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07. 09. 14

孤独な散歩者の夢想

ハイヴィジョンな 2.6インチのテレビCMを見ていて
ハタと 否 ハテと 否 ナニヲー! と憤った!


それは マンナンライフの蒟蒻畑のCMである!


むすんでひらいて のメロディーにのせ
オミナ達が かろやかに歌う その歌詞は・・・

「つまんで 押し出して よく噛んで 食べましょう・・・ また つまんで・・・」


別に 「股を抓まれる」 想像をしたワケではない
それなら 憤りよりも 恐怖を抱くハズである


・・・・・・・・・・・・・・・・・


実は 杣は こう見えても
隠れ ルソーファンである
ルソーといっても アンリでなく ジャン・ジャックのほうである


来年 没後230年になる ルソーだが
かつて 現代のピアノ調律に採用されている 「平均律」を研究している時
彼の 「真の自由は 平等の上に成立する」 とかいう言葉に 閃いた


19世紀の平等を宿した 「平均律」という 調性感を失くした音律によって
ドビュッシー の全音音階やら シェーンベルクの12音音階やら 
新たな自由を 音楽は手に入れることができた・・・


そう 18世紀の 啓蒙思想家達によって 耕された「平等」という価値は
そのまま 音楽の基礎である 音組織にまで採用され
現代への道を 歩んでいるのでは ないだろうか・・・


なーんていう 強引な 論理をつなぎ合わせて
セミナーのテキストを 書き上げたわけだが
その時 初めて知ったことが 多々あった


ルソーは 作曲家でもあり
フランス・バロックを代表する かのラモーなどとも喧嘩をし
オペラまでも 書き上げた音楽家だったのだ!


別に だから ラモーや クープランが嫌いなワケではない・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


その ルソーが作曲した曲に
いわゆる ひとつの 「むすんでひらいて」がある


この曲 日本では 何度か 詞が変わっている
現代の 戦後版 「むすんでひらいて」の 作詞家は 不明だそうだ


しかし 「社会契約論」から始まって 「エミール」まで 没頭した
隠れルソーファンにとっては
この 「むすんでひらいて」という詞だけでも 不愉快極まりないのである!


それが 今や
「つまんで 押し出して・・・」なもんだから 憤るのも当然である!


ちなみに ルソーは 新しい記譜法や
新しい 音律も 開発している!
そんなルソー様の音楽を 「つまんで 押し出して・・・」だと!



付け加えておくが
杣が ダイエット中 蒟蒻畑で 食生活を営んでみたが
ぜんぜん 体重が減らなかった過去の怨恨は この件には 関係ない

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Comments

きっと、体重が減らなかったことでの逆恨みだ・・・ぷぷぷ。

Posted by: ichigokko | 07. 09. 15 at 오전 2:04

To ichigokko
ばれた? 
ビリー隊長も コンニャク畑は痩せないって
言ってたよ! (うそうそ)

Posted by: 某閑人 | 07. 09. 15 at 오후 2:35

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