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06. 12. 13

響の断層① 耳のプリズム

光の中には たくさんの色が あります


例え その光が 透明であっても
たくさんの色が重なって 透明になっています


我々は 虹を見るとき
その透明の中の たくさんの色に 出会うことができます


Niji060708


実は 「音」の中にも 光と同じように
たくさんの 色が含まれています
その 音の中の色は 「倍音」という名前がついています


調律という作業は
「音の高さを合わせるコト」 と
「響を創る」 というフタツの結果を生み出します


そして この調律という作業は
必ず フタツ以上の音を出して
それぞれの光の中の色(倍音)を 同じにしたり ズラしたりしています


Prizm


調律を始める時 最初に訓練するのは
この 光の中の色を 聞き分けるコトです


耳にプリズムがつくまで 
透明な光の中の 様々な色を 聞き分け
自在に操れるように ただただ 特訓します


そして 同じ色を感じて それを重ねることが できるようになると
今度は それを 少しずつ ズラして
ぼかしたり にじませたりします


そうやって ドレミの音階を ピアノ全体に散りばめ
そうやって ピアノの響を 創っていきます


Nijiwotukamaeta


さて 今回のテーマは 「音律」です
音律というのは ドレミ という 「音階の設計図」 のコトです


現代の 我々が 普通に聞いている ドレミと
ショパンが バッハが 耳にしていた ドレミは
実は 異なるものなのです!


では それぞれの時代の ドレミが どのようなものだったのか
そして それらは 楽器や作曲に どのような影響を 与えたのか
更に 「音律」と 実際の「調律」という関係を 紹介していきましょう


どこまで イメージしやすく説明できるか 甚だ不安でありますが
筆者の力不足を 読者の想像力で 補っていただければ
これ幸いなり!

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Comments

真っ先に目にとびこんでくるのが、このきれいな完璧な虹の写真です。
こんな完璧な虹は、まず都会では見られないので感動!
私が知りたかったこと わかりやすく紐解いてくれるのでうれしいです。
ちょっと行き詰まっていたことの糸口になるかなぁ…。
次回、たのしみにしています。

Posted by: chikako | 06. 12. 13 at 오후 9:47

 でも、音と色とは、同じようでいてちょっと違うのですね。自分は小さい頃、誰でも赤と青を見分けられるのと同じように、音の高さもわかる(つまり絶対音感がある)と思っていたのでした。だから、絶対音感がない人がいるということを知ったときは、ちょっとショックでした。今になってみると、絶対音感なんて無くても良かった、と思えますが。

Posted by: おおぐま | 06. 12. 13 at 오후 10:33

To chikako
おいおい プレッシャーを かけないでね!
でも がんばってみます!
音律の キチンとした説明は 凄く難しくて
理解したワリには リアリティーが無いから
この連載は ハイリスクです・・・
でも カツオブシを 沸騰直前に 引き上げるように
調律は せっかくのポジティブなベクトルを
アクまみれにしない工夫が 必要なので
あえて 挑戦してみます!
専門的な詳細は もう少し 待ってね!


To おおぐま
そうだね 色は あくまで比喩でしかないんだよね
音の中に 響の要素があるのは
光の中に 色の要素があるのと 類似しているだけで・・・
でも 絶対音感があるのに
バロックピッチや クラシックピッチに
正確に対応できるほうが 凄いと思うよ!
ナオポンクラスでも よろしくね!

Posted by: 某閑人 | 06. 12. 14 at 오전 1:13

オリゴで受けた調律講座を思い出しながら楽しく読んでます!
せっかく教えていただいたのですが、調律しているより
弾いていたいのでテューナーで合わせてます・・・・

最近のレッスンでミーントーンに調律してあるイタリアンで
フレスコバルディを弾かせてもらいました。いいですね~
いろいろ自在に操れたらいいんですけど、私はもっぱらヤングで
すませちゃってます。

Posted by: ペッパー | 06. 12. 14 at 오전 9:15

To ペッパー
お久しぶりです!
寒くなりましたが 風邪など ひいてませんか?
ミーントーンは 似合うチェンバロと
そうでないチェンバロが あるので
ヤングを チューナーで合わせるのでも
十分だと 思います!
でも 調律を 意識されて 演奏するのと
そうでないのとでは やはり 違いがでてきますらね!
音楽 楽しんでください!

Posted by: 某閑人 | 06. 12. 15 at 오후 5:42

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