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06. 03. 01

FF④ 響板の木目の試み

板には 木目というものがある
いわゆる 冬目と 夏目 と呼ばれている
濃淡のある 線のことだ


この 木目に平行か 垂直かで
そこを 伝播していく 音速の速さや
木材の強度は 数倍の差が出てくる


通常のチェンバロの 響板の木目は 弦と平行になっている ↓

060301_114201.jpg


杣は この木目の特性を より生かそうと 弦に斜めにしてきた ↓

060301_114301.jpg

だが これまで この斜め響板の弱点として
低音の 木目の長さが短い為に 
低音部の響いている面積が 少ないのではと 懸念してきた


それで 今回は 低音部の木目は長く
高音部は 今まで通り 斜めに
という 放射状の響板に 挑戦することにした ↓

060301_114501.jpg


はっきり言って この接ぐ過程は とても面倒だ!
でも この効果の結果を知るには 一度は挑戦してみたかったから 仕方無い・・・
低音にはスプルースを 高音にはレッドシーダーを 使用してみる


(専門的になってしまうが 放射状にすることによって
 ブリッジに対して 響板の木目は どの音域でも 垂直に近くなる
 これが 本来の音速と強度の 杣のねらいである)


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   今日のオマケ

http://www.dumpalink.com/media/1119508068/Asian_Guy_Playing_Drums_On_A_Keyboard


   立ったままの姿勢で この演奏は 結構 たいしたもんだと 思う・・・

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Comments

木山さん
BIZZIさんはグリマルディ(オリジナルの響板は72度の角度)をまっすぐ、72度、もっと角度をつけたもの、の3種試作したそうです。結果としてやはりオリジナルのが一番よかった、と言ってました。今、茅ヶ崎の拙宅にあるグリマルディも72度です

Posted by: Nom | 06. 03. 03 at 오후 12:20

To Nom
まだシンガポールですか?
イタリアンは 斜め響板 よくありますね!
72度という角度は 何となく 気になる角度です!
正五角形の角度なのですが
ピアノの調整でも 登場したりしています!
杣の放射状響板も 3枚目が 72度です・・・

Posted by: 某閑人 | 06. 03. 03 at 오후 6:47

杣さん
放射状響板、おもしろそうですね。
BIZZI氏も興味持つと思います。結果はいつごろでるのかな?
楽しみですね

Posted by: Nom | 06. 03. 03 at 오후 9:39

昨日の朝、ジャカルタからシンガポール経由の夜行便で帰国しました。帰る早々たまっていた公私の用事でバタバタと。昨夜は爆睡。
ご相談したいことがあるのですが、メールアドレスはどちら?このサイトの中にきっとあると思ってさがしたけど見当たらなかったものですから。。。

Posted by: Nom | 06. 03. 04 at 오전 10:03

To Nom
おかえりなさい! お疲れ様でした!
メルアドは LG25@nifty.com です!

Posted by: 某閑人 | 06. 03. 05 at 오후 2:00

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