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05. 12. 10

ミッションC:幻想と詩情

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所沢 松井公民館ホール


杣は 調律をしながら 
このピアノの 反応の重さに
作戦を 練っていた


ピアニスト 小倉貴久子が
会場入りし リハを始める
やはり 反応の鈍さに 少し戸惑った様子

しかし そこは フォルテピアノから
現代のピアノまで 弾きこなす実力者
リハの途中から 完全に 今日のピアノとの距離を縮めた


楽器の反応は 犬の散歩に似ている
楽器がついてこないと 犬がダダをこねているように
散歩をしている速度が 自由にならない

犬と信頼関係を 築いた時から
散歩をしてる人と 犬の速度は
自由に なっていく

犬が ひっぱり過ぎていても
人間が ひっぱり過ぎていても
犬と人間の距離は 遠く 不自由な散歩になる

小倉貴久子は 楽器に強制するのでなく
楽器の 限界と可能性を 弾きながら把握し
仲良くなって 自由な音楽を 紡ぎだす


リハが終わり 最後の調整に入る
杣は 打弦点をずらし 高音部のユニゾンを膨らませ
鳴らない高音部の対策にあたり 作戦を完了した


[松井クラシックのつどい]
今日のコンサートの主催は 
地元の愛好家が ボランティアで支えている

今年で15年を迎え コンサートは173回を数える
こうした地元による 地元の為の 音楽活動は
とても大切で 応援したくなる

小さなコミュニティの集合が グローバルであって
基本には この地域の密度が不可欠だと思う
地域の密度の薄いグローバルなど とても脆く 薄っぺらい

様々な地域で このような手弁当の活動が あると思う
難しい問題も 多々あると思うが 
これからも 地道な 等身大の活動を 「ガンバレ!」と祈っている!


http://oak.zero.ad.jp/~zad09495/

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