キスはキスでも アニサキス
しかし いい時代になったもんだ
こんな武蔵野の果て 朝霞なんぞに生息していても
生のサバが食える時代である
サバは 美味い
焼いても 〆ても 生でも美味い
江戸時代 福井は若狭湾で獲れた鯖を
エッチラ オッチラ 夜通し京まで運んだ道があり
それは 鯖街道と呼ばれている
「京は遠ても十八里」
70km以上の道のりを 徹夜で運んでくるそうなのだが
その経過時間が ちょうどいい 塩加減になるんだとか
ちょっと前までは 少なくとも昭和の頃は
生の鯖なぞ 食ったことは なかった
それでも 〆サバ 干物 煮付け どう調理しても美味かった
ところがである
今では 生のサバが 海に面していない埼玉で 食えるというのだから
流通の進歩には ただただ 感謝である
ま 時々 ロシアンルーレットのように
アニサキスに 死にかける輩も いるようだが
その緊張感が ますます 美味さに拍車をかけるというものよ
いつか 鯖街道なんぞを 旅してみたいなー
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Comments
「サバ」は確かにウマい、、、「バッテラ」もウマい、、、「フライ」もウマい、、新鮮なら「刺身」もウマい、、、煮てもウマい、、、、サバは偉い(料理をイワシにしようがサンマにしようが当てはまるのだが、、、)
Posted by: くった | 08. 07. 02 PM 11:12