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08. 05. 31

ポリエステル

杣の世代は 中学生といえば 学ランで
修学旅行なぞ行けば 坊主頭の軍服もどきの学ランが ウジャウジャ
外人から見れば さぞかし 軍国主義に見えたことだろう


で 6月になると 衣替えと称して 
真っ黒だった通学路は 白くなる
そう 開襟シャツなるものを 着ていた


あの 開襟シャツは 当時は嫌いだったが
年をとると なかなか どうして 魅力的である


なんといっても ネクタイしなくていいし クールビズである
それに 昭和中期の私服刑事は きっと こんな格好をしていたハズだ
今年のファッションのテーマは 「悪徳刑事」なので バッチリである!


夏になって 老人が キチッと開襟シャツを着て
炎天下の中 歩いている姿を見ると
なんだか こちらまで シャキっとした気分になる


ところがだ 最近 身近な店に 開襟シャツは 売っていない
シャキっとした老人を とっ捕まえて 「どこで買ったのですか?」
などと聞く度胸が無い工作員は ネットで調べて 買いに行った


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


上野は アメ横 その名も 「上野屋シャツ店」


ここは 実にマバユいシャツや ジャケットが
トコロ狭しと陳列されており うっかりすると
ラメ入りのジャケットを 購入してしまいそうな誘惑にかられる


店主が言うには 「マジシャンやら 芸能人が買いに来る」らしい
確かに ドハデで カラフルなラインナップは
サラリーマンや 技術屋には 3万光年くらい遠い世界に見える


で 解禁シャツを 買った
比較的 地味な 白い解禁シャツである
アイロンや 洗濯時の注意点を 質問する


「なんていってもポリエステルですから シワにならにし 着心地いいですよ」


ハテ  ポリエステルが 着心地がいいとは 初耳であった
杣のような 昭和な人間にとって ポリエステルは
綿の代用品で 廉価でチープで 着心地悪し というイメージがある


なおかつ ピアノ屋にとって ポリエステルと聞くと
塗装の種類を 瞬時に思い出し
一生懸命 バフ掛けして ピカピカに磨いた記憶ばかりが 彷彿とする


・・・・・・・・・・・・・・


ピアノは 量産されてから 
カシュー ラッカー ポリエステル ポリウレタン
などの塗料が使用され その塗料で 時代まで分かってしまう


黒いピアノに キズをつけて キズの色が
茶色だとカシュー 黒ければラッカー 
白ければポリ というふうに 大雑把に分類できるものでもある


ポリも エステルは硬いので 時間が経つと 
木材の伸縮に対応できず ヒビが入ることもあり
ウレタンは柔軟性があり 今は最もポピュラーだと聞く


で ポリエステルの 開襟シャツである
店主は ポリエステルこそ 最高の素材のように説明を続ける
最高でも 最低でも 悪徳刑事ルックのために とりあえず購入した


帰宅しても なんとなく 素材のコトが 気になってしょうがない
なもんで 普段 愛用している ビーチクがクッキリ浮かび上がる
ピチピチシャツの 素材を あらためて調べてみた


すると どうしたことだろう
ナイキも ミズノも アンダーアーマーも 
みな ポリエステルが8割以上 ポリウレタンが2割という 素材だったのだ!


そっか ピアノと同じだったんだ・・・
なんだか ちょっと 嬉しくなった イヒヒ
ポリエステルを 強引に略すると ポリスになるし イヒヒ


なもんで 6月は衣替えさ
さぁ みんなで 着心地のいいポリを着て 悪徳刑事になろう!
ああ そうだ 鋭い目つきの練習もしなきゃ・・・


 


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08. 05. 30

あたたかい低気圧

今日は レオンハルトが80歳になった日だ
ということは ケンタも 誕生日おめでとう! な日だ!


今日は 一人称で書くさ


まだ 小学生だった頃 我が家には小鳥がいた
アネキが選んだのが キンカチョウ
ネーネー と鳴くので 名前は ネーネちゃんだった


ある日 ネーネちゃんが 鳥かごから脱走したらしい
正確には 脱飛というのか 
こうして思うと 我が家は 何度 ペットが逃げ出したことだろうか・・・


ま いいや


で そのネーネちゃんを アネキと一緒に探しに行った
すると アネキは 団地の前にある ドデカイ欅(ケヤキ)の木の上から
ネーネちゃんの鳴声が 聴こえるという


オレは アネキに肩車してもらって 欅の最初の枝にぶる下がって
やがて スルスルと サルのように 木を登っていった
ちょうど 我が家のある3階の高さまで 登っていったトコまでは覚えている


次に 激しい痛みと 苦しさで意識が戻った時
視界には アネキと オフクロの顔があった
両手には とても体重を支えられるハズのない 細い枝を 握り締めていた


どうやら 木から落ちたらしい
たぶん オレは ニュートンより若い時分に
引力の存在を 呼吸困難になりながら 悟ってしまったらしい


その 大きなケヤキが 昨日
突然 切り断たれたらしい
そんな衝撃的な出だしで オフクロから 今朝 FAXが届いた


・・・・・・・・・・・・・・・・・


あなたの生まれた日のことを 思い出しています
前日の夕方から 陣痛があったけど
生まれたのは翌日(本日)の 夕方7:20分頃


私の体が 喘息のため弱りに 弱っていたので
お腹の中の あなたにまで 苦労かけてしまいました
・・・・危ないところでした


でもね 生まれ出た赤ちゃんは 3200gの 
美しい ほんとに きれいな 良い顔をした赤ちゃんでした


パパとママは 嬉しくて・・・
あなたを撮るために パパは新しいカメラを購入しました


産後 ママは体調が悪くて 
あなたに おっぱいをあげられなくて(出なくなってしまって) 泣いていたら
パパが 「僕が頑張って いっぱい働くから 気にしなくていいから」と
慰めてくれて また その優しさに涙が出ました


・・・・・・・・・


親戚の誰かから 昔 聞いたんだけれど
オレを産むと オフクロかオレの どちらかが死ぬかも知れないって
医者が言ったらしい でも オフクロは オレを産んでくれたんだって


今のオレ 家族の中の誰より 健康だと思う
3200gの命は 40数年経って 20倍の質量に成長してる
だから 本当に 本当に ありがと


オヤジは オフクロのこと 家族のこと 愛してたんだ
いつも無口で 天皇より偉くて モアイみたいに無表情だったくせに
オヤジは 優しい夫で 立派な父親で 本物の男だったんだ


オレが 浜松に行く時 オヤジは大切にしていたカメラをくれたんだ
それは オレが生まれる時に買ったカメラだったんだね
今 工房でホコリかぶってるけど 救出して 大事に使うよ


FAXのせいで 朝から 涙腺まで低気圧に覆われたさ


たぶん 今が一番 幸せだと思う
追いかけるモノがあって 感謝できる人が生きていてくれて
いろんな意味でギリギリで だから 頑張ることができて


「湖北村のけやきのように たくましく生きて下さい」


オフクロ 悪いけど たくましくは生きられないよ
でも 命を授けてくれて 本当にありがと 
喘息で苦しみながらも 産んでよかった と
そう思ってもらえるように 生きてみせます

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08. 05. 29

権兵衛-23 穴

Img_9509


ギターや リュートのように
チェンバロにも 響板に穴が開いている


箱の中の響きを 外部に出す目的だろうが
この穴が いまいち どう考えていいか 分からない


モノの本には あるジャーマンのチェンバロの響板に
穴が開いてないので 「遠鳴りする」と もっともらしく記載されているが
これは 全く 根拠の無い 推測だということだけは 断定できる


弦を張って 穴を塞いでみたり いろいろ実験してみても
穴が開いている方が 音は豊かに放出されることまでは 分かるのだが
その位置だとか 大きさだとか よく分からん


ちなみに フォルテピアノになると 穴が無くなる
チェンバロと同じように 箱状の構造なので
箱の中の響きを 外部に放出したほうが 良いのでは・・・ と思うのだが


ピアノ初期は 比較的 ドイツ人がスタートを切り
当時のドイツチェンバロに 穴が無いものが 多かったから
たまたま その名残で 穴を開けなかったのでは・・・ なんてね


ま なんの根拠もない推測なのだが・・・


ちなみに 杣がフォルテピアノを作るなら
箱状にするなら 穴を開けると 思う
ただ 箱状でなく モダンと同じ板状にするつもりだからな・・・


ま そんなん考えながら 響板に穴を開けました とさ
開けまして おめでとう! 
ちなみに 大人の穴についても 解説したことがある

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08. 05. 28

チャンチャラ

잘가요 안녕 내 사랑  さよなら私の愛よ


반짝반짝 반짝이는    キラキラ きらめいてる
밤하늘의 별을 보며   夜空の星を見て
우리사랑 변치 말자던  私たちの愛 変わらないでと願ってた
그 약속 잊으셨나요?   あの約束を 忘れたのですか?


 날 갖고 장난쳤나요?  私を もてあそんだのですか
 사랑이 그런 건가요?  愛はそんなものですか
 이리저리로 왔다     あちこち行ったり 
 요리조리로 갔다     あちこち来たり
 아직도 헷갈리나요?   まだ こんがらがっているのですか?


짠짠짠 하게 하지 말아요  チャンチャンチャンなんてさせないでね
말 없이 그냥 가세요     何も言わずにそのまま行ってください
짠짠짠 이제 울지 않아요  チャンチャンチャン もう泣かないわ
잘가요 안녕 내 사랑      さよなら私の愛よ


잘가요 안녕 내 사랑   さよなら私の愛よ


깜빡깜빡 깜빡이는    チラチラ 点滅してる
네온싸인 불빛아래     ネオンサインの明かりの下で
약속시간 자나갔어도   約束時間を過ぎたのに
내 님은 오질 않네요   私のあの人は来ないのね


 날 갖고 장난쳤나요?  私を もてあそんだのですか
 사랑이 그런 건가요?  愛はそんなものですか
 이리저리로 왔다     あちこち行ったり 
 요리조리로 갔다     あちこち来たり
 아직도 헷갈리나요?   まだ こんがらがっているのですか?


짠짠짠 하게 하지 말아요  チャンチャンチャンなんてさせないでね
말 없이 그냥 가세요     何も言わずにそのまま行ってください
짠짠짠 이제 울지 않아요  チャンチャンチャン もう泣かないわ
잘가요 안녕 내 사랑      さよなら私の愛よ

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08. 05. 27

親指と親指の間

そんなワケで 二日間に渡って
リハーサルに詰めていたのだが
季節の移ろいは 思わぬ攻撃を招いている


          冷房


そうなのだ
ホールや 控えているロビーには
もう すっかり冷房がはいっている


長袖を着ていても
この冷房の攻撃に 杣は 滅法弱い・・・


おかげで 親指と親指の間にある
もっとも敏感な穴から
ジットリ ネットリ 漏洩が始まった・・・


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ん? 誤解するなよ


もちろん これは 鼻水のことである
そして これは 間違っても風邪ではない
汗になるべく水分が 多少の粘度をもって 排出されたに過ぎない


多少の粘度は 片栗粉を溶かしたアンに酷似しており
このままでは イカンと思い ホール脇の公園に
密かに 日光浴をすべく 脱出を試みた


うん いい感じだ
やはり 工作員たるもの 自然派である
暑くとも 青い空の下で・・・ 青い空の下で・・・


ブーーーーーーーーン


青い空の下には 飢えた蚊の大群が潜んでいて
ベンチに腰掛けて 3分も経たない間に
見事に 献血をしてしまった・・・


冷房と薮蚊  究極の選択である
そんな葛藤の中で 季節の移ろいを感じる 今日この頃である
鼻水には 内臓のアルコール消毒が いいらしい・・・ 


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08. 05. 26

権兵衛-22 ブリッヂ

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3列の音源 (8’+8’+4’)を持つチェンバロには
8’用と 4’用の 高さの異なる ふたつのブリッヂ(駒)がある


4’は 8’よりも オクターブ高い音列なので
弦長は 約半分になる


このフタツのブリッヂは 2回建てのようになっており
1階にあたるのが4’ 
2階にあたるのが8’


この フタツのブリッヂの間に
4’用の ヒッチピンレールが 響板の裏側に存在する


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


さて 今回 ブリッヂの材質は ブナを使用した


今までは エネルギー損失を防ぐために
必ず 硬いメープルを使用してきたのだが
あえて 今回は メープルより軟らかい ブナを使用する


というのは メープルのブリッヂは 硬質なため
なるほど エネルギーは かなり音に変換され ロスは少ないのだが
それがアダとなって 音まで硬すぎて 金属的になりすぎるのだ


木材の種類は このエネルギーの 雑味成分だけを排除する
内部損失という特質がある


なもんで パワーだけでなく 音色を考慮して
今回は 泣く泣く 実験的に ブナを使用してみる
最も 通常のチェンバロのブリッヂには ブナの方が多いのも事実だが・・・


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まずは 4’のブリッヂ
高さは 高音から低音まで 一律で 8mm


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続いて 8’のブリッヂ
高さは 高音から低音まで 一律で 18mm


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


通常 ブリッヂの高さは 高音が やや低く
低音に向かって 高くなっていく


それは 響板に接着される ブリッヂの底面積も
同じように 高音より 低音の方が 広くなっていく


今回 杣は フタツのブリッヂの 高低差を 10mmにし
高音から 低音まで 一律にしてみた
勿論 これにも理由がある


演奏している時 4’のON⇔OFFの切り替え時に聴こえる
ダンパーが弦から外れる ホワーンというノイズが 嫌いなのだ


幾つか 解決方法はあるのだが
最も根本的に解決できるのは 
双方の弦の高低差が しっかりついていることである


なもんで オフにしても 4’のダンパーは
弦から外れることなく ホワーンとは言わせない!
ハズなのだが・・・


やべ フットサルに遅刻だ・・・ くそ!

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08. 05. 25

食ッピング!

古今東西 「食」への探求は
深く 険しい 道であったそうです
それは 人類 そのものの歴史とも 言えるでしょう


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「食」と書いて 「ト」と読みます  - サラザール


「食」と書いて 「ニ」と読みます  - 日本ピアノ調律師協会


「食」と書いて 「ラ」と読みます  - 旭化成広報部


「食」と書いて 「スワ」と読みます  - ○田○○朗

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08. 05. 24

只今 実験中

最近 食生活を変えている
といっても まだ 2週間ほどなのだが
どうやら 早くも その効果が出てきたようだ


小麦粉 卵類 四足動物 乳製品


これらを除去した 食品だけを食べるようにしている
つまるところ 和食な日々なワケだが
これは 意外に 難しい面も含まれている


牛や豚を食わず 魚か鶏で 動物性タンパク質を採る
鶏卵や 魚卵も 除去対象になってくる


なにより 結構大変なのが 小麦粉である


テメーで調理する分には 小麦粉を完全に排除できるが
外食では 何気ないとこにも 小麦粉は含まれている
麺類は 蕎麦でさえ 十割でなければ 小麦粉が含まれてしまう


これは アレルギー対策の食事だそうだ


杣は これらの食品アレルギーは無いのだが
体質改善には 手本となる食生活なので
飽きるまで しばらく続けてみようと 思っている


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朝は 例え5時代に出勤する時でも
鶏と野菜の 炊き込み御飯と 味噌汁を喰らい
時間があれば 朝から 焼き魚定食である


幸い 大好物の鶏肉や キムチなどは 除去対象でないので
魚や 納豆と 共に 日々の食卓に 並べることができている


酒も 基本的には やめている
不眠症対策としては 睡眠薬もやめて
ただ ひたすら 疲労するまで運動するか 明け方まで起きたまま・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・


今日 久しぶりに ジムで 体脂肪を計った


体脂肪 8.2%  BMI 21.8


今度の誕生日までに ナンとしても
体脂肪を 一桁にしたいと 願っていたのだが
ついに 長年の憧れが 達成できた


思えば ジムに入った 4年前は 
体脂肪は 25%くらいあり
完璧な メタボで マタニティオヤジだった


いつか きっと 体脂肪を 一桁にしよう
そう決意しながらも 思うようにいかない日々だった
諦めかけていたし でも 目標は達成したかった


その宿願が 食生活の改善で
あっけなく 成就してしまったことは
嬉しい限りなのだが 今までの努力はナニ? という気分でもある


ま 体脂肪 一桁を維持するのは
容易なことでは ないだろう


でも 少し 自信がついた


いましばらく 新しい 除去食を続けてみたいと思う
これで 体質も改善され
不眠症や 喘息まで 落ち着けば なお嬉しい


そういえば 体脂肪が落ちれば 腹が割れると信じていた
一桁になれば オッパッピーになれると信じていた
がしかし 腹は いまだ 脂肪に包まれたままだ・・・


でも そんなの関係ねー


腹は割れないが
腹を割って 話せる友人ができたのだから
それで 良しとしよう

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08. 05. 23

ミッションC ローズ・ガーデン

千葉 Dr.Honma's ゲストハウス コンサートサロン


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      チェンバロ 猶原和子


歯科医の本間が チバリーヒルズのゲストハウスで
庭園の薔薇と共に 提供している サロンコンサート


猶原は 特にラモーとクープランで
個性的な音楽を 醸し出して
優雅な午後のヒトトキを 艶やかに染め上げた


終演後は 集まった人々が ティーブレイク
庭園の 咲き誇る薔薇の数々
ブルジョワジーな マチネでありました


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幸福な人々は 咲き誇る 花を愛でます
嗚呼 美しや 美しや


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美しい女たちに 泣かされてきた男は トゲを見つめます
嗚呼 恐ろしや 恐ろしや


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杣は トゲばかり 観察しておりました・・・


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08. 05. 22

しかと

御用だったから 何度も電話してるのに
繋がらない・・・
なんだか 無視されてるんすけど・・・


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あのー 僭越ながら
担当者 変えてほしいんすけど・・・

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08. 05. 21

権兵衛-21 ヒッチピンレールの位置

さて 4’のヒッチピンレールは 無事に接着できたのだが
響板上で この位置を正確に把握するのは 容易ではない
なもんで 定規を作って 響板上に その位置を描く


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ベリーレールを基準に 
ヒッチピンレールのカーヴを 透明なアクリル板に写す
そして 写された通りにアクリル板を 整形する


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次に ボディに響板を乗せ 
その上に 今作った アクリルの定規を置き
ベリーレールの位置を合わせ 定規のラインを響板に描く


ニャハハ てなワケで 次はブリッジができるぜ!


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雲行きが心配だったけど 最後の満月も 見ることができた!
次の満月には また 新しい自分になってることだろう!
よっしゃ! 満月パワーだ! おう!

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08. 05. 20

シンドラーのリフト

日常の中には 様々な音が溢れており
静寂の領域は 人工の騒音に汚染されている
都会に漆黒の闇が無いように 天然の静寂など皆無に近い


がしかし 人工の沈黙は存在する


それは 存在する人間の数の 乗数に比例する 重量の沈黙
それは 存在する性別の 対数に相当する 密度の沈黙
それは 配慮であり 暗黙の常識的 半強制的な沈黙


エレベーターの中で
ほとんどの人間の視線は 意味もなく 
それでいて 示し合わせたように 移動階の表示板に集中する


その光景は さりがなく観察すると 異様である
皆が78度の角度で 視線を上げている中
23度で うつむいている奴は チカンと誤解されても仕方ないほどである


そして 誰もが さりげなく 
それでいて どことなく不機嫌に 沈黙に徹する
その恣意的な沈黙が 容積以上の容量であっても 沈黙に徹する


・・・・・・・・・・・・・・・・・


この 人工の沈黙の箱の中で 
決して 絶対に 死んでも 出してはならない音がある


それは 視線23度から生じる 人工的でなく 生命力に満ちた音
それは 人間の尊厳を 脅かす 320Hzに満たない低音
それは 芳香を伴う ダブルリードの音


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これは ある男の 冤罪なる実話である


エレベーターの扉が 閉まろうとしていた
ま 次の箱を待ってもいいか というテンポで近づく
すると 既に乗っていた 妙齢の美女が 開ボタンを押して待ってくれた


やや 小走りになりながら 「アザーす」などと
使いなれない言葉を使って ちょっと カッコをつけてみる
ちょっと不良っぽい方が モテると勘違いして ぶっきらぼうを装う


チラと 妙齢美女を 一瞬でスキャンする
うん タイプだ 
やった つかの間 この密室で 二人きりである! イヒヒ


しかし 彼女は 再び 開ボタンを慌てて押し
息を切らせらながら 飛び込んできた 
妙齢でも美女でもない生物を 迎え入れた


ちぇっ


こうした箱の中で 人間は 
まるで あてがわれたかのように
それぞれ 対角線上の 角に背を預け 互いの距離を確保する


間違っても 3人という人数で 
箱の中央に立つヤツはいない
そして 頭上の上昇するランプを ボンヤリと見つめる


ブブッ ブッ 


一応 男は 音の仕事をしている
なので その音源の位置は 容易に把握し
動揺しながらも フェミニストを装い 視線は78度を維持したままでいる


しかし ボタン操作板近くにいた 妙齢美女の視線が 下がった
彼女からは 背後のどちらが その音の発信源か 分からないのかもしれない
そして チラと7時の方向にいた男に 視線を走らせた


その 1/8秒にも満たない 視線で 全てを悟った
彼女は 後方にいる二人のうち 
ダブルリードの音を発するのは 男性だと決め付けているのだ


違う 違う オレじゃない


しかし この場で 「オレじゃない」なんて言えない
憤怒の視線を 妙齢でも美女でもない生物に 投げかけてみる
生物は 何食わぬ顔で 78度の視線を維持していやがる


そして 事態は聴覚だけの緊張を破り
かすかな 前日の夕食を彷彿とさせる芳香が 
嗅覚の領域に潜入してきた


違う 違う オレじゃない


すると 妙齢は すかさず 上昇中の次の階のボタンを押した
その速さたるや 遠い昔の インベーダーゲームでも制覇できるくらいの
早業であり その速度が 怒りのボルテージを示しているように思えた


そして 妙齢は 紳士服売場のある階で 
後ろを決して見ることなく エレベーターを 脱出していった
その背中は 氷点下のオーラを 発していた


男の不幸は そこで収束することはなかった
突如 音源の ヘッピリ女まで その階で降りて行きやがった
箱の中には 孤独な沈黙と ヘッピリ野郎の前日の夕食の発酵臭が充満している


そして 泣きっ面に蜂 どころか 
泣きっ面にマイク・タイソンな出来事が 次の階で起こる


若い夫婦と 小さな子供が エレベーターに乗ってきて
子供は 男の顔を 無邪気に見つめながら 人工の沈黙のルールを犯した
「ママ 臭い」


違う 違う オレじゃない


それでも 男は 人工の沈黙を遵守する
粉砕された矜持を かき集め 視線を78度に上げる
あと2階 あと2階で この患難から 解放されることを信じて


あと2階で この痛過ぎる沈黙から 解放されることを信じて


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08. 05. 19

権兵衛-20 4’ヒッチピンレール

弦は 4つのピンによって 張られ そして 音が出ている
即ち ヒッチピン→ブリッヂピン→ナットピン→調律ピン
このうち 張力がモロにかかるのが ヒッチピンと調律ピン


ヒッチピンの 「ヒッチ」とは ヒッチコックのヒッチ
なもんで ちょっとスリリングである・・・ スマヌ 嘘です
ヒッチハイクのヒッチ つまり ひっかける という意味


説明しにくのだけれど 大型のチェンバロには 
通常使われる 音の高さの 8’(8フィート)と
それより 1オクターブ高い 4’(4フィート)の弦が 張られている


この名称は オルガンに由来しており
最低音のCのパイプが 8フィートの長さが必要だったようだ


勿論 弦楽器のチェンバロは それほど長い弦を張ることはないのだが
名称だけは 継承されている


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


で 4’のヒッチピンは 響板の裏側にある
ヒッチピンレールに ぶっさしてある
実際は 響板にささっているようだが その裏には 丈夫なレールがある


これを 4’のヒッチピンレールという


通常 これは 響板の裏側のみに接着されているが
杣は これまた モダンピアノ的発想と いろいろ魂胆があって
響板の裏と 内部材のアッパーブレスの両方に 接着している


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まずは メープルを 設計通りに曲げる
今回は 久しぶりに この 曲げの作業中に 部材が折れた
で 杣の心も 折れた・・・ グスン   が 立ち直った・・・ エヘヘ
 

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高音部は ベリーレールに きっちり組み込む
ヒッチピンレールを 内部材のひとつとして考えている


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通常のチェンバロ製作では まず あり得ない光景
すなわち 思い切り 勘違いと思われる 可能性の高い写真である
こうして 4’のヒッチピンレールは 最初に 内部材に接着しちゃうのさ


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4’のヒッチピンレールを 内部材に接着するのは
響板の変形を 防止することと
8’のブリッヂの位置を 区切られたエリアの中央にすること


でもね これが 豊かな低音の 
妨げになってるのかなーって
ちょっと 思ったりもしてるんだ


ま 今回は 放射状響板だし
これでダメなら 次回からは 
普通の ヒッチピンレールの接着にしようかな

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08. 05. 18

不発弾のある街

今日は 調布で仕事なのだが
どうやら 63年前の不発弾を撤去するタイミングに 
遭遇してしまったらしい・・・


と 不安と 密かなワクワク感と共に
アジトを出発したのだが
移動中の車の中で 撤去作業が無事に終了したニュースを聞いた


なもんで この記事は 朝とは 異なる内容になった


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


不発弾


これは 一般的には その目的を果たさなかったという意味では
失敗作であり アクシデントであり 恥じるものなのだろうが
こと 爆弾においては その失態は尊いものだと思う


人を殺める行為を 悪 と定義することは 容易い
しかし 殺人事件や 戦争は 決してなくならない
これは 矛盾というより 人類が欠陥生物である証拠かも知れない


人類が 地球上に存在する前
人類と同じ感情や道徳を持ち 
それ以上の能力を持った生物がいたとしよう


仮に この生物を Y類と名づけよう


Y類は 高度な文明を持ち 繁栄を築いていった
しかし 人類と同じ感情を持っているため
時には 憎み 嫉み 殺意を抱くこともあった


Y類は 人類のような欠陥生物ではなく 完璧な生物だった
その為 強い殺意を抱くと
殺意を抱かれた者は 跡形もなく消滅させてしまう能力があった


ナイフも 拳銃も ましてや 爆弾もいらない
殺したいと強く念じるだけで 相手を葬ることができる能力
証拠どころか 存在すら消滅させてしまう能力


かくして 人類が地球上に存在した時には
Y類は全滅しており その亡骸も 残ってはいなかった
わずかに ナスカの地上絵など 彼等の痕跡のみが確認できる程度である


人類は Y類の突然変異な 残党なのかも知れない
殺意を抱かれても 消滅しない 欠陥Y類として 生き残った生物
なので やはり 誰かを愛し 誰かを憎み そのイトナミを繰り返す歴史


・・・・・・・・・・


誰でも 一度くらいは 「あんにゃろー ぶっ殺してやる!」と
憤りや 悲哀に 呪詛の念を抱いたことはあるだろう
それでも 実際に相手を物理的に 抹殺することなど 皆無に近い


ミツバチは 針で相手を刺すと 内臓も一緒に飛び出してしまい
僅か 一撃で 自分の命も 落としてしまうという
命と引き換えに たった一度の殺意を 実行する生物


「あんにゃろー ぶっ殺してやる!」という感情は
欠陥生物の人類にとっては 不発弾のようなものである
炸裂させないことが 尊い結果に繋がり 人類の存続に繋がっている


でも 欠陥生物であることを 自覚していない 傲慢な人間によって
相変わらず 戦争は絶えることなく 殺人は終息することはない
彼等は 心の爆弾を 不発に出来ることが 本当の勇気であることを知らない


なんてね


不発弾のある街へ 向かう車の中で そんな妄想に 励んでいたワケですわ
撤去作業が終わった街には 要所要所に 警官がはびこっており
モノモノしい警戒態勢が 静かに収束していく光景が 広がっておりました とさ


 

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08. 05. 17

愛するときに話すこと

いい意味でも 悪い意味でも
「8月のクリスマス」の 続編のような映画だった
なので やわらかい後味に包まれている


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8クリが 水彩画だとすると 
これは 油彩のようである


生活の匂いや 人間の愛憎などの 陰影が
美しさよりも リアリティーを醸し出している


ハン・ソッキュは 自身の可能性を 
久しぶりに 発揮できた映画なのでは ないだろうか


しかし 彼は 相変わらず キスシーンだけは三流である
つまるところ そう思わせるほど 演技力が卓越しているということだろう


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ヒロインの キム・ジスは
天海祐希 松本伊代 早見優を シャッフルしたような顔立ちで
なおかつ シム・ウナを 髣髴とさせる魅力がある


つまるところ それだけで 個人的には 大満足な顔である エヘヘ


20世紀の ハッピーエンドは
男女の恋愛の成就 の 代名詞だったかも知れないが
この映画の結末は 当世のハッピーエンドといえるだろう


もはや 恋は A面やB面でするものでは なくなったのである (分かんねーだろーな)


「僕の彼女を紹介します」を見るなら 
その前に 「猟奇的な彼女」を 見ることを オススメするように
この映画を見るなら その前に 「8月のクリスマス」を見るよう オススメする


間違っても 同タイトルの 
日本の ドラマや映画ではないので
くれぐれも 御注意願いたい

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08. 05. 16

ウイスキーとベートーベン ③

浜松の修行を終えて 関東に戻る時 タイミングよく
調律学校時代の恩師が 一緒に働かないかと 声をかけてくれた
桐朋音楽大学 それが 新しい職場になった


当時 杣は 桐朋音大なるものを 全く知らなかった
だいたい 音楽とは別世界で生きていた人間である
大学と言えば 国士舘だとか 日体大という 体育系の名前しか知らなかった


音大の仕事は 楽器製作の現場と違って
いつでも 音楽に溢れていた
様々な楽器による 様々な年代の 様々な音楽


学内で行われる 校内演奏会には 出来るだけ足を運んだ
それまでの音楽の聞き方が 少しずつ変化していったのも この時代である
楽曲絶対 から 演奏の重要さを知ったのも この時代である


ある演奏会で 伴奏というものが 共演であることを知った
ソリストになれない人が 仕方なく伴奏をするのだろうという偏見が
見事に払拭され それまでの無知を恥じる機会に恵まれた


アンサンブル 室内楽 オーケストラ
様々な編成の演奏を聴きながら 
信頼関係の上で 激しくぶつかり合う競演に 心が躍った


   チェロ・ソナタ 第3番


そんな時代に 強く惹きつけられた曲
相変わらず ベートーベンが好きだったが
バッハや ラフマニノフなど その範囲は 大きく広がっていった


・・・・・・・・・・・・・・・


大橋も 桐朋も 2年で辞めた
自分にとって ひとつの職場の期限は 2年と決めていた
最初の1年は とにかく学び 2年目は とにかく応用に徹した


仕事場と 女性は しょっちゅう取り替えてしまうようだ


ナンのアテもなく独立したものの 勿論 仕事など ほとんど無い
若い間は とにかく技術を磨いて それが信頼へ繋がれば
いつの日か 金はついてくるだろう ・・・そんな楽観主義だった


あれから 15年が過ぎた
相変わらず 夜な夜な アルコールとまぐわって
不眠症を 強制終了する日々が 細々と繋がっている


21世紀になって チェンバロを製作したり 韓国に出向いたりするようになった
そうした 新しい展開は 自然発生的に生じて 自然体で挑戦し続けている
こうしたベクトルが どこに辿りつくかは 未だ 分からない


リヒテルと ロストロポーヴィッチの バトルのようなチェロソナタ
信頼の上で成り立つ戦いは より高い次元へ 導いてくれる
ダルマやジンロを飲みながら そんな感慨にエネルギーをもらっている


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08. 05. 15

権兵衛ー19 響板の厚み

響板の厚みに関しては こちら
考えてみると 前回の響板は 2年前だったんだ・・・
今回は これより 高音部は薄めで 最薄値2mm


これは 裏側を削って 厚みを決定していく


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そして 裏が終わったら 表も キレイに仕上げる


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ふう


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


しかし 昨日 一昨日と 寒かった!
電気毛布を出して ようやく 体温が維持できたよ
なんだか 変温動物になっていくなー 


ま 今日くらい暖かいと
接着剤も 心配いらないんだけどね

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08. 05. 14

ミッションC ハイドン

上野 東京藝術大学 2ホール


ピアノソナタ演奏

 大村千秋  伊藤一人  樋口晃子  越懸澤麻衣  
 入川舜  後藤真理子  長篠央子  内田枝里

ピアノトリオ演奏

 羽賀美歩(Fp)  立上舞(Vn)  山田幹子(Vc)


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小倉貴久子門下の 学生達による
今年度 最初の フォルテピアノ・コンサート
今回のオダイは 「ハイドン」


こうした オムニバス的なコンサートは とても興味深い
まず それぞれの演奏者によって 楽器の音が おもしろいくらい違う
そして それぞれの音楽も テーマを越えるくらい 異なっている


また 人間というものを 強く感じる
人前で演奏するという プレッシャーに 強い人 弱い人
立ち直れる人 そうでない人 楽しんでる人 そうでない人


こうした機会を 学生の間に ひとつでも多く経験して
やがて プロとして舞台に立つ時
自分の音楽を イカンなく発揮できる場になればいいな と応援している


特に後半の 内田のソナタ そして 羽賀のトリオ
しっかりとした 構築力があって そして 自分の世界を持っていて
これからの成長も また 大いに楽しみになる ヒトトキだった


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08. 05. 13

おしゃべりめさるな (コーヒー缶多々)

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よくよく おしゃべりな時代になった


最近の機械は やたらに しゃべる
寡黙で クールで ニヒルなダンディ 杣としては
この 一方的に喋りかけられる現象に 時にビビり 時に閉口している


まず 自動販売機だ
深夜の自動販売機は はっきり言ってビビる
静かな街角で いきなり 「いらっしゃいませ!」


「お好きな商品のボタンを押して下さい」
言われなくても 嫌いな商品のボタンを押す気はない
ブッシュマンじゃないんだから 自販機の操作くらい 知ってらぁ


動揺を隠しながら 眠気覚ましのコーヒーを取り出す
しかし 自動販売機は その後も なにやら歌っている
何故か分からないが 恥ずかしさのあまり その場を 逃げるように去る


・・・・・・・・


車内のETCは 聞きなれたものの おせっかいである
期限切れのカードが判明し カード無しで高速を走っていると
突然 カードを挿入しなければ 通れないぞ!と 脅迫してくる


あまりにシツコイので パスモでも入れてやろうかと思った


駐車場の 改札機械も 慇懃である
お金を投入し ゲートが開き 財布をしまうのに 手間取ろうもんなら 大変だ
「ありがとうございました 気をつけて お帰り下さい」


つり銭を 財布にしまい シートベルトを締め ギアを入れ 左右を確認し・・・
その 十数秒の間 彼女は 「早く行け!」と せかさんばかりに
「ありがとうございました 気をつけて お帰り下さい」を 繰り返し続ける


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


だいたい 何故 機械の声は 
皆 30代後半の 女性のソプラノなのだろう


高齢化社会なのだから 80代前半の ジジィの声でもよかろう
「ありがたいことじゃ 気ーつけて 帰りんしゃい」
いーじゃないか! 心が温まるじゃないか!


少子化対策として 小学3年生の児童の声でも 悪くない
「ありがとうございました! 気をつけてねー!」


パパであれば その声を聞くだけで 
冷え切った嫁さんとのイトナミ解消に キャバクラに寄る気も失せて
自宅に直帰し 我が子の寝顔を見たくなるかも知れない


高い声が嫌い という個人的趣味を 差し引いたとしても
温度の無い挨拶なら しないほうがマシである
あるいは 昔のアニメのロボットのような 機械チックな声の方がマシである


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


そんな 冷めた30代後半の ソプラノな女性秘書を
楽しむ方法も 無くは無い


とある 大型ショッピング店の駐車場で 入場する時
女性秘書は 慇懃に丁重に 話かけてきたので
思わぬ方法で そのセリフを 変えることに成功した!


駐車券を あるタイミングで抜き取るのである
すると 彼女は こう ノタマワった
「駐車券を お取り」


客に対して 命令しやがったのである!
なんだか ムショウに嬉しかった
「下さい」を省くだけで こんなに 心が躍るとは!


しかし 彼女は 悪びれる様子もなく 詫びることもなく
押し黙ったままだった
この沈黙がまた たまらなく 陶酔させてくれるのだ!


確かに この快感は 老人や児童の声では 得られないものだろう
同じことをやったら 痛快どころか 気の毒になってしまい
いたたまれない気分のまま 駐車し 買物をしなければならない


これからも 30代後半の 女性秘書とは 
戦っていきたいと誓う 今日この頃なのである! フンガー フンガー 

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08. 05. 12

権兵衛-18 響板の整形

中高音の木目は 放射状ではなく
ブリッジに 比較的垂直な関係の 傾斜をつけていく


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接ぎ終わった状態は こんな感じ


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楽器に合わせて 形を整形


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・・・・・・・・・・・・・・・・・・


いやはや しかし ちょっと 焦ってきたじょ・・・
実は この楽器のデビューは
このコンサートなのですが・・・


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間に合うのかな・・・

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08. 05. 11

ウイスキーとベートーベン ②

調律学校を卒業して 浜松へのりこんだ
初めての 一人暮らしは 市が管理している
勤労青少年寮 という施設だった


朝食と夕食が まかなわれ
風呂や門限 電気が使用できる時間にいたるまで
様々な制限があった


エアコンなどなく 室内の照明は10時に消灯となり
11時になると コンセントの電源も 使えなくなる
その代わり 朝は 6時から 館内に朗々と音楽が流れる


部屋には 二段ベッドが フタツあり 
その先に 僅かなスペースがある それだけの設備である
当時の杣にしてみれば まるで 軍隊に来た気分だった


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


最初の ふた月くらいは 6時に起床し
寮母さんが飼っている犬と 近くの四つ池公園を
散歩がてらに ランニングしていた


その頃 朝の音楽は ラジヲ体操だった
まさに 毎朝 毎朝 「あーたーらしーい あさがきたー」
あのボリュームの中で 目が覚めない奴は ヘレンケラーくらいだと思う


寮には 様々な職業の人間がいた
地方から 浜松の零細企業に就職した 金の卵たちに
格安で 寝る場所と 食事を 提供している場所だった


最初 同室だったのは 自転車屋  そして 電気屋
仲が良かったのは 和菓子屋 電気屋 瓦屋
大橋ピアノの他にも 東洋ピアノの若者もいた


ピアノをつくる傍ら 寮に変えると 新しい趣味に没頭していた
それは アルコール 特に ドイツワインと カクテルに はまっていた
冷蔵庫が無いために いつも ぬるいカクテルだった


チンザノのドライベルモットと タンカレのジンを ラッパ飲みして
胃の中で マティーニが出来上がることもあった


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ある日 寮母さんが 杣を呼び止めて言った
「杣君 朝 館内にかける音楽で なにか オススメはないかしら?」


恐らく 音楽関係の仕事をしているのは ピアノ屋くらいだったので
クラシック音楽のオススメがあれば 紹介して欲しい ということだった
間違っても オフコースの 「言葉にできない」 なんて回答してはいけないのだ


ベートーベン 交響曲 第7番


早朝 寝ぼけた脳みそに 陽の刺激をくれ
かつ エネルギーを与えてくれる音楽 
それは 7番だった 


翌朝から 他の寮生は知らないが 杣は御機嫌だった
本当は フルトヴェングラーのタクトが よいのだが 当時は持っていなかった
なので カラヤンが 浜松の勤労青少年寮に 毎朝 降りてきてくれた


ドランブイと ウイスキーを ステアするだけの ラスティネイル
甘めなのだが 飲みすぎて 二日酔いの朝
ベルリンフィルが ガンガン ガンガン


大人へ 社会人へ 周辺の環境は 台風のように変化していった
そして ピアノ作りを通して 職人や 木材に 親しんでいく日々
ウイスキーのような苦さも ドランブイのような甘さも 時間がステアしてくれた


ベト7は そんな時代に 毎朝 大音量で響いていた


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08. 05. 10

ミッションC すわっ 大激突!

新宿 住友ビル 7階


クラヴィコード&フォルテピアノ  渡邊順生

マチネ公演 バッハとドイツバロックの鍵盤音楽
ソワレ公演  ベートーベンの先駆者達

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これは 15時過ぎに書いている
なので この後 ナニが起るか分からないが
とりあえず 不思議で かろうじてラッキーだった話をしよう


朝 7時にアジトを出発し 横浜の大先生の家へ行く
首都高速5号線に乗り 南へ 南へ
比較的 空いていて 気分は軽く 南へ 南へ


8時半に到着 車の中で メシを食いながら 時間調整
9時にピンポン (やはり 本日も 寝坊な先生・・・)
で 2台の楽器を積み込み みなとみらいから高速へ乗り 新宿へ


虫の知らせ というのか
偶然 というのか
ラッキー というのか


先生の車の後に続き 高速の入り口で ETCゾーンに入る
いつもなら さほど減速もしないのだが 
なんだか 急に 無性に 減速したくなった


ゲートのバーに近づく 
バーが 開かない 
もうちょっと もうちょっと


え? バーが開かない?
うそ?
もうちょっと もうちょっと


しかし バーが開かない
減速していたが 急ブレーキ!
停まった!


フロントガラスの 7センチほど前に バーがある
かろうじて 停まった・・・
奇跡的に 後ろからも 追突は されていない・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


係員が飛んできて 安否を尋ねる
本当は バーが折られていないかを 心配していたことだろう
バーと 車の隙間を 恐る恐る 眺めている


「なんで バーが開かないのかな?」 つとめて 冷静に言った
『カードの有効期限が 切れているようです』 
「そんな馬鹿な! さっきは 大丈夫だったんですよ!」


そう 埼玉から 横浜までは なんの危機もなく 高速に乗れた
つまり ETCのバーは 開いたのだ
いくら眠かったからといって バーをなぎ倒した記憶は無い


しかし 念のため ETCカードを取り出し 見てみると・・・
今年の4月で 有効期限が 切れていた・・・ 知らなかった・・・
ま 現金で高速代を支払い 7センチ前のバーは 昇天していった


高速を北へ走らせながら 
これは どうしたことだろうか 考え続けた
何故 横浜までは 無事だったのか


もしかして 無銭通道か? え 犯罪?
分からん まったく 分からん


なもんで 21時過ぎに 新宿から 横浜へ向かう時
そして 横浜から 埼玉へ帰る時
まだ何か起るかも・・・ という不安にかられている


ま 例え 不慮の事故が起ったとしても
13日までは ブログは更新され続けることだろう
「遺言」というタイトルで 記事でも書いとくか・・・ 不吉だ
 

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08. 05. 09

権兵衛-17 放射状響板

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低音側の 最初の2枚は スプルース


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3枚目から レッドシーダーを使用
この部分は まだ中音なので
あまり 高い音のしない 比較的 白いシーダーを選択


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4枚目までが 放射状になる
続く 5枚目から 斜め張りの響板


叩いた時 より 高い音がするものを
高音部に使用する


木を 叩いて 音を聞く時
まず 木材の反応の速さを 確認する
次に その部材の 音の高さを 確認する


そんなコトしながら 響板のどこに使用するか想像するとき
けっこう楽しいのだが
実際に 板を整形して 接着する作業は 面倒くさい

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08. 05. 08

ウイスキーとベートーベン ①

本格的に クラシック音楽なるものを 
意識して 聞き始めたのは
調律学校に 入ってからだった


音楽鑑賞の授業 というものがあった
講師の 白川先生は
毎回 様々なジャンルの曲を聞かせてくれた


その時 たくさんのショックを受けたものだが
中でも バックハウスの弾く 
ベートーベンに 魂が 激しく揺さぶられた


誰にでも 人生の中で 
幾つか 大きな出会いに 遭遇することがある
当時のベートーベンとの出会いも そのひとつに挙げられる


先生から たくさんのテープを借りて
バックハウスが ベーゼンドルファーで弾く
ベートーベンの曲を 聴きまくった


ピアノ協奏曲4番


あの頃から 今でも 一番好きな曲だ
いつか この曲の調律がしたい
だから 調律師を一生続けようと 心に決めた記憶がある


その夢は まだ かなっていない
だから もう少し 調律は続けていくだろう


・・・・・・・・・・・・・・・・


卒業間近になって 白川先生に 
ベートーベンの ピアノソナタを 
全部 テープにダビングしてくれと お願いした


今 思えば ムチャで 厚かましい申し出なのだが
当時は それくらい 思いつきだけで
周りと接しては かきまわすことを ナンとも思っていなかった


先生は それでも どっさりとテープを持ち帰って
2週間ほどで ダビングをしてくれた


「杣君のおかげで ピアノソナタを 
 最初から 全部聞く機会に 恵まれたよ ありがと」


当時 レコードから テープにダビングするには
その曲を ずっとかけ続けなければならない
もの凄い 時間を費やして下さったことだろう


それにも関わらず 
お礼は ウィスキー 1本でいいと言ってくれた


サントリーの ダルマをなめる時
そして ワルトシュタインを 聞く度に
先生のことを 思い出す


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08. 05. 07

赤の洗脳

昨日 洗脳された
マインドコントロールされた
たぶん 信者になってしまったかもしれない


勧誘してくれたのは サッカー部の ハスミン支部長
ハスミンと 彼の友人と 駅で待ち合わせをして
電車に乗って 聖地へ向かった


聖地が近づくにつれ 車内には
諸所から訪れた 巡礼者が増えていき
最寄駅を降りる頃には 敬虔な信者で溢れていた


大勢の人間  ・・・実は 杣は かなり苦手である
それなのに 5万を超える群集が 集っているスタジアムで
緑のグランドと 真っ赤なサポーターを見た時・・・ まず 感動した!


やがて 浦和レッズの選手が アップを開始する
試合前の練習の仕方から なにもかもが興味深い
やがて 興奮に包まれながら キックオフ!


シューーート!


誰に教わったワケでもないのに 周囲の群衆と同じように
瞬時に立ち上がり 両手を高く挙げて
ウォーー!と 歓喜のオタケビを上げている自分がいた


しかし まだ信者になりきれていない自分もいた


相手の ジェフの選手が いい展開を見せると
思わず 「ナイスパス!」と 叫んでいる
真っ赤なレッズサポーターの 真っ只中で・・・


どうやら まだ レッズを見ているのでなく
サッカーを見ているようだ


今後 この聖地に巡礼に訪れる時には
ポアされないためにも 
迂闊な発言を もらさぬよう 修行を積む必要がありそうだ


つまるところ ハスミン そして レッズ
さらには レッズサポーターに 感謝なのである
本当に たくさんの感動を 感謝ハムニダ!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


さて そんな中で 感動と恐怖を感じた
超巨大なオーケストラについて 言及してみたい


それは もちろん 熱心なレッズサポーターのことなのだが


スタジアムの一部に 
軍隊のようなサポーターが陣取ってる区画がある
彼等は サポーターの中でも 精鋭部隊である


結論から言うと 何千人いるのか分からないが
彼等の 一糸乱れぬ応援スタイルが たまげるのである


コンサートと違い スポーツは 楽譜がない
なもんで ブーイングも ゴールの歓喜も
そのタイミングは その瞬間の連続で判断しなければならない


どこに 指揮者がいるのか 分からないが
いちいち 彼等は 叫びだしも 歌いだしも
なおかつ 歌い終わるタイミングまで ピタ!っと合っているのである!


コンサート会場ですら 大きな舞台だと 
右隅と 左隅の 演奏者の出す音は 時差が生じる
しかし もっと巨大な面積の中で 彼等は タテをピタ!と合わせている!


また 彼等の膨大なユニゾンも 大迫力である!
それぞれが 本気で歌っているから その気迫たるや
なんだか 戦争でも起っているくらいのオーラが漂っている!


とにかく いちいち 凄すぎて 圧倒されまくった


・・・・・・・・・・・・・・・・・


こうして 聖地巡礼デビューしたワケだ


音楽というものが 手軽に 音だけを楽しむ時代になって久しい
スポーツも 小さな画面の中だけで 楽しめる時代になった


しかし 生の現場というのは 
音だけでなく 動きだけでなく
体全体で たくさんのものを感じながら 空間が進行していく


この 体全体の あらゆる感覚で 
非日常な要素を感じる ということは
なんだか 心身にとって 重要な栄養素のような気がした


そんなワケで また 巡礼に行くと思う
そんなワケで 恐らく 洗脳されたようである・・・


   

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08. 05. 06

愛おしい小さなダンサー

リハーサルが始まって 間もなく
演奏者が 参拝してきたという寺に
ケンタと ブラブラ 向かった


「きっと お寺の場所を教えてくれたのは リハを聞かれたくないからですよ」
『そうかなー オレは 聞いていたかったんだけどな』
「だから杣さんはダメなんですよ そういうの KYっていうんですよ! 知ってます?』


いや オレのイニシャルはMKだ と言おうと思ったが やめた


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ケンタが スタスタと本堂へ向かう
杣は ふと 空中クンバカをしている 
小さなベリーダンサーに出会って 観察を始めた


ムニョムニョ ムニョムニョ


彼女は 絶え間なく 踊り続けている
上へも 下へも 行くことなく
同じ座標で 踊り続けている


あがいているのか 楽しんでいるのか それすら分からない
この状態が 彼女にとって 危機なのか 悦楽なのか
少なくとも 杣の目に留まったということは 鳥からも見えるハズである


ムニョムニョ ムニョムニョ


ダンスを促すような 音楽も聞こえない 
耳に届くのは 風が揺らす 葉葉の倍音アンサンブルと
本堂から漏れてくる 干からびたお経 そして インテンポな木魚くらいだ


もっとも その木魚が 何拍子なのか 分からないし
リタルダンドしたり アッチェレランドする木魚も 聞いたことはないのだが


「杣さん どうしたんです? ロダンのモデルにでもなったつもりですか?」
『いや キュートなダンサーに出会ったんだ チップでも はずむべきかな』
「そのダンサーの ポケットに入るチップでも持ってるんなら 喜ばれますよ きっと」


『それじゃ 本当に雀の涙程度のモノだな』
「このダンサーを生贄に捧げれば スズメは涙を出して 大喜びしますよ きっと」
『雀の涙程度の大喜びなら 猫のヒタイの方を 喜ばせた方がマシかな』


ムニョムニョ ムニョムニョ


『さっきから 同じ場所で踊ってくれてるんだけど どう思う?』
「試しに 下から ライターでアブってみたらどうです? 火事場の馬鹿力が出ますよ!」
『あいにく 彼女は 馬でも鹿でもないらしい ケンタとは違って』


ケンタは 飽きてしまったらしく スタスタと歩き始めた
どうやら 100年前に生まれたとしても 
ロダンのモデルには あまり 向いていない性格のようだ


彼女は やがて サナギになり 羽化して
プッチーニの作曲した オペラを舞うことだろう
もっとも 町長夫人に ならなければの話だが
あるいは 雀が涙を流すほど 喜ばなければの話だが


ムニョムニョ ムニョムニョ

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08. 05. 05

商魂が見せる夢

アデランスの社長は
毎晩 こんな夢を 
見ているのかもしれない


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08. 05. 04

!!カーーーーーーーーバ

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自称読書家は メールが長い
多少読書家は ブログが長い


自嘲読書家は 言訳が長い
多情読書家は 電話が長い


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08. 05. 03

権兵衛-響板の試み

板には 木目というものがある
いわゆる 冬目と 夏目 と呼ばれている
濃淡のある 線のことだ


この 木目に平行か 垂直かで
そこを 伝播していく 音速の速さや
木材の強度は 数倍の差が出てくる


通常のチェンバロの 響板の木目は 弦と平行になっている ↓

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杣は この木目の特性を より生かそうと 弦に斜めにしてきた ↓

060301_114301.jpg

だが これまで この斜め響板の弱点として
低音の 木目の長さが短い為に 
低音部の響いている面積が 少ないのではと 懸念してきた


それで 今回は 低音部の木目は長く
高音部は 今まで通り 斜めに
という 放射状の響板に 挑戦することにした ↓

060301_114501.jpg


はっきり言って この接ぐ過程は とても面倒だ!
でも この効果の結果を知るには 一度は挑戦してみたかったから 仕方無い・・・
低音にはスプルースを 高音にはレッドシーダーを 使用してみる


(専門的になってしまうが 放射状にすることによって
 ブリッジに対して 響板の木目は どの音域でも 垂直に近くなる
 これが 本来の音速と強度の 杣のねらいである)


・・・・・・・・・・・・・・・・・


この記事は 完全に手抜きである・・・
その理由は・・・ 言えない
分かったヤツは 凄まじい記憶力である・・・

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08. 05. 02

透明な装飾

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名前は知らないが
商店街の電柱や 電燈にくくりつけられている
この 花のような装飾は 意外に 効果があるように思える


駅前から 商店が続いている 昔ながらの商店街
その多くは この 装飾が 何気なく飾られている


しかし この装飾が なくなった途端 
なんだか 商店街から 普通の道になった錯覚を覚える
たとえ 店が並んでいても もはや 商店街外に思えるのである


注意して この装飾を見ているワケでは無いのだが
視界のどこかに しっかりと登場していて
華やかさと 賑やかさを さりげなく演出しているのだ


・・・・・・・・・・・・・・・・・


美術館に 絵画を見に行っても
杣の興味は 半分以上 絵の額縁にある


この額縁が なかったら この絵は
どんな印象になるのだろうか


この額縁と 隣の額縁が 入れ替わっていたら
どんな印象になるのだろうか


絵のみに注視しているようで
しかし 実際には 額縁も視界に存在しており
たくさんのイメージの 増減に作用している


こうした 人間の特性を 
密かに利用したモノって
きっと もっと たくさんあるのだろう


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


楽器の装飾でも 同じようなコトがある
チェンバロなんかは カラフルさに目を奪われるが
それを 額縁のように 安定させ 格調を上げているモノがある


それは 楽器の要所要所に 施された モールディングである


普通 人は このモールディングに注目しないが
モールディングの ささやかな オウトツは 
光の陰影を作り出し 胡椒のように 引き締めてくれている


それは 時に 華やかさを 
時に 安定感を 与えてくれる


さりげないけど 結構 効果がある
透明のような装飾は
製作者のセンスが露呈してしまうから・・・ トホホである

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08. 05. 01

ウサコのシエスタ

事件発生 25秒前


気持ちよく 昼寝している ウサコを伺うは
ちょい悪オヤジで 名高い カメ悶蔵


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この後 どのような展開になったかは
風紀法規制が強化されたため
ここに 掲載できないことが 誠に遺憾である

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