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07. 05. 02

FF31 鍵盤オサ

鍵盤は ふたつのレールによって
運動の静止状態が 決定してます


鍵盤の中央付近のバランスレール
そして 後端が乗っている バックレール


現代のピアノでは 鍵盤の運動量を決定する
フロントレールなるものもありますが
チェンバロは 別の方法で 運動量を決めるので ありません


Img_1241


こうしたレールの材質選択には いくつかの考え方があります
重要なのは 変形しにくいこと そして ピンの固定に適した強度があること


ブナとか メープルといった 硬い木材は ピンの固定には適していますが
実は 針葉樹に比べて 変形しやすい傾向があります


なので 現代のピアノのバランスレールなどで
レール自体はスプルースを使用し ピンが植えられるとこだけ
ブナの細いレールを 埋めてある といったモノも見受けられます


杣は 今回 ツガという木を レールに使用してみました
ピンの固定に適した 硬度がありつつも
変形にも強そうなモノを 選んでます


Img_1249


鍵盤が 安定した上下運動をするために
フタツのピンが 必要になってきます


ひとつは テコ運動の支点 バランスピン
そして もうひとつは 左右へのローリングを抑制する
バックピン(チェンバロ) あるいは フロントピン(現代のピアノ)


今回は 直径2ミリの 真鍮棒を 
2種類の長さにカットし
レールに刺さるほうは鋭角に トップは鈍角に 削ります


そして 最後にバフをかけて 表面をなめらかにします
120本以上のピンは ピカピカになって 思わず歌ってみました!
「今の君は ピカピカに光ってー!」


うーん こんなことしてて 間に合うのか・・・

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Comments

ほんまにえらいな~
鍵盤ピンも丸棒から作るのか~・・・
ほんとは当たり前なんだろうけど、、、意外。
近くだったら手伝いに(習いに)行きたいです。
杉の鍵盤・ツガのオサも楽しみですね。
本州は、なんと言っても杉が普通やもんね~
ツガってのは、昔の学校の机の木?

Posted by: 440 | 07. 05. 03 at 오전 7:53

To 440
机に ツガが使われてたの?
うーむ ワカラン
自分の時代は 合板にアルミパイプの脚だったからなー
スギは ちょっと不安なんだけれど
今のとこ いい感じです
よーく 乾燥してあるの 買ってきたから!

Posted by: 某閑人 | 07. 05. 04 at 오전 2:18

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