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06. 03. 14

朱紅文字の夜③ 2ndコンタクト

060314_122101.jpg


すると 女は立ち上がり 再び 杣達のテーブルに来た
そして ナント 流暢な日本語で 話しかけてきたのである!
背を向けていたSも 今度ばかりは 驚いたようだった


当時の会話を 一字一句 記憶している訳では無いが
確実に発言された 言葉をつないでみる
内容的に 偽りは無い会話と思っていただきたい


『私は 怪しいものでは ありません』

「あ でも 誤解でして 自分はチェンバリストでは無いんです
 あの こちらは チェンバロを製作している方でして・・・
 自分は ただの調律師ですので・・・」


杣は 女の好奇の対象を Sに向けようと思った
実際 自分は演奏家では無いし
音楽に興味があるのなら 製作家の方が面白いはずだ!


しかし 女はSに目もくれず 杣に向かって言った
『私は あなたと話がしたいのです
 あなたのオーラが 素晴らしいのです』


は? オーラ?


杣は オーラに関しては 存在しているものと思っている
ただ それは 体臭のように いつだって 誰もが発していて
その人の状態により 放つ強さや 種類が変わったりするだけのもの・・・


チェンバロ⇒音楽⇒自分のボンゴ演奏
それで 興味を抱いたのだと理解途上にあった 杣にとっては
この発言は 奇襲も奇襲 ・・・普通 オーラごときで 接触するか?


とはいえ 天下の小心者な 杣青年
長身のサングラスの外人女性⇒赤い手紙⇒オーラ云々
誰だって こんな状況に会えば バベル(混乱)の極みに落ちるだろう


(なんと・・ まだ・・・ 続くのだ・・・)


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   今日の補足


当時 杣は アストラインという 調律師の勉強会のメンバーで
次回の講座のテキストを 何ヶ月もかかって 書き上げたとこだった
確かに もの凄い充実感と 満ち足りた気分だったことは覚えている


更に ちょうどその頃 インドにはまっていて
「理性のゆらぎ」やら「アガスティアの葉」に傾倒し
CDから料理 更にはスピリチュアルへの関心も高かった


しかし オーラとは全く関係無い

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Comments

某閑人さま
なんか面白い展開ですねー。わくわくします、次回楽しみ!

Posted by: ちかちゃん | 06. 03. 15 at 오전 8:14

To ちかちゃん
花粉症 よかったですね!
この話 ハッキリ言って 当事者としては
怖かったです、、、
相手の話を どこまで信じて良いのかな・・・

Posted by: 某閑人 | 06. 03. 15 at 오전 10:57

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