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06. 10. 14

FF22 ヒッチピン

ナットピン 駒ピン の位置がでると
実際に弦が張られる 直線が 確保できる
その直線に対して ベアリングの角度を決め ヒッチピンの位置を出す


P1010038_1


この ベアリングの角度の重要性は
あまり 認識されてないように思う


歴史的なモデルの レプリカを製作する場合は
モデルの ピンの位置を そのまま踏襲している


しかし 現代のピアノの 設計や製作を経験してみると
この角度が 音色や 音量 更には 音の減衰にも
大きく影響していることを 認めざるを得ない


このベアリングの角度が 弱いと 音は甘いが パワーが出ない
振動エネルギーの損失が 大きいのである


角度が強すぎると 音の立ち上がりが 鮮明になるが
音色が 硬く つまってしまう


杣は これまでの楽器で 幾つかの角度を試してみたが
今回は それらの経験を元に 9度にしてみた


P1010045_1


ヒッチピンは ライナー(内まわし)まで届く 
長いピンを 打ち込んでいく
このピンが ヒッチピンレールの剥離も 防いでくれる


P1010055


低音ブリッジの ダブルピンは この時
ヒッチピンの角度と 同じにして 植えていく


最低音部のヒッチピンは 穴が密集しすぎるので
僅かに分散させて レールが割れるのを 防ぐ 


P1010087


こうして 弦を張るための ピンが揃った!


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Comments

すご~い!これ全部で、何本のピンが植えられたのでしょうか。
さらに、土台の木の部分からみんな均等に何センチか出ているのですよね。均等にするには、やはり何か道具を使うのでしょうか。
こんなにきれいに道具なしで、ピンを打ち込んでしまうのは、職人技ですよ~。
次の工程が楽しみです。

Posted by: chikako | 06. 10. 14 at 오후 10:17

To chikako
ピンの高さにも 微妙に意味がありますから
高すぎず 低すぎず・・・
まあ いい意味の 適当の範囲内です
レジスターさえ 完成していれば
もう すぐにでも 弦が張れるのですが
今回は レジスターに秘密の加工があるので
ここからが 時間がかかる・・・

Posted by: 某閑人 | 06. 10. 15 at 오전 9:41

私は、弦がピント整然と張られているのを見るのがなぜか好きなのです。次は、弦が張られるのかと思っていましたが、まだまだ道のりが長そうですね。レジスターの加工もあるみたいだから、そちらも楽しみ…。
でも、秘密っていうことは、内緒なのかなぁ~。

Posted by: chikako | 06. 10. 15 at 오후 9:19

To chikako
いやいや 内緒の工程はありませんが
作るまで 秘密の工程が 
幾つかあります
秘密というか・・・
説明が難しいだけなんですけどね

Posted by: 某閑人 | 06. 10. 21 at 오전 9:41

うらやましいです。
楽しそうです。
J先輩にうながされ、久しぶりに立ち寄らせていただきました。
ますます頑張ってくださいね。

Posted by: 440 | 06. 11. 06 at 오후 10:28

To 440
気は優しくて 力持ちの
ジャッキー先輩ですね?
最近 お会いしてないけど
元気なのかな・・・
応援ありがとうございます
がんばります・・・ たぶん

Posted by: 某閑人 | 06. 11. 08 at 오후 6:08

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