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07. 02. 06

音楽が まわっていたころ #3

音楽は いつも まわっていた
ある時は ぐるーん ぐるーん と
ある時は くるくるくる と


高校時代
友人の一人が CDプレーヤーを 買ったというので
学校の帰り道 悪友数名で おしかけることにした


CDというのは それまでの レコードやカセットと違い
やたら ピカピカしていて それだけで 近未来を彷彿とさせた
そして やたら クルクル 高速で回転していた


悪友達は 口々に 「わー やっぱ 音がいいなー」
などと 感嘆していのだが
杣は 当時も今も 音のヨシアシなど さほど分かっていない・・・


それよりも なによりも 杣が感動したのは
曲の頭出しの 速さであった!


レコードは 曲を飛ばしたり 聴きたい曲へ直行するためには
針を上げ 2センチに1回くらいの 租な溝に 正確に針を着地させなければいけない!
緊張で 手がブレようものなら 曲の終わりか途中から ゴゾっと鳴り出してしまう!


カセットは もっと難しい!
なんせ 早送りボタンを 押し続け 「ココだ!」という 時間の勘だけで 再生する!
なので 一発で曲間に辿りつけた時なんかは 密かに ニンマリとするほどである!


ところが このCDなるものは それを 自動的に 瞬時にやってのける!
そして どうやら 音質は すこぶる良いらしいし
炎のノイズも ウドンのような劣化も無い という近未来の円盤なのである!


ちなみに 初めて買ったCDは・・・ 
松本伊代の 「ザ・シングル・ベスト!」 ではない!
イヨはまだ 愛媛県である しまった・・・オチになってない・・・


・・・・・・・・・・・・・


調律の専門学校に行っている頃 恋に落ちた


その人の名は バックハウス  
その曲の名は ベートーベン  
そのピアノの名は ベーゼンドルファー


音楽史と ピアノ実技の講師をしていた 白川先生に
ベートーベンの全ソナタを レコードからテープへ ダビングしてもらった
ウイスキー1本で その礼を済ませてしまったが 当時の最高の宝モノであった


専門学校を卒業して 浜松に引っ越すとき
オヤジが 餞別に CDラジカセを 買ってくれた
これで オレもCDが聞けるぜ!


やがて 大好きだった ベートーベンの
ピアノ協奏曲4番や チェロソナタ3番 交響曲7番などを
ピアノを造って貰う薄給で 少しづつ買い始めた


嬉しかったなー


レコードこそ 下火になっていったが
カセットと CDが 共存していた時代
そんなふうに 音楽は いつも まわっていた


  

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Comments

宝物のカセットテープか~
なんかだいじなものがいっぱい詰まってそう

Posted by: 440 | 07. 02. 07 at 오전 7:36

お久しぶりです。
仕事が忙しくて、PCに向かうのも億劫な日々…。
その後、腹痛と吐き気…
すっかり体調を崩していました。
その割には、一日一回は必ずピアノには向かっていたなぁ。
今練習しているのは、ベトベンのソナタです。
このところ、よく出でいるのでちなみに…。
私も、宝物のカセットテープあるのに出できません。
どうしても発掘したいのにぃ~。
また、暖かくなったら発掘しに三階の屋根裏に行きます。
今寒いので…。
そうだ!北海道に行くんですよね。
今年は雪が少ないようですから、よかったですね。
札幌には行かれるのかな。
雪祭りは、いいですよ。
でも、TVに映っていた雪像も暖冬のせいで泣いていました。
北海道レポート楽しみにしています。
無事の生還を…。
(一ヶ月分のコメントです) 早く元気にならねば…

Posted by: chikako | 07. 02. 07 at 오전 10:40

To 440
今の 440の宝物は
ハイドシェックの チケットでしょうか?
コンサートは ナマモノだから
いろんな意味で ドキドキしますよね
等身大の演奏が聴けるといいですね
コンサート後の感想も 楽しみにしてまっせ!


To chikako
ノロにやられた?
PCにむかわずとも ピアノにむかっていたほうが
体も心も 回復に貢献するはずです!
北海道は 2月の後半ですが
リハーサルが入ってしまったので
トンボ帰りです・・・
短足巨頭なので コケないように注意します
お大事に!

Posted by: 某閑人 | 07. 02. 10 at 오후 1:19

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