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07. 08. 30

上下左右 そして 東西南北

左右は 主観によって変位してしまう 最も脆い対称である

 オレの右頬は 相手から見れば 左頬であり
 右の頬を打たれたから 左の頬を出したつもりが 
 相手にとっては 右頬だったから もう一度 左の頬を打たれたり・・・


東西は あってないような方位である

 西へ西へと 行ってみたら 東に辿りついたりして
 平面であれば 便利であるが
 球体だとか 円の曲面にさらされれば 甚だ 心もとない


上下は やはり抽象的なのだが 力によって存在が確立する

 引力がなければ 立てないのだから 上下は存在しないが
 アルゼンチンの下と 日本の上は 同じ方向を向いており
 つまるところ 下の中心は存在するが 上の中心は限りなく放射状である


南北は やっと極点が存在し 最も安定して 安寧な方位である

 サウスのS極と ノウスのN極によって 羅針盤は南北を提示するが
 N極の針が向いている ノウスな北が持っている磁極は 実は S極であり 
 地球というデカい磁石は 北がS極であり 南がN極であったりする


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血液型の話は けっこう 楽しいと感じているようだ
ただし B型の人間を除けば という注釈が必要になるのだが・・・


昨日の飲み会では 全ての血液型の飲兵衛が 集合しており
この連中が 杣を含め 絵に描いたように
一般的な 血液型論が 適合できるから ・・・笑える


ちなみに 杣は 実は何型かは 分かっていないのだが
こういう時には AB型と称して 座談に加わり
それぞれのキャラを 酔っ払ったフリをしながら 観察して 悦に入る


で 思った


A型というのは 「左右」のような性格である
マジメなのだが 主観が変わった瞬間 対応がやや遅れる
比較的 迎合か反発の態度を 表層だけ使い分けている


O型というのは 「東西」のような性格である
ヨカレと信じて 一途になりやすく 平面な人間関係では 頼りになるが
曲面な人間関係になると 脆いのだが 本人は決して気づくことは無い


B型というのは 「上下」のような性格である
ある「力」が存在している場合には 見事な自主性を発揮するのだが 
それを 取り除いてみると ヒザかっくん状態で 単なる我儘に成り下がる


AB型というのは 「南北」のような性格である
ある意味 もっとも重心が しっかりしているのだが
地球の SN極のように 根本的な 大きな勘違いを 平気で内包している


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


鏡の中の世界は 上下は同じだが 左右は 入れ替わる
これが 子供の頃 とても不思議でたまらなかった
全て 逆さまに映るハズなのに 上下は 逆さまにならないのである!


鏡は 逆さまに映るのでなく
そのままの状態が 映っているのだと 理解した時
内包していた 根本的な 大きな勘違いに 愕然とし 
やはり自分は ABかも・・・ と謙虚に認めるということは Aなのかも・・・

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