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06. 11. 13

本日ハ整体ナリ (ビフォアー)

ナントいう 晴天!
まるで 世界中の青空を 集めたかのような (←古い)
たおやかな 日本晴れ!


そして 今日は 完全に オフ!
こんな日は 丸一日 工房にこもって
チマチマした作業に 精を出そうかと 思っていたんですが・・・


しかーし
先日の 大塚・桐山 両氏との契りを 果たすべく
ナント 整体が為に 上京しなければ いけないのであります・・・ 


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杣は 病院が 大嫌いである!
それは 生まれた瞬間から 大泣きしていたというから
よっぽど 先天的に 病院が大嫌いであることは 間違いない!


それでも 年に数度は 
持病の ゼンソクの薬を もらいに
病院に 行かなければいけない・・・


病院の待合室となると 爺と婆が 溢れかえっている!
まるで 老人ホームか 養老会合かと 錯覚するくらい
爺婆が 和気藹々と 盛り上がっている


これらの 老人達は 毎日 仲良く通院しているらしい・・・
ボケてるハズなのに お互いの名前と病名だけは しっかり覚えていやがる!

爺 「おや 今日はオトメさんが おらんが どこぞ具合でも悪くなったのかのう?」
杣 (・・・あのなぁ ここは病院なんだぜ じいさん!)


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先天的嫌病院症候群の 杣であるが
後天的要因も 数えれば キリがないほど はびこっている!


まず 血が ダメなのである


草食動物は 基本的に 白黒にしか見えないというので
あの 鮮血の色が 分からなくなるために
必死に ベジタリアンを志したコトもあった・・・ が いまだに天然色である 


そして 注射が ダメなのである


アルコールを含めた 各種薬物依存症の 心のモロイ杣が
いまだに 覚醒剤に 手を染めあぐねているのは
ただ 注射が 苦手というだけの 簡単な理由なのである


更に あの病院内の 響が ダメなのである


病院は どこでも 同じ反射音がする
足音 アナウンス 人々の声
それらが 高い倍音を伴った 独特の音質と残響が耳に飛び込む


もっと言えば 配色 ニオイ 待機時間 人々の表情・・・
五感全てに 耐え難い不快感を つきつけてくる!
これでは 病気になりたきゃ 病院に行け ってなくらいの拷問である!


病院では 最後の最後まで すごいオチがついてくる
会計の時 アナウンスで 名前を 呼ばれる
それも 御丁寧に フルネームを 繰り返して下さるのである!


杣の名前が 呼ばれた瞬間 待合室の顔は 一斉に上がる
その中を おもむろに 立ち上がらなければいけない あの屈辱感・・・
ハッキリ言っておくが 本名は 「ナニガシ・カンジン」より タチが悪い・・・


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おおお だんだん 憂鬱になってきた
整体は 注射も 血も ニオイも 平気だろうが
痛いんだろーなー きっと・・・


ギックリ腰になったコトを 後悔するより
ギックリ腰になったコトを公表してしまったコトを
今は すこぶる 後悔しているのである・・・


世界中の 嘲笑を集めたかのような 青空に見えてきた・・・

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