権兵衛-6 スパインとチーク
バームクーヘンを 思い描いてもらいたい
あれは 文字通り 木のお菓子なワケだが
それだけに 木材の構造を 説明しやすい
木の中心 バームクーヘンの中心の穴
そこに近いのが 木裏
木の表面 皮 バームクーヘンの外側 そこが 木表
で 時間が経つと 板目の木材は
木表の両端が シャチホコのように 反り返る
バームクーヘンの積層が ミルクレープのように
平になりたがるように 木材は変形する
写真では 上が木裏 下が木表
なもんで ピン板も その変化を考慮していたが
スパインやチークといった ピン板を挟む両端の板も
この木材の 変化を 利用する
時間が経って ピン板や ネームバテンが
はがれていかない方向 つまり 木表が内側になるように
親板は 内側に木表を使う
今回のえぐりは 7ミリ
ネームバテン+ピン板 ベリーレールを 底板より 14ミリ大きく切断し
その えぐりの中に 組み込むようにする
エグリの直線は 定規を使う
ルーター というか トリマーを使い
角は ノミで きっかりとかき 部材の寸法に合わせる
さて これで スパインとチークを
底板に接着できるぜ!
あ ネームボード&ピン板の カきについて 説明不足だ・・・
ま おやすみ
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