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06. 06. 30

ミッションC:アンサンブル・コルディエ

ミッションC


上野 東京文化会館 小ホール


40年の歴史をもつ 東京ゾリステンが 生まれ変わった!
東京の ソリスト達が 定期的に集まっていた ユニット
今年から アンサンブル コルディエ という名称に改名した


コルディエ とは フランス語で
ヴァイオリン等の 弦を止めている板の呼称だそうだが
更に コルダ(弦) や コルディアーレ(心からの 誠実な) という意味も合わせもつ


これまで培ってきた ゾリステンの 栄光と経験を
更に 未来に向かって 発展させていくアンサンブル
音楽監督は チェンバロの 大塚直哉が担当している


二日間のリハを 共にさせてもらったのだが
実に 楽しそうに 演奏するメンバーである!
これから ますます 活躍が期待できるユニットだ!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


杣は コンサートによっては ステージマネージャーも
やらされる やらせていただくこともある
誰に習ったわけでも無いので 恥ずかしいくらいの 我流なのだが・・・


今夜は 今井慎太郎 というプロのステマネがいた
リハから 機転のきかせかた 立ち振る舞い 見事なものだった


本番でも 照明の合図から 聴衆や演奏者への配慮が 素晴らしい
さりげなく 多くのことを 学ばさせてもらった


今井は チェリストだったそうだが
今では 海外のオケを中心に ステマネで活躍している
年齢を感じさせない スマートで 無駄の無い仕事に 感銘を受けた!

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06. 06. 29

忘れられた楽器

ケンタのおかげで 昔のデータCDが
押入れの奥から 出てきた
で それを見ていると・・・


ちっちゃかったジローの 可愛い頃の写真が 幾つもある
紛失したと 諦めていたので ・・・嬉しい!
(ジローに関しては 広すぎる部屋参照)


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が この写真を見ていて ムムム? と思った
この右の楽器は ナンだ?
自分の部屋なのに こんな楽器 ・・・ナンだっけ?


で いろんな写真を見て ようやく思い出した
4年前に 自分で作ったチェンバロだった・・・ トホホ
ちょうど 前回のWカップの頃に 完成したようだ (すっかり忘れていた)


14_1


そういえば この楽器 ミーントーンという音律用に
特殊な鍵盤を つけてみたんだった・・・
1オクターブを 14分割した鍵盤にしてある


レ♯ と ミ♭
ソ♯ と ラ♭
ここだけ 分割した鍵盤を つけてある


記憶が薄いのも 無理がない
完成して 割と早い時期に 
チェンバロを練習したい人に 貸してあげちゃっていて・・・


あの楽器 まだ使えるのかな・・・ 不安
というより 自分で作った楽器を忘れる 自分の記憶力の方が
・・・ もっと不安


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06. 06. 28

ダジャ変換

老人が使う 翁言葉に ダジャ変換というモノがある

「だ」が「じゃ」になるという アレである

 そうだ→そうじゃ
 だがしかし→じゃがしかし
 だろう→じゃろう


ただし これは名詞などには適用されない

 パラダイス→パラジャイス ×
 だだちゃ豆→じゃじゃちゃ豆 ×
 ジャック・ダニエル→ジャック・ジャニエル ×


さらに 「ジャ」が「ダ」に 逆変換することもない

 じゃがいも→だがいも ×
 お邪魔します→オダマします ×
 ジャック・ダニエル→ダック・ダニエル ×


ま このように 複雑なルールがあるにも関わらず
老人は 決して間違うことなく ダジャ変換を駆使しているのだから
ボケた振りして なかなか聡明である (こうした症状を 老獪 という)


前置きが長くなったが・・・
この言葉の構造を 説明したいのでなく
テーマは 「いつから 翁言葉を 使い始めるか!」


年齢説

還暦や古希といった節目を迎えた朝
「そうだ 今日から 翁言葉を使おう!」 と思い立つ
そして 奥さんに向かって 宣言する
「ばあさんや ワシは今日から 翁言葉を使うぞ!」


初孫説

孫が生まれれば 自然に 「おじいちゃん」と呼ばれる
そこで ムクムクと おじいちゃんらしく 振舞わなければと
言葉は勿論 グッズまで オキナオキナしていき 自覚を高める


随時説

きっかけは無かった
ある日 縁側で盆栽を 愛でていたら 突然
「そうじゃったのう」 という言葉が口をついて 出てしまい・・・
本人も驚愕! だが 恥ずかしいので そのまま 使い続ける


まあ そんな訳で 調律先に 年配の家族がいると
さりげなく 翁言葉になったかどうか チェックしている

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06. 06. 27

有り得ぬアナ

フットサルで 一年以上 履いてきたシューズだが
底も磨り減り 穴も開いてしまった
それも 左足のインサイド 


・・・なんで こんなトコに 穴が開くのだろうか・・・ 


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こんなトコに穴が開いていると
当然 靴下にも 穴が開く
・・・しかし なんで こんなトコ 擦っているのだろうか

Photo_7


そんな訳で 新しいシューズを買った

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まあ シューズを変えたトコで
うまくなる訳では 無いのだが
ちょっとだけ 気分がリフレッシュし 嬉しくなるから不思議だ


ちょいと忙しい日々が続くので 
次のフットサルは いつになることやら・・・


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出頭

これから 朝霞警察へ 出頭します・・・

首を洗って この日を 待っておりました・・・


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無事 釈放!

いやいや ただの免許更新でした


1時間の講習を 受けてやったんだけどさ

一緒に受けている人達の 人間観察が

とても 面白かったです


受付で 「今日は車でいらっしゃいましたか?」

と 言われたので

『ええ テポドンで・・・』

と うっかり答えてしまい   ・・・しまった!

受付のオバサン(一応警察官なのかな?)は

表情を変えずに 「そうですか」 と応対してくれました!!!


愛車の名前  ・・・変えようかな

せめて ノドンにしとけばよかった・・・


さて これから 世田谷へ仕事です!

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06. 06. 26

痛い電信柱

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韓国で 見つけた 電信柱


写真では 良く分からないかも知れないが
硬質のゴムのような素材のトゲが
ビッシリと はりめぐらされている


こりゃ なんじゃ?


最初は 寄りかかり防止だと 思った
試しに 寄りかかってみると  ウ・・・イっ痛い!
やっぱり そうだ! そうに違いない!


が 帰国して 冷静に考えてみると
チラシとか ポスターを ベタベタ貼るのを
防止するものではないか ・・・という結論に達した (なーんだ ちぇっ!)


そういえば 韓国映画でも
壁や電信柱に チラシをペタペタ貼るシーンが
よく 登場する

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↑「猫をお願い」 のワンシーン


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↑「吠える犬は噛まない」 のワンシーン


確かに トゲトゲだと ノリやテープは
使えないかもしれないけれど
そのまま ブスブスさせそうだなー

それくらい 痛かった!

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06. 06. 25

ミッションC:体温のモテナシ

ミッションC

町田 本町田高齢者在宅サービスセンター 湧和


2002年に チェンバロの奥村八峰と
フルートの鈴木二葉によって 結成された
ラ・ぷちっと・まるみっと によるバロックコンサート

今回は 上述の二人の他に
バロックフルート 玉木祥子 
ガンバ 阿部恵美
そして チェンバロ 谷田芙美子 が加わった!


このコンサートは 「えくぼの会」の 
4回目の 地域交流イベント


この えくぼの会や NPO法人湧和 について
紹介したいんだけど・・・
正確に説明するには ちょっと長くなるから・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


コンサートは いろんなトコで
いろんな団体や いろんな演奏家と 出会うことができる
それも また 楽しいし 時々 大変だったりするんだよね


で 今回の えくぼの会の ボランティアのスタッフの
心のこもった モテナシ
とても やわらかく 素敵でした


それは 演奏者だけでなく 集まってくる お客さんにも
伝わったんじゃないかな


この場所は 地域の年配の方々が
居心地よく 地元で交流ができるように 建てられたモノ


でも 人間の居心地は ハコでなくて
やはり 関わる人間なんだよね 結局


きっと えくぼの会のスタッフは
日ごろから 我々が体験したような
自然体の あたたかい対応で 日々 交流してるんだと思う


そんな 体温のある環境で 仕事ができました


演奏者も その意思を しっかり汲み取っていて
音楽や 楽器について 普段着の言葉で解説して
アイデア溢れる 演奏でした


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


家庭料理もあれば 宮廷料理もあって
草野球もあれば 大リーグもある
中年オヤジのフットサルもあれば W杯のサッカーもあって・・・


でも 全ては 人間と人間の 交流
それぞれの世界で みんながアタタカクなる 一生懸命
・・・イヤ 一生懸命だから ひとつになれる温度


いいなー! と思いました

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06. 06. 24

業務連絡

コメント出来ない状態が 続いているようです

がしかし

直し方が分かりません

なので お待ち下さい

チヤハ カムサハムニダ!


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追記

どうやら ニフティの不具合だったようです

たぶん これからも ニフティのせいです!

そこんとこ よろしく! (古い!)

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お子様ランチ

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昔 お子様ランチといえば
プリン型に もられた ケチャップライスに
国旗が 立っていたものだが・・・


大人になっても
お子様ランチに 不思議な魅力を感じるのは
何故なのだろう・・・


ところで・・・


メニューのスペルって
MENU だと思っていたんですけど・・・

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06. 06. 23

かくれんぼ

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見つかりたくないんだけれど

いつまでも

見つけてもらえないのも 困る


恋も かくれんぼ みたい

気づいて欲しいんだけれど

気づかれても 困る

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06. 06. 22

Wカップの憂鬱

テレビが無くて 不便だと思うことが
4年に一度だけある


そう サッカーのWカップ


前回の 韓日W杯は 近所の居酒屋や
電気屋のデカイテレビで 観戦できたが
今回は 時間が時間だけに 観戦が容易ではない


特に 今夜のように 明け方の4時に中継となると・・・


今から インターネットで調べて 
サッカーカフェのようなトコを 探さなければ・・・


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ところで クロアチア戦 終了後の ワンシーン
足をつったサントスを 介護しているのは
クロアチアの選手なのだが・・・


上杉謙信を 彷彿とさせるではないか!

なんとも ほほえましい!

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06. 06. 21

骨折記念日

昨年の 6月20日
フットサルで コケた杣は 右手で全体重を 支えた
グギッ!!!


翌朝 痛みで目が覚めた
イカン ・・・右手が使えない
今日から リハが続くのに・・・


で まだ 誰もが寝ている早朝であったが
偉大で 寛大で 優しく 美しい後輩に
応援の電話を させていただいた


絶世の美女 平成の楊貴妃と名高い後輩は
快く ピンチヒッターを 引き受けてくれ
なんとか 窮地を脱することが 出来た ・・・コマゥヲッソ


(文中の偉大な後輩が このブログを見ている為
やや 過剰に思える 美辞麗句の羅列が見受けられますが
勿論 全て真実であり 何かに怯えている訳では ありません ・・・あしからず)


リハ中に 会場を抜け出し 病院でレントゲンを撮った
手首の複雑な骨の中の 船状骨という部分に ヒビが入っていた
生まれて初めての いわゆるひとつの 骨折・・・


最寄の病院で 再診するように 医者から言われたが
完全固定ギブスをされたら 仕事が出来なくなってしまう・・・
それだけは なんとしても 避けなければ・・・


で 紙ネンドでギブスを自作し
調律の時だけ 取り外し 
後は しっかりと固定し 8月には完治した


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(写真解説)
お手製のギブスをして 配給のトウモロコシを持って
アジトに帰宅する しょげた工作員


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


それでも フットサルは 続けている


運動の習慣によって マタニティな腹も ややヘコみ
大分 体も軽くなったが
相変わらず ヘタクソで いまだに コケ続けている


Wカップに刺激されて はしゃぎ過ぎているので
ケガにだけは 気をつけなければ・・・


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06. 06. 20

タイリョク

調律屋は とにかく タイリョクである


まず 体力

重い工具カバンを 持ち歩き
作業のほとんどは 力仕事である!
いつでも どこでも 力コブは肥大していく!

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そして 耐力

移動では 渋滞に耐え 
現場では 待機時間や 様々な困難に 耐えなければならない!
もちろん 生理的欲求にも 耐え忍んでいる!

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でもって 怠力

あんまり コン詰めてやると 早死にする
そのストレスは 直ちに 毛髪に反映してしまう!
だから ほどほどに 怠けなければいけないが ・・・これが一番難しい!

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ちょっと くつろぎ過ぎですね ・・・ハイ

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06. 06. 19

途中下車 ③

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墓地を散策してみる
よく手入れされたもの そうでないもの
同じ苗字が多かったり 短い命のモノがあったり・・・


死ぬコトが怖かったのは 少年の頃
それは 恐らく 死 というものが あまりにも未知だったから
人間は 未知なものには 恐怖という ブレーキをかけてしまうらしい

でも 知っている と信じている ほとんどのモノも
実は錯覚でしかなかったりする
人間は 既知なものには 納得という クラッチで繋いでしまうらしい


そんな 空想のフルコースを 堪能している時にも
無粋なヤツが 割り込んでくる

携帯にメールが来た・・・
オイオイ ここって 電波入るのかよ

全部 文字化けしてるメール・・・
ああ きっとハングルだ
そういえば まだ 返事 書いてなかったな・・・


イカン イカン


あっという間に 電車が来てしまった
空想の時間は終了し 
車両内の 乗客観察の時間が 再開する・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


いつからか 点と点で 生きている気がする
「仕事」とか 「目的」というものが
そうした価値観を 助長しているのだろうか


子供の頃は 学校の帰りでも 
道草をくったり わざと違う道で帰って
点と点の間の線を 本能的に楽しんでいた


帰りの飛行機に乗っている時間と
ほぼ同じ長さの時間を
途中下車しただけで 満たされたモノがある


もう少し 自分にとって 等身大の
遠回りや 途中下車を していこう
どうせ 辿りつくトコは 同じなのだから・・・

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06. 06. 18

途中下車 ②

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ホームの前には ささやかな墓地がある
周辺には コンビニもなければ スーパーも無い
いわゆる 「なにも無い」


なにも無い なんていう感覚も 
先入観や常識 という光が描き出す 影のようなもの

光の強さや 角度を変えれば
そこには 全てが存在しているし
影の 形も大きさも濃度も 実に変化に富んでいる  


そんなコト 考えているウチに ふと楽器のコトを考えている
イカン イカン
この駅にいる間くらいは 日常から 逃避していなければ・・・


次の電車が来るのは ほぼ一時間後


ホームの 端から端まで 何度も往復し
その長さを 測ってみる

こんな距離を 10秒で走れる人がいるのかと思いつくと
いきなり 全力ダッシュしてみたりする
10秒は切れなかったが 息はキレた・・・


線路に降りてみて レールに耳をあてる
電車が近づくと それが聞き取れるハズだが・・・

なんの音もしないので 仕方なく 腕を精一杯伸ばして
自分で レールを叩いてみたりする
距離と 音速 そして 音の高さの関係は・・・


イカン イカン 


待機している時 よく本を読む
でも それは 退屈を誤魔化すためでなくて
奔放な空想を 抑制するため

だから 今は 本はいならい
この場所で感じる 全てのコトを
贅沢に楽しんでしまおう


 

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06. 06. 17

途中下車 ①

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街を散策し 昼食を終え
後は 空港まで 行くだけ
時間は まだ たっぷりとある


乗り換える度に 30分以上 駅の待合室で待機する
地元の人の 聞きなれない方言に 耳をかたむけ
遠い昔に 忘れてきてしまったような 素朴な笑顔を 観察する


そうだ 途中下車してみよう


いきなり思いついた
そこが どんな街で どんな駅かも 知らない
名前だけで選んで 電車を降りてみよう


そんな思いつきだけでも ワクワクし
路線図を見上げる


なんとなく 「岩倉駅」 という名前が気に入った


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


2両編成の電車は バスのようなシステム
駅に着く度に 運転手が 車内で清算してくれる


降り立った 岩倉駅は 無人駅


電車が行ってしまうと 自分以外 誰もいない
民家はあるのだが 人の気配は 全くない


本当の孤独は 淋しさの要因には ならない気がする
淋しさなんて 他人と自分との隙間の 温度差のようなもの
だから 一人の時間は 虚しさより 満ち足りた気分になれる 

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06. 06. 16

ささやかな矛盾

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病院内の売店にある タバコの自動販売機


人間によって維持されている 自然保護


居酒屋の 駐車場


堕胎と 人工授精を司る 産婦人科医


戦場へ赴く兵士を祝福する 神父


宣伝通りのコトをしてくれない JARO


そして 慢性渋滞の 高速道路・・・


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06. 06. 15

ミッションR:録音終了

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エマニュエル・バッハを吹くのは
サックス・プレイヤーの 平野公崇


サックスは バロック時代には発明されていなかった
今回は ソプラノ・サックスで
フルートソナタなどを アレンジしての演奏


で 録音中に 芸大でサックスを専攻している 学生に聞いたんだけどね
サックスって ソプラニーノから コントラバスまで
8種類もあるんだって!!! 知らなかったなー


で まだまだ 改良されていて・・・
うーん 19世紀のピアノのような 活気ある世界なんだねー
いろいろな試行錯誤を 今でも繰り返しているらしい


ピアノの 近年の 大きな改良と言えば・・・
サイレント・ピアノですかねー
遂に音が出ないピアノにしちゃってサ 


えーと 録音の話でしたね ハイ
チェンバロは 大塚直哉
ドイツから帰国したばかりでしたが 元気でした!


ホールの休館日をはさんで 
三日間に渡る レコーディングでしたが
無事終了! お疲れ様!

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06. 06. 14

バドミントン伝来の地

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ウウウ


ずっと バトミントン だと思ってたじょ

ずっと ハイドロップ・レーニング現象 だと思ってたじょ

ずっと スローイング だと思ってたじょ


ウウウ


時々 フキデモノ と ヒキデモノ の区別がつかなくなるじょ

時々 プロバイダー と ブロバイダー の区別がつかなくなるじょ

時々 おざなり と なおざり の区別がつかなくなるじょ 

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06. 06. 13

ミッションR:録音中

ミッションR:録音中


今回の録音は オクタヴィア・レコード


若々しいけれど 頼りがいのある しっかりしたスタッフ達
地味な仕事だが 誇りと自信をもち なおかつ明るい現場だ


仕事には 全く関係ない話題で 恐縮なのだが・・・


杣は 録音で 必ず 太る・・・

調律していない時 耳は音を追い
目は小説を追い 口はモグモグしている・・・
そう 食い続けてしまうのだ!


今回のホールは 駅ビルの5階にあり
エレベーターで下っていけば・・・ ナント デパ地下!
食料品が わんさか わんさか!


普段 デパートなんぞに縁が無い 杣にとって
そこは まるで パラダイス
舶来のチョコ 珍しい和菓子 そして ヒカリモノの寿司弁当!


ウウウ 自制心というものが カケラでもあれば・・・ 残念! 
 

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ミッションC:音楽史

川崎 洗足学園 2400講堂


ゲスト講師 那須田務による 音楽史のコンサート
2台の鍵盤楽器 リュート リコーダー そして琴
ルネッサンスから バロックの ヨーロッパと日本の音楽


ミッションC:


チェンバロを弾くのは 加久間朋子
愛猫に咬まれて 破傷風に見舞われるというアクシデントも 乗り越え
ソロと アンサンブルを 充実させていた


ミッションC:


で この楽器だが チェンバロ型の クラヴィコード
杣が 2004年に製作したのだが
コンサートでは 初めての登場になった・・・


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当初 2台の楽器は 階段で 4階上げ という情報だった・・・
アシスタントの 後輩うららと 気合を入れて会場に到着
しっかりと ストレッチして 会場視察 (この時点で まだ朝の8時 ネミー・・・)

が エレベーターが ある・・・


普通のエレベーターでは 入らないチェンバロも多々あるが
杣の楽器は 最初から これを計算して 作ってある
おかげで 日本の7割以上のエレベーターには 対応できるのだ!

勿論 シンドラー社であっても やぶさかではない・・・


んな訳で 楽チンに4階まで 辿りついた イヒヒ


そして 素晴らしい学生にも 出会った
学院生の女の子なのだが とにかく頭の回転と 行動力が素晴らしい!
彼女の献身により 作業は 捗り 楽しかった ・・・カムサハムニダ!


うららも 杣も えらく感動した出会いだった!

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06. 06. 12

ミッションR:録音開始

Photo


横浜 フィリアホール


最近 朝 車の中で聴くBGMは
ラジヲ体操
あの 「御機嫌よう!」で スガスガしく終わっていく番組


で チェンバリストのスタジオで 楽器を搬出
会場へと 首都高速を かっとばす


が ・・・あれれ 空いているぞ


予定より1時間半も前に 到着してしまった・・・
「遅刻よりは いいですよ」と
優しくホローしてくれる 演奏者だが・・・


実は この演奏者 
昨日 ヨーロッパから帰国したばかり
まだ 時差ボケも辛い中での 早朝出発となってしまった・・・


すいません
もう少し ゆっくりでも よかったみたいで・・・
もっと 寝かせてあげることもできたのに・・・


という訳で 録音が開始した!

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06. 06. 11

踏み絵

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踏み絵を 踏んでしまう 弱い人間にこそ

神とか 救いは

必要な気がする・・・

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06. 06. 10

あまり 考えたくないコト

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なんで 飛行機は 飛ぶのだろう

なんで 船は 沈まないのだろう

なんで 人は 考えるのだろう 

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06. 06. 09

ミッションC:床の共演

ミッションC:


山口 CS赤レンガ


リハーサルでは 問題なかった
楽器の音しか しなかった
なのに・・・


本番になって 演奏者の椅子の下にある
舞台の板が ギシギシ 鳴りだしたのである!


休憩の調律の時に
椅子の位置を 変えてみたが
やはり ギシギシと 五月蝿い・・・


マネージメントの方が ホールの人を連れてきたが
今日は 交換できないので
そのまま 続けてくれと・・・


仕方ないので 楽器の位置を変えて
椅子が鳴らない 板の上にのせて
・・・なんとか 解決


うーん 不思議だ

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朝から コーヒースカッシュ!

朝から コーヒースカッシュ!

胃袋だけなら
目覚めたけれど
マブタも アタマも
重い朝

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06. 06. 08

ミツオ

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このイタヅラ書きを見て
「チェンバロの保守と調律」を 思い出す輩は
かなり オタクである・・・

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06. 06. 07

ミッションR:録音終了

ミッションR:


4枚目のCDになる 今回は オール・バッハ・プログラム
演奏は ピアニストであり チェンバリストである
マイコ・ミューラー


彼女の録音現場は まるでコンサート会場
組曲でも 全てを通しで 録音していく
細かいキズの為のテイクなど 必要としていない


それだけ しっかりと弾き込んで 録音に臨んでいる


よって かなり鮮度の高いままの演奏が 録音されていく
チルド・レコーディングだ!


二日間で セッティングから CD1枚分の録音は
時間的に タイトかと憂慮していたが
そんな心配も 杞憂に終わった・・


次の 彼女とのミッションは 
明後日の9日 山口の赤レンガ
現地の調律師 澄川工作員との再会も 楽しみだ! 


ミッション・赤レンガ


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06. 06. 06

ミッションR:録音開始

相模原 サンエールさがみはら


録音では いろいろなレコード会社と 仕事をする
それぞれの会社の プロデューサーや エンジニアの方針で
録音される音像も さまざまである


今回の録音は ナミ・レコード
社長も エンジニアも とても和らかい人達だ
演奏者への敬意と 音楽への愛情が とても豊かである


ミッションR:


楽器には 3セットのマイクを立て
音楽の輪郭と ホールの響きのバランスを
何度も確認しながら サウンドチェックをする


結局 チェンバロの屋根を外して
最良のコンディションを確認し
昼過ぎ 録音が開始された


ミッションR:


楽器は キース・ヒル製作の ミートケ・モデル
屋根を外しても 雄弁な低音と 密度の高い中音
そして きらめく高音 ・・・魅力的な楽器だ


さて 明日も がんばろう!

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06. 06. 05

吹田サービスエリア

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前にも書いたかも知れないが C と K と言えば思い出すことがある

2002年のWカップ 
韓日か 日韓か 表記の問題で 韓国は「韓日」を主張した


国際的には アルファベット順で 国名を表記する慣わしだから
Japan Korea となるはずだった


が 韓国は 先に表記されないと 気がすまない国民性がある
特に 相手が日本だと もー 絶対に許せない!


で韓国は なんと 昔のコリアは 「Corea」という表記だった
だから Jより前になるはずだ! と主張したのである!


それも Corea から Korea に変えたのは
植民地にして 蹂躙した 日帝野郎 とノタマワるのだから たまらない・・・


で Wカップが始まってみると 韓国は審判を買収  
(確かイタリア戦と スペイン戦だったと思うが・・・)
誰の目にも明らかな 完全に不公平なジャッジだった


その時の審判は 権利を剥奪されたものの
母国で 豪邸を建てたと 伝え聞いている・・・


韓国の そういうトコロが
たまらなく いとおしい・・・


 

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06. 06. 04

居酒屋 こんばんわ

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仕事で ホールに行くと
午後でも 夜でも 「おはようございます!」と
挨拶するコトが 多い


最初は 抵抗があった


が 意外に便利でもある
何故なら 「こんにちは」 や 「こんばんは」 には
「ございます」が つけられないからである


日本語は つくづく難しい
まあ マルシアあたりなら 平然と
「こんにちはで ございます」と ノタマワりそうだが・・・

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06. 06. 03

杣と煙の好きな場所

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光る巨大な 糸車のてっぺん


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光る巨大な サボテン


優越感や 劣等感を 加味せずに
ググっと上から 眺めてみれば

すべてのものは とても小さい
すべとのコトは とてもささやか


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06. 06. 02

カバン ド サンパ

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なんで カバンは 「さげる」 というのだろうか・・・


そんなコトを 不思議に思ったのは
浜松で ピアノ製作の修行をしていた頃

周りは 大正生まれの 爺さん ベテランの名工ばかりで
外国語かと思うくらい 理解不能の「遠州弁」が 飛び交っていた


ある日 ウマの上にある板を 名工と持ち上げる時に
「ハー そっちを さげよ」 と言ったから
杣は 言われたとおりに 下げた


すると 名工は激怒して
「さげよ ということは 上げよということズラ ハー ヤクタイもネー」
と 怒鳴った


んなら 最初から 「上げろ」と言えばいいじゃん・・・ プンプン


名工は そんな杣の心理を見抜いたかのように
「ハー カバンだって さげるって言うズラ ハー」
と 追撃してくる・・・ 


そんな遠州弁に 慣れるには 半年かかった

今となってみれば
「ヤクタイモネー」 だの 「ぶしょったい」 だの
懐かしい故郷の響きである

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06. 06. 01

もしもピアノが弾けたなら

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調律学校にくる ほとんどの生徒が
ブラバンか ピアノを弾いてきた 音楽人間
譜面は 読めて 当たり前の世界


そんな中で 異質な生徒がいた
19歳の杣だ


今の フットサルをやっている連中は 
信じてくれないのだが (勿論 下手過ぎるから・・・)
杣は高校で サッカー部だった


そんな奴が 調律学校に来て
一番苦労するのは
ピアノの実技の授業


調律師たるもの
お客さんの家で ババーンと
1曲披露してコイ! というらしい


ピアノを弾けない奴は (杣以外にいないのだが・・・)
19才でも 勿論 バイエルの1番からだ
最初は 楽譜に 音名をカタカナで書いていた


・・・先生に怒られた


調律師たるもの 楽譜が読めなくて
どうするんじゃい! という理由だ


で 今度は 同級生に弾いてもらって
耳コピして 弾けるようにしていった


で 次のレッスンの時 
楽譜を見ながら スラスラと弾いてやった
へへへ どんなもんじゃい!


すると 先生がニンマリして
「杣君 今 どこ弾いているか分かる?」
と 言ってきやがった・・・


ウウウ・・・分からなかったので
適当な場所を指差し
「この辺りでしょうか?」 と答えてみた


すると先生は ニヤリとして
「開いているページが 違うわよ」
と ノタマワった・・・


まあ そんな訳で 2年間かけても 
バイエル60番までしか すすまなかった
いまだに 譜面なぞ ロクに読めない・・・


だからという訳でもないが
お客さんに 「調律師さんって ピアノもひけるんでしょ?」
と尋ねられると

「ええ まあ3メートルくらいは」 と
筋肉を膨らませて その場をしのいでいる・・・

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