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06. 03. 13

朱紅文字の夜② 手紙

手渡された 手紙の概略は 次のようなものだった


自分は70才近い サウジアラビア人で ボンゴ奏者であること
唇を読む勉強をしていたので 杣達の会話が分かったこと
自分が演奏している店(2件)に 聞きに来て欲しいこと


そして チェンバロの話をしていたので
どうやら 杣がチェンバリストだと 勘違いしたらしいことも分かった
実名かどうか分からないが 彼女の名前も書いてあった


ここで 幾つか 不思議なことがある
漢字が少し間違っているものの 達筆な日本語なのだ!
アラビア人が 何故 日本語の会話を それも唇で理解できるのか?


杣とSは 「これは怪しい! どう考えてもおかしい!」
ということになり シカトすることにした
声を落として そんな相談を コソコソとしていた


しかし 杣の視野には 彼女がこちらを見ている様子が 入っている
Sは背を向けているから良いが 杣は 彼女の正面にいる
彼女はサングラスをかけて こちらを凝視している


もうひとつ この手紙の奇怪性を 付け加えておく
書かれた文字が 赤いのだ!
日本人なら 赤い字で 手紙は 書かないだろう、、、


もし 純粋に 自分のボンゴ演奏を 聴いてほしくて
たまたま 赤いボールペンしか持っていなくて
この手紙を 書いたと そう肯定的に考えても・・・


諸君なら どうする?
自分なら 手紙より まず話しかけるだろう!
そんなふうに 混乱していく杣を サングラスは見逃さなかった・・・


(続く・・・)

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Comments

そっか!
そんな経験があったから、先輩はサングラスをかけていることが、多いんだ。
先輩は、サングラス越しに、何を凝視してるんだ?

Posted by: うらら | 06. 03. 13 at 오전 9:29

To うらら
おいおい 関係無いって!
というか 父ちゃんの誕生日に まぎれて
ウナギとか食ってるんじゃねーよ!
父ちゃんの誕生日ってことは
あの試験から 1年が過ぎたのか?
おー 日ピ2年生じゃん!
チュッカハムニダ!

Posted by: 某閑人 | 06. 03. 14 at 오전 12:59

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