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07. 06. 30

うだつよ 上がれ!

杣は 未だに ウダツが上がらない
それどころか ウダツがナニモノかも 知らなかった
なもんで ウダツを見に行った


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これが こんなモンが ウダツらしい・・・
こんなモンなら 上がらなくたって まあイイか なーんて思っちゃう
だって 上げたくても 持ち家なんて無いし・・・


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途中までは 「です ます」系なのに
何故に 最後の一文だけが 「である」と 威張っているのだろうか・・・
なるほど ウダツを上げた奴は 突然 威張れるようである ・・・羨ましい


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おお さすがだ! こんなモン 用意してくれているじゃないか!


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しかし これ 下手すると ジャロにチクられるかもよ


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07. 06. 29

幸福な休憩時間

最近になって 発掘された 死海文書には
バロック時代の コンサートにおける
「幸福な休憩時間の過ごし方」 が 記述されていたという


早速 その情報を 我が 眉唾商事が入手したので
世界に先駆けて ここに 公開したいと思う


この記述の著者は トーマス教会の ヨハンとあるので
恐らく かの大バッハであろうと 研究者の間で 意見の一致をみている
さて 皆様も バッハの推奨する 伝統的な休憩時間を 模倣してみるのは いかが?


******************************


前半のプログラムが 終了し 休憩時間に入った
すると 仏長面をさげた 調律師が いそいそとやってくる


しかし 何故にチェンバロの調律師は こうも ケッタイな輩が多いのだろうか


女のように髪を伸ばしていたり 茶髪もいれば 見事な白髪もいる
かと思えば 立派なヒゲをたくわえていたり
中には 作務衣を着て ステージに上がる フトドキモノまでいやがる


私は チェンバロの調律を聞いていると 眠くなるか
腹が立ってくるので 迷わず ロビーに出ることにしている
隣のマダムと会話でもしようものなら 調律師がガンを飛ばしてくるからだ


ロビーに出てみると そこには 本日の演奏者の 数々のCDが 陳列されている
何気なく手にとって見ると 神からの啓示を感じ
このCDが とてつもなく 貴重なものであることを DNAのレベルで認識してしまった


そのせいだろうか
オモムロに財布を取り出し 1枚といわず 2枚3枚と購入してしまった
それは 私の意志ではなく 間違いなく 神の御意思である


するとどうだろう
せっかくCDを購入したのだからと 後半のプログラムへの意欲が増進され
期待と 集中力は バベルの塔より高まり 幸福な一夜を 過ごすことができた


我が人生における こうした敬虔な経験は 
恐らく あの休憩時間の CD購入によるものであることは 疑いようもない
そして この幸福感を胸に 私は いつしか 幸福な昇天を迎えられるのだ


いつか迎える 死の先に このCDは 光明な手形となってくれる
何故なら 私は 自国の冥土への旅立ちを 願ってやまないのだが
このCDには その行き先までも 啓示されているのだ!


冥土 in Japan


嗚呼 神よ
願わくば 一人でも多くの兄弟が この幸福を享受できますように
かくなるゆえに 一人でも多くの姉妹が 幸福な休憩時間を 過ごせますように


アーメン

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07. 06. 28

カブから サブへ

杣は 少年時代から イタズラ好きで
そのオカゲで じゃないか そのセイで
親は 何度も 足しげく 学校に呼び出されていた


親族らは 姉貴を サリーちゃん ん? アッコちゃんか?
とにかく 秘密だか 魔法の少女扱いをし
その弟を イタズラ小僧の「カブ」と称して はばからなかった


今では ゲイ扱いされ フットサルの連中に 
「サブちゃん」などと 呼ばれているのだが (三郎だと思えば 嬉しい)
少年時代は 「カブちゃん」と 呼ばれていたのだ


さて 同じような経験を されてる方も いるかと思うのだが・・・


親戚の おばちゃん やら おじちゃん というものは
頻繁に会わないせいか 記憶を 粗な時間で 繋いでいるせいか
なぜか 少年時代のニックネームを そのまま使用しやがる


なもんで イイ年をした オッサンになっても
会うときには 必ず 最初に こう のたまう
「あら カブちゃん 大きくなったわねー」


あのー カブちゃんて呼び方 そろそろ 卒業させて欲しいんスけど・・・
そのー 前回会った時から 身長は変わってないんスけど・・・
そんな いつまでも でかくなっていったら ゴリアテに なっちまうんスけど・・・


なーんてコトは 小心な杣が 言えるワケないので
清く正しい 少年時代の面影を 壊さぬよう配慮し
『おかげさまで 元気にしております』 などと 余所行きの声を出す


んんん 違う こんなコト書くハズじゃなかったのだ


そんなワケで 三つ子の魂百まで (というか ふたご座なんスけど)
昔とったキネヅカ (墓地で チャンバラごっこして 骨塚しか 掘ってないんスけど)
という言葉通り 今でも 現役の イタズリストなのである


しかし 年をとると ハナクソ程度の モラル心が イタズラソウルを縛りつけ
やりたくても やれないコトが増え ストレスが溜まってきてしまう
そして 年齢と臆病が 比例しやがって 勇気が枯渇してきちまったぜ・・・


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例えば こういう駐車場に どうどうと テポドンを停めてみたい!
例えば 調律を終えて 演奏者の椅子に ガビョウを 置いてきたい!
例えば 調律を終えて 鍵盤の上に オモチャのゴキブリを 置いてきたい!


イッヒッヒ

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07. 06. 27

ミッションL 「信」の栄養

調布 桐朋学園芸術短期大学 2301
[ E139.34.56.28 N35.39.35.10 ]


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本日は 調律講座
3人の女学生を前に 鼻の下ノビノビの講義でした・・・
午前中は 調律理論で 午後は 調律実技


ピアノをやっているだけあって 耳の感度は 抜群でしたね
で 一番 難しかったのは 聞くことでも ピンをまわすことでもなく
なんと 「これが 合っている」 と 自分で判断を下すことでした


なもんで 合っていても 確信が無くって 
再び 探ってしまって 狂わせてしまう・・・
これだけは うまくアドバイスできず・・・ かたじけない・・・


*****************************


確信を持って 判断を下すって
やっぱり 経験というか 時間が必要なんだろうな


信用でも 自信でも 「信」が付くものって
人間の心が育てるものだから
どうしても 成長まで 時間がかかる


なのに 「信」に至る前に 目の前の結果だけを かき集めて
それで構築した 浅薄な結論を 早々に出したがって
「信」から始まる もっと深い場所まで 行けなかったりしちまう・・・


もっと じっくりと がんばんなきゃなー
てなコトを ツラツラと反省しながら
鼻の下 伸ばしてましたわ・・・ ムフフフフ!

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07. 06. 26

明日に賭ける橋

四国ってのは 随分と 本土との橋が 多いんですなー
三つの架け橋を 駆けって走ってきました!
(今の 駄洒落なんスけど・・・)


まずは しまなみ海道 
愛媛から 尾道に入りました!

Shimanami


続いて 瀬戸大橋
岡山から 高松に入りました!

Setooohashi


帰りは 明石海峡大橋
徳島から 神戸に入りました!

Awaji


どの架け橋も 何度か通ったことがあったのですが
しかし なんとなく どこかで 見たことが あるような ないような・・・
てな気分で 駆けって 走ってました (あ 今のも・・・)


しかし 記憶力が ギガどころか 気化してるメモリーの脳みそで
そんな 過去の映像を 思い出すことは 不可能なハズなのです
もしかして デブじゃ? じゃなかった デジャブ?


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原因は 十日ほど前の 韓国ツアーで乗った フェリーでした
下から のんびりと 見上げておったのです
まさか その橋の上を 通過するなんて 思いもしませんでしたわ


過去に 橋は架からないので
明日に 架かる橋に 賭けてみようか


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07. 06. 25

白い雪

サービスエリアに プチタナバタが 拵えてあった
まだ若い笹にとってみれば
これから! という時に 刈り取られ さぞかし無念であったろう


人は さまざまな 願いゴトをする
願いゴトがあるというのは 幸せなコトだ
満ちて 冷めてしまうより ゆっくりと 確実に大切に思うことができる


がしかし・・・


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そうそう これ見て思い出した
杣は 宝くじを 買わない
なぜなら 必ず 当ってしまうからだ


その日暮らしの 江戸っ子にとって
3億なんて 手にしたら 人生が崩壊する!
家賃ギリギリが 幸せの秘訣だ!


なので もうすぐ 邂逅するであろう
オトヒメ と ・・・ 誰だっけ? もう一人・・・ オリヒメ?
あれ? 両方 ヒメか? ユリ族だったっけ?


まあ いいや 
とにかく 二人に願って来たさ


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本当は 腹が減ってたんで
タナバタより タナボタの方が 
即物的な充足に貢献してくれたんだけどね
 

そうそう タンザクに 自分の名前を書こうとして
ふと 気づいたんだけど
ナニガシカンジンの 「某」という字が 書けなかった・・・

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07. 06. 24

ミッションC 最後の晩餐

高松 世界一美味いフレンチレストラン ラ・プロヴァンス
[ E134゜03.4796' N34゜20.1160 ]


本日は ディナーの御紹介
地元 高松の素材を 織田シェフは
どのような料理に 昇華させてくれるのでせうか!


そして 最終日の Genzo & Fellow は
どのような音楽で この空間を充足させてくれるのでせうか!


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     ニンジンのムースと エビのコンソメゼリー
                with
     チェンバロ協奏曲 より 1楽章 by バッハ
       メンバー紹介を兼ねた ディビジョン

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      海の幸のマリネと 季節野菜のサラダ
               with
         カノン by パッヘルベル
    ヴァイオリンソナタ No11 by シュメルツァー

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 燻製風味の穴子のムニエルと 潰した新ジャガイモ添え
               with
      ヴァイオリンソナタ No2 by カステロ
          フォリア by コレッリ

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人魚 鮮魚のポワレ 新ゴボウと 新蓮根のバリグール添え
               with
      ヴァイオリンソナタ by バッハ (24日)
       カプリッチョ by ヴァルター (23日)

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  讃岐牛フィレ肉のステーキ 2種のアスパラガス添え
               with
     2台チェンバロ協奏曲 C-dur by バッハ

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           梅のミルフィーユ
               with
     ブランデンブルグ協奏曲 No5 by バッハ

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        びわの ハーブティーゼリー
              with
         描写ソナタ by ビーバー
        管弦楽組曲No2 by バッハ

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この ラ・プロヴァンス&武久源造のコンサートは
14年目に入り 今回 16回目を迎える


ユニークなのは 毎回テーマを決め
料理と 音楽を そのコースに合わせてコラボることである


なので 料理を出すタイミングと 演奏のタイミングを 配慮してあるのだが
お客さんの 食べる時間の長短によっては タイムラグが発生する
そうした時には 武久が ソロを演奏し 大きな流れの速度を調整している


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お客さんに 心から 楽しんでもらう


そのテーマのためには 舞台上の演奏家だけでなく
料理を提供する 厨房のスタッフと ホールのスタッフも
同じベクトルを持ち それぞれの持ち場で 尽力していた!


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焼き物を調理している時の厨房は 40度くらいの室温になる
その中で シェフと 二人のスタッフ達は 無言でありながらも
華麗なチームプレーを重ね 速やかで 鮮やかに 仕上げてゆく


そのチームワークは 30人分の料理であっても
美味しい温度を 損なうことなく 厨房から旅立っていく
ハッキリ言って 感動する! パパラッチなんぞしてる自分が 恥ずかしくなる・・・


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そうやって 仕上がった料理は ホールのスタッフの手によって
テーブルに 着地する
すると 盛り付けの美しさに お客さんは まず感嘆する


マダムと 二人のホールのスタッフの仕事は 実に多様だ
料理や ドリンクの 配膳から始まり
お客さんの様子を さりげなく配慮して 速やかに対応している


スクランブル体制なのだが 表情は自然体で
身のこなしは エレガントでさえある
フラッシュ無しのカメラでは 納めることのできない多忙ぶりだった


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そして プロヴァンスのコンサートは 終了した


しかし Genzo&Fellow は 
演奏を聴くことが出来なかった レストランのスタッフ達のために
深夜の 小さなコンサートを催した


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そして 10日間に渡るツアーも 終了した


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ここからは 後日談になります
楽器を 無事に搬入して 調律屋の仕事も 終了しました


今回のツアーは いろいろな要素によって 一生 忘れないと思ってます
美術館ではキレちまいましたし 車の中では悔しくて泣きましたし
でも 最後の二日間は たくさん笑って 何より 感動を幾つも もらえました


たくさんの出会いも ありました
南宇和では 右手を骨折している方が チェンバロの搬入を手伝って下さったり
美術館では チェロ台を探すために 館長自ら 奔走して下さいました


どうやら 心が 潜水病にかかってしまったようです
高い圧力の日々から 日常に戻るのが あまりに急激すぎて
心の中で 圧力変化に対応できなかった 気泡が 苦しくさせてます


そんな 12泊13日の 旅でしたとさ


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07. 06. 23

ミッションC レッツら高松

高松 フレンチレストラン プロヴァンス
[ E134゜03.4796' N34゜20.1160 ]


瀬戸内ツアー 最終地 讃岐は高松での
ランチ&ディナー コンサート
今回の題目は 「武久源造 高松と音楽をする」


なもんで メンバーは 二日間とも
リハ ランチコンサート リハ ディナーコンサート と
1日中 12時間以上もの演奏へ 精力を費やしております


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武久源造著 「新しい人は 新しい音楽をする」 と題された本にも
ラ・プロヴァンスでのコンサートに関して 言及されているのですが
彼の言葉を借りれば 「知る限りの最高の料理人」 織田敏郎との コラボレーション!


「高松と音楽をする」 というテーマに基づいて
料理は 高松の素材を用い
音楽は 高松の演奏家とのセッション!


では 本日は ランチコンサートの模様だけですが
その様子を 現場から中継しちまいましょう


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            一口オードブル
               with
      管弦楽組曲No2 より 序曲 by バッハ

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      メンバー紹介を兼ねた ディヴィジョン
 フルーティスト 砂山佳美 & チェンバリスト 石川陽子
         二人は 高松の音楽家

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   穴子と 新ゴボウ 新ジャガイモ のテリーヌ
              with
         カノン by パッヘルベル
       ソナタNo11 by シュメルツァー

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    オクラと 新じゃがいもの 冷たいスープ
             with
        ディヴィジョン by メル

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讃岐コーチン胸肉の網焼き 緑オリーヴとシソ風味のソース
                with
    ブランデンブルグ協奏曲 No5 by バッハ

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        季節の果物と シャーベット
               with
    2台チェンバロ協奏曲 C-dur by バッハ

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07. 06. 22

テポドンのコックピット

杣の愛車 「テポドン」は メルセデス三菱社製
イスラエルの諜報機関 モサドでさえ注目しているという
テポドンの秘密を 今日は特別に公開しちまおう!


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近場への移動や 都内の仕事では 
こんな感じに 別になんてことない 雑然とした車内
ま 普段から チェンバロが2台運べるよう 台が組んである


黒いスベリ止めマットの テーブルのようなものは
通常は テリヤキメガマックや フルフルポテトが乗り
メタボリックな中年へと 優しくイザナうステージである


がしかし 長距離ミッションとなると
007並みの スペシャルカーへ豹変するのだ!


Pc


携帯ホルダーには 特殊携帯電話が取り付けられる!


電話をかけてきた人は もう御存知だろうが
この携帯の 留守伝メッセージは 本部の命令により
仕方なく 本望では無いのだが このように語る


あ 携帯に関しては また後述することにしよう


(この時点で ビールを2本飲み ロレツが やばくなっている・・・)


で メガマック用テーブルには パソコンが鎮座しており
GPS機能により 現在の緯度経度を把握しながら
マッハ 0,00001くらいの速度で 移動が可能なのだ!


すげーだろ! (みなさん ホゲーと 関心するところです)


Gps


左の つぶれた甘食の イカスミ味みたいなヤツを
パソコンにつなぐだけで 誰でも GPSゴッコが可能なのである!
オニゴッコやら イチゴッコ なんてやってる時代では無いのである!


あー だめだ 空きっ腹にビールは イカン
ナニを書こうとしたのか だんだん 尻滅裂になってきた・・・


あ 思い出した


Wm


テポドンには 超高級車であることが バレないように
ステレオはおろか FMラジオもついていない
あるのは わずかにAMラジオのみである・・・


別に 貧乏で ケチったワケじゃ ないんだぜ!
ドアの窓が 手動にも関わらず スゲー速さでキコキコ回して
自動に見せてるのも 本部からの命令なのだから いたしかたない


で 車内の爆音をかき消し なおかつ 音楽を楽しむタメには
かような 電子なハイテク ウォークマンを使用している


入っている曲は・・・
これも 後述するくらい スペシャルな特別さがモッコリコンモリしている!


・・・・・・・


そんなワケで 尾道から 高松へ移動し
犬猿の仲のGが来る前に 2台のチェンバロを同調し
位置決めを終えて ホテルにチェックイン


コインランドリーの 小銭を稼ぐために
欲しくもないビールを 仕方なく購入し
捨てるのもナンなので 飲んでたら こうなった


ゆるせ


P・S
ここんとこ 車内で弁当を食べてばかりいて
その ゴミが 助手席の足元に 山積していた


で 昨日食った ビビンバ弁当に付いていた
ゴマ油が 漏れ出していたらしく
今朝 車に乗った時には 自分がナムルになった気分だった・・・


慌てて サービスエリアのゴミ箱に そっと投棄しちまってきたのだが
いまだに 車内は 韓国のり製造工場状態である・・・
これを オチにしようと 瀬戸大橋を渡っていたのに・・・


ま そんなワケだ

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07. 06. 21

ミッションC 瀬戸内の凪の中で

因島 芸予文化情報センター
[ E133゜09.5632' N34゜18.0165 ]


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連日のコンサートで 疲労も溜まっているのだろうが
奏者達は 本番を迎えれば スイッチオン!
さすがだ!


かつて 教えていた調律学校の 学生達のことが ふと思い出される
「調律師というスタイル」への憧れだけで そのまま卒業していく学生は
早い段階で この仕事から 去っていく


でも 「調律が好きになった」学生達は
その段階で 成績が悪くても 今でも 調律を続けている


今回のツアーのメンバーは 「音楽家」という スタイルでなくって
「音楽」をすること自体が 好きで 楽しんでいるように見える


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さて ここまでツアーを同行してきた ピアニスト・山川節子が
今夜のコンサートで 一足先に 帰京する


武久源造の 音楽活動を 献身的に支え
コンサートでは プサルテリウムを弾いてくれた


一人 少なくなった Genzo & Fellow
明日は 瀬戸大橋を渡り 高松へ向かう
うっかり 三途の河を 渡らないよう 気をつけなければ・・・

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07. 06. 20

ミッションC メッサ・ディ・ヴォーチェ

尾道 なかた美術館
[ E133゜11.0680' N34゜24.2616' ]


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フルートの 砂山佳美が 再び合流!
高松弁が冴えまくる リハを経て
バロックピッチな響きの 美術館 二日目


今夜のプログラムは 小編成からスタートし
休憩前後に 大編成の グレートな曲を演奏し
最後は チェンバロのソロ という 放物線のような流れ


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そして 本日 登場したのが 即席チェロ台!
午前中 おおぐま&るりえ が ホームセンターに行き
材料を購入し 会場で作り上げてしまったのだ!


こいつら 実は 工作員なのでは?
というくらい あっという間に 立派なものを作っちまった!


これで チェロは ますます ブイブイ 響きまくってたぜ!ベイベー


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07. 06. 19

ミッションC レッドカード!

尾道 なかた美術館
[ E133゜11.0680' N34゜24.2616' ]


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チェンバロ  武久源造
ヴァイオリン 桐山建志 大西律子 (上田美佐子)
ヴィオラ    上田美佐子 (桐山建志)
チェロ     十代田光子


今回のツアーのプログラムは 豊富で かつ 変幻自在
桐山と上田は ヴァイオリンと ヴィオラを兼任し
曲によって 楽器を持ち替えることによって その幅を広げる


扇状の会場は 天井が高く 残響も豊か
美術館の関係者も 積極的に協力してくれた!


この二日間は ディナーコンサート
館内のレストランで フレンチを堪能した後に
ギャラリーの美術に囲まれ 音楽に包まれるという贅沢な宴


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あ でも 弦でなく 杣がキレちまいました・・・
メンバーの方が 疲労の色は濃いのですが
一番 楽して元気な 調律屋がキレるということは・・・ やばいです


地方ツアーでなければ 一発レッドカード! 調律師 交代!
という場面なのですが なんせ 楽器を運んでるもので
それも出来ない状態です・・・ 


明日 どんなツラさげて 会えばいいんだろう・・・
ま 出来ることは 調律だけなので
それだけ がんばります

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07. 06. 18

ミッションC キレたぜ!

四国中央 ホテルグランフォーレ ホール
[ E133゜32.4488' N33゜58.5416 ]


本日のコンサートの前に 昨日の愛媛新聞を 御紹介!


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今夜は ついに 弦が切れましたわ


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さて 出張というと 洗濯物が問題になってきますなー
まあ 下着とシャツは 10日分あるんで
洗濯しなくても よいのですが 梅雨だし 匂いそうだし・・・


で 昨日の松山で 駅の近くのコインランドリーに
ジーパンを 洗濯しに行ったわけです


ちょうど 夕飯の時間だったので
洗濯している間に 牛丼なんぞを食ってました
で 乾燥機で100円玉が必要なコトに気づいたワケです


牛丼と味噌汁で 550円だったので 1枚でも多く百円玉を もらおうと
1050円払ったんですが・・・ 返ってきたのは 500円玉・・・
杣は 態度がデカイわりに 小心なので 100円玉にしてくれとは言えず・・・


トホホな気分で コインランドリーに戻り 乾燥機にジーパンを入れました
20分間 読書をしながら ホクホクのジーパンを取り出したら・・・
当然 まだ 湿ってます


で コインランドリーにある 自動販売機で 500円玉を入れて
欲しくもない水を買い お釣りの百円玉に期待したのですが・・・
「つり銭切れ」の表示が・・・ 気分は アイゴー!


途方に暮れても ジーパンは乾いてくれないので 
そこにいた 外人に 勇気を出して 声をかけたのです!
「ドゥー ユー ハブ ハンドレッドコイン?」


↑正しい英語なのか? 自信が無いんだが・・・
で おそる おそる 五十円玉2枚を 差し出すと・・・
『オー イェーイ!』 百円玉をくれたのです!


初めて 鬼畜米英だったハズの 欧米人が
輝いて 後光が射して見えましたよ ハイ!
もう 北方領土もくれてやるぜ! (ロシア人だったのか?)


でもね ホテルに帰ってから よーく考えたのですが
外人に話しかけられるなら
牛丼屋のオヤジに 何故 両替を 申し出れなかったのかな・・・


そんなワケで 乾いたガイジーンズを履いて
明日もツアーは続きます!


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07. 06. 17

ミッションC 世紀の交錯

松山 市民会館
[ E132゜45.3888' N33゜50.2802' ]


愛媛県立松山盲学校 創立百周年記念

武久源造 チェンバロコンサート


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松山で生まれた その少年は 
小学校時代に聞いたコンサートで
ある楽器の音に魅了された 


「いつか あの楽器の奏者になりたい」
少年に そんな夢を抱かせた楽器こそ
チェンバロだった


武久が 9年間通った この学校は
今年 創立百周年を迎える
そして かつての少年は チェンバロを弾いている


父親の生きた時間より 長く
今年 50歳を迎える彼は
そのコンサートで バッハが50歳の時に書いた曲を弾く


そして アンコールでは
百小節の曲を 披露する


彼と 彼の仲間の音楽は
ある人には かつての少年のように
夢を 抱かせてくれたかもしれない


かつて 夢を見ていた少年は
後輩たちに そして 自分より若い 天国の父に
どれだけの光を 心の中に ともしたことだろう


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07. 06. 16

遭遇 ③

・・・・・・・事件発生   23:15 10.VI..2007


杣は 高崎からの帰り道 高速代を節約するため
せこく 国道を南下してきて 後輩を送り
アジトに向かっていて ふと 今夜のアルコール購入を思いついた


通りかけたコンビニに 駐車場は無く
近くの空地に 車を止めて コンビニに向かった


と コンビニから 一人の男が 飛び出してきた
距離は それでも 30メートルはあった
こちらに向かってくる ・・・向かってくるのだが なにかが変だ!


男は 赤いバンダナで 口元を覆い サングラスをかけている
この季節に 上下 真っ黒の トレーナー
しかし その走りは 実に悠然としている


即座に 強盗か? と疑惑がよぎった


が 店の周辺は あまりに静かで 犯罪の形跡が見受けられない


男は 走り出して 10メートルほど手前で サングラスを外した
その瞳は やはり 動揺やら 後ろめたさは 微塵も感じさせない
杣は その異常な容姿に湧き上がった緊張を 瞬間 緩めた


男は 杣の手前で 左折し
まるで いつも走っている ランニングコースを行くように
闇の中へ 吸い込まれるように 消えていった


この時 瞬間に受けた 男の身体能力は
身長175くらい 厚い胸板は 杣よりマッチョ
走りっぷりは 素人ではなく 陸上か野球をやっていただろう


顔は フットサル仲間の トム選手に 比較的 似ており
いわゆる イケメンである
年齢は 30代前半か 半ばだろう


そんなコトを 考えながら コンビニに 入ろうとすると
狼狽した 若い男の店員が 扉を開け 周囲を見回している
「今 怪しいヤツ 見ませんでしたか?」


周辺にも 人はいたのだが 誰も無関心だったらしい
杣は 『ああ サングラスの男? あっちに走って行ったよ』
「どうやら 強盗らしいんです」


そして 杣は ここで初めて 犯罪であることを知る


それにも関わらず 110番通報を終えた 店員が戻ると
レジで しっかりとウイスキーなんぞを 購入し 事件の様子を聞く
すると 未遂だと思っていた強盗が しっかり 金をふんだくって行ったと言うではないか・・・


杣は コトの重大性に 慌てて 犯人の逃走ルートを 追いかけたが
もちろん もう静寂に包まれていて 影も 音もしない・・・
店に戻ると けたたましいパトカーが到着し 長い夜が始まった


(遭遇 完)

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07. 06. 15

ミッションC 瞳にもオムツを!

南宇和 青い国ホテル ホール
[ E132゜33.3714' N32゜57.3465' ]


番組の途中ですが ミッションです
瀬戸内ツアーに 来ております!
10日間 6会場で 10公演のツアーであります!


中国四国近辺在住で チェンバロを聴いてみたい方!こちらへ是非!


こんな人やら あんな人が 出演しております! 


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音を使って 時間と空間のフルコース
その 味 温度 食感  そのコントラストの中には
ギッシリと アイデアや技術が詰まっていて・・・


Genzo & Fellow


このツアーの シェフたちは 凄かった!
本番まで 音響 空調 様々な困難に 憂慮していたのだが
杞憂に終わったどころか 目が失禁しちまったぜ・・・


チェンバロ  武久源造
ヴァイオリン 桐山建志 大西律子
ヴィオラ    上田美佐子
チェロ     十代田光子
そして 高松のフルーティスト 砂山佳美


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調律屋は コンサートで いろいろなものを聞いている


調律された楽器の音を聴き
演奏でつむがれてゆく時間を聴き
聴衆の拍手に心の温度を聴く


調律屋をやっていて 本当に 幸せだと思った

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07. 06. 14

遭遇 ②

・・・・・・・事件発生 5分後  23:20 10.VI..2007


けたたましいサイレンと共に パトカーが到着した
店員は 青ざめた表情で 警察官に杣を紹介する
状況を簡単に解説し 現場で 細部を再現してみせる


続々と パトカーが集合し 道路は塞がれてしまった
鑑識班も到着し 立ち入り禁止の 大げさなテープを貼り巡らし
足跡や 指紋採集が 始まった


店員は レジを映していたビデオを再生するために
刑事達と共に 店の奥の事務所へと消えていく
杣は 新たに訪れる刑事達に 何度も同じ説明をさせられる


周辺の聞き込みと 逃走ルートの検証が 開始されたらしい
細い道の両脇の草むらから 懐中電灯の光が いくつも
情緒を去勢された蛍のように ユラユラと蠢いている


パトカーの開け放たれた窓からは 警察無線が 聴こえてくる
先ほど杣が説明していた 犯人の特徴が 何度も繰り返されている
しかし その特徴は 一部でしかなく 全体像は不明である


刑事達からの質問で 杣は 初めて失態に気づく
顔周辺のインパクトが あまりに強かったせいか
靴の特徴や 手にナニを持っていたか 見ていなかったのだ


騒然とした現場で 初めて店員の状況が 聴こえてきた
どうやら 長さ20センチくらいの刃物を つきつけられたらしい
「ケガが無くてよかったね」 若い店員は 少しはにかんで 頷いた


杣が その時 犯人の手に 刃物を確認していたら
明らかに 犯罪と確信し 違う行動を取っていただろう
でも それによって こちらがケガを被っていたかも 知れない


調書を取るので しばらく 現場に待機するよう 指示された
野次馬の中を動き回ると とんでもない憶測が流布していて
いつの間にか 強盗事件が 殺人事件にすり変えられている


こうした 何かを取り巻く 大衆の言動や心理は 実に興味深い
初めて会った者同士でも 既知の友人よろしく 興奮しながら
それも 不思議な丁寧さを込めながら 会話が弾んでいる


手がかりや 新たな情報は 皆無らしく 現場は膠着し始める
大衆の中から 名を呼ばれ 杣は刑事と共に パトカーに乗る
周囲の視線が とたんに非難めいて 突き刺さってくる


「違う 僕はやっていない! 僕は無実だ!」
などと叫んで イヤイヤをすれば 周囲の好奇は もっと満足するだろうけど
恐らく そんなジョークは シャレにならない空気だったので やめた


コンビニから 走り去る強盗の 唯一の目撃者として
杣は パトカーの中で 再び供述を始めた

  

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07. 06. 13

遭遇 ①

・・・・・・・事件発生 2時間後  25:15 10.VI..2007


警察無線から溢れ出す ヒステリックな情報が
薄暗いパトカーの車内に 充満する
赤い点滅が ビルの壁から反射して 歪んだ影を描く


助手席の 五十代くらいの刑事は 無言で調書を書き続けている
パトカーの後部座席の扉は 車内からは開けられない
もちろん 逃げ出す必要も無いのだが いささか ゲンナリとする


「では これを読んでいただいて 内容に相違点が無いようでしたら
 ここにサインをして ここに指紋を捺印してください」
ようやく書きあがった調書を 杣に差し出してきた


こうして 今まで 数え切れない調書を書いてきたのだろう
独特の文字は 汚くは無いのだが 溶け出さんばかりに 流れている
薄暗い車内で 一文字 一文字 想像力を起動させながら 読み始めた


まるで病院の廊下のような 殺伐とした文章
体温の無い形容詞 近道を模索する助詞
事件の概要は こうして 記録されていく


刑事は 開け放った窓から 次々と訪れる部下に
明確な指示を出し 報告を確認する
まだ 現場は騒然としている


ようやく読み終え 黒い指紋を残す
刑事に依頼された 現場の地図を書き上げ 手渡す
「いやー 実によく書けてますね」 


『ええ 実は セノオカッパのファンなんです』
なんてジョークは 通じないだろうから 飲み込み
行動の経路を 指差しながら 説明する


「本当に長時間 御苦労様でした
 また 何かありましたら 連絡をさせていただきますので
 今日は もう 帰っていただいて結構です! ありがとうございました」


パトカーから開放されると 野次馬の視線が 痛い
もう一度 現場の周辺を 歩きまわってから 駐車場に向かう
どうやら 手がかりは 何一つ 残されていないようだ


 

 

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07. 06. 12

微妙な相違

ホモ


オカマ


ゲイ


ニューハーフ


この違いは よく分からん・・・


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厳禁でなく 現金なワケだから
この違いは 年間総収入に 大きな差異をもたらす


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サケの子が 自分の値段を聞いたそうだ
「俺って いくら?」

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07. 06. 11

エセックス! そして 邂逅!

ついに 会えました エセックス!
前日の記事に 訂正 及び 補足をしなければなりません!


がしかし 詳細は 後ほど レポートします!


というのも 昨夜は
パトカーに乗せられ 調書をとられ
開放されたのが 午前2時・・・


この事件のレポートは 明日です
  

そして ツアーを前にして デジカメが 崩壊中・・・
 

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てなワケで 9日のミッションの詳細も含めて
近日中に キチンと 報告できます・・・
頭は パニック中!


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スンマソン


大切な出会いだったのに 日にちが 経ちすぎてしまいました・・・
もう一度 この記事を 特集したいと思ってますので
この記事は このまま ハンパで終了です


今 愛媛 というか 高知との県境のホテルです
帰宅したら というか ツアーが終わったら
新しい記事で エセックスを紹介させていただきやす!

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07. 06. 10

ついに! 本日! エセックス!

帰国して ようやく アジトに辿りついて
くたびれた杣のもとに 一通のメールが届いた


調律師であり 日本ピアノ調律師協会で 同じ班で お世話になっている
ジャッキー先輩からだ!
・・・また なんか やっちまったかな オレ ・・・怒られるのかな オレ


しかーし 内容を見て 狂喜乱舞! 疲労消滅! 
気分は 元気ハチュラチュ ボラギノールC!
あの エセックスに会えるチャンスが ついに ついに やってきたのだ!


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まあ ピアノに興味ない人にとっては どうでも良いネタなんですがね


エセックスとは!
スタインウェイが設計して カワイが製造しているのが ボストン
スタインウェイが設計して 韓国のヨンチャンが製造しているのが エセックス


エセックスの噂を 初めて耳にしたのは たぶん 前世紀なんじゃないかな・・・
日本では 売られないとのことだったので
01年に ニューヨークのスタインウェイの ショールームに行っても 会えず・・・


なもんで 製造元の韓国に行けば 会えるかも!
てなコトで 04年 ソウルのピアノフェアに行ったのだが
ここでも 会えず・・・


で 遂に 先月のヨンチャンの工場見学で 間違いなく会える!
ハズだったのですが・・・ 製造中の楽器は見れたものの
音は 聞けずに スゴスゴと帰国してきたワケなんです・・・


そこに このジャッキー先輩からの 朗報!
レスラーのイメージがありましたが ネコと戯れて 肋骨を骨折してから
悟りを開かれたのでしょうか・・・ 間違いなく 今や 杣にとって 「神」であります!


ピアノプラザ群馬


てなワケで 本日 夕刻 ついに エセックスと 初対面!
いやー 楽器ってのは 百聞は一聴にしかず だからね!
自分で 音出してみたいわけよ どんな楽器でも!


さて この続きは この後に書くか
明日の記事になるのか
今はまだ 分かりませんが・・・  高崎へ 行ってまいります!


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↑ここまで 工場で見てんのに 音 聞いてないんだぜ・・・ 

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07. 06. 09

ミッションC

初台 近江楽堂
[ E139゜41'1252 N35゜40'5777 ]


第9回になる ベルカント声楽発声・歌唱講習会 そして コンサート


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07. 06. 08

ミッションC  バロック音楽への誘い

新大久保 日本福音ルーテル東京教会
[ E139゜42'1440 N35゜42'0394 ]


ヴァイオリン 穎川晴子  
チェンバロ  磯村叙子


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バロック初期の イギリスの小品から
後期のドイツ バッハまでを 取り入れた
バラエティに富んだ プログラム


世代を超えて モダンの世界で 
きっちり 音楽の筋肉を鍛えてきた 二人のアンサンブル
新鮮なアプローチが 余分な脂肪を削ぎ落とした シルエットを描く


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杣は 二人の本番を
扉の隙間をぬって こぼれてくる音を 
両耳を パラボラのように ひろい集めながら聞いていた


というのも お客さんが 250名を超える超満員状態
パイプ椅子の 臨時席すら 追いつかないほど 集まり
スタッフは 会場の廊下の長椅子で 耳を澄まさざるをえなかった


この教会に これだけの人々が集まったのは
初めて見たような気がする


牧師の祈りで 始まったコンサートは
力んだ緊張もない 音で 紡がれていった
音楽の筋力は こぼれてくる音にも 安堵を含む


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もう ひとつ ささやかに ビビったことがある


最近 コンサートの予定やら 打ち合わせなんかで
メールを交わしていた 複数の美女達が 
一同に会場に来ていて 「どうも どうも」と 遭遇したのである


大塚直哉の門下生 チーム・オオツカの 女性チェンバリスト達は
何故か美女が多く 「弟子を取る時に 面接でもしてんのか?」
などと 勘ぐるほどである


とまれ 幸福感は 鼻の下を ググっと伸張させてくれた


(えーと このブログの読者を発見した手前 
 後半は やや社交辞令が 含有されていないことも 
 なくもありませんが なにか?)

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07. 06. 07

金≠キンorカネ

キム と読みます


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出所は 偉大なる指導者様なのか
親愛なる将軍様なのか
分かりませんが・・・


ただ ちょっと 野菜が不足しているようです・・・


繊維質が 足りないようです・・・


とても硬かったので 心配しております

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07. 06. 06

P・S 韓国レポート

Q:韓国を走る時には 仮ナンバーをつけるのですか?
  (おーとも  : 神奈川県在住 24歳男性 多職)

A:仮ナンバーではなく 幸せの黄色いシールです
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今回 韓国に持っていった 2003年製作のチェンバロは 
その名も 「コリアン君」といいます


これは 2002年の 初の韓国ツアー中に
考えていたアイデアで 年末から造った楽器だったので
この名前をつけ いつか 韓国に連れて行けますようにと 気持ちをこめたものでした


なもんで 響板の穴から 見えるのは
そのツアーの時に 車につけていた 幸せの黄色いシールなんです!
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Q:で あのお酒は見つかりましたか?
  (えれがんと : 東京都在住 24歳女性 酒夫)

A:ええ 美味かったですぜ!


テグのコンビニでは 新商品として 出ておりました!
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高いヤツも 飲ませていただきました!
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「千年約束」は ハッキリ言って うまいです!
香りが 他の酒では経験したことのない品の良さと やわらかさがあります
今回は 赤いヤツが飲めませんでしたが 安いヤツで 十分 幸せになります!


では 日本に輸入されたら 買うか? と聞かれたら 値段がネックになるでしょう!
百歳酒でも 韓国の倍の700円くらいしちまいますから
千年約束は 千円を超えてしまうでしょう ・・・でも その価値は あるでしょうな


下手な ブランドだけのワインよりは 千円だして 美味さを約束してくれる
千円約束 じゃなかった 千年約束のほうが 満足できるでしょう!
ハズバンドに おいしいお酒を教えてくれて 感謝ハムニダ と伝えて下され!


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もちろん アル中の杣は
いつもの韓国の酒も 堪能してきました!


ビールは 1,5リットル! ペットボトルで買えます!
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大好きな百歳酒も 数本飲みました!
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そして 韓国最高の焼酎 チャミッスルは 紙パック!
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てなことで 千年約束を 3本 買ってきちゃいました
あと 2本 残ってます
試飲御希望の方は ゴルゴのスイス銀行に 3億ほど振り込んで下さい


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ちょっくら 今回の韓国ツアーの記事を 読み返してみましたが
ひどい文章ですなー 我ながら・・・
誤字が多いし 文体が ころころ変わってるし


この時の イッパイイッパイの自分を 保存すべく
あえて 直しませんが・・・
余裕が無い時こそ 普通に文章が書けないとね・・・


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07. 06. 05

地上の楽園へ おいで おいで

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喜び組の マスゲーム

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07. 06. 04

危ないセンコー

イマビの 教育の現場は
我々の世代とは 大きく異なっており
愛のムチは 体罰という名の下に 封印されていると聞く


我々の世代の 学校の先生は 凄かった


まず よく殴ったし ビンタしやがったし
そりゃー ひどかった!
なもんで おっかねー先生は センコー と 呼ばれていたもんだ


杣の中学 高校時代には
体育の教師は だいたい コクシカン とかいう大学の出身で
えらいマッチョで やたらに 手が早かった


「あのセンコーは 殴りすぎて 耳が聞こえなくなった生徒がいる」
なーんて噂が マコトしやかに ささやかれており
実際 杣も よく平手打ちをくらい 男のくせに 涙したものだ


だが 時には 上級生の 不当な暴力の 抑制力にもなってくれ
顔が変形するほど リンチにあった時などは
センコーが 国連より確実に 的確な報復をしてくれたものだ


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センコーは 時々 卒リン(卒業リンチ)の対照ともなり
3月になると 目に見えて 優しくなる 軟弱なタイプもいた


あの頃のセンコーは 熱かった


杣も 同級生を さんざん殴ったし
上級生から さんざん 殴られたし
男というのは そういう育ち方をするものだと ナンの疑問もなく 信じていたものだ


上級生から 殴られるのとは違い
センコーのゲンコツや ビンタは 納得できたものだ
今では そうした 痛い納得すら 消滅しているようだ・・・


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テナことを ふっつりと 回想させてくれたぜ

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07. 06. 03

祭りの後

大会二日目に ヤマハが世界に誇る
伝説の調律師 「東洋の魔術師」 
村上輝久のセミナーを 聞くことができました!


え? 77歳ですか・・・
いやー 実にお若いですなー!
どう見ても 76歳にしか見えません!

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4月の終わりから 約1ヶ月をかけての 
新作 F の製作も ギリギリまで がんばりました
1列だけですが 全ての音が出たのは 出発3時間前でした


新しいアクションは まだまだ不完全ではありますが
帰国してから きっちりと やり直し
新しい 鍵盤楽器の可能性を 広げていければと 思っております


未完成ながら チェンバロと共に 展示できたことは
なんだか 本当に 嬉しかったなー


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2日の チェンバロのセミナーには 杣のチェンバロと模型が使われて
少しは 役に立てたようで えがった えがった


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大会中 短い期間でしたが 本当に沢山の人と 交流ができました
今回の参加の 最高の御褒美で 最高のエネルギー源になりました


チェンバロ展示では KAPTから 「名前を表示しようか?」と 
何度も 言ってもらいましたが
個人を宣伝する意図など 全くなかったので 断り続けました


でも 楽器の説明は 知りうる限りの 韓国語と英語で
一生懸命 様々な人たちに することができました
つたない言葉でも 楽器があるだけで 説得力は 大きく違ってきます


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台湾の調律師達が 2011年のIAPBTの世界大会は 台湾で開かれるので
是非 またチェンバロを持ってきてくれ などと 熱いオファーをしてくれました
ウーム ムムムですが 金と時間をクリアーできれば 行こうかな・・・


日ピの会報の出版社 按可社の方とも お会いすることができました!
2000年以来 年3回の会報に連続投稿してるので すでに20回以上の駄文を
校正していただいたとあって もう 感謝陳謝恩赦で 恐縮しまくりでした・・・


初日の工場見学で 一緒だった 海外組の連中は
それぞれ ユーロ オーストラリア アメリカの 代表の方々だったらしく
冗談ばかり言って なれなれしくしていただけに ビビデバビデブーでした


なんてたって 「シーユー レイター!」 と言うと
『アリゲーター!』 と返す 洒落とギャグの連発で
どこまでが 本当のコト言ってるのか 分からないくらい 笑わせていただきやした


でも 彼らは 全く対等に付き合って 笑いあって
世の中には 「偉い人」がいるのでなく
「偉そうにしたい人」が いるだけなんだなー などと 改めて感じました


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さて 明日の昼には 大阪です
アジトに戻って 日常が復活します
日常のガンバリの連続が 一番 力を生むことも 今回 学びました


よーし フットサルも復活して
Fも 完成させて
夏に向けて リスタートしますか!


そうそう 憧れのミッチャンは・・・ 超多忙で
その後の展開は 皆無・・・・
いいもんねー 電話番号 知ってるし!


そんな 嬉しい 祭りでした とさ

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07. 06. 02

会場の様子

今回の会場は テグの EXCOという 
どでかい建物の 5階を中心に 使用されていました
まずは 5階の 簡単な図です


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ホール1は シンポジウムや コンサート
レセプションやら セミナーに 使われていました


ホール2は スポンサーの 
ヤマハ サミック ヨンチャン コスモスを 中心に
工具やら 塗装やら 様々な店のブースに ピアノが 溢れておりました!

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(ドデカイ画像なので 右クリック→画像を開く で御覧下さい)


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ヨンチャン楽器
今回のコンサートで使用された アルベルト・ウェーバーなる ブランドも持つ
韓国のメーカーです
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サミック楽器
ヨンチャンと並ぶ 韓国2大メーカーの ひとつです
ドイツのベヒシュタインも 扱っております
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ヤマハミュージック・コリア
世界最大の生産量 我が日本のヤマハ その韓国代理店
置いてあるブランドは ヤマハ ひとつだけでした!
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リーズ楽器
韓国の技術者 リーさんが設計し 中国で作らせているピアノ
リーさんは 「オレが韓国でNO1の 技術者だ!」と 何度も説明してくれました・・・
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ウェンドル&ラン
オーストリアのメーカーで ベーゼンも 扱っているようです
ヤーンの工具も ここで販売してました
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ミドゥムロ
韓国の 楽譜やら 自動演奏器などを 扱っている楽器屋
子供向けの カワイイ書籍も ほほえましたっかです
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エンゼルピアノ
ピアノ調律工具を 扱っていて
日本の工具メーカー ワタナベ商店も 加わってました
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カルレピアノ調律工具
ピアノ09 と紹介されていた 工具屋で
アメリカから来たと オネーサンが話してくれました
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JKピアノ
塗装などを手がけていて 中古の楽器のパネルに
象嵌細工などを施し まるで高級楽器に見せる技をもってます
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セジョン & トンソ
ここは 取材できなかったのですが
中古と 中国製のピアノを 扱っているようです
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コスモス楽器
6月1日より 韓国における スタインウェイの販売権を得たそうです 
日本のカワイの 韓国での代理店でもあります
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まだ 今回のピアノを 勘定していないのですが
面白かったのは スタインウェイや ベーゼンが 1台もなく
アジア中心の ピアノばかり見れたことです


更に 最近 快進撃を展開している 中国製が
ほとんど 参加していなかったことも 意外でした


この会場は 調律師だけでなく 一般の人々も入場できたので
幼稚園せいから プロっぽいピアニストまで
ジャカジャカ ジャカジャカ ピアノの音ばかりが 大騒音になってました

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07. 06. 01

トホホなトホホ

さて いよいよ 世界大会が開幕して
朝も はよから シンポジウムであります
各国の 調律師協会の代表が ガンクビそろえて ナニヤラ発表してます


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次回の世界大会開催国 オーストラリアから始まって
日本 アメリカ 韓国と 続きます!
が まあ こういう場では 睡眠学習が効果的なようで・・・


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バイキングな昼食後 やっとこさ セミナーが始まります!
ところが どっこい 開始直前になって
セミナー室が 入れ替わったりして・・・ ナニが起きても おかしくない韓国です


でもって 日本語が聞けるのは 日本人講師か 通訳付のものなんですが
これが ふたつしかなく ・・・直前になって 通訳がなくなり
日本人は ほとんど 日本人講師のセミナーを 聞くことになったのですが


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杣は 一応 座席について 傍聴していたのですが
途中から 日本人が溢れてきて 立見なんですなー これが・・・
おまけに 日ピの会長までが 立ってるじゃないですか・・・


いたたまれなくなって 座席を 年長者にゆずり
セミナーを断念して エキシビジョンの会場に戻りましたよ ハイ


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チェンバロ展示は 杣だけだったので
様々な人が 関心を寄せてくれて
韓国語 英語 日本語 ゴチャ混ぜの解説で 啓蒙活動に励んでおりました


そこに 一人の台湾人が 近づいてきて・・・
「アー ユー ミスターソマ?」 と聞いてくるじゃないですか!
『イエス アイム ソマ!』


なんと 彼は 1999年に 浜松で開催された世界大会で
杣のデビュー作 1オクターブ19分割チェンバロに関心を寄せてくれて
当時の名刺を 大事に この会場まで持ってきてくれた方だったのです!


もちろん 生まれた時から アルツハイマーな杣は
美人な女性以外を 覚えているはずもなく 事情を聞いて えらく感動して
再開を 喜び会ったワケです!


更に かつて韓国でセミナーをした時に 会った韓国の調律師や
初めてチェンバロに 対面した 調律師や 演奏家と交流を交わし
100枚近くあった名刺は 残り 10枚程度しか残っていないほど 充実した時間でした


韓国の調律師には コトあるごとに
「韓国には 優秀な古楽器演奏者が 海外から留学を終えて帰国しているが
 コンサートが 開けないのは チェンバロをレンタルできる調律師が いないからだ」
などと あおって 韓国のバロック事情好転へ 祈願懇願恫喝を 繰り返しました!


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夕方のセミナー後は ピアノコンサート
演奏者は キム・ジノ


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ここでも 杣は キレかかりました!


あろーことか コンサート中に 携帯で電話するわ
テメーの息子が 三歳の誕生日を迎えて
これが その写真だ なんて雑談が 近隣で 飛び交ってやがるのです!


へたに 韓国語の聞き取りが できちゃったばかりに
このマナー知らずの連中は ことごとく 韓国の調律師で
終演後 知ってる限りの 韓国語の罵声を浴びせようと 文法が組みあがりました!


が トイレ往復の間に 今日 知り合ったばかりの 沢山の仲間に
笑顔で 挨拶を繰り返すうちに クールダウンして・・・
おまけに うららから 「もう少しの辛抱です」 などと 心中を読まれて
一触即発の危機を 脱せられたワケです・・・


調律って 音楽のために やってんだろーが!
その音楽の最中に やかましくして
てめーは 本当に調理師か! ケーセッキヤ!


てな言葉を ぐっと 飲み込んで
ここで 吐き出させていただいて
メシを食い 余興の時間に続くのでありました・・・


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さて 杣も 初めて知ったのですが
IAPBTの 歌が あるんですね・・・
楽譜の読める方は どうぞ


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会場を ふたつに分断し この歌の輪唱が 始まりました
調律師で 音痴なのは 世界でテメーだけだと思ってましたが・・・
あははは! IAPBTの名誉のために ここだけは ノーコメントです!


そして 各国の調律師達が 歌ってくれました!
日本のJPTAも 「ふるさと」 を 二声でがんばってましたぜ!


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プログラム

さて 杣は 前前から 「調律師の世界大会!」
なーんて ハシャいでおったワケですが
その度に 一般の方に誤解を 与えていたキライがあります


そう 調律師の世界大会と聞いて コンテストやコンクールを 連想し
たくさんの調律師が 「せーの!」で 一斉に調律をやる・・・
そんな光景を 髣髴とさせてしまったようで・・・


違うんです


まずは スケジュールを御覧下さい

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えーと 英語ですが メシの時間だけは 杣でも分かります
かように シンポジウムやら セミナーが ワンサカと盛り込まれていて
それぞれの ベテランが講師となり いろいろ 教えてもらえるわけですね


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セミナーの講師陣も 御覧の通り 各国から選出されております
もちろん 日本からも選ばれておりますし
今回は特に ヤマハの伝説の調律師 村上輝久が登場! というから たまらん!


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調律師 と 一言でいっても
実に様々なスタイルが あるんです


会社に属している者 嘱託な者 完全にフリーランスな者
コンサートばかり調律してる者 修理を中心にしている者 製作現場の者
大東亜戦争に行ったことのある者 ビートルズを知らない者・・・ などなど


こうした それぞれの立場の限界を 可能性に変えるべく
多くの調律師が 向上心と 探究心を 携えて集合したのが
日本ピアノ調律師協会な ワケなんですねー


調律の現場というのは 大抵 一人なもんで
ヘタすると テメーの技術が 錆付いてきても 気がつかない危険もあり
より高度な より新しい 情報などを交換している団体なワケです


じゃ 調律やってれば 会員になれるのかというと チッチッチ
これが 学科や実技などの試験があり 
学校時代を含め 3年の経験がなければ 入会資格すら もらえないのです・・・


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こうした 調律師の団体が やはり同じベクトルを持って
世界各地に 点在しており 
それぞれの団体が 集合したのが IAPBTなる 世界ピアノ技術者協会なんですねー


アメリカ(PTG) : 約4000人
日本(JPTA) : 約3000人
韓国(KAPT) : 約1200人
台湾(TPTA) : 約300人
オーストラリア(APTTA) : 約250人
ヨーロッパ(EURO) : 約1450人
中国(CMIA) : 約500人


更に 他の国と地域からも 加盟しているメンバーがいる組織なんです
ま ピアノがあれば 調律師も必要になるのですがから
こうした連帯は 大切なことかも 知れませんねー


てなワケで セミナーへ 行ってきやす!


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あ そうそう 昨日 こんなカバン もらっちゃいました!
色が 凄く 地味なんですが・・・
ミッチャンと おそろいということで ルンルンだぜ!


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