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08. 02. 29

ミッションC 音楽の捧げもの

上野 東京文化会館 小ホール


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      アンサンブル・コルディエ


ヴァイオリン 長谷部雅子 山本はづき 飯島多恵
        勅使河原真実 景山裕子 荒井友美
  ヴィオラ  大野かおる 安藤裕子
    チェロ 菊地知也 羽川真介
コントラバス 赤池光治
 チェンバロ 大塚直哉 (音楽監督)


229


東京は 暖かい日だった
上野公園の ノラ猫達も 今日はマッタリと 昼寝をむさぼる
昼食を終え 会場に戻る


空っぽのホールで リハーサルは進んでいく
1ダースの魂は 音となって 充満していく
前回より またパワーアップした アンサンブル


5分押しで 本番が始まる
舞台裏に届いた その演奏は リハよりも更に豊潤
音楽の傍で仕事ができる幸せを 何度も反芻する


客席には オフクロとアネキが 座っている
自分では 何も出来ないけれど 
こんな素敵な演奏が 孝行してくれる


工房では 新しい楽器の胎動が始まっている
次の定期演奏会では 今日の楽器の弟が誕生しているだろうか
また このアンサンブルに 家族を招待したいな

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08. 02. 28

ミッションR チェロもスタンダップ!

三鷹芸術文化センター 風のホール


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ラ・ストラバガンツァ・トーキョー
11月の録音の続き!


前回より チェロが一人 増員されたのだが
今回は 何故か チェロも立って演奏!


休憩の時 チェリストは
「立って弾くのって 意外にキツイわ・・・」
と ポソリ


そうだよね 他の楽器は 立ったり 座ったり
両方あるけれど
チェロが立つことって めったにないもんね!


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この録音で使われていた コンバスの音が
輪郭もあれば 密度も高くて
すごい表現力してたもんで ちょっと観察をしてみて・・・ 驚いた!


普通 弦楽器の響板は 鍵盤楽器も含めて
柾目のものを使うのだけれど これは なんと板目!
すっごい贅沢な 木取りをしている!


自分の中の常識だと この木目の使い方は
鳴らないと判断してしまいそうだけれど
実際 よく鳴る楽器だから・・・ 目からウロコがポロリ


自分が知ってる限り
板目の響板は クリストフォリのピアノでしか
見たことないような・・・


先入観とか 思い込みって 怖いものです!
新しい楽器の響板 ・・・ベースエリアだけ 板目にしよーかなー
なんて誘惑にかられましたが・・・ 入手できないでしょうから やめます!


というワケで 関係者諸氏 お疲れサマンサでありました!
11月のコンサートで また お会いしましょう!


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権兵衛-4 鍵盤高さ調整ネジ

チェンバロは 鍵盤の高さの調整を
頻繁にする事態が 起こる


実際には 鍵盤が上下するのでなくて
響板が 湿度などの影響で 上下し
その為に 弦の高さが変化してしまう


なもんで 鍵盤から 弦の高さまでの調整を
ジャック 1本1本 長さ調整をするのでなく
鍵盤ごと 高さを調整してしまう という横着をしてる


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普段なら ネジを付けるだけだが
今回は ネジの上に プレートを乗せ
面で上下するように 試みてみる


というのも 今回は モダン・バロック だけでなく
フレンチピッチ対応 という 3段階の トランスポーズ
なもんで 鍵盤オサの動きに 点でなく 面で挑もうと思ったのさ


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鍵盤の上下ネジは 底板の裏側に ネジの頭があり
これを 回してやれば 簡単に上下が可能になる
てな感じで ようやく 底板が完了

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08. 02. 27

日本水道協会

「手袋の反対は?」
『えーと・・・ ロクブテ!』
「え? 六回ぶっていいの?」 バシ バシ バシ・・・


こういう時 『いてーなー』 だの 『やめろー』だの 抵抗してはいけない!
『あーん もっとぶって ぶって!』
さすれば 相手は気持ち悪がって 去っていくものである


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日本ピアノ調律師協会なるものも マイナーであり
知る人は ほとんどいないが
日本水道協会というのも 初めて聞く 団体である


帰宅して 郵便ポストを開けてみれば こんな封筒が 届いていた
水道代の滞納で 水道を止めるぞ! という脅しだろうか・・・
しかし それなら 最寄の水道局から オシカリの知らせが届くハズである


ハテ なんぞや? と いぶかしみながら 開封してみる


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手袋である


手紙もなければ 誰が こうした贈り物をしたかの説明もない
しかし ナイキである! すこぶる カッチョいい!
色も気に入った! ちょっと幸せな気分になる


きっと ラジヲも聞けない フルサトのカーサンが
夜なべをして 編んでくれたものかも知れない!
いや 紅玉が買えなかった 奇特な女性のファンかも知れない!


しかし 何故に 水道協会なのだろうか
そして 何故に 杣のフルネームと 住所を知っているのだろうか


あ 水商売のねーちゃんからか?
そういえば 秋に どこぞの飲み屋で泥酔して
明け方 タクシーで帰宅したものの  免許書が紛失してたことがあった


そっか あの時 ポケットに入っていた 数枚の名刺には
いかがわしい キャバクラらしき店名と ネーチャンの源氏名が 印刷されており
裏には 何故か 携帯の番号が 手書きで記されていたから あの時の・・・


いや 違うだろう
だいたい 手袋では 色気がないではないか!
ルージュで せっぷんマークとかあれば 話は別なのだが・・・


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価格の隠蔽に失敗したと見られる シールには
この手袋が 900円という高額なことが 読み取れる!


しかも カラーは 444って 666の次に不吉な数字である
死ね死ね死ね の略か?


もし これが水道協会からの 贈り物だとしたら
もしかして もしかして 贈賄?
これを 有頂天になって 手にはめてしまったら 収賄?


ムネオハウスすら 建ててないのに 900円で収賄容疑は 
ちょっと カッコ悪いだろ!
アトリエ響樹 買収されるのか? 水道協会に?


というワケで 心あたりがある人は
教えて欲しい!
もちろん ありがたく 明日から 使わさせていただくが・・・

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08. 02. 26

権兵衛-3 脚の金具

脚は3本
最初から そう 初めて楽器を作ってから
そう決めていた


面は3点で成り立つ
現代のピアノも 3本の脚で 成り立っている


3点の支点は スピーカーにも 起用されている
振動の漏洩を 最小限に留めて
なおかつ 音の放射を 最大限に約束してくれる


と 信じている


がしかし 脚を底板の裏につけると
ちょっと カッチョ悪い
Fは 外付けにしたから こんな部材をつけちまった・・・

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今 コンサートで使っている コリアン君もそうだが
脚を止める金具は 底板の内側に付けている
まずは 芯棒の穴を開ける

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その穴に金具を通して 金具の線を描く

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金具の分だけ 底板をえぐる

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で 金具を底板に ネジどめする

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その上に 鍵盤のオサのベッドを取り付ける

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楽器と脚の位置の関係だけれど
昔 こんな実験をしたことがある


ハシゴ脚を 前後に 少しずつズラしてみた


すると 前の脚は ピン板の真下にある時が
一番 楽器の鳴りがよかった!
なもんで 3本脚でも 前脚は ピン板の真下にしてある


ただ あの実験は 1台のみだったし
前脚と後脚は 同時に動くから
後脚との関連が 正確には 把握できていない・・・ トホホ


でも ピアノでも キャスターの向きだけでも
楽器の可能性を左右するのは 現実だから
これからも いろいろ試していってみたい

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08. 02. 25

微妙な律儀

マジメなのか ふざけているのか
分からない領域というのは
なんだか とても オモロイ


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08. 02. 24

ミッションC 新世紀の定演

台東区生涯学習センター ミレニアムホール


指揮・チェンバロ 大塚直哉
演奏 ニューセンチュリー室内管弦楽団
 

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モーツァルトの ディベルティメント


Cemc

バッハの チェンバロ協奏曲


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ハイドンと モーツァルトの ふたつの交響曲


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文化やスポーツにおいて
アマチュアの存在は とても大きい


アマチュア層の面積の拡充が
プロの高度を より 高みへと突き上げる


音楽において どこから どこまでが
プロの領域なのかは よく分からない


技術や理解の差は あるのだが
演奏時の 気持ちがひとつになった迫力は
プロもアマも 大きな差を感じさせない


むしろ 野球のように
この1回にかける 高校球児のような
大きなエネルギーが 感動へ導いてくれることもある


こうした団体が 更に 定期演奏を重ね
ますます 音楽を楽しんでいって
それぞれの人生の糧になることを 願ってやまない


そうした姿が 見ている者にとっても
密かに 心の糧になっているのだから

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08. 02. 23

練習は嘘をつかない

3週間ぶりのサッカーだったが
連日の疲労と 寝不足と 運動不足がたたって
パスも シュートも 明後日の方向に飛んでいった・・・


まるで 春のような陽気の中
ストリッパーのように 1枚 1枚 服を脱ぎながら
最後は ピッチリシャツ1枚になってしまったが・・・ それでも暑かった


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今日は 新しいボールの 蹴り初めだった


というのも 半年前にサッカーを始めた時に 
喜び勇んで 購入したのは
左の 黒いボールだった


しかし これが チームでは 大不評!


真っ黒なので 鉄の球が飛んでくるように見えるらしく 
重そうだ とか 痛そうだ とか
あげくのハテに このボールは 正円では無いと言われ・・・


そんでもって チーム内の連絡メールに ボールの購入時の注意が促される
「見た目で選ばず JFA認定のボールを選びましょう!」
どうみても この黒球の存在以外に 考えられないし・・・


なもんで ナケナシの財産をはたいて 二つ目のボールを買ったさ
写真の右の 白いやつである!
しかし 忙しくて 練習が出来ず 本日が蹴り初めとあいなった!


この 白いボールが 真っ黒になるくらい
練習を がんばらなきゃなー
続けていかなければなー


しかし 本当に 素敵な仲間に恵まれた!
この出会いだけでも 一生の宝になるくらい いい連中である!
さて 公式戦は 3月から始まる! イギョラー!

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08. 02. 22

ミッションC セロ弾きのディミー

初台 オペラシティ リサイタルホール


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ヴィオロン・チェロ ディミトリー・バディアロフ
  バロック・チェロ 武澤秀平
     チェンバロ 大塚直哉


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ディミトリーが 演奏しているのは 
大きめの ヴィオラ? のようにしか見えないだろうが
実はこれ チェロなのである!


詳細は 彼のHPの解説に譲るが
普通のチェロよりも 約半分のサイズなのに
チェロと同じ音域の音が 出ている


プログラムの中で バッハの無伴奏チェロ組曲を
普通のチェロと 交互に 弾き合い
双方の 響きの違いと それぞれの魅力を 楽しませてくれた


ちなみに この楽器は 
演奏者 自ら 製作したものである!
とにかく 驚かされてばかりの ミッションだった!

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ネコの日

222=ニャンニャンニャン=猫


ということで 本日は「猫の日」


気まぐれで わがままで それでいて 淋しがりやのニャンコ達


街で ノラ猫を見かけたら 今日くらいは 挨拶してあげましょう!


「猫の日に ノラ猫を見た人は 幸せになる」 という
新しい諺を 正式に採用する決定がなされた と
文部科学省のHPで 発表しておりました!


222


にゃはは!

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08. 02. 21

ミッションR 録音終了

三鷹芸術文化センター 風のホール


今回の録音は 昨年6月のツアーのメンバー
西沢夫妻が加わった 豪華メンバー


というのも ツアーを重ねる中で
是非 砂山佳美のフルートで バッハを録ろう! と盛り上がっていき
今回 それが実現した!


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ブランデン5番
3人のソロに オケ 
更にツインベースが 迫力の重低音!


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管組2番
コンサートで聞く時は 抜粋が多かったから
結構 しっかりした組曲なんだと 初めて知りました


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音楽の捧げもの
ジルバーマンのフォルテピアノ・・・
調律だけは 音楽のさらし者・・・スマヌ


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高松から 駆けつけた 砂山は
とにかく 三日間 ふんばった!


メンバー それぞれ 極限状態で臨んでいたが
フルートは それにも増して 連続演奏がきつい!


「唇に ハチミツを塗ったりしてるんです」と
つとめて 明るく振舞い 
飛び出す関西弁に なんだか ホンワカする


録音終了後 武久源造から 参加者全員にメールが送られてくる
今回の録音が 「いくつかの点で 間違いなく画期的な録音になった」と
振り返っている


また 楽しみなディスクが ひとつ増えた!
おおぐまからの情報では 夏くらいに完成する予定だという!
充実した気持ちで この録音が聞けるよう 夏まで がんばるぞ!

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08. 02. 20

ミッションR 録音中

三鷹芸術文化センター 風のホール


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録音は 数々の名盤を 手がけている コジマ録音


Ttt


今回の調律は 上記のような3種類
19日はチェンバロにTDD  20日もチェンバロにThm
そして 21日がフォルテピアノにTcm


演奏者が 考案した音律は メールの文章で来るので まずは 5度圏図にする
そして 優先順位や バランスなどの注意を加えていく
事前に イメージを膨らませながら 調律手順などを考える


それでも 実際に現場では 
「もっと この3度をやわらかくしてくれぃ!」
『ですが この5度が やばくなりますが・・・』
「いいんだよ! やれ!」 『はい・・・』 こんな感じである ・・・トホホ


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現代の調律師は 5度と4度で骨格を整え 
3度や6度は ユガミのチェック 
といった習慣がある


しかし 平均律になる以前の 数々の音律は
その手順を調べてみれば 3度なども 骨格を整えるために使用され
それゆえに響く バロックなバランスがある


現代のように 精巧な電子チューナーなど なかった時代にも
調律は 日々 行われていて
そうした カジュアルな調律こそ 当時の響きに漸近する


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なーんて 偉そうなコトを ブツブツとつぶやいてみるものの
今回の調律は やばい・・・ 特に フォルテピアノが・・・
なんつったって 貫通式の調律ピンは・・・


そういや ジュンナマが弾いた クリストフォリの録音
調律をしたウララが 「とにかく やばかった!」と 言ってたのに
出来上がりを聞いてみたら 別に ひどくなかった・・・


いやー 先輩ズラして 貫通ピン対決では
どうやら ウララに軍配が上がりそうだ・・・
え? 普通のピンでも ウララの方が うまい?   ・・・シュン


 

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08. 02. 19

ミッションR 録音開始

三鷹市芸術文化センター 風のホール


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今回のミッションRは アンサンブル
初日は ツイン・バスで 迫力の重低音!
果たして 何を録音しているのでしょうか!


(写真拡大して 譜面とか 読むなよ!)


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鍵盤楽器は ツェル・モデルのチェンバロと
深町ケンタ製作の ジルバーマン・モデルの フォルテピアノ
どちらも ジャーマンタイプということで・・・ 


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本日は 6時半にスタッフと合流
2台の楽器を積み込んで 9時に会場搬入
で 楽器が 温まる間に 朝飯を喰らう!


と ここまでは よかったのだが
オヤツ&昼食を買いに行くタイミングがなく・・・
ノムノム ペゴッパ


いつもなら 録音会社の提供してくださるオヤツを
パクパク バクバク がっつくんですが
先日 とあるミッションで 大失態を・・・


なんでも 演奏者用の昼飯が 杣のいた部屋に置いてあり
それも 2~3人分の量の サンドイッチ!
で 他に誰もいないから 残すのも もったいないと思って・・・


ええ ええ スタッフが 勘違いに気づいて 慌てて駆け込んできた時には
サンドイッチ君達は 杣の胃袋の中で 殉職!


それ以来 演奏者用の食物は 謹慎中なもんで・・・
自業自得でありますな ハイ
明日は 死ぬほど オヤツを買っていこう!

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219の号外

実家に FAXがついた


昨年まで 昭和の象徴 黒電話が
リンリン鳴っていたものだが
ついに 平成な 電子音のする FAX付電話になった


なんでも ある番号だけ
ダイヤルできなくなったという


かかってきた電話を 受けることは出来るのだが
かけることができない数字が生じて
かけられない番号が 発生していたらしい・・・


ジーコ ジーコ ジーーーーコ


別に サッカーの話ではない
電話のダイヤルは 確かに そういう音を発しながら
110や 119という 番号が発案されていた


1223_170


普段 日本国内で ベスト3000に ランキングされるかも知れないほどの
親不孝者であることを 重々 自覚しているが
FAXがついたということで 時々 FAXを送ることにしている


「武蔵野旬報」


そんなタイトルをつけて 
最近の話題などを 手紙の代わりに
パソコンから 無機質な活字のFAXを 送っている


このブログの存在は 知らないだろうから
自分の息子が 狐狸庵先生よろしく アホな文章をスラスラ書くことを
親は FAXで知るハメになったことだろう・・・


で 今日は 武蔵野旬報の 号外を出さなければいけない


オフクロ 誕生日 おめでとう!

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08. 02. 18

権兵衛-2 世代を超えた工具達

そんなワケで 隙間の時間を 繋ぎ合わせて
アジトでは ひっそりと チビチビと セコセコと
秘密工作が 続けられている


おかげで 寝不足 腰痛 運動不足
おまけに 短足 喘息 に嘆息し
ついには ブログまで サボりだす始末・・・


そういえば バレンタインに 紅玉が まだ ひとつも届いてないんすけど・・・
今回は 特別に やむなく 心を鬼にして
前後半年間の猶予付バレンタインに しますので よろしく


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貼り合わせた板に 図面を乗せ 底板の形を写す
響板上の図面は 透明なアクリルに描く
理由は あとあと分かると思うが・・・ まあ 楽するためである


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その形にそって ジグソーで板を切る


実は この電動ジグソーは はるか昔 オヤジが使っていたもの!
オヤジは ラジコンの飛行機を 自分で設計して 飛ばしていたのだが
当時の工具の幾つかをもらい 30年以上の年月を経て アジトで活躍してくれている


親子2代に渡って使われる工具は
「オヤジは もっと 作業が上手かったのに」などと 言い出しそうで・・・
んなことつぶやいたら 鉄くず屋に 売り飛ばしてやる!


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切断面は 平面に垂直に そして 完全な直線になるように
何度も何度も 定規などで確認しながら カンナで削っていく
この時 重要なことは ただヒトツ! 削り過ぎないこと!


なんつっても この作業は 親板の接着能力に影響するし
親板の 取付角度にも 影響を及ぼしやがる
なもんで 自腹で買った紅玉をほおばりながら 根気よくやる


これは 大橋でも 似たような作業をやっていたが
とにかく短気な杣にとっては 精神的に 自分にない要素を求められる
直線部分も難しいが 曲線部分は・・・ ちょっとヤバいかも・・・


そして 今回から 12月の韓国で買ってきたカンナ
新人として 仲間入りし アジトで活躍してくれている
あえて今回は 彼を中心に使ってみようと思っている


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底板は 2メートル20センチなんだけど・・・
テメーの身長と比べてみると 想像以上に でかくて ちょっとビビッた!
年をとって ナンコツが縮んできたか? 


つーか 作業するのに ネックウォーマーして
サウナスーツまで着込んで・・・ 寒がりすぎないか?
年をとって 血流が悪すぎるんじゃないか?


ああ 年寄りの工具君も 大切にしてあげなきゃ・・・

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08. 02. 17

ミッションC Mr.木管

築地 浜離宮朝日ホール


アンサンブルBWV2001 第7回 定期コンサート


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カンタータ第4番 「キリストは死に囚われ」


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カンタータ第161番 「来たれ 甘き死の時よ」


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オーボエ協奏曲 へ長調


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ミサ曲 イ長調


満員御礼の浜離宮では 
中継の為 上空を舞う ヘリコプターより 厚い響きに満たされ
東京マラソンに負けないくらいの 熱い空間になっておりました!


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今回 コンチェルトで ソロを吹いた 江崎浩司
彼は 今日のコンサートでは 
実に 3種類の木管楽器を演奏した!


まずは ソロの バロック・オーボエ

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そして カンタータでは リコーダー

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最後に ミサ曲では バロック・ファゴット

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彼の 吹き替えの技術は 
こうした 様々な楽器が必要なアンサンブルでは
とても貴重な存在となる


ただし 難点も ひとつだけ 無いこともない
それは 同時に これらの楽器を演奏できないことである・・・


というのも かつて 古楽器のコンクールで
彼は リコーダーと オーボエという ふたつの楽器で予選を通過したのだが
本選では 一人は ひとつの楽器しか認められないというハプニングに遭遇している


ま それぞれの楽器を それだけのレベルで演奏すべく
日々 努力しているからこそ 可能なのだろうが
できれば 1位2位が 同じ人間 というコンクールも 見てみたかった!

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08. 02. 16

ミッションC 音楽という友人

杉並区立勤労福祉会館 ホール


山川音楽教室 ピアノ発表会


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自身 ピアニストとして また 仲間の活動を献身的に支える
山川節子の もうひとつの顔 それは 後進の指導
彼女は こうして 多面的に音楽と深く関わり 音楽を友人に生きている


今回は 肩の痛みに苦しみながらも
本番直前まで 子供達の仕上げを促し
最後に 講師の演奏を果たした


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どんなにデカいヤツでも 生まれた頃は 小さな赤ん坊だった
どんなに凄いプロでも 最初は 初心者だった
そう 誰にでも 最初がある


小さな子が 足を宙ブラリなまま 椅子に座って
その小さな手で 鍵盤と戯れる姿を見て
きっと みんな こうやって成長してきたんだなーと思った


どうしても 現時点の結果という 断面だけを見てしまうが
それらは すべて 何かと出会い 日々 積み重ねて
そうして 楽器を 自分の分身のように 操れる日が来たことだろう


音楽家にならずとも こうして 耳を傾ける誰かに向かって
そして 自分自身に向かって
いつまでも 音楽と友人のまま 成長していってほしいなー

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08. 02. 15

権兵衛-1 とりあえずの概要

新しいチェンバロの製作開始

【概要】

長さ:222  幅:91  厚み:27
5オクターブ(FF-f3) 2段鍵盤(8’+8’+4’+リュート)
ピッチ 392⇔415⇔440


材質 親板:メープル 底板:レッドシーダー 内部材:メープル&レッドシーダー
    響板:スプルース(中低音) レッドシーダー(中高音)
    ブリッジ:ブナ 


設計の基準にしている c2の弦長は 360mm
これは 甘めの堅牢君と 硬めのコリアンの 中間値
低音は ピアノと同じ サスペンディングブリッジを採用予定 (まだ迷ってるけど)


装飾は 外側が黒 内側が緑
大フタには エスロム語(Esrom)で アヤック(Ma Xomon Ayak)の格言を描き
小フタには 鏡を採用(また やるのか? マジで?)


てな予定だけど・・・・ どうなることやら
とりあえず 現時点のメモということで


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設計が終了した


まずは 底板から取り掛かる
いっておくが フレンチやフレミッシュは 親板からとっかかる
ジャーマンや イタリアンは 底板から とっかかる


見た目はフレンチ でも 工法はジャーマン
そんでもって 内部構造は フレンチとジャーマンの折衷
ま いつものことだ・・・


おおぐま曰く 「あと イタリアンが入れば 完璧なのに」
なので パスタを喰らい イタリアのユニフォームを着て
カンツォーネを歌いながら 製作しているので これで 完璧にEUだ!


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底板は 1枚1枚 せこく接いでいく・・・
以前に数枚 同時に接着したら デコボコになってしまったので
技術不足は 時間をかけることで ホロー


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底板前部は 木目が垂直な板を接着
これに 図面をあてて 切り出していく


スパインの直線に 垂直に前のラインを決め
そこから 更に垂直に チークのラインを決める
これが 意外に大変だった

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08. 02. 14

罵憐多員

そんなワケで 今年も虫歯が疼く 季節がやってきやがった
アジトには 4tトラックが 行列をつくり
警察が交通規制までして 大量のチョコレートを 杣宅に届けにくる


モテ過ぎるのも 罪であり 迷惑である


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最近は 杣の酒豪ぶりが 国連でも取り上げられたせいか
届けられるチョコレートも 酒飲み用になってきた!
しかし 思えば チョコでコーティングされちまうイカも 気の毒なものだ


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ハハハ これは 関西人には食えないだろ!
だいたい 納豆を食わずして 大日本帝国の人民であろうとすることが
そもそも 遺憾であり 憂慮すべき 由々しき事態であるのだ!


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しかし バレンタインは なんで チョコなんだろ
リンゴとかだったら ありがたいんだけどなー!
それも 「紅玉」だと すげー 嬉しいんだけどなー


待ってるよ 紅玉! 4649!


そういえば アメリカのバレンタインは 男性から 女性へ チョコをあげるらしい!
なんで日本は 女性から 男性なんだ?
誰が いつ こんな迷惑な習慣を定めたんだ? ん? 吉宗か?栄作か?


男性から女性へ チョコを贈る習慣なら 
日本の男性は もっと平和な気持ちで この日を 迎えることが 出来ただろー


学生時代なら 緊張しながら 下駄箱を見ることもなかっただろうし
社会人だって 義理チョコの礼に 破産するオノコも いなかったことだろう
ま こんな心配するのは キムタクと トム・クルーズと 杣くらいだが・・・


あ それから 世の人妻達へ!
亭主が チョコをもらって帰ってきても あらぬ詮索は しないほうがいいですぜ!
あんたの亭主は そんなにモテませんし 本命はチョコなんか渡しませんから!


本命は 怖いですよ!
バレンタインじゃなくて バレたらイイ! なんて 密かに企んでますから!
そんなワケで 義理でも 紅玉 待ってます!


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08. 02. 13

ミッションT ジーザス・クライスト・スーパースター!

調布 桐朋学園芸術短期大学 2301


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桐朋短大の チェンバロを習っている学生達の試験


午前中 浜離宮に リハの為にチェンバロを搬入し 調律
そこでは オルガンの調律にいそしむ リコーダー奏者が!


「あれ? 杣さん! ネクタイなんかしちゃって どうしたの?」
『あ いや 午後から調布で試験なもんで・・・』
「え? 僕も午後から 調布で試験なんだよ!」


そう リコーダー奏者は 桐朋音大の 講師!
なもんで お互い 時間差はあるものの 調布へ速攻移動!
彼は試験官で 杣は調律へ・・・


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午前中は 2003年に作った 「コリアン君」の調律
そして 午後は 2001年に作った 「堅牢君」の調律
兄弟そろって 1日に 2台調律できるなんて なんだか幸せ!


で かつて作った 堅牢君の 弦のスケールを測定して
コリアン君のソレと 比較し ウーム ムムム と唸る・・・
新しい楽器は この中間の設定にしようと 新しい楽器の設計変更を決意!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


昨日のミッションRで チェンバロを弾いていた 大塚直哉と挨拶し 苦笑!
というのも 昨夜 帰り際に 彼と交わした挨拶が・・・


「大塚さん 次回は いつでしたっけ?」
『えーーーと コルディエで お世話になりますね! よろしく!』
「あ そうですね! じゃ お疲れ様でした!」


コルディエのコンサートは 29日
でも 翌日 調布で遭遇することを 二人は すっかり忘れていた・・・
それどころか 22日 24日も 彼のコンサートが・・・ 


学生達の前で そのエピソードを ちゃかしながらコボし
「やばいよ 二人とも アルツハイマーだよ・・・」
試験後の 安堵した学生達の どこか納得してる苦笑に・・・トホホ


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試験後 チェンバロのメンテをしながら 
大塚先生から 学生達への 試験の総評のアドヴァイスを
何気なく耳にする


彼の解説は 実に分かりやすい
生活に身近な 例えを用い 
具体的に 伸ばすべき箇所を やわらかく指摘する


今や 幾つもの大学で 後進の指導にあたっている彼だが
その 熱心ながら しなやかな姿勢は
学生達の心の浸透圧に近く 若い能力へのエナジーとなることだろう!


幼少の頃 ジーザスの話を学んだ
ジーザスは 幼子にも 年配者にも
それぞれの立場に合わせて 分かりやすい話が出来たという


ふと そんなエピソードを 回想してしまうヒトトキだった

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08. 02. 12

ミッションR 音楽環境創造科

北千住 東京藝術大学 千住キャンパス スタジオA


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藝大 音楽環境創造科の 講師陣と学生達による録音
演奏は 今回は 古楽器を用いたものも採用され
チェンバロ リュート リコーダー 弦楽 声楽 マンドリンなどが 多様される


なんでも ある環境の中で 流される音楽を創作し
その調査などをしているらしいが
そうした カリキュラムの一環としての 録音だそうです ハイ


えー 歯切れが悪いのは 杣自身 よく理解しておりませんで・・・


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四季に合わせて 異なった音楽を 学生達が作曲し
その曲を プロが演奏し 録音している現場だったのですが


上野キャンパスとは 雰囲気が大きく異なった学生達!
自分達で 作り上げる音楽とあって 真剣でした!
これからも 新たな試みに どんどんチャレンジしていって欲しいなー! がんばれ!


で 録音された演奏は
有楽町の丸井 5階 パウダールームというトコで 流されるらしいのですが
今回の音源は 春ヴァージョンなので 4月くらいになるのかな?


杣 「それじゃ 春になったら 是非 聞きに行ってみますよ!(社交辞令)」
学 『いや それが バウダールームは 女性しか入れない場所なんですよ』
杣 「それなら 女装して潜入してみますよ! 変装は得意ですから!(興奮)」
学 『・・・はぁ 検討を お祈りしております』


やべー 変態調律師だと思われて
きっとギャラ もらえないかもしれない・・・
口は 災いの元だ・・・ グスン 

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08. 02. 11

いいだべえ

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牛や豚や鶏は よくって
なんで 犬とか クジラを 食べるのが
かわいそうなのか まったく分からん


そういえば その昔
ヒラメの生き作りを 食ったことがあるんだけれど
あれは イカンね


ヒラメだろ! 両目が 片側について こっちを凝視しながら
口をパクパクさせてるのに
その身を 食べるのって・・・ 美味いハズないよなー


せめて カレイにしとけば よかった・・・ ん?


クジラの生き作りがあったら どうしよう
口パクパクしてる クジラに見られながら
・・・ホゲー! (←これ オチなんすけど・・・ だめ?)

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08. 02. 10

変装失敗

最近 心を入れ替えてネクタイなんぞを絞めている
しかし これが どうやら異様に見えるらしい・・・
確かに 今まで コンサートでも ラフな服装だったからな・・・


しかし ネクタイを締めるには 服装が限定される
大好きな タートルネックのシャツに ネクタイはできないし
ましてや ムチムチボディにビーチクが浮く ピッチリシャツでもダメだ


そんなワケで ヒッソリと佇む
田舎のATMを破壊し 背広を買った
(本気にして 通報するなよ!)


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コスプレチューナーとしては
背広を着るにしろ コスチュームの コンセプトが必要になってくる!
でないと ただのマジメな 調律屋になってしまう


で 考えたのが 逢坂剛の小説なんかに登場する
悪徳刑事(デカと読んでくれ)
よし 今年は デカでいこう! と意気込んでみた!


ポケットに 手を突っ込み
ちぇっ とつぶやきながら
人相の悪い 不良なデカのつもりで 現場に登場する!



昨日 楽屋の並ぶ廊下で どでかい鏡に映っていた
テメーの姿を見て 自信を喪失した・・・
デカには見えない・・・ バスか タクシーの運転手にしか 見えない


どうすれば こう すごむオーラが漂うのだろうか
厭世的で 退廃的な オーラを背中から発し
職権濫用 甚だしいデカに なりすませるのだろうか


だいたい 頭がデカ過ぎるのが よくない
おまけに 背広を着ても ナデ肩が クッキリと露呈されており
猫背に 太った顔も デカっぽくないのである


だいたい すぐに笑ってしまう シマリの欠如した ツラがいけない
鋭い眼差しで 目だけは笑わずに 口元だけ ニヒルに笑う
不良デカは こうでなければいけない! 


と ここまで 省みて 思ったのだが
これだけ条件が 整えば デカになりすますのを 諦めた方が早いんじゃん?
タレ目で 鋭い眼光は 無理だろ 


なもんで 今日のトコは 
大使館員の ハイヤーの運転手に扮した スパイという設定に
妥協して 次回の仕事に望むことにしておいてやろう


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08. 02. 09

ミッションC 変幻自在

新宿 オペラシティ リサイタルホール


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      アンサンブル 音楽三昧

     フルート&リコーダー 田中潤一
         ヴァイオリン 川原千真
            ヴィオラ 田崎瑞博
         コントラバス 蓮池仁
     チェンバロ&ハープ 加久間朋子


三昧のコンサートでは 演奏だけにとどまらず
その 少人数ながらも 様々な楽器が 多様される楽しみも
魅力のひとつになっている


今回のコンサートでは 弦楽器は それぞれ 1本だけだったが
田中は 2本の種類の異なったフルートと リコーダーを奏し
加久間は チェンバロと ハープを 弾き分けた


実は このハープ
今まで コンサートや録音で使用してきたものではなく
今回が お披露目となる 新しい アイリッシュ・ハープだった!


大きさも 重さも 今までより 一回り大きくなったが
それに比例するように 音もパワフルになり
果たして アンサンブルの中の ハープの表現領域も 拡大した!


Cd


そして 昨年の3月のミッションR で録音した
新しいCDも 2月1日に リリースされた!


かつて ラヴェルの2枚のCDは 「赤ラヴェル」 「青ラヴェル」
などと 駄洒落を言っていたが
今回は 「金バッハ」 と 「銀バッハ」 ・・・長生きしそうな ネーミングだ!


こちらは バッハの演目ということもあり
当時のバロック楽器を 多様しての演奏!
変幻自在な 三昧の音楽を ゆっくり堪能させていただきます!

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08. 02. 08

ミッションC 感傷的な散歩

つくば ノバホール ホワイエ


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      アンサンブル 音楽三昧

     フルート&リコーダー 田中潤一
         ヴァイオリン 川原千真
            ヴィオラ 田崎瑞博
         コントラバス 蓮池仁
     チェンバロ&ハープ 加久間朋子


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音楽三昧の つくば公演は 
ホールではなく あえて ホワイエを利用する
その 豊かな響きを 利用しての演奏になる


高い天井に 石造りのホワイエは
こうして 20年近くの連鎖の中で
音楽三昧の響きが たっぷりと 浸み込んでいる


今回は フランスの ラヴェルとドビュッシーの音楽


「月の光」という曲は 最初 「感傷的な散歩」という タイトルだったらしい
田崎による編曲と 三昧の演奏は
この曲に また 新しい幻想へイザナってくれた

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08. 02. 07

ギアチェンジ

ま そのうち 新作の工作日記も
紹介していく予定なんだけれど
今 現在 底板を 接いでいる状態


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猫橋のおかげで 外仕事の 僅かな合間をぬって
少しずつだけれど 工房の作業が 前進している
うーん 理想的な状態!


今日は 午後から新木場に行って
頼んであった 製材が終了した木材を
えっちら こっちら とってきた!


新木場での 暖かい交流も
あらためて 短編連載で載せたいと思ってる


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しかし 数年ぶりの 楽器の設計は
本当に勉強になった!


様々な 大切な数値も 記憶がマバラだったが
もう一度 シャキッと鮮明になったし
分かっているつもりで 理解してなかった部分も 明らかになった


普段 メンテだけしていると 
意外に 忘却していく 情報が多いことに
あらためて 驚き 同時に 気づけてよかったと 安堵している


近所の 鍵盤楽器製作家 深町商店の店主 ケンタとも
楽器製作が始めると 普段より 頻繁に会えるし
彼の真摯な製作姿勢は とても刺激になり 励みにもなる!


調律屋ってのは 現場では 楽器と向かい合っており
非常に孤独であり また その孤独な時間が 幸せなのだが
切磋琢磨できる仲間や 親切な木場の人々との交流は 豊かな気分にしてくれる


あとは 自分が 頑張るだけ


今年 2度目のギアチェンジ! セカンドに入れたぞ!
平成20年は どこまで 加速できるか 分からんが
今んとこは レッツラゴー状態で ヒーバーだ!


(たぶん すぐに 減速しそうで ちょっと怖いが・・・)

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08. 02. 06

つららかな日々

寒いです・・・


テメーで 勝手に寒くなってやがるのに
自然ってやつは 牙をむいてきやがります!


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暖かくなったら そっと この真下に
立たせたくなる人が いたりします
ええ 一人や二人でなく・・・ たくさん・・・ ムフフ


あ でも チャンスは 1回きりですから 一人に絞らなければ・・・
誰にしようかな・・・


でも これって犯罪になるのかな・・・

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08. 02. 05

ゴッツァンデス

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なにもかも ひとまわり でかい!


体重計は 一畳くらいの面積があり
100キロ以上からしか 測定できず
聞けば 養豚業者からの お下がりだという


体温計も キュウリくらいの寸法で
測定終了後には 音声で体温を 教えてくれる
聞けば 動物園からの お下がりだという


待合室の 座席も 入院ベッドも すこぶる丈夫
いまだに壊れたことは 皆無という堅牢さ
聞けば 稲葉製作所の 特注だという (100人乗っても・・・)


入院時の食事だって とにかく豪華
朝 昼 晩と 全部 ちゃんこ鍋
聞けば ・・・ん? ちょっと待て!


やべ 今 気づいたけど・・・ 病院じゃなくて 薬局だった・・・


くそー イケると思ってたんだけどなー!

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08. 02. 04

隣人の心の中で

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「おー 天使だ! 天使だ!」
こう思う御仁は だいたいA型で しかも女性が多い
エンジェルだの アンジェラだの 外国語を思いつくヤツは キザである


「おー リュート弾いてるぞ! いや マンドリンか?」
こう思う御仁は だいたい楽器オタクで しかも男性が多い
弦とペグの数の不一致が 気になるヤツは 重症である


「おー 心の耳を澄ませば 天上の音楽が聞こえてくる!」
こう思う御仁は だいたい勘違い甚だしい ロマンチストが多い
ラヴレターには 寄せ集めの美辞麗句が羅列され 主体性のないナルシストである


「おー 上から 85 80 90くらいか?」
こう思う御仁は だいたいメタボリックで まず 他人のウエストに目がいくことが多い
30分 歩いたくらいで 運動をした気になるのだが 鏡の前に立ち 落胆し暴食する


「おー 左利きだ! 幼少のポールか?」
こう思う御仁は だいたいビートルズ世代で しかもギター経験者が多い
右利き用のギターを そのまま左で弾いて ハジをかいたヤツもいるハズだ


「え? なんで足の指が 6本もあるの?」
こう言われて 真剣に指を数えるのは だいたいO型で 騙されやすい
押入れの奥には 誰にも言えない 100万円の壺が隠されていたりする 

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08. 02. 03

温暖化を 密かに支持したくなる 白い夜には

空だって 便秘になる


昨年 雪を排泄する機会を うかつにも 失った 関東の冬の空
今年になって 慌てて 溜め込んだナニを ブリブリ ブリブリ・・・
繊維質の大気になったのか コーラックの工場の煤煙が 刺激したのか・・・ 


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雪が降って ワクワクしたのは いつ頃までだったろう


降雪予報に関しては
気象庁よりも 大學入試センターの方が
はるかにアテになる なんて思いながら 数十年が過ぎた気がする


ま そんなワケで 関東に雪が降った
というか まだ 降り続いている
明日は 車でイナバウアーが 出来るかもしれない・・・


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電車の車窓から 化粧された景色を見ながら
雪が白くてよかったと ふと 思ったりする


雪が赤かったら・・・


当然 肉食のくせに 保護色な北極熊は 真っ赤で
サッポロの銘菓は 「赤い恋人」で
時雨音羽は 「山は深紅 朝日を浴びて 滑るスキーの・・・」と作詞したことだろう


雪が黒かったら・・・


ロシアは ペレストロイカどころか
ドストエフスキーの暗さは 助長され
もう 赤の広場だって 真っ暗になっていたことだろう


雪が透明だったら・・・


まあ 雨が積もるようなものではあるが
雪だるまは 透明ダルマになってしまうだろうから
「冬のソナタ」の 名シーンも サマにならなかったことだろう


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桜の花びらが ユラユラ 舞っていく速度や
ホタルが飛ぶ速度は 秒速50センチくらいで
これくらいが 人間には 癒されるスピードなんだと 教えてもらった


雪も 時には そんな優雅なユラギを 見せてくれるが
いかんせん 寒い・・・ 寒すぎる・・・
鍋にすると美味い犬は 庭を駆け回るらしいが・・・ ネコは・・・


仕事の帰り 駅前のオデン屋に入り 熱燗でぬくもる
立ち上がる 湯気の速度を 測定してみれば 秒速50センチ
どうりで ハラワタまで 癒されるワケだ・・・

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08. 02. 02

害虫がつかない餃子のススメ

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こういう時こそ 餃子を食おう!


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犬肉餃子も あるらしい!


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さあ! 農薬なら アルコールで消毒しちまおう!


乾杯!


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08. 02. 01

アジト猫橋 参

そんなワケで アジトでは 新しい木の匂いがしている
新木場へ行き 木材を購入し いよいよ作業が始まる
図面を引き まっさらの木材を前にする時 たぶん 一番ワクワクしている


猫橋の倉庫を借りる時 ふとネットで 他の物件も見てみたくなった
探すのは 倉庫や 店舗 そして工場というカテゴリー
願わくば 作業ができて 楽器も置けて 住居スペースもある物件


ついでに言えば 車も置けて さいたま県内で・・・
なんといっても 家賃は10万以下
なんて物件あるわけないか・・・


あった!


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その昔 スタローンと シャロンが共演していた 
「スペシャリスト」という映画を見てから
工場に住む というスタイルに えらく憧れた!


居住空間は 靴で 寝るときだけ 素足になる
そして 猫が 適当に遊び回っており
・・・嗚呼 素敵な生活だ! かっちょいい!


そして この9万円の物件は
そんな長年の夢を 実現してくれるタタヅマイであり
もう 天からの啓示だと 信じて疑わなかった!


で 契約の折に 不動産屋に聞いてみる
「川口の 工場の物件って 見学できますか?」
『あー あれは 先日 もう先客がついちゃったんですよ・・・』


うーん 残念!
スタローンな 工作員生活は こうして 先送りとなってしまった・・・
でも なんだか すごく いい夢を 見せてもらえた!


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とはいうものの アジト猫橋によって 工房は快適な空間になった
2月は どういうワケか 例年になく 忙しい
ありがたい限りである!


どうやら 地球温暖化と 調律屋の仕事量は 比例するようで
それならば もっとCO2をぶちまこうと 深呼吸をプレストで繰り返す!
ウ・・・ 貧血になって 立ちくらみ・・・


とまれ 新しい楽器は 7月27日の仕事に 間に合わせなければいけない!
事故とか 長期入院とか 逮捕とか 拉致に合わない限り
今年の前半は 猫橋のおかげで 作業のギアチェンジが 軽くなった!


あとは 本人のやる気が どれだけ持続できるか・・・
ま これが 一番厄介な問題なのだが・・・


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