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08. 07. 27

ミッションC Re夢の時間

初台 近江楽堂


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      リコーダー  大川滋子
     ヴァイオリン  桐山建志
 ヴィオラ・ダ・ガンバ  譜久島譲
       チェンバロ  脇田美佳


デビューから 10周年を迎えた 大川のリサイタル
昨年は 「夢の時間」と題した プログラム
そして 今年のタイトルは 「愉しいひととき」


音楽を奏でる人々は それぞれの立場を生きている
彼女は リコーダー活動の為に 職を変え
音楽中心の時間を その重心に据えたという


昨年 彼女自身が抱いた反省と 誓ったリベンジは
今夜のコンサートで 見事に果たされ
この1年の時間は 再び 「夢の時間」として凝縮され 空間を満たした


人は 変わることは 出来ない
しかし 自分の何かを超えることで
結果として 変わることがある


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


年始の挨拶メールの中で この727のリサイタルに向けて
「よし オレも新作チェンバロを 持って行ってやる」
などと豪語した杣だが 新作チェンバロは まだ 音も出ていない・・・


「愉しいひととき」のために 日々の時間を どう生きるか
そう諭された ひとときでもあり
充実した音楽を聴きながら 心地よい悔恨を噛み締めた ひとときでもあった


素直さに 艶やかさが加味された リコーダー
軽やかなのに もの凄い構築力のある ヴァイオリン
過酷な湿度と奮闘しながらも 呼吸の合った 二人の通奏低音
そして 何より 体温のような聴衆の拍手が加わった アンサンブルだった


 

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