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08. 05. 19

権兵衛-20 4’ヒッチピンレール

弦は 4つのピンによって 張られ そして 音が出ている
即ち ヒッチピン→ブリッヂピン→ナットピン→調律ピン
このうち 張力がモロにかかるのが ヒッチピンと調律ピン


ヒッチピンの 「ヒッチ」とは ヒッチコックのヒッチ
なもんで ちょっとスリリングである・・・ スマヌ 嘘です
ヒッチハイクのヒッチ つまり ひっかける という意味


説明しにくのだけれど 大型のチェンバロには 
通常使われる 音の高さの 8’(8フィート)と
それより 1オクターブ高い 4’(4フィート)の弦が 張られている


この名称は オルガンに由来しており
最低音のCのパイプが 8フィートの長さが必要だったようだ


勿論 弦楽器のチェンバロは それほど長い弦を張ることはないのだが
名称だけは 継承されている


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


で 4’のヒッチピンは 響板の裏側にある
ヒッチピンレールに ぶっさしてある
実際は 響板にささっているようだが その裏には 丈夫なレールがある


これを 4’のヒッチピンレールという


通常 これは 響板の裏側のみに接着されているが
杣は これまた モダンピアノ的発想と いろいろ魂胆があって
響板の裏と 内部材のアッパーブレスの両方に 接着している


Img_9487


まずは メープルを 設計通りに曲げる
今回は 久しぶりに この 曲げの作業中に 部材が折れた
で 杣の心も 折れた・・・ グスン   が 立ち直った・・・ エヘヘ
 

Img_9488


高音部は ベリーレールに きっちり組み込む
ヒッチピンレールを 内部材のひとつとして考えている


Img_9489


通常のチェンバロ製作では まず あり得ない光景
すなわち 思い切り 勘違いと思われる 可能性の高い写真である
こうして 4’のヒッチピンレールは 最初に 内部材に接着しちゃうのさ


Img_9493


4’のヒッチピンレールを 内部材に接着するのは
響板の変形を 防止することと
8’のブリッヂの位置を 区切られたエリアの中央にすること


でもね これが 豊かな低音の 
妨げになってるのかなーって
ちょっと 思ったりもしてるんだ


ま 今回は 放射状響板だし
これでダメなら 次回からは 
普通の ヒッチピンレールの接着にしようかな

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Comments

ごんべさんもだいぶ形になってきました♪
私もがんばるんばcoldsweats01

Posted by: 笛吹きちゃん♪ | 08. 05. 19 at 오후 10:56

へーっ
いがいや意外。
おもしろいね~

Posted by: 440 | 08. 05. 20 at 오전 8:13

Dear 笛吹きちゃん
がんばるんば って 古いよね
最近では がんばるくいな って言うのさ
沖縄限定だけど・・・


Dear 440
面白さだけで 結果がついてくるかどうか・・・
いつも 終わってみなければ 分からんのだよ
膨大な時間と費用をかけた 実験だよな・・・

Posted by: 某閑人 | 08. 05. 20 at 오전 11:36

がちょ~んtyphoon
(もっと古いか・・・coldsweats02

Posted by: 笛吹きちゃん♪ | 08. 05. 20 at 오후 10:19

Dear 笛吹きちゃん
ガチョーン・・・ 懐かしい
というか昭和 ギャグボキャブラリーが貧弱で
笛吹きちゃんに 負けてるような・・・
悔しい

Posted by: 某閑人 | 08. 05. 25 at 오전 11:03

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