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08. 06. 01

ミッションC 薔薇よりも甘く

大船 玉縄和田ホール


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         ソプラノ 高橋美千子
     ヴァージナル・チェンバロ 吉見伊代


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イギリス古謡 そして 日本の歌
更に バロックから クラシックまで
幕の内弁当のような 豪華なプログラム


高橋の歌は それぞれの音楽の中で
歌い分けながらも 透明感と存在感が顕在していた


リハが始まって 自分の声の反射を感じながら
会場に適した 質と量を判断し
物理的な距離感と 音楽的な距離感を 巧みに調整していた


そして 吉見の伴奏が しなやかだった
イギリスの民謡から 本来ピアノ伴奏の曲まで
ヴァージナルやチェンバロで 伴奏をしているのだが・・・


通奏低音が出来る だけでなく そのセンスが光っていた
歌の領域を侵犯することなく かといって 変幻自在に音を重ね
サラリと 濃度の高い 伴奏の空間を作り上げていた


二人は 初めての共演と聞いた
それでも 音楽と 相手に対する敬意がある 演奏者同士のアンサンブルは
聴衆の心を 音楽のみへ浸透させてくれる

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