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06. 12. 30

伽耶の国への憧憬

杣の一族は 山口県に本家がある
日本国内で 上位4万にも 入らぬ 特殊な苗字であるが
山口県の 電話帳には いくつも見つけるコトができる


山口と言えば そう 長州であり
会津出身の人には ナンダカ 後ろめたさを感じるほど
戊辰戦争の傷を 今だに ヒキズッテいる 殊勝な長州人である


さて 山口は 朝鮮半島に かなり近く 位置している
そこから発展した 杣の妄想に しばし お付き合いいただこう


・・・・・・・・・・・・・・・・・


朝鮮半島には かつて 伽耶(カヤ) という国があった
日本に仏教が伝わる ちょっと前の 西暦532年に
新羅によって 滅ぼされた 鉄の王国である


で その時 伽耶の国民は 多数 日本に逃れてきた
そう 九州北部や 山口あたりに・・・


つまり 漢字こそ 異なるものの
杣の祖先は この 伽耶の国から来たと 考えるのは
さほど 強引な論理ではないコトが お分かりだろう


Kayagum


韓国映画 「8月のクリスマス」を 初めて見た時
その中の  韓国語の響きに ビビビが走ったのは
恐らく 自分の中の 朝鮮のDNAが反応したと 信じきっている


韓国には 「伽耶琴」という 楽器が 今でも使用されている
ハン・ソッキュ主演の映画 「銀杏の寝台」にも 伽耶琴が出てくる


その他にも いまだに
伽耶山や 伽耶という地名は残っており
伽耶の名残は 随所に見られる
 

Kayasan


来年の5月の終わり
韓国は 大邱(テグ) という都市で
世界の調律師が集合する イベントが開催される


その時 大邱の近くにある 伽耶山を
是非 登ってみたいと思っている


更なる ビビビがあるのか
あるいは ただ息が切れて ゼーゼーするだけなのか 
今は まだ 分からない


Kaya


自分のルーツに 思いを馳せるなんざ
よくよく 年をとったもんだなーと
ちょっぴり ニガクて クスグッたい気分になる

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