家に帰るまで本番
地方公演の時にも よくあることなんだけれど
大きな楽器は チェンバロと一緒に
テポドンに 積んで移動するんですわ
テポドンは 100万円くらいの軽自動車なんですが
中に乗っている 楽器の総額は
車なんかより はるかに 高額なもんで・・・
だいたい チェンバロだけで 300万くらいするでしょ
今回は それに スピネット レガール(オルガン)
ヴィオローネ(バロック・コントラバス)
これで 事故に遭ったら・・・
先日の 敦賀でのコンサートの帰りにも
チェンバロ奏者は なんとも正直な方で
「杣さんは死んでもいいから チェンバロだけは守って!」 だとさ
まあ 事故が起こって 楽器と車が大破しても
杣だけは 無傷で ノコノコ這い上がってきそうだもんね
うーん 自分でも そう思うから 怖い
てなもんで
明日の本番が終わって 演奏家の家に
無事に楽器を届けるまでは 緊張の連続なワケであります・・・
「家に帰るまでが遠足」 と よく言われたものですが
楽器を運搬する 調律屋にとっては
「家に帰るまでが本番」 なワケですわ・・・
おっと HPが始まったぞ!
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