空が高すぎる
透明な物体 ことさら ガラスのようなモノが無かったら
人類の速度と行動範囲は 大いに異なったことだろう
目をつむったまま 全力で走ることは出来ない
前が見えるから 自動車も 列車も
そして 飛行機も すげー速度が出せる
すげー速度が出せるものだから
人類の 行動範囲は 著しく広くなった
そんな文明に抗って 東海道を2週間もかけて 歩き続けたことがある
歩き続ければ 確かに どこまでも行くことができるけど
それには 膨大な「時間」というエネルギーを 浪費することになる
時間というエネルギーの代わりに
人類は 石油を初めとする 様々なエネルギーを駆使し
そして 透明な物体と共に もっと速く もっと遠くへ
空を見上げるのは 好きだ
でも
空から見下ろすのは キライだ
今日も 空は高すぎる
こんな日は 透明を呪いたくなる・・・
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