ミッションC 円い音 渦の音
新宿 新国立劇場
西暦2000年 宇宙飛行士 毛利衛は
スペースシャトルに乗って オーロラをくぐった時
バッハと雅楽が 同時に聞こえるという体験をした と語る
その時の 体験を 再現すべく
武久源造による バッハのシャコンヌと
中村仁美らによる 雅楽の越天楽が 演奏される
後半は 毛利衛の マクロな世界と
須藤斎の ミクロな世界が 融合し
宇宙についての対談が 展開していく
そして 巨大なスクリーンに 映し出された
毛利が録画してきた 宇宙と地球を背景に
武久と 雅楽の 即興演奏が もうひとつの宇宙を瞬かせる
音楽という 見えない宇宙
その 即興演奏は 感動的だった!
今回のミッションでは 武久所蔵の
足鍵盤付チェンバロが登場した
劇場への 搬入搬出には
ホールサイドの 大勢のスタッフが
積極的 かつ 慎重に 手伝ってくれたのです・・・ウルウル
物質としての ミクロやマクロの宇宙
一般庶民としての 我々には
そうしたものは イメージの領域を 出ることはない
でも 時々 こうした 人々の親切に 包まれた時
心の中の 無限の宇宙を 確かに 感じることができる
人間の中の 見えない宇宙に 温められた1日だった
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