« 湘南地区研究会 | Main | ななまん »

06. 12. 12

馬鹿は風邪をひかない ⑤

新たな 人体実験は
そのまま 最後の人体実験に なってしまいました
かように申しましても 別に 死んだわけでは ございません


リンゴの次に 試した実験が 功を奏し
1年間 飲み続けて 遂に 風邪をひかなかったのであります


普通なら そのまま 飲み続けることでございませう
そこは 杣 
実験の結果が分かってしまったら もう面白くないのであります


1年間 飲み続けて 自分の体質に合っていることが
判明してしまうと プッツリと 飲むのをやめてしまったのです


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


しかし 飲まなくとも 風邪をひかない状態で
数年が 経過してしまいますと
逆に不安になってくるものであります


あの 風邪をひかなかった1年は
偶然ではなかったのだろうか・・・
今もって 飲まずとも 風邪には見舞われないではないか・・・


そうなってくると いてもたっても 居られず
風邪をひきそうな ギリギリのコトを
密やかに 人体実験と称して 開始するのであります


そんでもって 風邪をひきそうになると
慌てて アメリカの 風邪薬というディフェンダーを飲み
風邪の間際で 食い止める という繰り返し・・・


Hanajiru


アメリカから帰国して 1年間 飲み続けたのは
「まずーい もう一杯!」 の青汁でありました
当然 杣の味覚の領域の中では 「うまい!」に 入るシロモノであります


出張などで 冷凍の青汁を 携帯できない時には
粉末の青汁で代用し
とにかく 1年間 1日も欠かさず 飲み続けたワケでございます


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


さて 表題の 「馬鹿は風邪をひかない」 でありますが
これは 真理であると 思われます


馬鹿の中には 「信じやすい」 という特徴があります 
この タグイマレな 何の根拠も無いのに
信じきるエネルギーは なかなか どうして 侮れないのであります


ただ 一般的には 「信じやすい」 のではなく
「思い込みが 激しい」 と解釈されていますが・・・


杣は リンゴを信じ そして 青汁を信仰した・・・
そうした 実験を通して ついに
「自分は風邪をひかないんじゃ!」 と思い込んでしまったワケであります


つまるところ 杣にとっては
リンゴでも 青汁でも クサヤでも ボンテギでも
ナンでも 良かったのであります


・・・・・・・・・・・・・・・・


「自信」 とは 他人との相対関係において
優越なるものを 自負することではなく
劣等たるものを 卑下するものでも ございません


ただ 「自分を信じること」 ・・・たった それだけのコトでございます


・・・・・・・・・・・・・・・


さて 遠くない将来 杣も 風邪をひくかも 知れませぬ
その時は 間違いなく 「自信」を喪失し
「自分は馬鹿でなく 天才だ!」 などと 勘違いした時であります


そんな折には 耳元で優しく 囁いて下さいまし
「あれ? 大いなる馬鹿じゃ なかったの?」 と・・・


ま そうなる前に 姑息にも タイレノールを飲み
「これは 風邪ではない 鼻炎である」 などと
弁解を羅列し続ける ことでせう・・・ウヒヒヒヒ   


♪最後に愛は勝つー♪ じゃなかった・・・ 完

|

« 湘南地区研究会 | Main | ななまん »

Comments

 「馬鹿は風邪をひかない」のではなく、「風邪をひいたことに気がつかない」だから「風邪をひかないと思いこんでいる」だけだ、という説を聞いたことがありますが、果たして本当は???

Posted by: おおぐま | 06. 12. 12 PM 7:59

2月の北海道遠征の時によ〜っく観察して差し上げます。
氷点下の中、水着になるとかって人体実験しちゃダメですよ!

Posted by: よこよこ | 06. 12. 12 PM 11:14

↑ きっと彼には無理でしょうね。

Posted by: 研一 | 06. 12. 13 AM 12:50

To おおぐま
バカの程度にも よりますが
杣の場合は 「風邪と認めない」だけかも・・・
風邪気味に なった時点で 維持でも治すんだよね・・・
そのくらい 調律も 頑張れば よいんですけどね
トホホ


To よこよこ
「すべてに時あり」
誰にも いつか やってくる試練を
本当に 真正面に対峙されていて・・・
そして これからは 天にも向かって
ひとつ ひとつの 音を献上いたしましょう!
非力ながら 全力で 2月の録音
参加させていただきます!
御母堂の御冥福と共に
ヨコヨコの 御活躍を 御祈りしております!


To 研一
意味ワカラン!

Posted by: 某閑人 | 06. 12. 14 AM 12:47

The comments to this entry are closed.

« 湘南地区研究会 | Main | ななまん »