« 2007년 12월 | Main | 2008년 2월 »

08. 01. 31

ミッションT 交互なランチ

東京藝術大学 H-416


古楽器科の試験
チェンバロ担当は ギタルラの佐藤大先輩
杣は フォルテピアノを チョロチョロと・・・


試験中は 楽器のトラブルに備えて
調律師は スクランブル体制で 待機している
試験官が休憩の時には すかさず調律になだれ込む


で 問題は昼食である


チェンバロを使ってる時には 杣が抜けて 学食へダッシュ!
大先輩 スンマソン 先に 「いただきます!」
で 豪華な盛り合わせランチ! 


Img_7423


フォルテピノを使う時になって 大先輩も ようやくランチ!
朝早くから 御苦労様であります!
杣は 1日だけだったけど 彼は 三日連続だったらしい・・・


調律時間も たっぷりと譲っていただき
あらためて 感謝ハムニダ!
次回は いつ お会いできることやら・・・

| | Comments (0)

08. 01. 30

アジト猫橋 弐

そんなワケで アジトでは 新しい楽器の設計が 続いている
いろいろ考えた挙句 形はフレンチ 内部構造はジャーマンという
無国籍というか 多国籍というか EUというか 中間のスイスな楽器になりそうだ


先週 目覚めてパソコンを開けると 後輩ウララから メールが来ていた
「朝っぱらから なんだよ・・・ 迷惑な話だな・・・」と しかめっ面をしたが
送信したのは 前日の夜だったので 別に悪意は無いらしい


『先輩 いい物件があったので お知らせします』
「別に 引っ越す予定など無いんだけどな・・・」などと 独りゴチてみる
それでも 念のため その物件をネットで見てみる


000165611


いい! 
ちょっとアジトからは 遠いが 安い!
早速 不動産屋へ電話をし 物件を見て 契約をしちまった


で コンサートの帰りに 貸し出し楽器を搬入してみる
ウララにも手伝ってもらって アジトの2台の楽器も
仲良く 引越しさせてみる


まだまだ 入る! いい! ラッキー!


で その帰りの車の中で 新しいアジトの名前を考えていた
「川口工房かな・・・ アジト蕨かな・・・ ウーム ムフフ」
漱石よりも 名前をつけるのが好きな杣は ひそかに盛り上がっていた


すると 後部座席に座っていたウララが アリエネーことを のたまわった!
『ウララが見つけた物件なんだから ウララ工房だよ!』
「なんでそーなるんだ! 契約したのも 金払ってんのも オレなんだぞ!」


もちろん 感謝しているし お手柄である!
しかし 名前は譲れない! (実際には ○っちゃん工房 と命名していた)
『やっと ウララも工房が持てた! 嬉しいなー』 一人で悦に入り始めた・・・


やばい この勘違い女の妄想は 早いうちに断ち切るに限る
それで 杣は 譲歩し 折衷案を申し出た
「近くに 猫橋ってのがあるから アジト猫橋はどうかな?」


『あー いいねー うん いいねー いいよ!』 感心しきりである
こうした 猫を溺愛するヤツは ハッキリ言ってチョロイ!
B型の 独りっ子よりも チョロイ! イッヒッヒ!


Img_7421_2


かくして 新しい工房 というか 倉庫 というか アジトは 
「猫橋」という名前になった


しかし なんだなー 
「猫」という漢字 今まで ずっと勘違いしてきたことが 発覚した・・・
田の上は 草冠だったんだ・・・ やべ!


| | Comments (6)

08. 01. 29

時の媚薬

Img_7401


哀しいことも 辛いことも
腹立たしいことも 悔しいことも
いつか 忘れていく


今は 忘れられなくても
いつか きっと
忘れてしまう


時間は どこにでもある 無料の
最大の 忘却薬
いや 希薄薬 というか 幸せの特効薬


でも 今は 
早く バスが来ないかなー
寒いなー

| | Comments (4)

08. 01. 28

アジト猫橋 壱

そんなワケで 工房では 新しい楽器の設計が 始まった
というか 設計が アジトの工房で 出来るということは
数年ぶりの 快挙ともいえる


なんせ アジトは狭い
チェンバロ型クラヴィコード フォルテピアノが出るチェンバロ(製作途中)
そして 貸し出しの 2段鍵盤チェンバロ コリアン君・・・


この3台が 居座っていると アジトは 奥まで歩いていけない・・・


Img_0929


なもんで ついに 大枚はたいて 新しいアジト「猫橋」を確保した!
3台の楽器は 仲良く アジト猫橋へ移動
あと2台くらいは 置くことが出来そうで ちょっとニマニマ!


Img_7415


しかし 全ての楽器が 自宅と違う場所にあると
火事とか 地震とかで アジト猫橋が崩壊しようものなら
全ての楽器を 失うことになる・・・ ちょっとだけ 不安もある


きっと 子供が 一人暮らしを始める時の 親の気分って
こういうものなのかも知れない・・・

| | Comments (4)

08. 01. 27

ミッションC 天使の音色

新大久保 日本福音ルーテル東京教会


Img_7396


      リコーダー 宇治川朝政
       チェンバロ 福間彩


127


教会の中の ステンドグラスから降り注ぐ光や
やわらかく広がる 音楽は
まさに キリスト教に ふさわしいと思った


聖書の中では 神を 偶像化することは 許されていない
確かに存在している神 
でも 偶像にできない 抽象的な存在


光とか 音とか まさに そうした教理に則していると思った


目の前の 即物的なモノに 翻弄される 日々の営みの中にあって
こうした空間は 異教徒には ある意味シュールなのだけれど
信仰のための信仰ではなく 神への信頼が 結果として 信仰になるんだなー


| | Comments (0)

08. 01. 26

ミッションC うたの会

新大久保 スタジオ ヴィルトオージ


木島千夏 門下生による 「うたの会」


Img_7350


チェンバロ (谷田芙美子 いとうけい 道田五月)
ギター (豊崎浩二)  ゴシックハープ (斉藤ひとみ) 
ピアノ (吉田弘子 高市方子) といった伴奏の上で 様々な歌が紡がれる


126


たぶん 指導している 木島の人柄のせいだろう
門下生達の歌は 緊張しながらも
とても 気分よく 音楽を 楽しんでいる


「歌う」という動詞は シングなんだけれど
演奏する プレイという意味を 髣髴とさせる それぞれの歌
なんとなく play singing という気で満たされた マチネだった


Img_7387


| | Comments (0)

08. 01. 25

非常用メガホン

天才は 忘れた頃に やってくる
かような勘違いをした 小学生も多かったことでしょうが
天災は いつ なんどき やってくるか 分かりません!


そこで 眉唾商事の 最新防災グッズを御紹介!


Img_7103


このメガホンには 拡声機能だけに留まらず
災害時に 対応した 数々の機能が満載されています


口元には 超小型無線機と ラジヲが装備されており
これを携帯することによって 外部との連絡は
いつ いかなる場所でも可能という 優れもの!


電源は 振動発電機が搭載されているので
「たすけてくれー」と がなれば がなるほど
パワーが蓄積されていく 最新式!


なおかつ 本体は
サトウキビと トウモロコシを 練蒸乾製法し 整形したもの
いざという時には 食料として 8970kカロリーに相当しています!


更に 雨天であれば メガホンを 天に向けるだけで
貴重な水分が 直径25センチに渡って 独占でき
春先であれば 黄砂や花粉が混ざった 珍味な天水を 試飲することも可能!


また 排便時には このメガホンを 臀部にすえるだけで
周囲の視線を遮断し 心置きなく スッキリすること請け合い!
体にも 心にも 優しいコーラックとなること間違いなし!


さあ この機会に 一家に一台!
素敵な 災害用メガホンの御購入を オススメします!
今なら もれなく アネハの直筆サインも お入れします!

| | Comments (0)

08. 01. 24

改行の罠に起因する泥酔の弁明

文章において 改行というのは 
視覚的にも 内容にも
重要な意味を持ってくる


Img_7000


このネライは どこにあるか 立ち止まって熟考した


7.3秒後 ようやく理解でき ニヤリとホクソ笑んだ


これは 改行能力の無いスタッフによる ミスではない
それを装った 狡猾なスタッフによる
恣意的で 作為的な 戦略である


これは ヘンだぞ! と 客は ハタと足を止めてしまう
そして 無意識に 100mlあたりの価格まで 読んでしまい
うーん 安いかも などと錯覚し 購入してしまう愚者もいる


それどころか こうした ミスに見せかけることによって
ネタが枯渇した 愚かなブロガーによって
ネットに登場させ タダで宣伝してもらおうという謀略である


そして 愚かな愚者は 2
5%のアルコールに ヘベレ
ケ に なってい

| | Comments (3)

08. 01. 23

幸福 幸福 幸福 という暗示

人名もそうだが 地名は
ハッキリ言って どんなに賢い学校を卒業しても
完全に読めるモノではない


「字」という字を 「アザ」と読むなんて
調律屋になって 初めて知って ぶったまげたものだ
なもんで 「アザース!」と言われると 頭では「字ーす!」と変換されている


・・・・・・・・・・・・・・・


かつて 浜松にいた頃
とんでもない看護婦が乗った車に 衝突されたコトがある
もちろん この場合 器量と 「とんでも」の有無には 深い関係がある


で とんでもない看護婦は 事故を起こしておきながら
家まで 免許を取りに トンずらしやがって
仕方なく 現場近くの公衆電話から 杣が 警察に連絡をした


「それでは 現場の住所を 教えていただけますか?」
『ハイ えーと 浜松市 コウマチ ○丁目という信号の近くです』
「コウマチですか? 」


『あ コウマチでなくて シアワセマチ と読むのかな・・・?』
「あー それは きっとサイワイチョウでしょう!」
『ああ そうです そうです サイワイチョウと 読めなくもありませんが』


幸町のせいで とんだ 赤ハジをかかされた!
なもんで 今でも 各地の 幸町を見ると クソっと 独りごちてしまう・・・
しかし これは パっと見たら 絶対 熟語で読んでしまうだろう! イッヒッヒ!


Img_6995


どうだ 参ったか! 

| | Comments (4)

08. 01. 22

ニラめっこ

本来の由来が 経年変化によって
著しく 変貌を遂げるものが 少なくない
それは ガキの遊びであっても 同様である


例えば ジャンケン・ポン


これは 邪険翻が その起源であり
絶対的な勝利も 敗北もなく 平等な勝負という
唐の格言に起源があるというが いまや ジャンケン・ポンである


例えば にらめっこ


♪にらめっこしましょ 笑うと負けよ アップップ♪
本来は にらんだ顔すら笑い飛ばして 福を呼ぼうという
漢の 高僧の遊戯だったが いまや 睨み合う にらめっこは存在しない


負けないコトよりも 勝つために
睨むのではなく とてつもなく ヘンテコな顔をさらして
相手を笑わせることに専念している


実際 顔を近づけて 本気でにらみ合うなんてのは
ガンの飛ばしあい タイマン上等な ヤンキーくらいなもので
そうした 一触即発のニラメッコは 当事者より 傍観者の方が笑ってしまう


Img_6999


ちなみに 上述した ジャンケンと ニラメッコの起源は
この写真を いかに記事に仕立て上げるか 熟考の末
創作し 捏造した 全くのデタラメであるので あしからず

| | Comments (3)

誰かが どこかで 覗いてる!

こんただ アクセスさ あったらみたいだべ・・・


なんじゃ  こりゃ!


ナルタケ 翻訳シズライ 日本語サ使ワント アカンらしい
カノ地で 仕事デキナくなって しまわんとも限らん


ヤハリ ネットハ オソロシイ・・・


タレパンダ を 韓国語に自動翻訳すると 
ソースパンダ に なるらしい・・・

| | Comments (3)

08. 01. 21

心の白湯

ジムでは 頑固な脂肪の強制撤去を妄信し 横着をする
お腹ブルブルマシーンで 体中 4ヘルツに振動しながら
とある 情報雑誌を ボンヤリと眺める


その中に CD紹介のコーナーがあり
クラシックのCDも 扱っていた


解説者は 「僕は クラシックは詳しくないが・・・」という 弁解で初め
「やはりクラシックは 癒される (中略) 休日の朝に 聞いてみたい」
というような内容で 締めくくっていた


バッハのヴァイオリンコンチェルトで 癒される人もいるんだ・・・
というか こいつ 本当は このCDを聞いてないんじゃないか? と
いささか 訝しくなってくる ・・・が まあ それは 人それぞれだから・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


音楽で 癒されるということは まあ あるのだろう
しかし 癒しを目的とした演奏というのは どれだけ あるのだろうか
音楽の現場にいると 奏者達は もっと高い次元で 全力を出しているように思える


それは 例えるなら スポーツで 観衆を 「感動させるため」にプレーするようなもので
実際には 自己や相手と 本気で戦っているから 
結果として 感動するものであって 初めに感動ありき ではないように思える


「先入観」という 暗示のスイッチを 人は持っている


これは 松坂牛だから やっぱり美味い とか
これは ストラディバリだから やっぱり音がいい だとか
この調律は 杣がやっているから やっぱりヘボい とか・・・ (これは事実か?)


自己の感性ではなく 外部の情報で築かれた こうした先入観は
アホくさいし 恐ろしい


で 癒しの話だった・・・


人間には 肉体にも 精神にも 治癒力を持っている
それぞれの治癒力に 効果的に作用するとき
人は 癒され 回復していくのだろう 


先入観という 安易な処方箋で 誤魔化すのでなく
自己の 等身大の感性に 作用するものに出会えるなら
それは 八百万の薬より 自分にとって 秘薬になりえると思う


ちなみに
杣は 癒されようと思って 音楽を聞くことはない


それどころか ある程度 元気でないと 音楽は聞けない
演奏の中のエネルギーに 圧倒されてしまうのである
下痢してる腹に 唐辛子とニンニクを 食わされるようなものだ


むしろ 何気ないモノに ふと笑ってしまう時
結果として 癒されており 
自分に元気がなかったことを 初めて悟ったりする


で ふと笑ってしまった・・・

 
Img_7148


| | Comments (3)

08. 01. 20

北風と太陽

Img_6004


冬は寒い


人間は 着膨れして パンパン
ノラネコも 毛が モサモサ


でも 落葉樹は 真夏に着ていた 沢山の葉服を脱ぎ捨て
骸骨のような幹と 毛細血管のような枝だけになる


この季節 一番好きな景色は 樹木のヌード
 

| | Comments (2)

08. 01. 19

ミッションC 大安吉日 幸運奇遇

飯田橋 東京大神宮 明日香の間


Img_7285

       チェンバロ 平山亜古


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


披露宴でのコンサートのため 
残念ながら 演奏は 聞くことができなかった・・・
しかし ラッキーとサプライズな ミッションであった!


   まずは 神宮の駐車場の確保


わずか7台くらいのスペースしかないのに 予約ができず
空いてなければ 近所のコインパーキングから
台車で ゴロゴロ チェンバロを運ばなければいけなかった


なもんで サッカー終了後 うららを拾い 高速をかっ飛ばし
予定の1時間以上前に到着
虎視眈々と 車が空くのを待ち すかさず 滑り込む! ラッキー!


   次に 階段3階上げ


事前に送られてきた エレベーターのサイズでは
楽器は入らず たぶん 階段上げを覚悟し うららにも しかと申し付けていた
が 入った 入った! あっはっは! 今年もツイてるぜ!


   世間は狭いというか ありえねー遭遇


早目に到着したもんだから 昼飯を食べに行こうと あいなった
で キョロキョロ 店を探していたら・・・ 知ってるオジサンがいた!
たしか・・・ スポーツジムで 卓球とか水泳に燃えているオジサンである!


「あ! どうも! もしかして リーヴの方ですよね?」
『あ こりゃどうも! こんなトコでお会いするとは 奇遇ですなー』
「そこの東京大神宮で 仕事なんですよ」
『ほー 私もこれから 神宮へ結婚式に行くとこなんですわ・・・』


「そうですか!偶然ですね! 自分も披露宴で使う楽器を持ってきてまして」
『私は ○○家の結婚式でして・・・』
「もしかして 4時からの 明日香の間ですか・・・?」
『いかにも!』


てなワケで このブログは飯田橋の モスガーバーで書いている
今頃 ジムのオジサンは チェンバロの演奏を聴いてることだろう・・・
新婦の関係者だとしたら 今日のチェンバリストの 親戚かも知れない・・・


次回 ジムで会ったら どんな挨拶するんだ?


| | Comments (0)

08. 01. 18

ミッションC 木の響き 木の器

新大久保 日本福音ルーテル東京教会


Img_7238


        トラヴェルソ 新井道代
   ヴィオラ・ダ・ガンバ 坪田一子
         チェンバロ 福間彩


Img_7247


今や 立派なオルガンも設置され
コンサートでは 頻繁に活用されている このルーテル教会


実は 一番最初に ここでコンサートをしたのは 
チェンバロの福間と その仲間達であった
その時 調律をしながら いい響きだなと感動した記憶がある


あれから 10年くらいが過ぎただろうか


福間は オランダ そして フランスへ留学し 
国内の チェンバロ・コンクールで優勝し
いよいよ その活動の拠点を 東京に戻した


彼女と その仲間達の 今後の活躍も 大いに楽しみだ!

 


| | Comments (2)

ミッションC 祈りと音楽のひと時

新大久保 日本福音ルーテル東京教会 


Img_7117


      リコーダー 宇治川朝政
       チェンバロ 福間彩


Img_7143_2


演奏と 牧師の語り
求める者 求められる者
教会って こういう場所なんだ 本当は

| | Comments (0)

08. 01. 17

ミッションC 断弦初め

アミューたちかわ 小ホール


Img_7088


   チェンバロ・ヴァージナル 大塚直哉
       ソプラノ 鈴木美登里
    ヴァイオリン 荒木優子 景山裕子

         お話 磯山雅


Img_7142


磯山の ユーモアと含蓄溢れるトークが
クラシック音楽の魅力を 深層へと導く!
しかし・・・ 演奏中に弦が切れてしまった・・・トホホ初め
 

| | Comments (3)

08. 01. 16

ミッションC 新しい風

入間市文化創造アトリエ “アミーゴ” ホール


Img_7030


        トラヴェルソ 新井道代
   ヴィオラ・ダ・ガンバ 坪田一子
         チェンバロ 福間彩


Img_7144


オランダへ留学中の 新井道代が 一時帰国して
地元 入間での 凱旋リサイタル!
繊細でありながら ボリュームたっぷりのトラヴェルソに 驚愕!

| | Comments (0)

08. 01. 15

一汁一菜

禅僧の 食生活は なんだか いいらしい
なんてったて 禅問答が 出来るかもしれないからだ!
だが 座禅は 遠慮しておこう・・・


なもんで 今日から 一汁一菜にしようと思う


Shiru1


汁 と書いてあるのだから 汁なのだろうが
禅僧は こんなケッタイなものも 飲んでいるのだろうか
耳なし芳一が 呆れそうな汁だ


Shiru2


おやじ汁・・・ 加齢臭が きつそうだよな・・・
このシリーズで 我慢汁とか 発売されたら どうしよう・・・
(あ 今年は ブログの品を向上させようとしてたのに・・・)


ま 汁は これくらいで十分だろう


あとは 菜だな


Daikon


でか過ぎる大根だ! 
時々 そっくりなヤツが
たくさん ジムで エアロを 踊っていたような・・・ 


やっぱり 禅僧の食生活は やめとこ!

| | Comments (0)

08. 01. 14

殺生初め

今年こそは ガンジーのように 

生きようと思っていたのに

新年早々 殺生をしてしまった


Img_6987


しかし この蚊は メスだったのだろうか・・・

オスなら 血を吸うこともないだろうから

何も 殺すことなかったよな・・・


拡大して イチモツを探したが 不明

とりあえず 合掌しておこう

| | Comments (0)

08. 01. 13

千の記事になって

Photo_5


    私のブログの前で 怒らないでください
    ここに私はいません さぼってなんかいません
    千の記事に 千の記事になって
    まだ大きなホラを 吹きわたっています


なんと 投稿した記事が 1000になった・・・
これだけ 長く続くとは 思ってもいなかった
それにしても 自分は 閑な男である


HNを 某閑人にしといて よかったと
初めて思った

| | Comments (6)

08. 01. 12

山田陽子 じゃなかった 洋行の残した負の遺産

山田ヒロユキ って 肩身の狭い思いしてんだろうな・・・


Img_6945


こいつも 肩身の狭い思いしてんだろうな・・・

| | Comments (2)

08. 01. 11

カンナ ③

調律カバンの中には 小さなカンナが入っている
ピアノでは 出番は少ないが 古楽器では しばしば活躍してくれる
小さいながら とても頼もしいヤツ


Photo_3


先月 韓国に行って 楽器のトラブルに遭遇した


韓国では メンテというより 修理のレベルの作業が多い
限られた時間の中で とにかく 弾ける状態にしなければいけない・・・
こういう場面で 楽器製作の経験は とても役に立ってくれる


いつも 韓国出張に行く前の 最後の準備は
カンナや 刃物を 研ぐことだった
刃を研ぐことで なんとなく 気合を入れていた


でも 今回の出張では それを 怠った
忙しかった だけではない 自分の怠慢と 油断があった
いつの間にか 韓国での仕事を なめていた自分がいたように思う


Photo_4


弦の張力によって 楽器が変形し レジスターが動かなくなるトラブル
乾燥が 日本の比ではない韓国では かなりの確率で起っている
4日目の仕事で そのトラブルに遭遇した


楽勝なハズだった 


しかし 工具カバンの中に カンナが入っていなかった
どこかのお宅に忘れてきたか 工房に置いてきたか
いずれにしろ 刃を研いでいれば 気付けた 防げる失態だった


それでも 最初は ヤスリやらで挑戦したが・・・ 完治するワケがない
それで 演奏者にカンナを売ってる店を知っているか 尋ねてみた
すると 演奏者のお母さんが 車で連れて行ってくれると 言ってくれた


行った先は いわゆる金物屋だった 無かった
お母さんは それから 数件 金物屋を回ってくれ
店主から教わり ようやく 木工工具屋に辿りついた


工具屋で カンナを手に取り 刃を確認した
どうやら そのまま 研がずに使えるモノがあった ・・・救われた
そして それは 日本製のカンナだった


韓国で買ったカンナは 初心に戻れと叱咤してくれた


| | Comments (2)

08. 01. 10

カンナ ②

6畳の居間と 4畳半の寝室
それが 杣のアジトだった
その居間を 工房にして 最初の楽器製作を 開始していた


いきなり チェンバロを作り始めたワケではなかった
最初は 1オクターブのモノコード そして 2オクターブのモノコード
そこで 鍵盤を作る経験をして そうだ チェンバロを作ろうと思った


楽器本体だけでなく 工具やら 作業台もあるので
6畳間で 180センチの楽器を作るのは かなり無謀だった
ストーブで 板を上手く曲げられた時 とても嬉しかった


Photo_2


やがて 大家さんの倉庫だった 1階の半分ほどのスペースも借りて
少しずつ 大きな楽器に 挑戦していった
そして 様々な工具と共に カンナの種類も 増えていった


メンテする楽器を 理解するためには まず その楽器を作ってみること
学生時代から 漠然と そんな信仰を抱いていて
ピアノ製作の修行に行き チェンバロにも挑戦し始めた


プロになるなら 誰かに師事して 教わった方が近道だと思う
でも メンテのために製作するなら 設計から 全て自分で考えてみたい
おかげで 数々の悲惨な楽器を 誕生させてしまった


工房にある数々のカンナは 楽しい後悔をくれた

| | Comments (4)

08. 01. 09

カンナ ①

手作りピアノ というだけあって 
大正生まれの 熟練した職人達が ひとつひとつ
昔ながらの道具を使って 黙々と作業をしていた


大橋ピアノ研究所は そんなトコだった


専門学校を出て いきなり ピアノ製作の現場に来たものの
ナニが出来るワケでもない杣は
それでも 情熱だけで なんとかなると 思っていた


あまかった


特に木工がひどかった
与えられた 古いカンナで 張弦によって変形したボディを修正する作業
ピン板は メープルの木口 支柱は スプルース まるで硬さが違う


ハリキっていた春は あっという間に過ぎて
かなりヘコんだ夏がきた
ふがいなくて 情けなくて 弱気になっていた


Photo


夏休みになって 思い切って 自分のカンナを買った
当時の杣の給料からすると とても高かったが 
苦手だった木工を克服するには 自分の道具が必要だと思った


新しいカンナは 刃も研ぎやすくて 作業が楽しくなった


その頃から 職人達との距離が 縮まってきた
秋になって ある職人が 話してくれた
「夏までに やめちまうと思ったが よく こらえたな」


初めて買ったカンナから 元気をもらった

| | Comments (0)

08. 01. 08

昭和と平成 そして・・・

あれは 約20前の 今日
杣は 学生最後の冬休みを 堪能していた
横浜の街を 二人で フラフラと歩いていた


レストランに入って 杣は すぐに自分の料理を決める
「杣君って いつも ドリアなのね」
『あゝ 猫舌だからな』


ウェイトレスが オーダーを取りに来る
メニューをさげる その胸には 小さくて黒い 喪章があった
あぁ そうか 天皇が崩御したんだっけ・・・


半年ほど前から 昭和天皇の体調が おもわしくなく
自粛という名の ひっそりとした日々が 流れていた頃だった
前日 昭和は終わり 今日から ヘイセイという年号がスタートした


・・・・・・・・・・・・・・・・・


平成20年 
そう言われても なんだかピンと来ない
なじんでくるのは 春が過ぎる頃だろうか


「20年」というと やはり 昭和20年の方が インパクトがある
東京が大空襲で崩壊し 広島と長崎に原爆が落とされ 沖縄で激戦があった年
そして 終戦 


当時の 時間のスパンを ふと 平成のメモリに照らしてみる


・・・・・・・・・・・・・・・・


日本が 日中戦争に入ったのは 昭和12年
平成に置き換えると それは ちょうど西暦2000年に相当する
杣が 東海道を フラフラ歩いている頃 長い戦争の時代に入ったことになる


あの アメリカの同時多発テロが 2001年だから
アメリカにとっては テロとの戦争という 「聖戦」が始まった頃と同じ
それよりも長い時間 日本は 戦争に明け暮れていたことになる


そして 真珠湾を攻撃して 太平洋戦争に突入したのが 昭和16年
平成に置き換えるなら 西暦2004年
杣は 3度目の 韓国コンサートツアーに出陣した頃 日本は米英を敵に回した


平成の杣は こと この8年の 杣はというと
幾つかのベクトルを それなりに 充実させてこれた月日であり
それも この国が これだけ 平和で豊かなおかげである


昭和の同じ数字の年代の頃 日本の人々は
それぞれの地域で それぞれの立場で どの様に生きていたのだろうか


今や かつての敵である 鬼畜米英は 日本の依存国となっており
当時の殖民地であった 韓国や中国とは ギクシャクしており
そうした現状を 当時を生き抜いた人々は どの様に感じているのだろうか


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


杣の社会人スタートは 平成元年だった
なので 平成がカウントしていく年数は そのまま 
杣の 社会人としての年数に相当する


今年は 節目の年


平和である こうした日々を 貪欲に生きていこうと思う
もしも 漫然と 流されてしまうなら 
この平和の礎になった 多くの犠牲に対して 裏切ることになる気がする


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


それは 19年前の 今日
杣は 学生最後の冬休みを 堪能していた
あの時の自分に 今の自分の姿など 微塵も想像できなかった


そして 20年後 
恐らく 年号は新しくなっていることだろう
今の自分に そんな先の自分は 相変わらず想像できない


でも 想像できないくらいな 自分になれるように
せめて今年だけでも 頑張ってみたい 


| | Comments (5)

08. 01. 07

ささやかなカムフラージュ

日本広しと言えども
最も 恐れられている交番は
実は 前橋にあった


この交番での 取調べは 容赦なく
難詰 恫喝 脅迫 拷問のあげく
カツ丼すら 出てくることもない という


なもんで その正体を 悟られないため
交番名に 漢字を使用することを 中止したという
とっ捕まるなら 是非 地元の交番をオススメする!


Img_5501


| | Comments (0)

08. 01. 06

負けるな 一茶 ここにあり

さて あまりに 運のイイ 食生活の話ばかり続けていると
仕事先で 砒素入りのコーヒーで もてなされる危険も出てくるので
選択の余地のなかった 食事の話で このシリーズを しめくくろう


Photo


18日 前日の飲み会で 酩酊状態になった杣は 
二日酔いどころか まだ 泥酔状態で 羽田に行き 昼の12時の便に乗った
で 早速 機内食で ランチとなる (二日酔いのランチに 何故か ハイネケン)


Photo_2


23日 朝6時にホテルを出発し タクシーでかっ飛ばし キンポ空港へ向かう
早朝の空港は 土産店も開店しておらず 寝ぼけながら 8時過ぎの便に乗った
で 早速 機内食で 朝食となる (朝食にも 何故か ハイネケン)


韓国へは 成田-仁川 よりも 羽田-キンポ の方が 俄然 ラクチンである!
空港までの距離も 近いということもあるが 出入国の審査が 5倍くらい早いのだ!
国際線が少ない空港というのは 免税店も少ないが 時間のロスも少ない!


Photo_3


18日 空港から ホテルへ直行し チェックイン 
そして そのまま 翌日 コンサートで使用する楽器のメンテになる
「トラブルは無いから ケンチャナヨ」と聞いていたのだが さにあらず


で セコセコと 必死こいて作業をしていると 演奏者が 差し入れをしてくれた
これは 日本では餃子だが 韓国では 「マンドゥ」と呼ばれている
これを10個くらい 一杯のお茶と 沢庵だけで食い 強制満腹になる・・・


ふと 脳裏に 「生ゴミ入り餃子」がよぎってしまったことを ここに告白しておこう


Photo_4


19日 コンサートの本番調律を終え 楽屋に報告しに行くと
演奏者が 「これを食べて下さい」と キンパプ(のり巻)を 3パックもくれた
『あと何人食べるのですか?』 「あなた一人の分ですから 全部 食べて下さい」


いくら 食事を残さない哲学を持った杣でも のり巻 3パックは不可能である
「オレは ギャル曽根じゃないんだけどな・・・」と 笑顔で愚痴る (もちろん日本語で)
仕方なく 1パックだけ 一杯のお茶と 沢庵だけで食い 強制満腹になる・・・


Photo_5


20日 メンテのため ミンジャの家に赴く 1年数ヶ月ぶりの再会である
「朝食は食べましたか?」 『ええ オニギリを食べました!』
すると彼女は 突然 大笑いをして 「コジンマル!(嘘!)」 


は? 何故? 本当に コンビニで前夜に買った 
賞味期限切れのオニギリを ふたつも食ってきたのに! 何故 信じない?
かくして 彼女は 焼きたての コグマ(さつまいも)を 持ってきてくれた・・・


しかし ネコ舌の杣には コーヒーと 焼き芋と どちらも 熱すぎる・・・
それでも 日本男児の意地を見せ 完食して メンテを開始した・・・
この時 口内の皮が数箇所 やけどでタダれたことを ここに告白しておこう


Photo_6


観光で韓国に来る時は 市場や 小さな食堂に入り ゆっくりと朝食をとるのだが
仕事の時には なんせ スケジュールが決まっているので
ホテルの部屋で 前夜に購入したオニギリなんぞを モシャモシャと喰らふ


あ この写真見て 初めて知ったのだが 韓国では オニギリのことを
「三角キンパプ」というらしい・・・
ということは 「オニギリ モゴッソヨ」という発言は どんな意味にとられたのか・・・


ま そんなワケで ティファニーのレストランで 朝食を食べてはいないが
厳密に言えば 部屋では 食っていたことになるワケだ
隣のベッドでは 見ず知らずの ミズコが 軽いイビキを立てていた・・・(フィクション)


Photo_7


で 最後は やはり 杣といえば 鋼鉄の肝臓である
ハルシオンと ジンロを 浴びるほど飲む 杣である


おおぐまのブログでも 韓国の新しいビールの情報が載っていたので
杣も コンビニで あれこれ 試してみた!


まるで リトマス試験紙のような 赤ビールと 青ビール
しこたま飲んで 翌朝 便器に放たれた オショースイは
見事に ムラサキ色だったことを ここに告白して 筆を置こう! 

| | Comments (5)

08. 01. 05

青魚・貝類・・・

杣の好きな海産物は タイトルの通りである


マグロや 魚卵 更には エビ・カニ類より
イワシ サバ などの光モノを こよなく愛し
牡蠣やら ホタテなど 貝類のほうが はるかに美味い!


というわけで 先日の韓国での食事を ここで紹介しようと思う


Photo_5


写真は 三日目の昼食 ミンジャ&ピョンフン夫妻に 御馳走になったものである!


一人旅の食事の 唯一の欠点は 様々な種類を 頼めないことである
なもんで 接待された時などは 複数の料理を 楽しむことができ
なおかつ 「遠慮を知らない子供達」なので 腹イッパイ食ってきた!


ここの タコ炒め(ナッチポックン)は 絶品だった!
 
 炒めているのに 生やボイルしたものより やわらかいのである!
 あまりに感動して 帰り際に 「どうやって作ったのか 教えてくれ!」と聞いたが
 店のオバチャンは ニヤニヤして 『ピミル』と 秘密にしたままだった・・・ケチッ!


辛くない鍋は 明太という魚を使用しているという

 すかさず 自動翻訳機を取り出して 「タラじゃないのか?」と いぶかしむが
 『いや タラではなく ミョンテだ!』 と 言い張る
 タンパクな白身なのだが ダシと塩のハーモニーが絶妙だった!


牡蠣のチヂミというのも 後から出てきた (写真には無い)

 牡蠣は 生でも美味いが チヂミでも かなり美味い!
 作り方を聞いたが いわゆるパジョン(チヂミ)と 基本的に一緒なもんで
 加熱用の牡蠣しか手に入らない時には これを作ってみようと 鼻息を荒くした!


Photo_6


写真は 四日目の夕食 ソ・サンジョン会長に 御馳走になったものである!


彼は 「長魚(チャンオ)を食いに行こう!」と言い それは ウナギのことだった

 ウナギは 味をつけずに 蒲焼のようにじっくりと ふっくらと焼く
 そして やはり焼肉のように 野菜に包んで ニンニクやコチュジャンと一緒にほおばる
 日本のタレ味とは 全く違うが これは これで やたら美味い


後から出てきた鍋は ナマズだった・・・

 実は 杣は淡水魚が あまり得意ではない・・・
 イワヤや鮎のように 小さな魚は大好きであるが 鯉とかナマズは・・・


「韓国のウナギは 淡水と海水が混ざったトコで獲るから美味いんだ!」
『日本だって そうだ! ヤマハのある浜松も ウナギの産地で 美味いんだ!』
「それでも 韓国のウナギの方が美味いんだ!」 


最後には オトナゲないと思った杣が 折れ
『やはり 韓国のウナギの方が はるかに美味い!』 と 締めくくると
会長は 満足した笑顔で 右手を差し出し 握手を求めてきた・・・


ああ オレって 売国奴・・・


・・・・・・・・・・・・・


しこたま焼酎を飲んだ後 会長は御機嫌で
「カラオケに行こう!」と誘ってくれた・・・


しかし ここで 杣の歌が 日本の調律師のレベルと思われては
これからの 両国の関係に ヒビどころか 崩壊を招きかねない・・・
なんてたって ピタゴラスの3度と ミーントーンの5度で 歌う男である


なもんで 千鳥足で 肩を組みながら
「私は 音痴だから だめだ!」と 何度も断るハメになった
冷たい深夜のソウルの空には 「私は音痴だ!」と 響き渡っていた・・・


ちなみに 音痴は 韓国語で 「ウンチ」と発音する
 

| | Comments (0)

08. 01. 04

鴨・鶏・犬・豚・牛・・・

Photo


杣の好きな肉は タイトルの通りである


鴨肉は とにかく美味い!
鴨がネギをしょってやってくる というけれど
確かに 鴨とネギの相性は 天才的なコンビネーションである!


というわけで 先日の韓国での食事を ここで紹介しようと思う


Photo_2


宿泊していた ホテル・ティパニーの 魅力のひとつに
近所に やたら美味い チキン・バーベキュー屋があることだった!
しかし 今回 訪れてみると・・・ 別の店に変わっていて・・・ ショックだった!


なもんで ソウルの氷点下の夜 新しい「イキツケ」を探すべく 徘徊した
そして発見した 居酒屋のような店に (名前は忘れた)
なんと 鴨肉があった! 杣の嗅覚は シェパードをはるかに凌ぐ!


で どうやって食うかというと・・・


燻製になった鴨肉が 一口サイズに切り分けられており
それを 焼肉同様 サンチュやゴマエの葉に包んで
コチュジャンや ニンニクなどと一緒に ほおばるのである!


あー 「鴨」 と書いて 「しあわせ」 と読めてくるから不思議である!
もし 毎晩 鴨のオレンヂソースがけを 食えるのなら
喜んで 嫁に行ってもいいと思うくらい 鴨は魅力がある!


Photo_3


最終日の夜 ヘロヘロになって ホテルへの帰路
もう 部屋に入ったら 外へ出る気力が無いと思ったので
近くのコンビニで 晩飯を買っていこうと 考えていた・・・


すると どうしたコトだろう! ホテルの前に こんな車が営業していた!
それは まるで 杣を待っていたかのような 場所とタイミングである!
ああ つくづく オレはMr.ラッキーである!

Img_6838


おかげで 最後の最後に チキンを食うこともできた!


で チキンを分解して 初めて分かったのだが この丸焼きは凄い!
鶏の内臓部分の空洞に ゴハンやらナツメやらが詰めてあり
サムゲタンの 丸焼きヴァージョンである! 


かくして 「ティパニーで夕食」を 豪華に幸福に ありつくことができた!


Photo_4


さて 運のイイ男のエピソードは 犬にも及ぶ


韓国に来るようになって 最初の数回は 探せど探せど 犬鍋屋に出会わなかった
がしかし 今回は 大統領選挙の投票日 
投票所の近くに 偶然 ポシンタン専門店を 見つけてしまったのである!


愛犬家には まことに悪いが 犬は 豚や牛より はるかに美味い!
きっと ミニチュア・ダックスや チワワは 珍味に違いない!
今度 杣が調律に行って 飼い犬が消えたら・・・ 疑われそうで怖い


・・・・・・・・・・・・・


さる女優は テメーの血液がワインで出来ていると ノタマワったそうだが
杣の場合 筋肉は鶏肉と鴨肉で 出来ている!
そして どうやら 鼻と耳は 犬肉で ・・・ 超人間級なワケだ!ハハハ!

| | Comments (2)

08. 01. 03

真冬の七夕

ねえ 兄ちゃん


タナバタ って知ってる?


二人は 1年に1度しか 会えないんだって 


兄ちゃんと 僕のタナバタは
いつの間にか 大晦日になっちゃったね


僕は いつも ここにいるのに


兄ちゃんが 天の川を作っちゃってるんだよ


早く 次の大晦日にならないかな・・・


Jillow


「イヒヒ 今年は オイラの年だもんねーだ

 ジローのダンナが いないおかげで

 オイラと兄ちゃんの間に 天の川は ないのさ!」


Chu

 

| | Comments (2)

08. 01. 02

冬の匂いに包まれて

冬の匂いに包まれて 新しい年は ゆっくりと流れていく
様々な材木からたちあがる ほのかな木の匂い
そして 暖かい ストーブの匂い


毎年 正月は 楽器を作っていた
この乾燥した時期 楽器のボディを組むには 一番 ふさわしい季節
時々 接着が乾くまで 本を読んだりしながら


工房の前の県道も さすがに正月は 静かで ノンビリしている
好きなCDをかけたり 大声で歌ってみたり 
自分だけの小さな世界は もう わがままな空間になる


それでも そうした冬のスタイルも 年々 変わっていく
昨年 今年と 正月の工房は 楽器の修理に追われている
冬の匂いだけは 相変わらず あの頃のまま


まだ若かった頃 浜松にいた頃
小さなピアノ工場は やはり 木と ストーブの匂いに包まれていた
あの頃から 冬は 同じ匂いがして それが この季節の到来を実感させてくれる


Img_6928


正月 工房では いつも ラジヲから 箱根駅伝が流れていた
ランナーの走る地名から 東海道を歩いた時の 様々な風景が 蘇っていく
あの坂も この坂も きつかった・・・ 全ての選手に そっとエールを贈る


でも 今年の工房は ラジヲでも CDでもなく パソコンがはしゃいでいる
インターネットで 韓国放送を聞きながら
意味の分からない会話と 初めて聞く音楽に包まれて 心だけ韓国に飛んでいく


韓国に行く度に つくづく思うのだが
だいたい 三日目から なんとなく 韓国語の会話が それっぽくなっていく
そして ようやく韓国語に 慣れた頃には 帰国の途についてしまう


韓国に到着して 1日目は 正確に聞き取ろうとして 必死になり パニックになる
2日目には パニックが融点を超え 脳ミソが ヘロヘロに疲弊してしまう
そして 3日目 どーにでもなれ!と 諦め 開き直る頃 なんとなく通じてきて・・・


だから 普段から 韓国語を耳にしようと思っている
今年は エッヂのオカゲで 工房にいても インターネットが繋がり
おかげで CDラジカセは沈黙し パソコンだけが はしゃいでいる


・・・・・・・・・・・・・・・・


この修理が終わったら 新しい楽器製作に入る
作りかけのFは あと調整だけだから 梅雨時期にでも 仕上げよう
春が来る前に 新しい5オクターブのチェンバロのボディを作ってみせる


そして 韓国にも 定期的に メンテツアーに行く計画を立てている
これまでの 受身な訪韓の日程では 希望者の全ての楽器を 往診できない
そのためにも 韓国語のヒアリングを習慣にして 三日目の耳にしとかなきゃ・・・


歴史は夜つくられる という言葉があるけれど
自分の場合は 歴史は冬つくられる ・・・そんな気がする
冬の匂いに包まれて 夏までのエネルギーと 夢を タンマリと充電している

| | Comments (2)

08. 01. 01

元旦が・・・ (回文初め)

時が経つのは まことに早いもので
今年も 残すとこ 僅か 1年だけになってしまいました・・・
残された日々の 皆様の 御健康と 御活躍を 心より お祈り致しております!


昨夜より 登頂しておりました 富士山頂より
新年の 神々しい日の出の写真が 撮れましたもので
謹んで 新年の 御挨拶と共に お贈りさせていただく所存でございます!


えーと 源造が じゃなかった 現像が 
まだ 終わらないようで・・・


(早くしろよ!)


えー 新年早々 ブザマな姿をさらしてますが
まあ 正月ということもあって
写真屋も 混雑しているようで・・・


(早くしろよ!)


あー 小話でも ひとつ


隣の柿は よく 客食うんだってさ
へー かっこいー!
(ん?オトソが回りすぎてないか?)


あ 今 現像が 終わったようですので
新年の 輝かしい日の出を!


Img_6804


ん? 新年早々 パソコンがイカれちまったか?

| | Comments (6)

« 2007년 12월 | Main | 2008년 2월 »