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06. 09. 13

ファツィオリ ② ドイツでホレた響

1997年 秋


杣は フリーランスの調律屋となっていて
母校の 非常識講師 非常勤講師なんかも やっていた
まあ 週に一度 講義やら 実技を エラソーに教えていただけなのだが・・・


秋に 学校の研修旅行があり
クリストフォリのピアノが 見られると知り
迷わずに 参加してしまった! (この話は また後日)


経由した街で (たぶん シュトゥットゥガルトだったと思うが)
大きな楽器店を見つけ フラリと入っていった
たしか フィッシャーとかいう名前だっだと思う


閉店間近の店内は 閑散としており
日本から来たのだが ちょっとだけ ピアノを見せて欲しいと頼み込み
ショールームに 案内された


ショールームに入って まず驚いたのが
とてつもなく デカイのだ!
グランドが 何十台も 鎮座していて・・・・


杣は もう ヨダレタラタラ状態になっていた!


すると 楽器店のオジサンが
なんと 全てのグランドの フタを
片っ端から 開けてくれたのだ!


日本では ハピコあたりに行かなければ
なかなか会えない ヨーロッパのピアノが
ズラリと並んでいて・・・ 片っ端から 弾かせてもらった!


そして そこに ファツィオリがあった!


一番大きな 308というモデルこそ無かったものの
2メートル前後のモデルが 数台あった!


杣は あえて そこを素通りして
全てのピアノを弾いた後
最後に ファツィオリの前に座った


正直言って さほど 期待はしていなかった


学生時代と違って
実際にピアノを造り いろいろな楽器を経験しているだけに
楽器に関する サプライズなど そうそう起こらなくなっていた


が 


ホレた


Photo_59


その時の印象を あえて ここでは書かない
書きたいけど 書けない
それくらい ホレた とだけ書いておこう


最後の ほとんどの時間を ファツィオリに費やして
気づけば 2時間以上も 経っていた
楽器店のオジサンに 感謝と共に 感想を伝えた


「ファツィオリが素晴らしかった!」
すると オジサンは ニヤリと笑いながら
『私も そう思っている』 と 握手をして 別れた


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


あれから 9年が経つ


そして ようやく 
308という どでかいサイズの ファツィオリを
聞けるチャンスが やってきたのだ・・・


(続く)


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Comments

☆いいなあぁ~☆いいなぁ~☆いいなぁ~☆「ホレた」気持ちわかります。でも、私は、ただのピアノ好きです。きっと調律屋さんやピアニストとは、違う観点かもね。私も弾いてみたい、見てみたい。人間の欲望は、限りないからねぇ。「ファツィオリ」きっとその音色は…。生きている間に聞いてみたいです。

Posted by: chikako | 06. 09. 13 at 오후 10:19

To chikako
絶対に 生きているうちに 聞けないものは
自分の 葬式の時の 読経だろうね
あと あのチーンって奴
そうそう 自分の葬式の時には ふいご屋が
松本伊代の センチメンタルジャーニー を
歌ってくれることになってるから
それも 聞くことができない、、、 残念だ!

Posted by: 某閑人 | 06. 09. 16 at 오전 7:47

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