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06. 01. 29

F⑬ えぐり合わせ

左がスパイン (低音側の親板)
右がチーク (高音側の親板)
チェンバロやフォルテピアノは 親板が数ピースに分かれている

この4枚 ないし 3枚の 親板を
現代のピアノのように 1枚の練り親板にしたのが
スタインウェイ 

スパインとチークに それぞれ6mmの溝を掘り
ピン板&ネームボード と ベリーレールを
組み込めるようにする


PA0_0030


掘ったイモ いじったな! じゃなくって
掘った溝に 部材を入れて えぐり合わせの確認
キッチリ部材と組み込んでいる為 合格!


PA0_0029


そして この後
底板にスパインを接着する
このあたりから 歴史的工法とは ちょっと異なっていく、、、


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   今日のオダイ

   「あったら怖い6mm」を創作せよ!

   凡例) ギョーザの皮の厚み
        時速60kmですれ違う対向車との距離
        コンサート直前で発見してしまったレットオフの距離
        100円ショップに売っている広辞苑の厚み
        毛細血管の直径
        ミトコンドリア

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