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08. 03. 04

権兵衛-6 スパインとチーク

Img_8397


バームクーヘンを 思い描いてもらいたい
あれは 文字通り 木のお菓子なワケだが
それだけに 木材の構造を 説明しやすい


木の中心 バームクーヘンの中心の穴
そこに近いのが 木裏
木の表面 皮 バームクーヘンの外側 そこが 木表


で 時間が経つと 板目の木材は
木表の両端が シャチホコのように 反り返る


バームクーヘンの積層が ミルクレープのように
平になりたがるように 木材は変形する
写真では 上が木裏 下が木表


なもんで ピン板も その変化を考慮していたが
スパインやチークといった ピン板を挟む両端の板も
この木材の 変化を 利用する


時間が経って ピン板や ネームバテンが
はがれていかない方向 つまり 木表が内側になるように
親板は 内側に木表を使う


Img_8398


今回のえぐりは 7ミリ
ネームバテン+ピン板 ベリーレールを 底板より 14ミリ大きく切断し
その えぐりの中に 組み込むようにする


エグリの直線は 定規を使う
ルーター というか トリマーを使い
角は ノミで きっかりとかき 部材の寸法に合わせる


Img_8399


さて これで スパインとチークを
底板に接着できるぜ!
あ ネームボード&ピン板の カきについて 説明不足だ・・・


ま おやすみ

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