温暖化を 密かに支持したくなる 白い夜には
空だって 便秘になる
昨年 雪を排泄する機会を うかつにも 失った 関東の冬の空
今年になって 慌てて 溜め込んだナニを ブリブリ ブリブリ・・・
繊維質の大気になったのか コーラックの工場の煤煙が 刺激したのか・・・
雪が降って ワクワクしたのは いつ頃までだったろう
降雪予報に関しては
気象庁よりも 大學入試センターの方が
はるかにアテになる なんて思いながら 数十年が過ぎた気がする
ま そんなワケで 関東に雪が降った
というか まだ 降り続いている
明日は 車でイナバウアーが 出来るかもしれない・・・
電車の車窓から 化粧された景色を見ながら
雪が白くてよかったと ふと 思ったりする
雪が赤かったら・・・
当然 肉食のくせに 保護色な北極熊は 真っ赤で
サッポロの銘菓は 「赤い恋人」で
時雨音羽は 「山は深紅 朝日を浴びて 滑るスキーの・・・」と作詞したことだろう
雪が黒かったら・・・
ロシアは ペレストロイカどころか
ドストエフスキーの暗さは 助長され
もう 赤の広場だって 真っ暗になっていたことだろう
雪が透明だったら・・・
まあ 雨が積もるようなものではあるが
雪だるまは 透明ダルマになってしまうだろうから
「冬のソナタ」の 名シーンも サマにならなかったことだろう
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桜の花びらが ユラユラ 舞っていく速度や
ホタルが飛ぶ速度は 秒速50センチくらいで
これくらいが 人間には 癒されるスピードなんだと 教えてもらった
雪も 時には そんな優雅なユラギを 見せてくれるが
いかんせん 寒い・・・ 寒すぎる・・・
鍋にすると美味い犬は 庭を駆け回るらしいが・・・ ネコは・・・
仕事の帰り 駅前のオデン屋に入り 熱燗でぬくもる
立ち上がる 湯気の速度を 測定してみれば 秒速50センチ
どうりで ハラワタまで 癒されるワケだ・・・
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Comments
ピンクの小粒は関係なし!!!
雪は白!!
あ! 優雅な揺らぎは50cm/s か・・・
Posted by: 440 | 08. 02. 04 PM 2:27
To 440
昔 タクローの「イメージの詩」って中に
「自然に生きてるって 分かるなんて なんて不自然なんだろう」
ってのが あった
自然に生きてないかも知れない という
440の謙虚な心こそ すごく自然体に感じたよ
Posted by: 某閑人 | 08. 02. 06 AM 10:52