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06. 12. 06

ミッションC 円い音 渦の音

新宿 新国立劇場


12061


西暦2000年 宇宙飛行士 毛利衛は
スペースシャトルに乗って オーロラをくぐった時
バッハと雅楽が 同時に聞こえるという体験をした と語る


その時の 体験を 再現すべく
武久源造による バッハのシャコンヌと
中村仁美らによる 雅楽の越天楽が 演奏される 


12062


後半は 毛利衛の マクロな世界と
須藤斎の ミクロな世界が 融合し
宇宙についての対談が 展開していく


そして 巨大なスクリーンに 映し出された
毛利が録画してきた 宇宙と地球を背景に
武久と 雅楽の 即興演奏が もうひとつの宇宙を瞬かせる


音楽という 見えない宇宙
その 即興演奏は 感動的だった!


12063


今回のミッションでは 武久所蔵の 
足鍵盤付チェンバロが登場した


劇場への 搬入搬出には
ホールサイドの 大勢のスタッフが
積極的 かつ 慎重に 手伝ってくれたのです・・・ウルウル


物質としての ミクロやマクロの宇宙
一般庶民としての 我々には
そうしたものは イメージの領域を 出ることはない


でも 時々 こうした 人々の親切に 包まれた時
心の中の 無限の宇宙を 確かに 感じることができる

人間の中の 見えない宇宙に 温められた1日だった 

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