう・・・ 金色にしちゃおうか・・・


しかし 金色は 難しい色でもある
金箔を使えば 渋くて 輝かしい金の光沢が 約束される
でも そんな金は無い・・・


金のスプレーは 安っぽいこと この上ない
下地を黒くすれば それでも少し 深みが出るのだけれど
広い面積に 金色を使うと 装飾も難しいだろーなー


でも 夢の中のチェンバロ 綺麗だったしなー
豊臣秀吉とかが 喜んでくれそうだったしなー
迷うなー どうしよっかなー


自分のために 自作する楽器は これが面白い
作りながら 途中で いろいろ変更しても
誰にも文句を言われないし やりたい放題できる


幾らでも手を抜けるし 幾らでも凝ることもできる
だから サーフィンのように いい波が来る時に 頑張って作るようにしている
あの夢は きっと いい波が来てる予兆だろう 


黒でも 金でも 工作を頑張ろう!

| | Comments (4)

08. 10. 04

ミッションC ぽつねんマチネとドタバタソワレ

三芳 コピスみよし


第5回 紫音会コンサート


X04


後輩うららの 代理という大役を おおせつかり
10時搬入というのに 9時に現地に到着・・・
ははは チョロいぜ!


が なにかが違う ??? あれ?


敷地には コピスみよし ではなく キラリふじみ と書いてある!
慌てて住所を調べて ようやく気がついた
隣町のホールに来ていたのだ・・・


727のミッションの帰りに おおぐま宅まで一緒に帰った時
へー こんなトコに ホールがあるんだ などと会話をしていて
コピスみよし と聞いた時 何の根拠もなく このホールだと信じ込んでいた


で 慌てて地図を調べなおして 富士見町から 三芳町へ移動
まあ 車で10分の距離であったし 予定より1時間前だったので
自分の中では悔しい遅刻だったが 会場では問題なかったので安堵


すまぬ後輩 油断しちまった
あ でも 無事に済みましたので 御安心下さい!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


千駄木 鷹羽スタジオ


ハープ女学園 レクチャーコンサート 


Img_3664


最寄駅に 楽器を積載した車を捨てて
今度は電車で 千駄木のスタジオへ慌しく移動


西山まりえが指南する ハープ合宿の調律
この女学園という響きに つい クラクラとなってしまい
フラフラっと 仕事を引き受けてしまった・・・


ハープの集中ワークショップのようなもので
大阪やら 福岡からも 生徒さんが集まっているという
ハープ人気も 結構 全国区なんだなー


そして レパートリーの開拓について
実際に チェンバロやハープを弾きながら
様々な作曲家や作品を 紹介してくれた


Img_3474


これは 466Hz ピタゴラスで調律している ゴシックハープの響板
弦の付け根に ブレイピンという 木片がついていて
弦をこれに押し当てることによって 半音高い音が出る


なもんで 弦は C D E F G A B H という音しかないのだけれど
このブレイピンによって 全ての音が演奏できるらしい
つーか 見えないとこで 凄いテクニック必要とされてるんだね

| | Comments (4)

08. 10. 03

鍋の中の母音

杣は グルメである
ホンモノのグルメである
ホンモノのグルメというのは ナニを食っても 「うまい!」と嘆息する


味覚が 「オイシイ!」か 「凄くオイシイ!」の 2種類しかないから
1年 千回近い食事は 全て 「オイシイ!」と慟哭しながら いただき
すなわち これが ホンモノのグルメの所以である


さて そんなグルメも 自炊する
自分で作った料理というのは 意外にシビアになる
配慮しだいで 「オイシイ!」から 「凄くオイシイ!」に 羽化できるからである


Img_3467


作りおきできるので 煮込み料理を よく作る
鍋 いっぱいに作って 数日かけて パクパク
電子炊飯器が無いので シャリも鍋で炊く


で 煮込み料理である


今日はカレーである
カレーを食べたい時は 前日から仕込まねばならない
なんてったって 数日 同じモノを食い続けるので 凄くおいしくなくてはならない


まずは たまねぎを炒める 
4個くらいのタマネギを 半分はすりおろし 半分はミジン切り
これを 1時間近く 焦げないように 延々と炒め続けるのである


しかし タマネギというのは ナンだな
親の葬式より泣けるから 不思議である
サウナにいるより 体の水分が失われ 脱水症状になるかと思ったぜ


で 鍋で具材を タマネギと一緒に炒めて 煮込む
今日の肉は スジ肉である 
これは 煮込みがいのある素材である


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


杣は 味を 言葉の母音と子音のように 分けて感じる


辛い 苦い 甘い しょっぱい すっぱい 
これらは 料理の表面的な 子音の味である
子音は 料理の最後に 簡単に調整できる


問題は 料理のボディーというべき 母音である
コクとでもいうのか うまく表現できないが
この母音を 思い通りに出せるかは 意外に難しい


煮込んでいる時 まだ味の無い段階で
何度も味見をして この母音を確かめる
煮込まれた具材から しっかり母音が出るように火を調整する


鍋の中で しっかり母音が出来上がったら
味付けをして 子音を決める
辛いのはインド人並みに強いが しょっぱいのにはナメクジ並みに弱い


子音は 火を止めて 冷めていく時に 
味が具材に浸み込んでいく
なので 出来上がって 冷まして また 温度を上げて 冷まして を繰り返す


さ 凄くおいしいカレーを いただきます! パクッ!


Img_3468


| | Comments (4)

08. 10. 02

3mmの白

杣が購入したバリカンは 4種類の長さが選択できる
すなわち 3ミリ 6ミリ 9ミリ 12ミリ
購入してから ずっと 6ミリの坊主状態を 維持してきた


が 魔がさした


というか 本当は 一度 3ミリを試してみたかった
しかし なかなかどうして 3ミリの坊主頭は
40代の イケメン工作員には 勇気がいるものだ


で 髪長 3ミリの坊主に挑戦した
ブーン ガリガリガリ ガリガリガリ


Img_3174


頭が 白くなった
鏡を見て
頭の中まで 真っ白になった・・・

| | Comments (3)

08. 10. 01

シマシマな朝

カーテンをやめて どれくらい経つだろうか
窓には ブラインドが垂れ下がり
邪な思いは無いのだけれど 部屋はヨコシマなゼブラ


季節によって 朝の音は それぞれ
車が ビニールの音を立てれば 雨の朝
車が 静寂な休符を続ければ 休日の朝


どんな夢を見ていても 朝になれば目が覚める
西側を向いていても 寝室の三面は シマシマの濃淡
シマシマの中で 今日がどんな日なのか 耳を澄ます


屋根の上で タタッ タタッ タタッ
カラスが踊る朝は 燃えるゴミの日
視界がシマシマなら 響界もシマシマ


防烏ネットが 進化したからだろうか
火曜と金曜の朝は カラスが朝からパーティー
人間と動物 諦める潔さは どちらが優れているのだろうか


時計が無くても 太陽はシマシマを 落書きする
カレンダーが無くても カラスは シマシマな ダンスを踊る
どちらも持っているのに 僕の日常は なんとなく平べったい


寝室から 居間へ移れば 東と南を向いた窓から まっすぐな光
ステレオをつければ エキゾチックな 薔薇の中の薔薇
夢の記憶がリタルダンドする頃 新しいコーヒーの匂いがする

| | Comments (0)

« 9월 2008 | Main | 11월 2008 »