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08. 01. 21

心の白湯

ジムでは 頑固な脂肪の強制撤去を妄信し 横着をする
お腹ブルブルマシーンで 体中 4ヘルツに振動しながら
とある 情報雑誌を ボンヤリと眺める


その中に CD紹介のコーナーがあり
クラシックのCDも 扱っていた


解説者は 「僕は クラシックは詳しくないが・・・」という 弁解で初め
「やはりクラシックは 癒される (中略) 休日の朝に 聞いてみたい」
というような内容で 締めくくっていた


バッハのヴァイオリンコンチェルトで 癒される人もいるんだ・・・
というか こいつ 本当は このCDを聞いてないんじゃないか? と
いささか 訝しくなってくる ・・・が まあ それは 人それぞれだから・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


音楽で 癒されるということは まあ あるのだろう
しかし 癒しを目的とした演奏というのは どれだけ あるのだろうか
音楽の現場にいると 奏者達は もっと高い次元で 全力を出しているように思える


それは 例えるなら スポーツで 観衆を 「感動させるため」にプレーするようなもので
実際には 自己や相手と 本気で戦っているから 
結果として 感動するものであって 初めに感動ありき ではないように思える


「先入観」という 暗示のスイッチを 人は持っている


これは 松坂牛だから やっぱり美味い とか
これは ストラディバリだから やっぱり音がいい だとか
この調律は 杣がやっているから やっぱりヘボい とか・・・ (これは事実か?)


自己の感性ではなく 外部の情報で築かれた こうした先入観は
アホくさいし 恐ろしい


で 癒しの話だった・・・


人間には 肉体にも 精神にも 治癒力を持っている
それぞれの治癒力に 効果的に作用するとき
人は 癒され 回復していくのだろう 


先入観という 安易な処方箋で 誤魔化すのでなく
自己の 等身大の感性に 作用するものに出会えるなら
それは 八百万の薬より 自分にとって 秘薬になりえると思う


ちなみに
杣は 癒されようと思って 音楽を聞くことはない


それどころか ある程度 元気でないと 音楽は聞けない
演奏の中のエネルギーに 圧倒されてしまうのである
下痢してる腹に 唐辛子とニンニクを 食わされるようなものだ


むしろ 何気ないモノに ふと笑ってしまう時
結果として 癒されており 
自分に元気がなかったことを 初めて悟ったりする


で ふと笑ってしまった・・・

 
Img_7148


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Comments

松坂牛を初めて食べたとき、
こんなに美味しい物がこの世にあったのか!と、衝撃を受け、涙しました…
先輩にノーギャラで韓国に連れて行かれた時、
船の中で聞いたランパルのモーツァルトに癒されました…これって、ドンブラコ揺れた
異国行きの船で、自分が知っている音を聞いて落ち着いたってことかなぁ…

Posted by: うらら | 08. 01. 21 at 오후 10:04

元気がないときがあるから
元気なときが嬉しかったりするんですわ♪
やっぱり影があるから 光が際立つんでしょうね

Posted by: 笛吹きちゃん♪ | 08. 01. 22 at 오후 11:10

To うらら
本当に松坂牛だったのか・・・
うららの薄給では 信じられないなー
よーく見てみると 「松坂午」とか 書いてあったんじゃん?


To 笛吹きちゃん♪
輝くのには 本当 エネルギーが必要だもんね
闇があって 光が認識できて
光が 影を作って・・・
影が 時や季節を語って・・・
って ナニ言ってんだ オレ

Posted by: 某閑人 | 08. 01. 23 at 오후 12:23

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