ミッションC:渡独30周年記念演奏会
横浜 かなっくホール
オーボエの 末政圭志が
ドイツに渡って 30周年を記念するコンサート
かつて 日本やドイツで 共に学んだ仲間や
現在 ドイツで共に演奏活動をしている仲間との
気心知れた 楽しそうなコンサートだった
プログラムの中に この30周年を記念して
門田展弥が作曲した 「パッサカリア オン 五木の子守唄」
という 世界初演曲があった
で 五木の子守唄に関する ちょっとした解説があった
この曲は 韓国から 強制連行された人々によって
日本に伝えられた という説があるらしい
韓国人の強制連行に関しては
箒木蓬生著 「三たびの海峡」 や
映画 「ホタル」 などで 一部を知る機会を得たことがある
そういえば アメリカでも 労働力を得る為に
アフリカから 強制連行して 奴隷にしていた人達の中から
新しい音楽が 生まれたっけ・・・
そんな想像力を かきたてるに十分な
センチメンタルとは 異なる
哀愁や 悲愁を 彷彿とさせる 演奏だった
異国で生きるということ
それは 生きた人にしか表現できない
奥行きがある
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