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07. 11. 11

ミッションC ヴァレンシアな昼下がり

大船 玉縄和田ホール


チェンバロ&ルネッサンスハープ  西山まりえ

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ルネッサンスから バロックに至る
オール スパニッシュ・プログラム


なじみの無い曲でありながら
しっかり 聴衆の心を惹きつけ
小さなサロンは 遠くスペインへスリップしていた


実は 驚いたのだが
西山は 今まで スカルラッティを封印していたという


しかし 遂に その時がやってきたかのように
リサイタルでは 初めての スカルラッティのソナタ


誤解を恐れずに言うが
それは “いわゆるスカルラッティ”っぽく無く
すっかり 西山の音楽世界だった


ソレルのファンタンゴの 最後の音を 弾き終えた瞬間
その体は フラメンコのように舞った
彼女にとって スペインは 既にDNAに内在しているのかも知れない 

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